何の日雑学

4月13日は喫茶店の日│由来やイベント・この日生まれの有名人は?

近年、SNSの普及に伴って、私たちは多くの情報を簡単に入手することが可能となっていますよね。若い女性の間では、カフェに出かけて、美味しそうなご飯やデザートの写真を撮り、SNSに写真をあげるのが流行していて、カフェ巡りが楽しまれています。

この記事では、4月13日「喫茶店の日」の由来や、喫茶店についての雑学をご紹介します。

喫茶店の日とは? 

「喫茶店の日」は、正式に制定されている記念日というわけではありませんが、日本で初めての喫茶店が開かれた日を記念する日です。

喫茶店の日の由来は?

なぜ喫茶店の日が4月13日なのかと言いますと。1888年(明治21年)4月13日に、鄭永慶(ていえいけい)が現在の東京・上野に、日本初の本格的な喫茶店である「可否茶館(かひいさかん)」を開店したからです。

鄭は、「コーヒーを飲みながら知識を吸収し、文化交流をする場」として、喫茶店を広めようとしました。そのため、「可否茶館」には、トランプやビリヤードなどの娯楽や、国内外の新聞や書籍、化粧室やシャワー室などが備えられていました。

しかし、鄭の「可否茶館」の経営はあまりうまくいかず投資にも失敗、多額の借金を抱えてしまい、「可否茶館」はわずか5年で閉店してしまいました。

喫茶店の日の雑学

今回はそんな「喫茶店の日」や、喫茶店に関する雑学についてご紹介したいと思います。

①喫茶店の日のイベントはある?

残念ながら、2020年3月現在で、定期的に開催されている「喫茶店の日」のイベントの情報はありませんでした。

しかし、近年の喫茶店やカフェの人気の広がりを考えると、喫茶店の日がもっとたくさんの人に知ってもらえると、「喫茶店の日」のイベントをするお店が増えていくと楽しそうですよね。

②喫茶店の日生まれの有名人は?

喫茶店の日(4月13日)生まれの有名人には、誰がいるのでしょうか。

上沼 恵美子(64歳)日本のローカルタレント、歌手、司会者、ラジオパーソナリティー。
西城 秀樹(63歳)日本の男性歌手、俳優。
水嶋 ヒロ(35歳)日本の俳優、小説家、実業家、YouTuber。
KENTA(31歳)日本のロックバンドWANIMAのボーカル・ベース。

※年齢は2020年3月現在

など、様々な分野で活躍されている方が多数いらっしゃいます。

③喫茶店の雑学

喫茶店の成り立ち

16世紀のイスラム教国の主だった都市で開かれたコーヒー店が、政談や商談の場となったことが喫茶店の始まりと考えられています。

ヨーロッパでは、17世紀中頃に、ヴェネツィアで初めてコーヒーを提供する店が開業し、1650年にはイギリスでコーヒー・ハウスができ、1686年にはパリで、最初のカフェといわれるカフェ・プロコップが開業しました。

当時の喫茶店やカフェは、単にコーヒーを飲むことができる飲食店ではなく、文化人の交流の場でもありました。

日本においては、1735年(享保20年)に、京都東山で高遊外 売茶翁が開いた「茶亭・通仙亭」が日本初の喫茶店と言われており、1888年4月13日に、本格的なコーヒー店である「可否茶館」が開店しました。

その後、1920年代には、日本で喫茶店がブームとなり、ジャズ喫茶や歌声喫茶など、様々な形態の喫茶店が登場しました。

カフェと喫茶店の違い

「カフェ」と「喫茶店」では飲食店の営業形態として違うのをご存知でしょうか。食品営業許可を申請する際に、飲食店として営業許可を取っているのか「カフェ」で、喫茶店として営業許可を取っているのが「喫茶店」となります。

喫茶店の営業許可を取っている「喫茶店」では、アルコールの提供や、単純な加熱以外の調理ができず、コーヒーや紅茶、菓子や果物、軽食のみの提供となります。

飲食店の営業許可を取っている「カフェ」では、アルコールの提供や、「カフェ飯」と呼ばれるような調理された料理を提供することができます。

ただし、営業許可でどちらを取ろうと、店名で「カフェ」や「喫茶店」を名乗らなければならないという決まりはないため、カフェという名前がついていても喫茶店であったり、喫茶店という名前がついていてもカフェであったりします。

4月13日の他の記念日は?

4月13日の喫茶店の日以外の記念日をご紹介します。

水産デー1901年(明治34年)4月13日に、「漁業法」が制定されたことから、1933年(昭和8年)に、一般社団法人・大日本水産会によって制定された。
決闘の日1612年(慶長17年)4月13日に、美作の浪人である宮本武蔵と、細川家指南役の佐々木小次郎の決闘が、豊前小倉沖の無人島・巌流島で行われたことから。
恵美子の日タレントの上沼恵美子の誕生日が1955年(昭和30年)4月13日であることから、日本全国の「恵美子」さんにエールを送る日として、読売テレビ放送株式会社によって制定された。
新型インフルエンザ対策の日

2009年(平成21年)4月13日に、メキシコで最初の新型インフルエンザの患者が確認され、後に死亡し、その後2009年新型インフルエンザは世界的に流行し、同年6月12日にWHOはパンデミックであることを宣言し、警戒水準を一番上のフェーズ6へと引き上げた。このことから、新型インフルエンザが世界的に広がり、多くの感染者や患者を発生させるパンデミック(世界的流行)への備えを怠らないように、東京都練馬区の「練馬桜台クリニック」の永野正史理事長が2010年(平成22年)に制定した。

など、他にもたくさんの記念日があります。

まとめ:4月13日は喫茶店の日│由来やイベント・この日生まれの有名人は?

「喫茶店の日」は、1888年(明治21年)4月13日に、鄭永慶という人物が現在の東京・上のに、日本初の本格的な喫茶店である「可否茶館」を開店したことを記念する日です。

残念ながら、2020年3月現在で、「喫茶店の日」に関する情報は入手することはできませんでした。2016年(平成28年)の全日本コーヒー協会の統計によると、喫茶店に含まれる事業所数は全国に67,198個所あり、その数は年々減少傾向にあります。喫茶店の日のイベントで喫茶店を盛り上げていければいいですよね。

喫茶店の雑学では、喫茶店の成り立ちと、喫茶店とカフェとの違いについて紹介しました。

喫茶店はもともと、政談や商談など、文化人の交流の場でした。そのことから、歴史上では時折、政治批判などを禁止する観点から喫茶店が禁止されたこともありました。

喫茶店とカフェの違いは、食品営業許可の申請の違いにありますが、店名でどちらかを明記して名乗らなければならないという決まりはないので、実際に店名に喫茶店やカフェとついていても、利用する側はメニューを見てみなければ喫茶店かカフェか分からないということもあります。

現代は、SNS上で喫茶店をはじめとした飲食店の情報を入手することが容易な時代となっています。4月13日「喫茶店の日」には、写真などを見て、気になった喫茶店へ足を運んでみてはいかがでしょうか。