犬の飼育知識

人も動物も健康の秘訣は歯にある。犬・猫のお口のケアをして健康で長生きしてもらおう!

人を含めた哺乳類で歯のない動物はカモノハシの成獣とヒゲクジラくらいです。

そういった例外を除き、すべての哺乳類は歯があるからごはんを食べることができます。どんな肉食獣であれ、鋭い爪があろうとも牙(歯)がなければ獲物をとれても食べることはできません。

食べなければ体に必要なエネルギーや栄養を補給することができず死に絶えます。

人でも食べることが生き甲斐だという人も少なくありません。

それほど「食べる」ということは重要なことなのです。

ということで、こんにちわ!すぐる(@Curiosity_sgr)です。

今回は「歯と長寿」についてお話していきます。

この記事を読めばどれだけ自分の「歯」が大事か知ることができ、今日から歯のケアを疎かにすることはなくなります。

合わせて、あなたの愛犬・愛猫のお口のケアについても考え直す良い機会となるでしょう。

歯と寿命の関係。残っている歯が多いほど健康である。

歯が残っている人ほど、いろんな食べ物をよく噛んで食べています。

歯が残っている人と、歯が抜けてしまった人では、歯が残っている人のほうが長命であるイメージがありますよね。

そこで、今回は歯と健康・寿命の関係性について調べてみました。

東北大学大学院歯学研究科の研究で、高齢になっても歯の残っている本数が多い人ほど健康で長生きであるという結果が出ています。

この研究以前にも、残っている歯の数が多い高齢者は死亡率が低いことや要介護になりにくいことが言われていましたが、健康寿命や要介護でいる期間との関連は明らかではありませんでした。

そこで、要介護になる前の歯の本数と、寿命・健康寿命(日常生活に制限のない期間)・要介護でいる期間の関連を調べてみました。

その結果、歯が多いと寿命が延びるだけでなく、健康である期間が長くなり要介護の期間が短くなりました。

高齢期に歯の残っている本数が多い人は、健康で長生きであることを明らかにした東北大学大学院歯学研究科の研究をご紹介します。

これまでにも残っている歯の数が多い高齢者は、死亡率が低いことや要介護になりにくいことが示されていましたが、健康寿命や要介護でいる期間との関連は明らかではありませんでした。そこで研究者は、要介護になる前の歯の本数と、寿命・健康寿命(日常生活に制限のない期間)・要介護でいる期間の関連を調べてみました。

その結果、男性36,074 名、女性41,323 名(計77,397名)について 3 年間追跡したデータの分析から、死亡や要介護発生に影響を与えそうなその他の要因の影響を取り除いた上で、歯が多いと単に寿命が長いだけではなく、健康寿命が長く、一方で要介護の期間が短いということが明らかになりました。

引用:機能性アロマソサエティ

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犬・猫の高齢社会。健康で長生きしてもらうには歯の健康を保とう

今は、人だけでなく多くの犬・猫が高齢社会に突入しています。

犬や猫の寿命は種や個体差もありますが平均13~15才、長生きな子で20歳前後と、人の平均寿命の約1/4しか生きられません。そして犬や猫では10才を超えるころには人でいう高齢者と同じ年齢になります。

そうなると、残りの5~10年人の手で介護をしていかなくてはなりません。

高齢になればなるほど、体力や免疫力は落ちていき病気になるリスクは高くなります。人でよくも言いますが、若いころのツケは高齢になった時に回ってきます。

若い頃はできた無茶(睡眠不足・運動不足・暴飲暴食)も年齢が高くなるほどできなくなります。それどころか無茶がたたって健康を損なうこともよくあります。(肥満のまま高齢になると糖尿病・関節疾患のリスクが高くなる)

高齢になっても健康で長生きしてもらうためには、若い時から健康管理に気を付けることが大切になります。

先ほど上の見出しで「残っている歯が多いほど健康である」といいましたが、これは人だけではありません。「歯」の健康はすべての歯を持つ動物で大変重要になってきます。

歯の健康のためにお口のケアをしよう!

犬・猫の体の健康を維持するためには食事が重要です。

そして、食事をとるためには丈夫で健康な「歯」が必要になってきます。

私たち人であれば、毎日朝晩の2回は歯を磨いているでしょう。しかし、犬や猫は自分で歯を磨くことはありません。

本来の野生生活では糖分の少ない食事をとり、歯周病の原因となる歯垢は硬い食材をかむことではがれていました。そのため、歯垢が歯石になることは少なかったのです。

しかし、人の社会で飼われている犬や猫は普段から柔らかい食事(ドックフード・キャットフード)をしているため歯に食べ物のカスがたまりやすく、また歯垢がとれるほど硬いものをかんでいないため、どんどん歯石がたまっていきます。

歯石をためないためにも日々のお口のケア(歯磨き)が必要となってくるのですが、素直に歯磨きをさせてくれるいい子はそれほど多くありません。

無理やりするのはかわいそうだからと、小さいころから一度も歯磨きをしたことがない犬・猫も少なくありません。そういった子のため、お口のケアをできる商品が多く開発され売られています。

代表的なものとして、ガム、おもちゃ、サプリメント、食事がありますが、そのどれも歯垢を落とすまたは歯垢が付きにくくすることしかできません。(何かのはずみで歯石がはがれることはあります。)

歯石になってしまったら、早め早めに動物病院で歯石除去を受けることをおすすめします。

お口のケアをすることで、ペットの健康の他にも口臭を予防することができます。気になるお口のにおいに、いつもの食事にプラスしてサプリメントを使ってみてはいかがですか?

最後に

長寿国である日本、平均寿命は男性が81.09歳と世界3位、女性が87.26歳と世界2位と世界的にみても長生きです。

犬や猫も平均寿命は年々上がってきています。しかし寿命が延びたからと言ってQOL(quality of life、生活の質)が良いわけではありません。

高齢になるほど歯は抜け落ち、体の機能は低下して言います。寝たきりになり食事も毎日柔らかいもので塩分を控えた味気ないものしか食べられないかもしれません。

食事の質はその子の人生を左右するといっても過言ではないでしょう。

あなたのかわいい小さな家族のために、食事やお口のケアを一度改めてみてはいかがですか?