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米での死亡事故!脳を食べるアメーバは日本にいる!?犬や猫に感染するのか?

こんにちは!管理人のクラゲです。

アメリカから脳を食べるアメーバによる死亡事故のニュースが届きましたね。

今回亡くなってしまったのはアメリカの10歳の少女とのことでしたが、日本にいるからと言って楽観視してはいけません。

今の日本には世界中から多くの人・物・生き物が行きかっています。すでに外来種の生物が定着し始めている問題もありますし、アメリカでの感染症と言ってもいつ日本に入ってくるかわからない現在。

今のうちから対策・知識を備えておくべきでしょう。

今回の記事ではアメリカで発生している脳を食べるアメーバが日本にいるのか?そして犬や猫などの他の動物にも感染するのかどうかご紹介していきます。

アメリカで発生した「脳を食べるアメーバ」の正体とは?

米テキサス州で10歳の少女が脳を食べる珍しいアメーバに感染し、病院で死亡していたことが分かった事故で、少女を殺したアメーバの正体は、「フォーラー・ネグレリア」という脳を食べるアメーバです。

フォーラー・ネグレリアに感染すると、原発性アメーバ性髄膜脳炎を発症し死に至る恐ろしい感染症を引き起こす。その致死率は97%にも及ぶそうだ。

原発性アメーバ性髄膜脳炎とは、中枢神経系がアメーバによって冒されることで生じる脳炎で、始めは嗅覚認知(匂いや味)の変化が起こり、続いて吐き気、嘔吐、発熱、頭痛などを示し、進行が早く10日ほどで急速に昏睡して死に至る。

亡くなった少女は、このアメーバが生息するテキサス州の川を泳いだ時に感染したものと思われている。

フォーラーネグレリア(学名: Naegleria fowleri)は、ヘテロロボサに属する自由生活性のアメーバであり、通常25–35℃ほどの温水環境で見付かる。他のアメーバ類とは異なり、生活環の中に鞭毛型を持つのが特徴。

ー引用ー
「”フォーラーネグレリア“」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。
“最終更新 2019年9月18日 (水) 03:54 ”
URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%8D%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%AA%E3%82%A2

脳を食べるアメーバの感染経路は?

今回の事故を起こした脳を食べるアメーバであるフォーラー・ネグレリアは、鼻などから体内に侵入し、感染が成立する。

このフォーラー・ネグレリアが生息する淡水を泳いだり浴びたりして、それが鼻に入った健康な子供や若者が感染する。フォーラー・ネグレリアが鼻に入ると、嗅粘膜や鼻孔組織を貫通し、嗅球の壊死と出血起こしながら通り抜け、神経線維をたどり脳にまで侵入する。

そこで脳を食べながら増殖し、通常、感染してから1週間ほどで初期症状が出始めるそうだ。

脳を食べるアメーバの感染力は高いの?

このアメーバはテキサスを含むアメリカ全土の淡水に生息して、アメリカでは1962年から2015年8月までに134の感染例が確認されているが、毎年何百万人もの人が川や湖で泳いでいても感染例が少ないことから、感染力はあまり高くないのではないだろうか?

しかし過去の感染例を見ていると、浴槽の排水溝や十分な手入れをしていなかった鼻洗浄器にフォーラー・ネグレリアが見つかっているので、川や湖などの淡水に近づかないからと言って安心はできない。

治療法はあるの?

現在のところ、最も効果のある薬剤がアムホテリシンBであるが、フォーラー・ネグレリアに感染した後の予後は非常に悪く、生存した例は8例ほどだそうだ。

またこのアメーバによる感染を診断することが難しく、気づいた時にはすでに手遅れである場合がほとんどだそうだ。







日本に脳を食べるアメーバは存在するのか?

今回アメリカで死亡事故を起こしたフォーラー・ネグレリアは温水環境の淡水に生息しているアメーバで、過去には日本でフォーラー・ネグレリアに感染したと思われる死亡事故が起きている。

しかしその感染経路は不明で、家族や友人から過去1月以内における海外渡航歴、野外や温水プールでの水浴、温泉入浴、24時間風呂使用等の感染機会に関わる事実は聴取できなかったそうだ。

そのため、日本にも少なからず存在しているのではないかと考えられる。しかし日本の上下水道は長く塩素で消毒されてきているので、日常的に感染する可能性は低いものと思われる。

またこのアメーバがいると思われる川や湖・プールで泳いだとしても、日本人は毎日のように風呂に入る習慣のある民族ですので、直接鼻に入らない限り、体に付着したアメーバが感染源になる可能性は低いのではないだろうか?

しかし、海外に渡航する際は淡水であっても、フォーラー・ネグレリアのような恐ろしい微生物がいると念頭に置いておくべきだろう。

この脳を食べるアメーバは犬や猫に感染するのか?治療法は?

フォーラー・ネグレリアは「自由生活性アメーバ」の一種で、世界中のよどんで温暖な淡水に生息しているといわれています。

この自由生活性アメーバのうち、病原性を伴う別の種「バラムチア・マンドリラリス」は土の中に生息しており、過去にアメリカでマンドリルや馬、羊、犬などでの感染が報告されています。いずれの場合も致死的な症状を起こし死亡または安楽死をしたそうだ。

アメーバ性髄膜脳炎の罹患者の多くは、米国西海岸や中東地域など温暖な地域に集っているが、青森のような非常に寒冷な地域にも「バラムチア」が生息していることが分かっているため、日本でも感染する可能性は否定できない。

人の感染例でもそのアメーバ性髄膜脳炎の致死率は非常に高く、治療法も確立されていません。

そのため動物が感染した場合は神経症状などで苦しまないように安楽死をすると考えられますが、そもそもアメーバによる感染症と診断するための判断材料が少ないため別の病気と間違えられてしまう可能性もあります。

まとめ:米での死亡事故!脳を食べるアメーバは日本にいる!?犬や猫に感染するのか?

アメリカでフォーラー・ネグレリアを原因とするアメーバ性髄膜脳炎によって死亡事故がおこりました。

フォーラー・ネグレリアは「自由生活性アメーバ」の一種で、世界中の温暖な淡水に生息していることが知られています。日本にも過去にフォーラー・ネグレリアに感染したと思われる死亡事故も起こっているので、日本国内に生息していることが疑われます。

また、自由生活性アメーバの別の種である「バラムチア・マンドリラリス」ではアメリカで動物に感染し致死的な症状を起こした記録があります。

このバラムチア・マンドリラリスは青森県の土壌からその遺伝子を検出されたため、日本国内であったも、アメーバ性髄膜脳炎になるリスクはあります。

そして、その治療法は確立されていないので、人だけでなく犬や猫などほかの動物であっても感染しないように傷口に土が触れないよう気を付けることが重要となるでしょう。