モルモットを飼育するにあたって、ケージや給水器などの用品から、牧草や固形ペレットなどのエサなど、用意するものはたくさんあります。
この記事では、モルモットを飼育する場合に必要なものをご紹介します。
★モルモットのお迎えをご検討されている方
★モルモットの飼育用品について知りたい方
★モルモットの飼育に興味がある方
ぜひ参考にしてください。
モルモットの飼育に必要な用品
モルモットの飼育に最低限必要な用品は以下の通りです。
- ケージ
- エサ入れ
- 給水器
- ハウス
- 敷材
- 爪切り
- ブラシ
意外と忘れがちなのは、飼育してすぐには必要ない爪切りやブラシです。
他にも準備するものは結構多いので忘れずに準備しましょう。
以下では、それぞれの用品についての必要性や使い方についてご紹介します。
①ケージ
普段モルモットを入れておく入れ物になります。モルモットは高さよりも平面の面積が広いケージが適しています。
②エサ入れ
固形フードなどを入れる入れ物になります。
エサ入れはモルモットやウサギ用のものを購入しても構いませんが、100円ショップで陶器の深型タイプのお皿を購入して使用しても構いません。
食べ残しなどがわかりやすいように、地面には撒かずにエサ入れを使用してあげましょう。
牧草は敷材のように入れてあげるか、専用の牧草を入れるエサ入れを使用しても良いでしょう。
③給水器
水を飲むために必要なものになります。
ペットショップなどでは基本的に給水器を使用している場合が多いので、使い方がわからないことはないかと思いますが、飲み方がわかっていない場合は給水器の水が出てくる部分を口元にあてて給水器から水が飲めると理解してもらいましょう。
給水器を使用しない場合は置き水にしても大丈夫ですが、その場合はひっくり返さないように陶器製がおすすめです。
④ハウス
モルモットが安心できる場所を作るために、ハウスをケージ内に入れてあげましょう。
ハウスには木製のものが多いですが、ワラを編んだようなタイプや陶器製などもあります。
⑤敷材
敷材はケージ全体に敷いてあげましょう。
敷材にはおがくずと呼ばれる木のチップ系のものが良く使用されていますが、木のチップを使用していて、モルモットの目が赤くなったり、体をかゆがるようならばアレルギーがあるかもしれないのでその場合は使用を中止して、紙のタイプなどのアレルギーが起こりにくい敷材を使用してください。
⑥爪切り
モルモットの爪は伸びてきたらカットしてあげましょう。
白い爪のモルモットは伸びてきた白い部分をカットし、黒い爪のモルモットの場合は爪の血管がわからないので伸びてきたなと思ったら爪の先だけ少しカットしてください。
爪切りは小動物用のものか、犬猫用のものでも大丈夫です。
自分が切りやすいタイプの爪切りを購入しておきましょう。
⑦ブラシ
モルモットは意外と毛が抜けるため、ブラシを購入しておきましょう。
短毛種はラバーブラシ、長毛種にはスリッカーブラシを購入しておきましょう。
ラバーブラシはブラシの部分がゴムになっているブラシで、短毛種に適しているブラシです。
スリッカーブラシは細かい針金がくの字になっていて、もつれや毛玉をとるのに優れているため、長毛種に適したブラシになります。
モルモットの飼育に必要な食事
モルモットは草食動物なので、主食は牧草になりますが、牧草だけでは不足する栄養を補うために固形フードや野菜なども一緒に与えます。
牧草
牧草はモルモットが好きな時に好きなだけ食べられるようにしてください。
基本的にはチモシーを与えますが、牧草の種類や選び方については、以下の記事をぜひ参考にしてください。
固形フード
固形フードはモルモット専用のものを与えましょう。
モルモットは体内でビタミンCを合成できないため、モルモット用の固形フードの中には必ずビタミンCが入っています。
ビタミンCが不足するとビタミンC欠乏症という病気になってしまうため、必ずモルモットはモルモット専用のフードを与え、ウサギ用の固形フードなどでの代用はしないでください。
野菜や果物
新鮮な野菜や果物からは、ビタミンやミネラルなどの栄養素を摂取できるだけでなく、モルモットも大好きなため与えても良いでしょう。
しかし、中には与えてはいけない野菜や果物もあるため注意が必要です。
与えてはいけない野菜で代表的なのはネギ科の植物(ネギ・タマネギ・ニラなど)やアボカド、ニンニクなどです。
まとめ:モルモットの飼育に必要なものはなに?
モルモットの飼育に必要な用品や食事についてわかってもらえましたか?
今回の記事のポイントは以下の通りです。
- モルモットの飼育に必要な用品には、ケージ・エサ入れ・給水器・ハウス・敷材・爪切り・ブラシなどがある
- ブラシは飼育しているモルモットが短毛種か長毛種かどうかで、ラバーブラシかスリッカーブラシを使い分ける。
- 牧草は好きな時に好きなだけ食べられるようにしてあげる
- 固形フードは必ずモルモット専用の固形フードを与える
- 新鮮な野菜や果物からはビタミンやミネラルなどの栄養素を摂取できるので与えても良いが、ネギ科の植物やアボカドなどの与えてはいけない野菜や果物もあるため注意する
モルモットとの毎日が楽しい生活になりますように。