犬の飼育知識

犬・猫の混合ワクチンはなぜ毎年必要であるのか?

ワンちゃん、ネコちゃんの病気を予防するために接種する混合ワクチン。

家族の健康のためとはいえ、何回も打つとなるとやはり安全面でも金銭面でも心配になってきますよね。

というわけで、

こんにちは!すぐる(@Curiosity_sgr)です。

今回はそんな混合ワクチンについてあれやこれを簡単にお話をしていこうと思います。

 

この記事をご覧になられる方のほとんどは、

混合ワクチンって何?

と思われたから来られたのだと思います。

その疑問にお答えして行こうと思うのですが、その前に抗原体抗についてお答えしておきます。

 抗原は、病原性のウイルスや細菌、花粉、卵、小麦などの生体に免疫応答を引き起こす物質で、抗体は、体内に入った抗原を体外へ排除するために作られる免疫グロブリンというタンパク質の総称です。

引用:ヤクルト中央研究所ホームページ

抗原は体の外から入ってくる異物(食物・花粉・薬物など)

抗体は体外から入ってきた異物を排除するための免疫反応でつくられる物質
(タンパク質)

と簡単に覚えておきましょう。

調べれば原理なども色々出てきますが、専門家でもなければ詳しく知る必要はありません。(詳しくは別の記事で記載しておきます。)

ここで、重要になってくるのが、抗体が体内で作られてから抗原を排除するために活動を開始するまでタイムラグがあるということです。人では抗体を獲得するまで約2週間かかるというデータがあります。

しかも、犬や猫などの動物では免疫反応が人間と異なる、または人よりも遅いためこのタイムラグはより長くなります。

ということで、病気になってからワクチンを接種しても無駄と言われる理由は、このタイムラグが存在するためです。

では、いつワクチンを打てばいいの?

というも疑問がわいてくるでしょう。

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その答えとしては、充分な抗体ができるまでにかかる時間・接種回数・抗体の効果期間もワクチンの種類・製品により変わってきますが、少なくとも抗原にさらされる1か月前には摂取しておいたほうが望ましいです。

 

大きく分けてワクチンには、①弱毒生ワクチン ②不活化ワクチン ③トキソイドワクチン の3種類あり、次にコアワクチンとノンコアワクチンというカテゴリーが存在します。

(詳しいワクチンのお話は別の記事で記載しておきます)

コアワクチンどのような環境下でも接種することを推奨するワクチン
ノンコアワクチン伝染病の流行状態や地域環境、ライフスタイルなどを考慮し接種を推奨するワクチン

ここで重要になってくるのが、コアワクチンで。

コアワクチンには、感染力や致死率が高く、人や他の動物にも広まる恐れのある感染症を予防するワクチンが含まれており、接種しなければたとえ室内飼いであったとしても感染のリスクがあります。

ですが、しっかりとワクチンを接種しておくことで予防できるものですのでご安心ください。

 

さて話は戻って、「混合ワクチンとは何か」ですが、その名の通り複数のワクチンを混ぜ合わせたもの という答えになります。

普段の生活圏を離れ、山や海、川などに出かける際にも必要となりますので、獣医師に伝え適切な混合ワクチンを打ちましょう。

 

混合ワクチンはなぜ毎年必要であるのか?

今回の記事の本題ですが、混合ワクチンは前回お話した狂犬病ワクチンとは異なり、接種は任意なっています。

以前はワクチン接種は1年ごととなっていましたが、近年の研究で抗体は3年ほど持続することが判明したため、一部の動物病院では3年間隔でワクチン接種しているところもあるようです。

しかし基本的に1年間隔で接種するのがメジャーとなっています。

その理由としては、

➀1年ごとに打つことでワクチン接種を忘れないため

➁トリミングサロンやホテルを利用するときにワクチン証明書が必要になるため

③動物病院から毎年ハガキが届くから

などが挙げられます。

また、生まれたばかりの子供は免疫系が十分に発達していないため、生後半年までの間に複数回のワクチン接種が必要となることも忘れてはいけないでしょう。

 

まとめ

混合ワクチンは任意で摂取するもので一回の接種で3年は持つとされていますが、ほとんどの動物病院では毎年の接種を推奨しています。

ワクチンの種類や副作用・予防できる病気なども書いていくと長文となりみずらくなってしまうと思ったので、次回以降にお話ししていこうと思います。

では、これにて今回の「好奇心は猫の塊」は以上となります。

ご覧いただきありがとうございました。