こんにちは!管理人のクラゲです。
前回は猫の歴史をちょっとだけご紹介しましたが、皆さんは猫の発祥地を覚えていますか?
そうです、「紀元前3000年ごろのエジプト」で飼育されるようになったんです。
では、いつから日本で飼育されるようになったか知っていますか?
意外と日本での猫の歴史を知らない方も多いと思います。
そこで今回は意外と知られていない”日本猫の起源”についてご紹介します。
日本猫はいつから”日本”にいたの?
前回の記事で猫の起源についてお話してきました。
では日本での猫の起源は?
というと、まだ知らない人がほとんどだと思います。
皆さんはいつごろから日本に猫がいたと思いますか?
「明治時代?」
いやいやも~っと昔です。
「じゃぁ、戦国時代かな?」
ん~さっきより近くなりましたが、もっともっと昔ですね。
「え~、もっと昔なら、縄文時代!」
お~、近づいてきましたね。
そうです。実は皆さんが想像するよりもずっと以前に日本に猫が来ていたのです。
それで正解はというと、「紀元前」となります。
正確な年代はわかっていないのですが、
長崎県壱岐市にある弥生時代のカラカミ遺跡で猫の遺骨が発掘されたことから、
紀元前の日本にはすでに猫がいた可能性があると考えられています。
歴史資料から猫の起源を遡っていくと、平安時代の初期(794年頃)に書かれた「日本霊異記」に膳臣広国(かしわでのおみ ひろくに)と呼ばれる人物が、死後、猫に転生し、息子に飼われた、という記述が最古のものとなっています。
意外と「日本書紀」や「古事記」といった有名な考古資料には猫の記述がのっていないようで、ちょっと不思議ですね。
日本猫の魅力・特長は?
世界中には色々な種の猫がいますよね。
シャム・ペルシャ・マンチカン・スコティッシュフォールド・ラグドール・メインクーン・ロシアンブルー・アメリカンショートヘアー・ソマリ・ベンガル・アビシニアン・ベンガルなどなどetc…
書ききれないほどの種類の猫が世界中で愛されています。その中で日本古来から住んでいる日本猫の魅力とその特徴を挙げていきたいと思います。
日本猫の魅力その① 「毛色」
・世界の猫にはない毛色の種類の多さ
シャムネコやマンチカン、メインクーンなどを想像してください、そうするとある程度同じような毛色の猫がイメージできると思います。(アメリカンショートヘアーなどは特徴的ですね)
日本猫には➀三毛猫 ➁キジトラ ③サバトラ ④サビ猫 ⑤黒・白・茶色などの単色の猫 ⑥黒・茶のぶち猫 が挙げられます。
日本猫の魅力その➁ 「顔立ち・体格」
・丸顔が多く、鼻筋がしっかりとしている。
・比較的脚が短く、丸みを帯びた体格。
・しっぽが短いものから長いものまで様々である。
日本猫の特徴として、全体的に丸みのある体格をしています。そして、しっぽが短い事です。
(日本猫を起源とする、ジャパニーズボブテイルという種の猫もいるほど特徴的なものです)
日本猫の魅力その③ 「性格」
・自由奔放で人当たりがよい
野良猫でも外で出会うと、自分から近寄ってきて体を摺り寄せてくる体験をした人も多いでしょう。
生活環境や個体差もありますが、基本的に人当たりがよく穏やかな性格をしています。
まとめ:世界中で愛される日本猫の魅力
あなたが「日本猫はどんなイメージ?」と聞かれたら、何色のどんな柄をした猫を思い浮かべますか?
私はこの様々な柄や毛色の多様性が、日本猫の一番の魅力だと考えています。
この記事をご覧になった皆様に、いろんな「日本猫」の出会いがあることを祈って、今回の「世界中で愛される日本猫の魅力」を終わります。
それでは、また「好奇心は猫の塊」でお会いしましょう!