こんにちは!管理人のクラゲです。
そんな疑問解消のために
「湯シャンの効果とメリット・デメリット」
についてご紹介していきます。
- 湯シャンの効果
- 湯シャンのメリット・デメリット
湯シャンで期待できる4つの効果
まずは湯シャンにどんな効果があるのかを見ていきましょう。
湯シャンの作用は主に以下の2つ
- シャンプーの刺激を抑える(なくす)
- 過剰な洗浄で乾燥・皮脂分泌量が増えた頭皮を正常に戻す
上記2つの作用から予想・期待できる
湯シャンの効果には以下の4つがあります。
- 頭皮トラブルの改善
- アトピー症状の軽減
- 髪質の改善
- 白髪を黒髪に戻す
①頭皮トラブルを改善できる
シャンプーが肌に合わず
頭皮が乾燥したり、皮脂が過剰に分泌されていた場合、
湯シャンで頭皮環境を整え
頭皮トラブルを改善・予防できる可能性があります。
- 頭皮の乾燥
- フケ
- かゆみ
- 頭皮臭
- 抜け毛・薄毛
- 髪のベタベタ(乾燥からくる過剰な皮脂分泌)
②アトピー症状を軽減できる
丁寧に時間をかけて湯シャンをするなら
頭皮アトピーの症状の軽減・改善にも効果が期待できます。
頭皮アトピーの方だと
シャンプーが刺激となって
かゆみが悪化する可能性もあるのですが、
湯シャンには以下の2つの利点があるため
- シャンプー成分による刺激がなくなる
- シャンプーの洗浄力で過剰に皮脂を落とさなくなる
「頭皮を清潔に保てるなら」という条件つきですが
頭皮アトピーの症状を緩和・改善できる可能性もあるのです。
>>>「湯シャンのアトピーへの効果」
③髪質が改善される
湯シャンには髪質を改善する効果も期待できます。
浪費環境の悪化は
髪が生えてくる毛穴の環境も悪化させてしまうため、
ヘアサイクルの短縮が起こり
ダメージに弱い細い髪ができて
その結果、後天性のくせ毛のように
パサついて広がったり、うねったりと
指通りの悪い髪になってしまうのです。
しかし、
湯シャンで頭皮を清潔に保てるなら
- シャンプー成分による刺激がなくなる
- シャンプーで過剰に皮脂を落とさなくなる
- 頭皮の乾燥からくる皮脂の過剰分泌が収まる
という状態になることで
ヘアサイクルが正常に戻り
細く傷みやすい髪質から
太く丈夫な髪質に戻る可能性があるのです。
④白髪が黒髪に戻ることもある
湯シャンを続けていけば
白髪が黒髪に戻る可能性もあります。
白髪になるのは何かしらの原因で
- メラニン色素を作る「メラノサイト」
- メラノサイトの元になる「色素幹細胞」
のどちらかに異常が出た場合です。
頭皮環境が悪化した場合でも
上記2つの異常が起こるため
湯シャンで頭皮環境を正常化できると
メラノサイトの機能が改善し
白髪が黒髪に戻る可能性はあるのです。
ただし、
湯シャンで白髪を黒髪に戻すには
いくつかの条件があるため
万人に適した白髪対策ではありません。
詳しくは別記事にてまとめているので
そちらをご覧ください。
>>>「湯シャンに白髪を黒髪に戻す効果はあるのか」
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湯シャンのリスク・デメリット
湯シャンをした際の
リスクやデメリットも見ていきましょう。
湯シャンの効果・効果が出るまでの期間は個人差がある
湯シャンの効果は上のみだしで4つ紹介しましたが、
湯シャン効果を得られるのかどうか
どの程度の効果があるのかは個人差があります。
というのも、後述する他のデメリットもある他
何の効果を期待しているかにもよりますが、
湯シャンでの効果を実感するには
どうしても時間がかかってしまうから。
湯シャンの効果を感じる前に
湯シャンをやめてしまう人も多いので
効果には個人差が生まれてしまうのです。
湯シャンが合わない人がいる
湯シャンは
- 体質・肌質・皮膚環境
- 食事事情・生活環境・運動習慣
- 年齢(皮脂分泌量)
- 毛量・髪の長さ
などで、合う人・合わない人に分かれてしまいます。
特に頭皮の皮脂量が関わるため
脂性肌や混合肌の方だと
頭皮を清潔に保つことすら難しいため、
湯シャンを成功・継続するには
洗い方・やり方だけでなく
食生活や生活習慣から改善する必要があるのです。
詳しくは別記事にまとめているのでそちらをご覧ください。
>>>「失敗しない湯シャンのやり方」
すすぎ洗い不足は頭皮トラブルの原因に
湯シャンが合わない体質の方や
シャワーでのすすぎ・洗いが不十分な方だと、
頭皮を清潔に保つことができず
雑菌が繁殖してしまうため
頭皮トラブルが起きる可能性があります。
- かゆみ
- フケ
- 抜け毛・白髪の増加
- 頭皮臭の悪化
湯シャンは節約や時短の方法ではないため
洗髪時間を適当にしてしまうと
頭皮トラブルが出やすくなるのでご注意ください。
髪の艶だし・発毛・くせ毛対策にはならない
湯シャンのやり方にもいくつかありますが、
基本的に湯シャンには
以下のデメリットがあることを理解しておきましょう。
- 髪の艶は出ない
- 発毛効果はない
- くせ毛も改善されない
髪の艶はシャンプーに含まれる
コーティング成分によるものなので
湯シャンの頻度が多ければ髪の艶は失われていきます。
また、
湯シャンで頭皮環境を改善できたとしても
毛母細胞や毛包幹細胞を刺激するわけではないため
発毛効果はありません
さらに、
湯シャンで健康な髪が生える可能性はありますが、
くせ毛の構造や原因を解消できるわけではないため
湯シャンにくせ毛を改善する効果もないのです。
>>>「湯シャンの発毛効果・育毛効果」
シャンプー洗髪と手間・時間はそれほど変わらない
お風呂時間の”時短”や
シャンプー・水道光熱費の”節約”と
湯シャンを紹介しているところもありますが、
シャンプー洗髪と比べても
湯シャンにかかる手間や時間・費用はそれほど変わりません。
というのも、
頭皮を清潔に維持するには
シャンプーで落としていた皮脂量を
お湯のみで落とす必要があるため
- 入浴前のブラッシングは必須
- 予洗い、本洗い、すすぎにかける時間
- 皮脂量を増やさないようにする努力
- シャンプーの代わりに重曹を使う
- コンディショナー・トリートメントも
>>>「失敗しない湯シャンのやり方」
などの手間と工夫が必要になってくるからです。
なので、
湯シャンを時短や節約の方法と考えていると
頭皮トラブルを招いてしまう他、
他の人の迷惑になってしまうリスクがあることを覚えておきましょう。
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湯シャンをするメリット
湯シャンの効果とは別に
湯シャンをするメリットをここで紹介していきますね。
シャンプー代が節約できる
湯シャンをする頻度にもよりますが、
確実にシャンプーの使用量は減るので
シャンプー代の節約にはなります。
頭皮トラブルを改善でき、髪が元気になる
適切に湯シャンをすることは
シャンプーによる過剰な洗浄や
シャンプー成分による刺激を抑えるため
頭皮の乾燥よっておこる
様々な頭皮トラブルを予防・改善することが可能です。
それに伴い、適度な皮脂膜が髪を覆うため
髪のハリやコシがもどり
髪自体が元気になるとも言われています。
- 頭皮の乾燥(乾燥肌)
- 頭皮の過乾燥からくる過剰な皮脂分泌
- フケ
- かゆみ
- 頭皮臭
- 抜け毛・薄毛
- 髪のベタベタ
- 頭皮アトピーの症状緩和
- (条件付きで)白髪の改善
湯シャンの効果を期待するなら「食事や生活環境・生活習慣」から見直そう
ここまで湯シャンの効果や
メリット・デメリットを紹介してきましたが、
ただお湯で頭を洗うだけでは
頭皮を清潔に保つことは難しく
皮脂量も食事や生活習慣で容易に増加するため
湯シャンでの効果を得たいのなら、
過剰な皮脂量を正常に戻し
頭皮環境を清潔に保つことができるように
食生活や生活習慣から見直していく必要があります。
- 脂っこい食事、肉類中心の食事は避ける
- スタイリング剤は使わない
- 飲酒、喫煙もしない
- ストレスをためない
- 時間をかけて頭皮の洗浄・洗髪する
- 脂性肌、混合肌には湯シャンは不適
など
湯シャンのメリット・デメリットまとめ
ご覧いただきありがとうございました。
この記事のポイントは以下の通りです。
- 湯シャンには大きく4つの効果が期待できる
- 湯シャンは合う人・合わない人がいるため、湯シャンの効果には個人差がある
- 湯シャンでのすすぎ・洗いが不十分だと頭皮トラブルを招く
- 湯シャンは時短や水道光熱費を節約する方法ではない
- 湯シャンには発毛効果やくせ毛改善効果は期待できない
- 上手に湯シャンを続けると、シャンプー代を節約でき、頭皮トラブルを予防・改善できる
湯シャンはどうしても合わない人もいますが、
シャンプーで頭皮が荒れるという場合には
ご自身の食事内容や生活習慣を考慮した上で
湯シャンを試してみてください。