こんにちは!管理人のクラゲです
そんな髪や頭皮のトラブル
- シャンプーが肌に合わず刺激になる
- 頭皮が乾燥して、かゆみやフケが出る
にお悩みの方に試してもらいたい
頭・髪を洗い方「湯シャン」のやり方についてご紹介していきますね
- 湯シャンが合う人・合わない人の特徴
- 湯シャンで失敗しないための洗い方と便利アイテム
- 湯シャンのポイント・注意点
湯シャンはどれだけ正しくやったとしても
必ず合う人・合わない人が出てきます。
ご自身がどちらのタイプなのか理解し
失敗しない湯シャンをやっていきましょう。
【重要】湯シャンは合う人・合わない人がいる
![](https://suguruafi.com/wp-content/uploads/2021/06/逍イ蜉エ縺ョ繝。繧ォ繝九ぜ繝-min-300x169.png)
湯シャンを始めるうえで
一番重要なことがあります。
それは、
- 体質・肌質・皮膚環境
- 食事事情・生活環境・運動習慣
- 年齢(皮脂分泌量)
- 毛量・髪の長さ
などで
湯シャンが合う人・合わない人に分かれること。
どれだけきちんと湯シャンをしていようとも
体が湯シャンに適していないと
かゆみやフケ・抜け毛・皮脂の分泌過剰などの
トラブルに見舞われるのでご注意ください。
湯シャンを失敗しないために
合う人・合わない人の特徴をご紹介しますね。
湯シャンが合う人の特徴
湯シャンが合う人の特徴をまとめると
以下の傾向があります。
- 皮脂分泌量が少ない方(年齢だと40代以降の方)
- 乾燥肌の方(乾燥性のフケ・かゆみのある方)
- 敏感肌の方(シャンプー剤すら刺激に感じる方)
- アトピー肌・体質の方(頭皮を清潔に維持できる場合)
- 毛量が少ないor髪が短めの方
- ヘアスタイリング剤を全く使わない方
- 食生活のバランスがとれている方・
- 飲酒・喫煙をしない方
- 運動習慣のある方
- ストレスの少ない生活環境の方
- 継続できる方
湯シャンだけだと
髪や頭皮の汚れをすべて落としきるのは難しいため
- 皮脂の分泌量が少ない方
- スタイリング剤を使わない方
が絶対条件です。
生活環境や食生活などを
改善していくことは非常に難しいため
皮脂分泌量が増えるような生活をしている方だと
湯シャンは不向きです。
湯シャンが合わない人の特徴
湯シャンが合わない人の特徴をまとめると
以下の傾向があります。
- 皮脂分泌が盛んな若い方(特に思春期~20代は)
- 皮脂量の多い脂性肌(オイリー肌)・混合肌の方(インナードライ)の方
- 髪・頭皮のベタツキや臭いが気になる方
- 毛量が多くor髪が長い方
- スタイリング剤を使う方
- 脂っこい食事・外食・ファストフードを好む方
- 日常的に飲酒・喫煙をする方
- 日常的な運動量が少ない・運動習慣がない方
- 日常的に過剰なストレスを受ける方
- 不眠・寝不足の方
- 髪に艶(つや)を出したい方
- 継続が苦手な方
髪や頭皮の汚れの原因となる
- 皮脂分泌量が多い方
- 皮脂分泌量が増える生活をしている方
- スタイリング剤を使う方
は、頭皮を清潔に保つのが難しいため
湯シャンは不向きです。
暴飲暴食・運動不足・ストレス過剰・寝不足など、
皮脂分泌量を過剰にする条件は様々。
湯シャンで頭皮を清潔に維持していきたいなら
生活環境や食生活の乱れなど
皮脂の分泌量が多くなる原因を取り除くことから始めていってください。
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【段階的に移行する】湯シャンの正しいやり方
![](https://suguruafi.com/wp-content/uploads/2022/03/23774734_m-min-640x360.jpg)
湯シャンは必ず
- うまくいく人
- 失敗する人
のどちらかに分かれます。
体質や食生活・生活習慣的に
湯シャンが合わない人もいますが、
湯シャンを失敗する人の多くは
いきなりアクセル全開で
湯シャンに切り替えてしまっているのです。
なので、
湯シャンを成功・継続するには
段階を踏んで徐々に切り替えていきましょう。
- シャンプーの種類(洗浄力)を変えていく
合成シャンプー→石鹸シャンプーとクエン酸リンス→石鹸→湯シャン - 湯シャンの頻度をに増やしていく
週1回の湯シャン→1日おきの湯シャン→週7回の完全湯シャン - 食事内容を変えていく
脂っぽい食事(外食やコンビニ飯)→野菜や魚中心の食事 - ストレスをためない・減らす
定期的な運動や遊び、買い物などでストレス発散 - スタイリング剤を使わないヘアスタイルにする
- 夜は十分な睡眠をとる
- 飲酒・喫煙量を徐々に減らしていく
上記はあくまで例ですが、
0⇒100にいきなり切り替えるは
頭皮トラブルを招いてしまうだけなので
半年~1年を目安に段階を踏んで
湯シャンに切り替えていくことをオススメします。
【シャンプー使わず皮脂を落とす】湯シャンの洗い方
![](https://suguruafi.com/wp-content/uploads/2021/08/22018656-min-e1629185409745-300x185.jpg)
上の見出しで湯シャンの合う人・合わない人
を紹介しましたが、
洗い方が適当な人も湯シャンは失敗しやすいです。
ここで失敗しないために
湯シャンの正しい洗い方についてご紹介しますね。
>>>「全身浴のやり方・効果」
>>>「半身浴のやり方・効果」
ブラッシングで髪に付いた汚れを浮かす
![](https://suguruafi.com/wp-content/uploads/2021/08/1857098-min-240x300.jpg)
湯シャンをする前に”ブラッシング”をして
髪の絡まりをとり
髪についた汚れ・ホコリを落としましょう。
ブラッシングをするだけで
- 髪の絡まりをほどく
- 髪や頭皮の皮脂汚れが落ちやすくなる
- 頭皮の血行アップ
- 頭に残った抜け毛の除去
などの効果があるので
湯シャン時間を多少短くしてくれますよ。
お湯の温度は「38~40℃」!すすぎ時間は「5~10分」
![](https://suguruafi.com/wp-content/uploads/2021/08/2455813-min-e1629429893158-300x105.jpg)
髪のブラッシングが済んだ後は、
38~40℃のぬるま湯ですすいでいきましょう。
湯シャンをする場合
シャンプーを使わないため
短時間すすぐ程度では毛穴に詰まった汚れまで落ちません。
毛量や髪の長さにもよりますが
指の腹を使って洗いながら
5~10分程度はしっかりとすすぐようにしましょう。
指の腹で頭皮をマッサージしながら洗う
湯シャンではシャンプーを使わないため
指の使い方が重要です。
ゴシゴシと爪を立てて強く洗うのも
髪や頭皮によくないので、
頭皮マッサージをするように
指の腹で円を描くようにクルクル動かしたり
頭皮を揉むように洗いましょう。
必要に応じてリンス・トリートメントも
十分に時間をかけて湯シャンをした後は
リンスやコンディショナーで髪を保護してください。
湯シャンで髪質が変わることもありますが、
すでに生えた髪(毛髪・毛幹)は
死んだ細胞の集まりなので
湯シャンをしたところで
髪が生まれ変わるわけではありません。
紫外線や乾燥など
日中受けたダメージを軽減・修復するために
必要に応じてトリートメントもしましょう。
髪はしっかり乾かす
湯シャンや湯船に浸かっての入浴後は
髪(頭皮)をしっかりと乾かしましょう。
![](https://suguruafi.com/wp-content/uploads/2021/08/1676643-min-e1629185483213-300x263.jpg)
髪の長い人ほど乾くには時間がかかります。
自然乾燥に任せていると
頭皮環境が悪化するので
- 頭皮はしっかり
- 髪は8~9割
ほどに乾かしましょう。
髪(頭皮)を乾かすには
- タオルドライ
- ドライヤーの温風
の2通りの方法がありますが、
髪が長い・毛量が多い人は
タオルドライだけでは十分乾きませんし
風量の弱いドライヤーだと
乾くのが遅くなり
髪に熱ダメージが蓄積してしまいます。
必ず頭皮まで温風が届く
風量の強いドライヤーを使ってください。
※「湯シャン便利アイテム」で後述
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【週何回がベスト?】湯シャンの頻度はどれくらい?
![](https://suguruafi.com/wp-content/uploads/2022/03/1595434-min-300x291.jpg)
湯シャンが合う人でも失敗する人が多いのは
ご自身の頭皮環境・皮脂分泌量をよく理解せず
いきなりシャンプーでの洗髪をやめてしまうことにあります。
湯シャンは段階を踏んで
シャンプーを使う頻度を減らしていく必要があります。
ここで湯シャンの頻度を解説しますね。
はじめるタイミングなら「週1~2回の湯シャン」
自分に合うかどうか確認するために
湯シャンを始めるなら
まずは週に1~2回シャンプーを使わない日を設けてみて、
- 髪がべたつかないか
- かゆみ・フケが出ないか
- 体臭が気にならないか
を確認してみましょう。
湯シャンで頭皮の洗い方・乾かし方に慣れてきたら
シャンプーをする日をもう1日減らしてみて
ご自身の髪・頭皮の具合を見ていきます。
基本は「週3回(一日おき)の湯シャン」
湯シャンの基本は週3回(一日おき、隔日)です。
湯シャンに慣れ
髪のベタツキ・かゆみ・フケ・体臭が
自他ともに問題ないようなら
シャンプーの頻度を減らし
1日おきに湯シャンを続けましょう。
これ以上の頻度で湯シャンをしようとするなら
湯シャンの洗い方・やり方だけでは維持できません。
湯シャン頻度を増やしたいなら
皮脂分泌量が増えないように
- バランスのいい食事
- 適度な運動
- 十分な睡眠
- ストレスをためない生活スタイル
など、生活環境から見直していきましょう。
シャンプーの洗浄力・皮脂量・頭皮の状態で臨機応変に
上2つの見出しで
- 湯シャンを始める段階なら週1~2回
- 湯シャンの基本は週3回(一日おき)
と紹介しましたが、
湯シャンの頻度は
- 使用しているシャンプーの洗浄力
- 皮脂量・頭皮の状態
- フケ・かゆみ等の症状の有無
などで臨機応変に対応してください。
必要に応じて
湯シャンをする日を増やすのではなく
シャンプーを見直すことをオススメします。
【高級アルコール系シャンプー】
- 洗浄力が強く、肌が弱い方だと頭皮トラブルを起こす可能性がある
- 髪のベタツキが気になる方向け
- 洗浄成分「ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Na、ラウレス塩酸アンモニウム、スルホコハク酸ラウレス2Na」など
【石鹸系シャンプー】
- 洗浄力は比較的高く、頭皮にはやさしいがヘアケア要素が少ない。
- 地肌の乾燥が気にならない方向け
- 洗浄成分「石けん素地(カリ石けん素地)、石けん分(純石けん分)、脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウム」など
【アミノ酸系シャンプー】
- アミノ酸系洗浄成分をベースしたシャンプー
- 髪・頭皮にやさしい洗浄力で髪のダメージを抑えたい方向け
- 洗浄成分「①タウリン系②アラニン系③グリシン系④グルタミン系⑤アスパラギン酸系」
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湯シャンをする時間帯は朝と夜どちらがベスト?
![](https://suguruafi.com/wp-content/uploads/2022/03/092204-min-300x225.jpg)
湯シャンはする”時間帯”も重要です。
人によって
活動する時間帯(日中or夜)は変わるので
朝・昼・夜というよりも
”就寝前”か”起床後”か
というくくりの方がいいかもしれません。
ここでは
「朝起きて、日中活動し、夜寝る」
という人を例に紹介していきますね。
基本は夜!就寝する1~2時間前に
基本的に湯シャンだけでなく
入浴は就寝する1~2時間前がベストです。
日中、活動(仕事や勉強など)をしていると
- 汗や皮脂が出る
- ホコリや花粉が体につく
- 体に疲労・ストレスがたまる
ため、お風呂に入らず寝てしまうと
疲労やストレスが取れないどころか
汚れが毛穴につまったり、
皮膚上で細菌が増えて頭皮環境を悪化。
体臭やフケの原因になってしまう可能性があります。
就寝する1~2時間前の入浴なら
そのあと汚れる心配もありませんし
体が温まって自然な睡魔が訪れ、
グッスリと眠ることができますよ。
シャンプーを使わない湯シャンでは
毛穴に詰まった汚れは落としにくいので
適度な時間、湯船に浸かって
頭皮の毛穴を開くことも大切ですよ。
>>>「適切な入浴時間」
朝シャンのみは要注意
人によって夜寝る前にお風呂に入らず
起床してからシャワーを浴びる。
俗にいう「朝シャン」が基本スタイルの人もいるでしょう。
しかし、基本的に朝に湯シャンをするのはNGです
朝は通勤・通学など何かと忙しく
時間に余裕がないため
湯シャンの洗い方だけでなく
髪・頭皮の乾燥も適当になりがち。
前の日の汚れが落とせないどころか
汚れがどんどんたまり、
頭皮環境が悪化してしまう可能性があるのです。
寝汗がひどくて朝シャンをしている
という人もいるかと思います。
その場合は
夜寝る前にしっかりと体や頭を洗って湯船に浸かり
朝は”寝汗を流すためにシャワーを浴びる”ようにしましょう。
朝と夜2回お風呂に入って
髪を乾かすのが面倒と考えるような方だと
湯シャンは失敗するだけです。
髪のベタツキが気になるなら朝と夜の2回
湯シャンをはじめてみると
「髪のベタツキが気になる」ことも出てくると思います。
「湯シャンの頻度」の見出しで説明した通り、
- はじめるタイミングなら「週1~2回」
- 基本は週3回(1日おき)
- 皮脂量や頭皮の状態で臨機応変に
※1日1回の入浴とした場合
が、適切な湯シャンの頻度です
しかし、はじめたての場合は
すすぎ時間が足りず
皮脂が十分に落とせていないことがあり
「朝起きると髪がべたつく」
という可能性が十分考えられます。
そのような時、
時間に余裕があるのなら
朝にも湯シャンをして
寝汗と前日の皮脂汚れを一緒にすすいでしまいましょう。
シャンプーを使わない湯シャンでは
頭皮が乾燥するほど皮脂が落ちることはないので
朝と夜の2回湯シャンをしても問題ありません。
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湯シャンで頭皮の汚れを落とすコツ
![](https://suguruafi.com/wp-content/uploads/2021/11/082059-min-247x300.jpg)
湯シャンやり方・洗い方は
上の見出しで説明しましたが、
あれだけでは少し不十分。
ここで湯シャンで体の汚れを落とすコツを紹介しますね。
湯船に入る前に「予洗い」
浴室に入ってシャワーからお湯をだし
いきなり湯シャンをはじめても汚れは落ちません。
髪に水分がなじんでいない時に
洗い始めてしまうと
髪が指に引っかかり抜けてしまうこともあるでしょう。
まずは、髪についた汚れを落とす程度の
「予洗い(髪をすすぐ程度)」をして
体も洗い、湯船に浸かりましょう。
体が温まって頭皮の毛穴が開いてからが湯シャンの本番です。
湯船に浸かって毛穴を開いてから「本洗い」
十分湯船に浸かって体が温まると
じんわりと汗が出て毛穴が広がります。
毛穴が開いた時になってから
湯シャンの「本洗い」をしていきましょう。
毛穴に詰まった汚れも落としやすくなっているので
指の腹で揉みこみながらシャワーですすいでいきます。
洗う場所でシャワーの当てる位置を変える
湯シャンをする際、
水流でも汚れが落ちるため
シャワーの当てる位置・角度は重要です。
シャワーは上から下に当てるだけでは
流れが止まる耳の裏・襟足などに汚れが溜まってしまいます。
水流を直接当てて汚れをすすぐために
洗っている位置に合わせてシャワーヘッドも動かしていきましょう。
シャンプーの代わりに「重曹」で皮脂を落とす
- シャンプーの洗浄成分「界面活性剤」が肌に合わない
- 湯シャンでは皮脂がなかなか落とせない
という場合は、
重曹を使って頭を洗ってみるのも手です。
重曹は弱アルカリ性の物質であるため
皮脂のような酸性の汚れを効果的に落としてくれます。
しかも重曹は食品添加物でもあるので
体に悪影響を及ぼすリスクが少ないのも利点です。
【準備】
- ぬるま湯500ml程度に重曹を大さじ1/2(7.5mg)程度を入れよく混ぜておく
(お湯1ℓなら重曹は大さじ1杯) - ※重曹シャンプーとも言われているが、ここでは「重曹溶液」という名称で説明していく
【洗い方】
- 【ブラッシング】入浴前によくブラシを通してホコリ・汚れを落としておく
- 【予洗い】ブラシで取れきれなかった汚れを浮かし流す
- 【洗い①】事前に作っておいた重曹溶液を頭のてっぺんからゆっくりと流して頭皮全体に染み込ませる
- 【洗い②】頭皮や揉み込むようにマッサージしたり、毛先になじませていく
- 【すすぎ】髪の長さにもよるが、重曹溶液を1〜2分くらい揉み込んでからよく洗い流す。
【重要】湯シャンのやり方だけでなく「食生活・生活習慣・運動習慣」を見直す
湯シャンで一番落としにくい汚れは「皮脂汚れ」です。
脂性の汚れであるため
ただシャワーを当てるだけでは落ちないため、
皮脂の分泌量が多くならないように
- 食事のバランス
- 生活スタイル
- 運動習慣
- 飲酒量
なども見直していきましょう。
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湯シャンの便利アイテム
![](https://suguruafi.com/wp-content/uploads/2022/03/23208778_m-min-640x360.jpg)
湯シャンをしていると
- シャワーの水流が物足りない
- シャワー時間を抑えたい
- 皮脂がなかなか落ちない
- 指を通すと髪の毛が絡まる
など気になる部分が出てくると思います。
そんなときに役立つ
湯シャンの便利アイテムをいくつか紹介していきますね。
静電気の発生しない「動物毛(獣毛)のブラシ」
湯シャンをする際、
入浴前のブラッシングは必須ですが、
- 空気が乾燥する季節
- 髪の長さ
- 櫛・ブラシ・コームの材質
などで静電気が発生しやすく
髪を痛める原因になる可能性があります。
静電気が起きると、髪表面のキューティクルがはがれやすくなり、ダメージヘアが進んでしまうことがあります。
引用:All About
湯シャン前のブラッシングで
髪を痛めないためには
静電気の発生しにくい「獣毛ブラシ」を使うのがオススメ。
髪の絡まりをほどくには「粗歯のコーム(櫛)」
湯シャンをしていると
シャンプーのコーティング剤の影響がなくなるため
元々髪が傷んでいる人だと
パサついて髪が絡まりやすくなります。
ロングヘアーの人ほど
ブラッシングの際、髪が絡まり
- 毛根にテンションがかかる
- 髪がちぎれる
ということもあるでしょう。
そんな髪の絡まりをほどくには
「粗歯のコーム・櫛」がベスト。
- 粗歯のコームで髪の絡まりをほどく
- 獣毛ブラシで髪・頭皮についた汚れを落とす
という使い方がオススメ。
洗浄力のある「シャワーヘッド」
湯シャンをする際、
- シャワー時間を短くしたい
- 皮脂をもっと落とせるようにしたい
と考えているなら、
お湯だけでも洗浄力が期待できる
「ウルトラファインバブル」機能のある
シャワーヘッドがオススメです。
湯シャン専用ヘアブラシ
湯シャン時、髪の長い人だと
指に髪が絡まることもあるでしょう。
そんなときは「湯シャン用ヘアブラシ」がオススメ。
ブラシのピンは地肌に届くよう長めに設計され
大小2種類の球型のピンが毛穴の汚れをかき出し、
抜け毛や垢など様々な汚れを
しっかり浮き上がらせてくれます。
頭皮まで温風が届く「風量の強いドライヤー」
湯シャンはお湯で髪・頭皮を洗えば
それでおしまいというわけではありません。
入浴後、しっかり頭皮と髪を乾燥させて
初めて体臭予防や頭皮環境の維持ができるのです。
ただ、髪・頭皮を乾かすのに
どんなドライヤーでもいいわけではなく、
- 髪の長い人
- 毛量の多い人
という人ほど、
頭皮まで温風が届きにくく
乾かすまでの時間が長くなるため
ドライヤーの温風で髪に熱ダメージが蓄積し
髪がパサつく原因にもなってしまいます。
髪が傷んでしまわないためにも
ロングヘアーでも短時間で乾く
風量の強いパワフルなドライヤーを使うことをオススメします。
湯シャンの注意点5つ
![](https://suguruafi.com/wp-content/uploads/2020/12/981313-min-300x300.jpg)
湯シャンをする上で
避けては通れない注意点がいくつかあるので
ここでまとめて紹介します。
>>>「湯シャン効果とメリット・デメリット」
①毎日湯シャンにするのはNG
基本的にシャンプーを一切使わず
湯シャンのみで頭皮環境を維持していくのは難しいです。
現代の日本人は食生活が
外食やレトルトなど
肉類中心の欧米スタイルになっているので
どうしても皮脂の分泌量が多くなっています。
それこそ昔のように
麦飯、おかずは魚や野菜・漬物中心
の一汁三菜の健康的な食生活であれば
毎日湯シャンでも問題ないでしょうが、
![](https://suguruafi.com/wp-content/uploads/2022/03/4277427_m-min-640x360.jpg)
現代でそのような食生活を続けることは
とても難しいと言わざるを得ません。
現代の肉類中心の食生活を基準にするなら
湯シャンはできて1日おき。
皮脂の分泌量が多い人だと
一日でもシャンプーを欠かせないという人も少なくありません。
ご自身の食生活・生活スタイルを見て
湯シャンの頻度を決めて下さい。
②髪のツヤがなくなる・指どおりが悪くなる
湯シャンを続けていくと
髪の艶(つや)がなくなったり
指の通りがわるくなるといわれています。
元々の髪質にもよりますが、
髪に艶が出ているのは
市販されているシャンプーに
艶を出すコーティング剤が含まれているからです。
湯シャンをはじめ
シャンプーの頻度が少なくなるほど
髪の艶は悪くなっていくと考えれるので
美髪を求めるのなら
湯シャンはあまりオススメできません。
③時短・節約にはならない
湯シャンはシャンプーを使わず
お湯のみで髪・頭皮を洗うやり方ですが、
お湯で皮脂を落とす必要があるので
それ相応のすすぎ時間が必要です。
特に入浴前のブラッシング
5~10分ほどのすすぎ洗い時間は必須。
シャンプー洗髪と比べても
手間や時間を減らせるわけではありません。
④臭い対策には不向き
湯シャンは体臭対策には不向きです。
体臭の種類や原因はいろいろあり、
湯シャンで頭皮を清潔に保てるなら
- 頭皮臭
- 汗臭
は気にならないレベルでしょうが、
それ以外の体臭は
湯シャンだけでなく、湯船に浸かったり
体を洗ったりしても落とせる臭いではないのでご注意ください。
- 加齢臭
- 疲労臭
- ストレス臭
- 病気による体臭
- ダイエット臭
上記5つの体臭は湯シャンや入浴で落とせない臭いです。
※スマホなら横スクロール可能な表⇓
体臭の種類 | 原因 | 対策 |
頭皮臭 | 頭皮の皮脂量が増加による雑菌の繁殖。 皮脂を分解してジアセチル”という 臭い物質が発生。 | 頭皮を洗い皮脂を落とす |
ワキガ臭 | アポクリン汗腺からの汗を 皮膚常在菌が分解することにで 臭いが発生。 | 脇を洗い清潔に保つ もしくは 脇のアポクリン腺を除去する |
口臭 | 食べた物やストレス・病的なものなど 原因は様々。 | 歯を磨き口内を清潔に保つ 口臭の原因を見つけ対策をする |
足の臭い | 足から出た汗を放置したことにより 雑菌が繁殖。 足の汗や角質を分解して ”イソ吉草酸”という臭い物質が発生。 | 足を清潔に保つ。 靴下や靴内の通気性を良くする |
汗臭 | 皮膚上に残った汗や垢、皮脂を 皮膚常在菌が分解することで 複数の臭い物質が発生。 | 汗や垢、皮脂を落とし 身体を清潔に保つ。 汗をかく習慣をつけ サラサラの汗が出るようにする |
加齢臭 | 食生活・生活習慣の乱れにより 活性酸素が発生。 皮脂腺内にある 無臭の物質に活性酸素が反応し、 加齢臭の原因となる ”ノネナール”という臭い物質ができる。 | 体を清潔に保つ 食生活や生活習慣を改善する 加齢臭対策の製品を使用する |
ストレス臭 | 緊張したときに”皮膚ガス”が発生。 | 具体的な対策方法は まだ解明されていないが、 ストレスからの解放や リラックスが効果的 |
疲労臭 | 疲労が蓄積した時に出るアンモニア臭 | 体を清潔に保ち、 疲れやストレスをためない |
病気による体臭 | 病気によってホルモンバランスや 内臓機能の低下などが起こり、 体内バランスが崩れると発生。 | 病気を見つけその治療を行う |
ダイエット臭 (飢餓臭) | 運動不足や急なダイエットよる 代謝の低下で”アセトン”が発生。 ケトン臭と呼ばれる | バランスの良い食事をとる |
自分の体臭はなかなか気づけないため、
湯シャンがうまくいっていると思っていても
ある日、友人や仕事仲間・家族などから
「臭い」と言われる可能性があります。
あなたの周りの人は初めのうちは気を使って
体臭を指摘することはないでしょうが、
ある日耐え切れなくなって不満が爆発。
関係が悪化する可能性もあるので
湯シャンをしていることを知り合いに話して、
体臭がきつくないか定期的に確認してもらうことをオススメします。
⑤湯シャンで薄毛・ハゲが治ることはない(発毛に関係しない)
湯シャンをしたからと言って
髪が生えて薄毛やハゲが治る(髪がはえる)ことはありません。
頭皮環境の悪化で
- 髪質が悪くなる
- 髪が細くなる
- 抜け毛が増える
ということはあるため
湯シャンをして髪質が良くなったり
抜け毛が減ることはありますが、
湯シャンによって
髪が生える(発毛する)ということはまずありえません。
もし湯シャンをはじめて
髪の状態や太さが良くなったのでしたら
それは、皮脂分泌量が増える原因の
いずれかが改善された結果によるものでしょう。
- 外食・ファストフードが減り、食事のバランスが取れた
- 疲労やストレスをためることがなくなり、夜もグッスリ眠れる
- 飲酒量を減らし、適度に運動する習慣が身についた
など
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湯シャンを続けるか・止めるべきか見極めるポイント
![](https://suguruafi.com/wp-content/uploads/2021/07/2664032-min-300x225.jpg)
ここまで湯シャンのやり方など
いろいろ説明してきましたが、
最後にあなたが湯シャンを続けるべきか
止めるべきかを見極めるポイントを紹介しますね。
のように、
かゆみやフケ・臭いが出るのは好転反応であると
体験談を語ってくれる人もいますが、
それはたまたまその人がうまくいっただけです。
好転反応自体、科学的根拠はなく
かゆみや臭いが出て我慢している時点で
その人には湯シャンはあっていません。
湯シャンを続けるか止めるべきかを
見極めるポイントを知っておかないと
- 頭皮環境が悪化してかゆみやフケが出る
- 髪がべたついて不潔にみられてしまう
- 体臭がきつくなって友人や家族との仲が悪くなる
という状況になりかねません。
無用なトラブルを避ける意味でも
ここで紹介するポイントは理解しておきましょう。
湯シャンをはじめてから
- 他の人に体臭を指摘された or されていない
- 髪・頭皮がギトギトしている or していない
- 髪がペッタンコになっている or なっていない
- 頭皮にかゆみ・フケが出た or 出ていない
- 入浴時間が減った or 増えた
- 髪の艶を戻したい or そのままでもいい
- 薄毛・ハゲを改善したい or 気にならない
- 水道光熱費を抑えたい or 気にしない
- お湯だけで頭を洗ってみたら
手に脂が付いた or 特に脂はつかなかった
※赤字は湯シャンをやめた方がいい人
※青字は湯シャンを続けても問題ない人
このポイントになる理由は記事全体で解説しています。
湯シャンのやり方まとめ
ご覧いただきありがとうございました。
この記事のポイントは以下の通りです。
- 湯シャンは合う人・合わない人がいる
- 湯シャンの洗い方も大切だが、それ以上に皮脂の分泌量が増えないように、食事内容や生活環境・運動習慣などを整えるのが大事。
- 手で洗うだけで皮脂が取れないなら、湯シャンの便利アイテムを活用
- 湯シャンを成功させるには根気がいる
- まずは週一回シャンプーを使わない日を設け、湯シャンに慣らしていく(基本は1日おき)
- 自分の体臭は気が付きにくいので注意。
昔のように魚や野菜中心の食生活であれば
ほとんどの人は湯シャンを続けることができます。
しかし、現代のように
外食やファストフード、肉類中心の食生活だと
毎日シャンプーをしてもすぐに頭がギトギトになってしまいます。
本気で湯シャンをやりたいのでしたら
ご自身の生活スタイル(特に食事内容)を
正していくことをオススメします。
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