こんにちは!管理人のクラゲです
そんなお悩み・疑問解消のために
シャワー浴でも湯冷めしない方法をご紹介します
- シャワー浴をしても湯冷めする原因
- シャワー浴で湯冷めしない方法
お風呂・温泉・入浴剤が大好きなクラゲ。│ 過去100種を超える入浴剤を体験。│2022年1月「温泉ソムリエ」取得│Twitter・YouTubeでもお風呂・入浴剤情報を発信中│ ブログ収益を使って温泉巡りの旅を発信するのを目標にブログ運営をしています 。このブログがちょっとしたライフハックになれば幸いです。
シャワー浴で湯冷めしたくないなら「効率よく温める&温めたら冷やさない」
この記事の結論から言ってしまうと
シャワー浴後に湯冷めしたくないなら
- 短時間で効率よく体を温める
- 体を冷やす行動を避ける
- 体の熱を保つ行動を増やす
の3つを心掛ける
となります
というのも、
シャワー浴をしている人の多くが
- 単純に体の芯まで温まれていない
- 入浴後に体を冷やす行動をしている
- 熱を逃がさない工夫をしていない
というNG行動をして湯冷めしてしまうから。
本音を言えば、
シャワー浴よりも湯船に浸かる方が
湯冷めしにくいのですが
- 時間のない朝に朝シャンをする人
- 湯船に浸かるのが苦手な人
- ゆっくりお風呂に入る時間がないくらい忙しい人
- 子供時分にお風呂で溺れて以降、湯船に浸かるのが怖い
など、人それぞれ理由があって
シャワー浴をしているのだと思います。
そんなシャワー浴を入浴の基本にしている人が
秋~冬にかけて湯冷めしたくないなら
- 効率よく体を温める
- 一度温めたら体を冷やさない
※シャワー浴の場合、お風呂上りに手足に冷水をかける必要はない(理由は後述)
を心掛けてシャワーを浴びるしかありません。
その具体的な方法は記事内で紹介しますね
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シャワー浴で湯冷めする原因
まずはシャワー浴後に湯冷めする原因を
大きく4つに分けて解説します
- シャワー浴で十分に温まれていない(シャワー時間が足りない)
- 浴室・脱衣所・室内が寒い
- 髪や体を自然乾燥している(濡れたままの時間が長い)
- 薄着でいる時間が長い
①シャワー浴で十分に温まれていない(シャワー時間が足りない)
シャワー浴で湯冷めする原因その①は
単純に「体が温まりきっていない」からです
「シャワー使用行為の実態に関する研究」という論文によると
シャワー浴のみの人の平均シャワー時間は
夏で約8分、冬で約10分程度ということがわかっているのですが、
シャワー浴のみの人のシャワー時間 | 平均 | 最大 | 最小 | 中央値 |
夏季 | 7.55分 | 38.17分 | 0.42分 | 5.83分 |
冬季 | 9.43分 | 32.00分 | 2.00分 | 7.47分 |
※洗髪アリの場合
中央値で示すなら、浴槽浴・洗髪ありで夏:4.33 分、冬:3.73 分。
シャワー浴・洗髪ありで、夏:5.83 分、冬:7.47 分であった。入浴行為別でみると、シャワー浴のシャワー時間は浴槽浴の場合と比べ夏 1.5 分ほど、冬は 3.7分ほど長く使われている結果になっている。やはり、冬には身体を暖めるためにシャワー浴では夏以上に使用時間が長くなる傾向がある。また、洗髪する場合はしない場合より大体3分ほどシャワー時間が長くなっている。
引用:「シャワー使用行為の実態に関する研究」
一般的に、全身浴でも体の芯まで温まるには
40℃前後のお湯で10~20分程度かかるため
圧倒的にシャワー時間が足りていない
しかも肌寒い冬ともなると
シャワーに当たらなくなった直後から
体の熱がどんどん喪失していくので
何も対策をしてないと誰でも湯冷めしてしまうのです。
②浴室・脱衣所・室内が寒い
シャワー浴で湯冷めする原因その②は
単純に「浴室・脱衣所・室内が寒い」からです
冬場の室内・脱衣所・浴室は
- 寝起きだと暖房を入れておらず室内が寒いまま
- 脱衣場は浴室が近いため室内よりも冷えやすい
- 浴室内は窓が近いため冷気が入りやすい
という理由で冷え込みがち。
どれだけシャワーを浴びて体を温めようとも
そのあと過ごす室内の気温が低いと
誰でも湯冷めしてしまうのです。
浴室ならシャワーを使っているうちに
温度と湿度が上がって肌寒さは軽減されますが
それにも限度がありますし
シャワー後の濡れた体で
冷え切った脱衣所に行けば
それだけで体温が急激に低下してしまいます。
特に入浴後の5-10分は
- 皮膚血管が拡張しての熱放射
- 発汗と汗による気化熱
によって体温が低下しやすいので
体の熱をどれだけ逃がさないかが
入浴後の湯冷め防止のカギとなります。
③髪や体を自然乾燥している(濡れたままの時間が長い)
シャワー浴で湯冷めする原因その③は
「体や髪を自然乾燥に任せている(濡れた状態が長い)」からです
たとえシャワー浴で汗が出なくても
- 皮膚温度が上がれば血管が拡張して熱放射が増える
- 体が濡れたままだと、外気(浴室の外の気温)の影響を受けやすい
- 髪が長いほど、乾くまで時間がかかり、濡れた髪が体につくことで体温が下がりやすくなる
などの理由で、
体温が下がりやすい状態が続くため
湯冷めしやすいのです。
④薄着でいる時間が長い
シャワー浴で湯冷めする原因その④は
「入浴後、薄着でいる時間が長い」からです
特に朝シャンする人だと
↓のように過ごすと思われますが
- 起床
- 目覚まし・寝ぐせ直しついでに朝シャン
- 歯磨き・朝食・その他いろいろ
- スーツや制服に着替える
- 出勤・登校
朝シャン後、仕事や学校に行く前の間
- 後でスーツ(制服)に着替えるから
- スーツ(制服)を汚したくないから
と、パジャマや肌着といった
薄着(着込まない)で過ごす人も少なくないでしょう。
これが春夏なら問題ないのですが
肌寒くなる秋~冬だと
室内の温度次第で湯冷めしやすくなってしまうのです
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シャワー浴で湯冷めしない方法
シャワー浴で湯冷めする原因を紹介したので
今度はその対策方法を8個解説しますが、
基本は
- 短時間で効率よく体を温める
- 体を冷やす行動をしない
- 体の熱を保つ行動を増やす
だけですよ。
- 浴室・脱衣所・室内を温めておく
- お湯を熱めに設定しておく
- 体の温まりやすいポイントを効率よく温める(簡易足湯もオススメ)
- 温かい浴室で体を拭く(バスローブを着る)
- すぐに髪を乾かす
- 早めに着替える
- お風呂上りに温かい飲み物で水分補給
- シャワーヘッドを交換するのもアリ
- ※お風呂上りに手足に水をかなくていい
>>>「お家のお風呂で湯冷めしない方法9選」
①浴室・脱衣所・室内を温めておく
湯冷めしたくないなら
シャワー浴をする前に「浴室・脱衣所・室内」をよく温めておきましょう。
浴室ならシャワーを使っているうちに
湿度・温度がある程度上がりますが
脱衣場や室内は暖房機器を付けない限り温まることはありません
なので
湯冷めしたくないなら
シャワー浴をする前に以下の準備をしておくことをオススメします
- 浴室:服を脱ぐ前に温かいシャワーを出して湯気を充満させておく
- 脱衣所:ストーブ(ファンヒーター)で温めておく
- 室内:入浴前にエアコンやストーブで温めておく
ちなみに、暖房機は大きく3種類がありますが
- ヒーター(電気ストーブ)
- ストーブ
- ファンヒーター
電気ストーブ(ヒーター)は遠赤外線で
人を温める暖房器具なので室温を上げる能力は低いです
なので、
脱衣所に持ち込むなら
空気を直接温められる
ファンヒーターやストーブを使うようにしましょう
②お湯を熱めに設定しておく
肌寒くなる秋冬にシャワー浴をするなら
お湯の温度は少し高めに設定しておきましょう。
- シャワーホースをお湯が通る間
- シャワーヘッドからお湯が出た瞬間
に、どうしても熱損失が発生しますし
浴室温度次第では
設定温度より低いお湯が出てしまうことも・・・
なので、
湯冷めしやすくなる秋冬は
シャワー温度を42℃前後に設定するのがオススメです
③体の温まりやすいポイントを効率よく温める(簡易足湯もオススメ)
体には温まりやすいポイントがあります。
- 首の後ろ
- 背中
- お腹(おへそより指2本分下)
- 腰・お尻の上(おへその真裏)
- 足首
- 手首
※太い血管や大きな筋肉・ツボがある部位
ただ頭の上からシャワーを浴びるよりも
↑の部位を重点的にシャワーで温めると
効率よく全身を温めることが可能です。
何なら洗面器にお湯を張ったり
栓をしたバスタブの中でシャワーを浴びて
簡易的な足湯をすることで
体の上下から温まることができますよ
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④温かい浴室で体を拭く(バスローブを着る)
湯冷めしたくないなら
シャワー浴が終わった瞬間からが勝負です
肌寒い季節だと
1分1秒で体温が奪われてしまうため
体の熱を逃がさない工夫が必要
その方法が
- 温かい浴室内で体についた水分をふき取る
- バスローブを着る
のどちらか。
理想はシャワー浴が終わるまでに
暖房で脱衣所を温めておくことですが
短時間のシャワー浴で脱衣所を温め切るのは難しいため
体の熱を逃がさないように
温かい浴室内で体を拭いてから浴室を出るか
バスローブを羽織って
水分をふき取ると同時に保温するかの2択になります。
個人的にバスローブを羽織るのがオススメ。
- バスタオルで全身を拭く手間が省ける
- バスローブを羽織るだけで体についた水分をふき取れる
- バスローブが冷たい空気から守ってくれて体を保温できる
- バスローブとの間に湿気の層ができて肌の乾燥を防いでくれる
- バスローブを羽織っている間に、髪を乾かしたりスキンケアすることができる
- 入浴中に事件・事故・災害が起こっても、最悪バスローブを羽織って逃げることができる
など、メリットが多数ある一方、
デメリットは家以外(銭湯や温泉)で使いづらいことくらい
それくらい有能なバス製品なので
だまされたと思って
バスローブを1着用意してみてください。
入浴後が圧倒的に楽になりますよ
⑤すぐに髪を乾かす
シャワー浴後はドライヤーを使って
すぐに髪を乾かすようにしましょう。
髪が濡れたまま自然乾燥に任せてしまうと
濡れた髪がつきやすい
頭皮・耳周り・首回り・背中から
体温が奪われてしまいます。
髪が長いほど乾くまでの時間がかかるので
体温を逃がさないためにも
できるだけ早く大風量のドライヤーを使って
髪を乾かすようにしてください。
ただ、熱い温風は髪や頭皮を傷める原因となってしまうため
大風量&NTCサーモスタット搭載で
温度が上がりすぎないドライヤーがオススメです
⑥早めに着替える
髪・頭皮もしっかり乾かせたら
早めに温かい格好に着替えましょう
仮にシャワー後に出勤・登校があって
スーツや制服に着替えるとしても
薄着だと入浴後5~10分で
入浴前より体温が下がってしまうので
時間が空くのなら
- 温かい部屋着
- 分厚い靴下
- スリッパ
を身に着けて、
できるだけ熱損失が起きない恰好で過ごしてください
⑦お風呂上りに温かい飲み物で水分補給
シャワー浴後に湯冷めしたくないなら
水分補給は常温~温かい飲み物を飲むようにしましょう
シャワー浴はただでさえ体が温まりにくいので
冷たい飲み物を飲んでしまうと
体の内部から冷やしてしまいます。
内臓を冷やすと体温が下がるだけでなく
お腹を下すリスクもあるので
体を冷さない・体をさらに温めるためにも
常温もor温かい飲み物を飲むようにしてください。
また、
ジュースやお酒など糖分の多い飲み物は
利尿を促し、体の脱水をさせてしまうので注意です
- 白湯
- 常温のミネラルウォーター
- 常温の炭酸水
- 温かいハーブティー
- 豆乳
- 麦茶
- スポーツドリンク
>>>「水分補給に適した飲み物・適さない飲み物」
⑧シャワーヘッドを交換するのもアリ
シャワー浴で効率よく体を温めたいなら
シャワーヘッドを交換するのも選択肢に入れておきましょう。
交換するシャワーヘッドにもよりますが
- シャワーの拡散範囲の拡大
- 節水効果
- 水流によるマッサージ効果
- シャワー水流の切り替え機能
- ウルトラファインバブルの洗浄効果
- ヘッドの角度調節機能
などの機能をプラスすることができるので
短時間で効率よく体を温めることができます。
特にシャワー散水板が大きく
水流の拡散範囲が広いシャワーヘッドを使えば
全身に温かいシャワーが当たるようになるので
冬の浴室でも寒い思いをしなくてすみますよ
【補足】※お風呂上りに手足に水をかなくていい
湯船に浸かる場合のお風呂(入浴)だと
手足に水をかけて皮膚血管を収縮させることで入浴後の熱放射を抑える
という湯冷め防止策もあるのですが
>>>「お家のお風呂で湯冷めしない方法9選」
シャワー浴は全身浴や半身浴に比べ
圧倒的に体が温まりにくいので
と、管理人は考えています
体が十分に温まっていない状態で
冷水を手足にかけるのは
逆に体の芯の熱を奪ってしまうのでご注意ください。
シャワー浴で湯冷めしない方法まとめ
ご覧いただきありがとうございました
シャワー浴と湯船に浸かる入浴では
湯冷めしない方法は少し異なりますが、基本は一緒です
「体を温めたらその熱を逃がさない」
これに注意するだけで
肌寒くなる秋冬でも
温かい状態でシャワー浴をすることができますよ。
ではでは、
この記事をご覧になった方の
お風呂ライフがよきものになるように願って
終わりとさせていただきますね。
ではまた他の記事でお会いしましょう。