こんにちは!管理人のクラゲです
そんな疑問解消のため
温泉や銭湯で入浴する際の
「腕時計マナー」についてご紹介していきます。
- 温泉や銭湯での腕時計・スマートウォッチマナーについて
- 腕時計類をつけたまま入浴することの問題点
2019年のドラマ「サ道」をきっかけにサウナブームが到来。
サウナ中にも時間の確認ができるようにと
腕時計をしたままの人を見かけるようになりましたね
ですが、
腕時計をしたまま
サウナやお風呂に入浴することは
少なくない問題も招いてしまいます
この記事で腕時計をしたままの入浴・サウナに
どんな問題があるのか知ってみてください。
腕時計・スマートウォッチを付けたままのお風呂・サウナは基本的にNG!外してから入浴しよう
まず管理人のクラゲが
銭湯や温泉での腕時計マナーについて
調べた限りの結論から言うと
温泉や銭湯で腕時計をつけたままのお風呂・サウナはNG
というのも、
腕時計やスマートウォッチをしたまま
お風呂・サウナに入ることは
- ご自身の怪我
- 腕時計・スマートウォッチの故障・劣化
- 他の利用者とのトラブル
- マナーやルール違反
につながる可能性があるので
無用なトラブルを呼び寄せないためにも
腕時計やスマートウォッチは貴重品ロッカーなどに
保管するようにしましょう。
ではどんな人がどんな理由で
腕時計をつけたまま入浴するのか
どんな問題点があるのかを具体的に解説していきますね。
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腕時計をしたままお風呂に入る人がいる理由
昨今の温泉やサウナブームの影響で
お風呂やサウナに腕時計をつけたまま
入る人も増えてきていますが、
具体的にどんな理由で腕時計をつけたままでいるのでしょうか?
もちろん外し忘れやおしゃれのため
耐水・防水仕様だから故障しないだろうと
考えて付けたままの人もいるでしょうが、
その理由は大きく以下の3つに分けられます。
- お風呂・サウナ中に時間を確認したいから
- 盗難防止のため
- サウナ時に心拍数を計測したいため(スマートウォッチの機能)
①お風呂・サウナ中に時間を確認したいから
温泉や銭湯・サウナ好きの人だと
1時間を超えてお風呂で過ごすことも多く、
また場所によっては
湯気で曇って薄暗く時計も見づらいため
時間を確認する目的で腕時計をしたままの人がいます。
②盗難防止のため
時間を確認する目的の人以外にも
盗難防止のために腕時計をつけたまま入浴する人もいます。
腕時計の価値に関わらず
お気に入りのものを肌身離さず持っていたい
という人もいるでしょうが、
お風呂にまで持ち込む人となると、
という場合でしょうかね。
背景はどうあれ、
腕時計に耐水・防水機能があるから大丈夫だろう
と考えての行動だと思います。
③サウナ時に心拍数を計測したいため(スマートウォッチの機能)
サウナをメインに利用する人の場合
心拍数の計測目的で
スマートウォッチを付けて利用する方もおられます。
「サウナ⇒水風呂⇒外気浴」を
3~4セット繰り返すのがサウナの基本的な入り方で
サウナから出るタイミングは
「心拍数が安静時の2倍になったとき」
といわれているので
心拍数を簡単に計測でき、時計としての機能もある
スマートウォッチをサウナに持ち込む人が増えているのです。
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温泉・銭湯・サウナに腕時計(スマートウォッチ)を付けたまま入る5つの問題点
温泉やサウナに付けたまま
入る人も少なくない「腕時計」ですが、
外さずつけたまま入ることで
少なくない問題が起こる可能性があります。
ここで腕時計を外さず
温泉やサウナに入ることで起こるデメリットを
大きく5つのポイントでご紹介していきます。
①温浴施設のルールはグレーゾーン!入浴マナー的にはアウト!
腕時計やスマートウォッチを
つけたまま入浴する問題点一つ目は
- 温浴施設のルール的にグレーゾーン
- 入浴マナー的にアウト
という点です。
温泉や銭湯・サウナと言った
温浴施設にはそれぞれの施設ごとに「ルール」があります。
すべての施設で明確に腕時計やスマートウォッチが
禁止・注意とはなってはいませんが、
中には「たのたの温泉」さんのように
腕時計についての注意事項をHPに記載している施設もあります。
アクセサリー、メガネ、腕時計等、ガラス製品や金属製の物を身につけたままのご利用(ヤケドをする可能性があります)
引用:たのたの温泉
というか、
温浴施設側がわざわざ入浴時の注意事項に
腕時計の項目を記載していないのは
利用者の良心やマナーを信じているからです。
なので、
入浴時やサウナ利用時の腕時計類の着用は
温浴施設のルール的に「グレーゾーン」と考えておきましょう。
そもそもの話、
入浴時に絶対に必要ではない
腕時計やスマートウォッチを
持ち込んで利用するのは入浴マナー的に「アウト」。
後述する怪我やトラブルの元になる
可能性もゼロではありません。
「腕時計をつけたままでいなければならない」
という特殊な理由でもない限り
お風呂やサウナを利用する際の
腕時計の利用はマナー的にもルール的にもアウトと考えておきましょう。
②腕時計型カメラで逮捕者が出ている
入浴マナー的にはアウトですが
利用する温浴施設のルール次第では
腕時計を着用したまま利用できる場合もあるかもしれません。
ただ、過去に
腕時計型のカメラ(カメラ内蔵型の腕時計)で
盗撮をして逮捕された利用者がいるため
【腕時計にカメラ】男湯で女児を盗撮、自衛官を逮捕 大阪https://t.co/R6VK42l17m
4日午後、温泉施設の男性浴場や更衣室で、腕時計に内蔵されたカメラを使用し10歳くらいの女児の裸を撮影した疑いが持たれている。 pic.twitter.com/uSkL11HnyR
— ライブドアニュース (@livedoornews) May 5, 2019
ルールに腕時計のことが書かれていなくても
犯罪やトラブルを防ぐために
腕時計を外すように言われる可能性も十分にあります。
最近のスマートウォッチにも
カメラ機能が搭載されているのものが多いので
無用なトラブルを避ける意味でもつけないほうがいいでしょう。
③石鹸やシャンプーで腕時計・スマートウォッチが汚れる
そもそもの話、
お風呂で腕時計をつけたままだと
石鹸やシャンプーが絶対につくので必ず汚れます。
腕時計が耐水・防止だとしても
細かい溝や隙間がいくつもあり
すすぐ程度では汚れは落ちません。
腕時計を定期的にメンテナンスするような
几帳面な人でもない限り
お風呂に腕時計を持ち込むのは汚れを増やすだけとなってしまいます。
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④温泉成分やpHが腕時計・スマートウォッチの寿命を縮める
腕時計やスマートウォッチによってその防水レベルは様々。
- 「日常生活用防水=3気圧防水」
日常生活での汗や洗顔時の水滴、にわか雨などに耐えることのできる程度 - 「50m防水=5気圧防水」
洗顔で水道の水がかかっても大丈夫な程度 - 「100m防水=10気圧防水」
うっかり水中に時計をいれてしまっても大丈夫な程度 - 「3000m防水=300気圧防水」
ダイバーが使うような潜水時用の時計。時計に表示されている水深まで潜る事が可能。
日常で使われる腕時計は
20気圧防水以下がほとんどなので
手洗いや雨にうたれても大丈夫な程度。
がっつり濡れてしまう
お風呂環境での使用を前提に
製造されているわけではないのです。
しかも、使用年数が長くなれば
ケースや裏蓋等の金属、防水パッキンが
劣化・腐食するため防水性は低下していきます。
さらに言えば、
温泉成分やサウナの高温環境は
金属やパッキンの劣化を早めてしまうため
腕時計の寿命を縮めてしまうのです。
たとえ3000m防水でも、お風呂は禁止です。温泉成分や石鹸が付着し、 パッキンの劣化やケースの腐食が起こる危険性があります。ご注意下さい。
引用:ウォッチ・ホスピタル
⑤サウナや電気風呂だと怪我のリスクがある
腕時計やスマートウォッチの材質にもよりますが、
本体もバンドも金属だと
サウナや電気風呂の利用で
低温火傷や火傷をするリスクがあります。
電気風呂だと短時間で腕時計に電気が集中し
火傷をすると考えられますが、
サウナの場合、
サウナ温度より高温になることは少ないですが、
利用時間が長くなると
腕時計に熱がこもるため
低温火傷を起こす可能性が高くなります。
温泉・銭湯での腕時計マナーまとめ・関連記事
ご覧いただきありがとうございました。
この記事のポイントをまとめると以下の通りです。
- 銭湯や温泉・サウナで腕時計・スマートウォッチをつけたままの入浴・利用は基本的にNG
(ルールやマナー違反、腕時計を痛めたりトラブルの原因になる) - 腕時計の耐水・防水性能ではお風呂やサウナ環境に耐えられず、腕時計の寿命を縮めてしまう
- 電気風呂やサウナでの腕時計・スマートウォッチ着用は火傷(低温火傷)の元
石鹸やシャンプー、体を拭くタオルのように
入浴に必ず必要なものではないので
腕時計やスマートウォッチは入浴マナー的にアウトです。
他の利用者の迷惑にはなりづらいですが
過去にカメラ付きの腕時計で盗撮をした人もいるため
トラブル防止の意味でも
温泉や銭湯・サウナに
腕時計を持ち込まないようにしてください。