お風呂掃除

浴槽の入浴剤汚れの落とし方!汚れる原因と予防方法を紹介

こんにちは!管理人のクラゲです。

入浴剤を使っていると、浴槽への汚れ(色移り)が気になりますよね。

入浴剤は好きなんだけど、後の掃除が手間なのよね~

せっかく色とりどりでいい香りのする
入浴剤をつかっても

汚れが付きやすいかったり
落ちにくいのなら
使うのをためらってしまいます。

では、なぜ浴槽に入浴剤汚れが付くのか
その理由を知っていますか?

実は、ただ入浴剤に色がついているから汚れるわけではないんです。

この記事では、
あまり知られていない入浴剤汚れにのメカニズムに焦点を合わせ

  • 入浴剤汚れのメカニズム
  • 色移りしやすい・しにくい入浴剤の特徴
  • 入浴剤汚れや色移りの落とし方について
  • 入浴剤の色移りを予防する方法

をご紹介していきます。

この記事が少しでも参考となりましたら幸いです。

浴槽に頑固な「入浴剤汚れ」が付く原因と仕組み

ここからは、

浴槽(バスタブ)に入浴剤汚れが付く原因と
汚れが付く仕組みについてご紹介していきます。

 

まず知っておくべきこととして
お風呂場(浴室)へ汚れが付く原因は大きく7つあり、

  1. 入浴剤:入浴剤に含まれる様々な成分(特に着色料)
  2. 水垢:水道水に含まれるカルシウムなどのミネラル分が固まったもの
  3. 皮脂汚れ:人の皮膚にある皮脂腺から出る成分(中性脂肪と脂肪酸が大半)
  4. 石鹸カス:水道水のミネラルと、皮脂などの油汚れや石けんに含まれる脂肪酸が結合したもの
  5. 黒カビ:「クラドスポリウム」と呼ばれるカビの1種
  6. 赤カビ:「ロドトルラ」と呼ばれる酵母菌の1種
  7. 湯垢:水垢に石鹸カスや皮脂汚れが混ぜ合わさってできた、お風呂特有のヌルヌルした汚れ

このうち、入浴剤汚れと関係が深いのが以下の5つ。

  • 入浴剤
  • 水垢
  • 皮脂汚れ
  • 石鹸カス
  • 湯垢

入浴剤汚れは、
入浴剤を使うから汚れるのはもちろん。

浴槽の材質や傷・別の汚れなど
入浴剤の汚れが付く要因が関係してきます

入浴剤汚れが付く仕組み

次に入浴剤汚れが付く仕組みを解説していきましょう。

入浴剤は大きく
以下の8種類の成分が組み合わ去っています。

  1. 無機塩類
  2. 生薬類
  3. 酵素類
  4. 有機酸類
  5. 保湿剤
  6. 着色料
  7. 香料
  8. そのほかの成分

このうち、特に汚れとして目立つのが着色料で、

浴槽(バスタブ)にはない色がつくことで
汚れが目立つようになるのですが、

入浴剤単体ではそれほど汚れはつきません。

というのも、浴槽には

汚れや傷から守るためのコーティングが施され
掃除をしても落ちないほどの頑固な汚れは
そうそう付かないからです。

※もともとコーティングされていない浴槽もあります。

そのため、

入浴剤汚れが浴槽につくには、
着色料などが付着する下地(汚れや傷)ができている必要があるのです。

上のイメージ図のように、
コーティングされている浴槽は
汚れは付きにくく、
簡単に落とすことができます。

一方、コーテイングや浴槽自体に傷がついていると、

その傷に別の汚れ(水垢・湯垢等)がたまり
さらに入浴剤成分が付着してしまい

その結果、入浴剤の汚れ(色移り)が目立つようになるのです。

なので、入浴剤汚れが付くには

  • 浴槽のコーティングがはがれている
  • 浴槽に傷がある
  • 浴槽に水垢・湯垢等の汚れが付いたまま
  • 色移りしやすい入浴剤
  • 汚れが付きやすい材質の浴槽

などの条件が重なる必要があります。

入浴剤汚れが付きやすくなる条件に付いて
順番に解説していきますね

浴槽への色移りがしやすい入浴剤とは?

着色料の含まれた入浴剤を使うと
大なり小なり浴槽へその色が移ってしまいます。

入浴剤汚れが付く仕組み」で説明したように

傷や別の汚れがある場合に、
そこに入浴剤成分が付着するため
浴槽に色が移ったように見えるのですが、

汚れが付きやすい入浴剤
汚れが付きにくい入浴剤があります。

ここでは、色移りしやすい入浴剤とその原理についてご紹介していきます。

①染料タイプの着色料を使った入浴剤

浴槽へ色移りしやすい入浴剤として、

lush(ラッシュ)のように鮮やかな色に染まる
染料タイプの着色料」を使った入浴剤があります。

染料タイプの着色料とは、
下の図のように、溶液(お湯)に溶けて
均一に染まるタイプの着色料です。

染料タイプの着色料は、
紙や繊維などに「染み込ませる」染色に使用するため

浴槽に傷があれば、その傷に入り込み、
下地の汚れがついていたら、その汚れに染み込みます。

入浴剤には赤218赤223などの合成着色料が
染料タイプの着色料です。

数が多いためすべて紹介することはできませんが、

染料タイプの着色料について興味のある方は
こちらの法定色素のページ
「~レーキ」と記載されていないものをお探しください。

レーキとは水に可溶性の染料を金属塩にして不溶化し、顔料のようにしたもの

レーキと書かれていない着色料すべてが
染料タイプというわけではありませんが
一つの目安にはなると思います。

②濁り湯タイプの入浴剤(着色料なし)

浴槽へ色移りしやすい入浴剤の2つ目として
酸化チタンや炭酸カルシウムを含む
濁り湯タイプの入浴剤があげられます。

着色料は含まれていませんが

長時間浴槽に入れておくと
白濁成分が浴槽まわりや底に付き
白く汚れることがあります

基本的に、普通に掃除をしてすすげば
簡単にきれいになりますが、

木製の浴槽や傷のついた浴槽の場合、
白濁成分が付着して取りにくい場合があります。

濁り湯成分は沈殿しやすく研磨作用もあるため、追い炊きには不向き。配管内に汚れとなる他、機器内部を劣化させる原因にもなってしまいます。

浴槽への色移りが少ない入浴剤とは?

浴槽に傷や湯垢等の汚れがついている場合に
入浴剤汚れが付きやすいことをここまで説明しました。

しかし、

すべての入浴剤で浴槽が汚れやすくなるわけではありません。

中には、汚れを浮かし掃除をしやすくする
副次効果をもたらす入浴剤もあります。

ここからは、そういった
浴槽への汚れ移りの少ない入浴剤についてご紹介していきます。

顔料タイプの着色料を使っているもの

浴槽へ色移りしにくい入浴剤は

バスクリンのように水性色素
顔料タイプの着色料」を使用しているものがあげられます。

顔料タイプの着色料とは下の図のように、
溶液(お湯)に混ぜると「色素分子がバラバラのままの着色料」のことを指し、

色素分子が下地の表面に付着する形で存在するため
掃除等によって落としやすい着色料です。

入浴剤に使われる顔料タイプの着色料としては、

  • 赤102、106、227
  • 黄4、5、202(1)
  • 青1、2

等が使用されています。

数が多いためすべて紹介することはできません。
興味のある方はこちらの法定色素のページ
「~レーキ」と記載されているものをお探しください。

レーキとは水に可溶性の染料を金属塩にして不溶化し、顔料のようにしたもの

ちなみに、

入浴剤メーカーの一社、バスロマンでは
公式で「弊社の入浴剤に使用されている色素は水溶性(顔料タイプ)であり、浴槽や風呂釜に着色することはありません。」と明記しています。

弊社の入浴剤に使用されている色素は水溶性であり、浴槽や風呂釜に着色することはありません。粉末を直接浴槽に付着させた場合でも、すぐに水洗いして頂ければ落ちます。また、弊社の入浴剤は浴槽・風呂釜に使用されている材質(ホーロー・ステンレス・FRP・ポリ・人工大理石・アルミ・銅)に関し試験を行っており、光沢・滑度・色・腐食において、影響を与えないことが確認されております。

引用:バスロマン

無色透明の入浴剤

浴槽へ色移りしにくい入浴剤の2つ目は
着色料を使っていないBARTHのような
無色透明の入浴剤があげられます。

無色透明の入浴剤だと
「色」も「にごり」もないため
浴槽への入浴剤汚れがつきにくく

また、

  • 炭酸水素ナトリウム(重曹)
  • クエン酸
  • セスキ炭酸ソーダ

などの

掃除にも使われる成分を使用しているため
浴槽への汚れを予防してくれます。

浴槽への色移りの落とし方

ここからは、浴槽の入浴剤汚れの落とし方についてご紹介していきます。

①入浴後のひと手間が重要

入浴剤汚れは時間がたてばたつほどに
浴槽に付着していきます。

そのため、入浴後のひと手間がとても重要。

入浴後のひと手間
  1. 次に入る人がいないのであればすぐに排水
  2. シャワーで浴槽を大まかにすすぐ
  3. 浴槽をスポンジで軽くこする
  4. シャワーで洗い流す

入浴後に、ここまでするのは面倒という場合は、
排水後、シャワーですすぐだけでも
汚れの付き具合がだいぶ変わってきますよ。

②スポンジでこすっても浴槽の色移りが取れないとき(軽度の着色)

お風呂用洗剤とスポンジで掃除をしても
浴槽への色移りが取れない場合、

汚れ自体が頑固にこびりついていると考えられます。

入浴剤汚れが付く仕組み」で説明した通り、
入浴剤の色移りは、
浴槽の傷やほかの汚れに付着することで起こります。

そのため、

水垢や湯垢等の汚れに
入浴剤の着色料等が染み込むため
その汚れ自体を取り除く必要があります。

そういった「入浴剤の色が染み込んだ汚れ」を
落とす方法には以下方法があります。

  1. メラミンスポンジ
  2. 重曹
  3. クエン酸
  4. セスキ炭酸ソーダ
  5. カビキラー

一つ一つ解説していきますね。

メラミンスポンジ

掃除アイテムの定番「メラミンスポンジ」です。

100均やスーパー、ドラッグストアなど
今ではどこでも手に入るメラミンスポンジを使えば、

表面の細かな網目状の構造で
削り取るように汚れを落とせます。

画像引用:LEC

ただ、メラミンスポンジには研磨力があるため
強くゴシゴシと浴槽をこすってしまうと
浴槽のコーティングや表面自体も削ってしまいます。

使用する場合は、力を抜き
優しくこするようにしましょう。

これで落ちないのであれば
他の方法を試してください。

重曹

重曹の持つ「弱アルカリ性」と「軟水効果」で
浴槽の汚れを落とす効果が期待できます。

重曹の持つ弱アルカリ性の効果で
皮脂汚れを石鹸と同じ成分に変化させ、

さらに軟水効果によってお湯の金属イオンがなくなると、

水垢湯垢を簡単に落とすことができます。

また、重曹は水に溶けにくいため

少量の水と混ぜ合わせると
弱い研磨力を持つペースト状になり
浴槽の汚れを物理的に削ることもできます。

クエン酸

クエン酸は、ミネラル成分が固まってできた
水垢(炭酸カルシウム)を溶かすことができます。

そのため、

水垢汚れに入浴剤成分が付着した汚れであれば
クエン酸で落とすことができますが、

クエン酸単体では、
湯垢は落とすことができないため
使いどころは難しいかもしれません。

セスキ炭酸ソーダ

セスキ炭酸ソーダは、
重曹と炭酸ナトリウムで構成された「アルカリ剤」です。

汚れにセスキ炭酸ソーダを吹きかけ
しらばらく置くことで汚れが浮き、
落としやすくなります。

重曹よりもアルカリ度が高く
水に溶けやすい性質があるため

重曹のようにペースト状にして
擦り洗いをすることはできません。

塩素系漂白剤

軽度な入浴剤の色移りであれば
カビキラーのような塩素系漂白剤で落とすことも可能です。

塩素系漂白剤であれば、
黒カビ等の色も分解・漂白可能なため

入浴剤成分が染み込んだ湯垢汚れなどを
キレイにすることができます。

浴槽に塩素系漂白剤を吹きかけ
しばらく時間をおいてからシャワー等ですすぐだけでOK。

③(2)の方法で色移りが落ちないとき(重度の着色)

上記(2)の方法で入浴剤の色移りが落ちない「重度な色移り」の場合

  • 浴槽の汚れ自体がひどい
  • 浴槽の劣化
  • 浴槽の材質そのものに色が染みこんでいる

等が要因となり
入浴剤の着色料が落ちにくくなっていると考えられます。

一般的に、このような状態になっている浴槽を
キレイにするは難しいのですが、

浴槽への重度の色移りを落とす方法としては

  1. 市販の浴槽の染み抜き剤
  2. 業者にクリーニングを頼む

の2種類が考えられます。

浴槽の染み抜き剤

浴槽に掃除しても、漂白剤を使っても取れない
頑固な色移りがついてしまった場合、

できることは
↓のような「専用の染み抜き剤」を使用する方法です。

こちらの製品は、楽天市場から購入でき
下記の浴槽・樹脂パネルの染み抜きが可能です。

  • FRP(繊維強化プラスチック)
  • 人工大理石
  • アクリル系
  • ポリエステル系
  • 天然石(大理石・御影石)

ただし、注意点がありますので
その点にご理解いただ得る場合にお試しください。

  1. FRP、人工大理石、アクリル系、ポリエステル系、天然石(大理石・御影石)の浴槽・樹脂パネル以外には使用できない(例:ホーロー製品不可
  2. 繰り返し染み抜きを行う必要がある(一回では取れきれない
  3. 染み抜きが困難・不可なパターンを判断する必要がある
    劣化が激しいもの、人造石・石調の浴槽、傷の多い浴槽
  4. 購入時「毒物劇物譲受書」の提出が必要
  5. 手間がかかる

上記の注意点を見てもらうとよくわかると思いますが、

染み抜き剤を購入するのも
自分で染み抜きをするのも
非常にめんどくさい!

自分でやる時間や手間が惜しいなら
専門の業者に頼むことをオススメします。

業者にクリーニングを頼む

浴槽の染み抜き剤を使って
ご自身で入浴剤の色移りを取り除くことはできますが、

どうしても手間と時間がかかってしまいます。

その手間と時間をはぶくためには
業者に頼んでクリーニングをしてもらうのが一番手っ取り早い方法です。

染み抜き剤を使って色を落とすより
費用が掛かってしまいますが、
その分、手間と時間がかかりません。

お金をとるなら「市販の染み抜き剤」
手間と時間をとるなら「お風呂のクリーニング業者」に頼むことをオススメします。

入浴剤の着色汚れを予防する方法は?

最後に浴槽への入浴剤汚れの予防方法についてご紹介していきます。

予防方法としては以下の3つ

  1. 残り湯をためない
  2. 入浴後のひと手間(掃除)
  3. 浴槽のガラスコーティング

それぞれ解説していきますね。

①残り湯をためておかない

入浴剤汚れを予防するためには
入浴剤成分(着色料)が浴槽と接している時間を減らすことが重要です。

時間がたてばたつほど、湯垢等の汚れがたまり
そこに着色料が染み込んでしまいます。

そのため、

入浴後の残り湯を
そのまま浴槽にためておかず
なるべく早く排水してしまいましょう。

②入浴後のひと手間の掃除

入浴剤汚れを予防する方法のその②は
残り湯を排水した後のひと手間です。

排水しただけでは、
浴槽に付着してしまった入浴剤成分はとれていません。

そのため、

  1. シャワーで浴槽をすすぐ
  2. 軽くスポンジでこする

等を行い、

汚れがこびり付く前に
入浴剤成分を流してしまうことが大切。

シャワーで流すだけでも
入浴剤の色移りが少なくなるので
後々の掃除の手間を省くことができますよ

③浴槽のガラスコーティング

入浴剤汚れを予防する方法のその③は
浴槽をコーティングする方法です。

新品の浴槽も時間がたてば劣化し
コーティングが剥げて汚れが付きやすくなります。

汚れをはじき、傷から保護するために

市販の浴槽ガラスコーティング剤を使うか
業者に頼んでコーティングしてもらいましょう。

浴槽の入浴剤汚れの落とし方・予防法まとめ

ご覧いただきありがとうございました。

この記事のポイントは以下の通り

  • 入浴剤汚れは、入浴剤単体でつくのではなく、水垢・湯垢などの下地に着色料が付き色移りしたように見える
  • 浴槽へ「色移りしやすい入浴剤」、「色移りしにくい入浴剤」がある
  • 軽度な色移りを掃除する方法は5つ
  • 重度な色移りを掃除する方法は2通り
  • 入浴剤の色移りを予防するには、入浴後のひと手間が大事

入浴剤の汚れのないキレイな浴槽で
バスタイムを楽しみましょう。