こんにちは!管理人のクラゲです。
2017年の販売開始から
SNS、女性誌などで話題となっている入浴剤BARTH(バース)。
ネット上の口コミを見ても高評価の多いBARTHですが、
低評価ももちろんあります。
それが、「価格が高い」こと。
一回の入浴(160L目安)に3錠を使うのですが、
30回分90錠入りで税込み6,600円と
一般的な入浴剤と比べるとすごく高い印象を受けます。
そんなお高いBARTHだからこそ
- せっかく高い買い物をしたのだから
- こんなに高評価がある商品なのだから
と、期待を込めすぎた結果、
と感じてしまう人もいますが
それは非常にもったいない!
他の入浴剤と比べ、
効果を実感しやすいBARTHと言えど『入浴剤』
薬とは違い、定期的に使い続けて
初めて効果を実感できるものとわかっていたら
BARTHの高評価にも納得できるはず。
とは言え、
という意見にも頷けます。
そこで、この記事では
価格の高い入浴剤BARTHの効果を実感できるように
効果的な使い方と入浴方法についてご紹介していきます。
入浴剤BARTHの入浴方法
入浴剤BARTHの効果を実感したいなら
まずは、基本的な入浴方法についてしていきましょう。
BARTHの入浴方法は「重炭酸パルネオトリートメント温浴法」といい
世界有数の炭酸泉大国であるドイツで
古くから人々を癒してきた「重炭酸泉による温浴法」です。
重炭酸イオンの溶け込んだお湯につかることで
入浴時の身体の血流量が水道水による入浴に比べて高く、
健康体温と言われる36.5°C 以上の体温になることで
様々な健康効果が期待されています。
そんなBARTHによる重炭酸パルネオトリートメント温浴法は以下の通り。
- ぬるめのお湯(37~40℃)160リットルに3錠を目安にBARTHを使用。
- 錠剤が溶けきってから、ゆったり15分以上入浴する。(BARTH3錠が溶けきるのに15分程度かかる。)
- 入浴中、体を手で揉みほぐす
BARTHを入れても約15分後には
発泡は終わってしまいますが
お湯の中には発生した二酸化炭素と重炭酸イオンが残っているので
- 後から入浴する
- お湯の温度が下がった
と言った場合でも、十分にBARTHの効果を受けることができます。
さらに、
入浴中に手で体を揉みほぐすことで
血行が良くなり、体を温める効果が高くなります。
入浴剤BARTHの効果:体を温める仕組み
炭酸ガスが出る入浴剤は、
一見、発泡する炭酸ガス(CO₂)が
直接皮膚や毛穴を通って血管に入り身体を温めると思われていますが、
これは少し違うそうです。
実際、炭酸ガス(CO₂)は気体であるため
そのままの状態だとお湯に溶け込んでいられません。
(お湯の温度に従い揮発していく)
そのため、
水(お湯)と反応し炭酸(H₂CO₃)となることで
お湯に中に溶け込んでいるのですが
この炭酸が電離した「重炭酸イオン(HCO³⁻)」という形になって
初めて汗腺などを通って毛細血管に入るそう。
また、炭酸ガス自体は酸性であるため
中性の血管の中に入ることができないんだとか。
炭酸ガスは酸性だから、中性の血管には溶解せず、細胞で副産物として発生する炭酸ガスは炭酸脱水酵素によって中和され、”重炭酸イオン”としてヘモグロビンに吸着し、血管に溶解している。炭酸ガスは酸性なので血管に入らないけれど、中性の重炭酸イオンのお湯なら、汗線などから毛細血管にそのまま吸収される。
引用:たびこふれ
吸収された重炭酸イオンが血管内皮細胞に達すると
一酸化窒素(NO)が産生され
NOの効果で血管が拡張し血行が良くなるのですが、
通常、二酸化炭素が重炭酸イオンになるのは極わずか。
しかも、二酸化炭素が溶け込む溶媒(お湯)のpH(酸・アルカリ度)が関係してきます。
以下の図は、水に溶けた炭酸ガス(CO₂)がpHによって
どう変化するか示したものになります。
画像引用:astamuse
pHが3.9~6.3の弱酸性域で、二酸化炭素(CO₂)の割合が多く、
pHが6.3~10.3の中性~弱アルカリ性域の時に重炭酸イオン(HCO³⁻)の割合が多くなります。
そのため、
一般的な炭酸ガス系入浴剤では
お湯は酸性で重炭酸イオンの発生も少ないため
お風呂上り後も温かさを実感できないことも少なくありません。
(その分ほかの成分でカバーしているのでしょう。)
ですが、
BARTHのように、
発泡後もお湯が中性の時は
重炭酸イオンが豊富にお湯に含まれていることが知られています。
そのため、
豊富な重炭酸イオンによって
血管が拡張し血行が良くなった結果
お風呂上りもポカポカと温かさを感じることができるのです。
無香料・無着色だと楽しくない!BARTHは他の入浴剤と混ぜて使っても大丈夫?
入浴剤と言えばやはり、
- 目で楽しめるカラフルなお湯
- リラックス効果のある香り
があると楽しいですよね。
お子さん受けもいいですし、気分にあわせて香りの違う入浴剤を使えば
毎日のお風呂時間が待ち遠しくなります。
ですが、
入浴剤BARHTのように無着色・無香料の場合だと、
また、後からお風呂に入る人に
と、言われてしまうかもしれません。
そんなとき、無着色・無香料の入浴剤に色や香りをプラスする方法と
他の入浴剤と混ぜていいのかについてここでご紹介していきます。
①「香り付け」
BARTHを使って満足できない理由の一つに
無色透明・無香料であることがあげられます。
BARTHは香料や着色料などの無駄を省き
お湯が中性であるため
肌の弱い人や赤ちゃんも使えるのが利点です。
ですが、
入浴剤に「楽しさ」や「癒し」を求めている人には
無色透明・無香料だと物足りないと感じてしまうでしょう。
そこで、
BARTHに満足感をプラスするために
『香りをつけること』で癒しを追加するこも可能です。
香りをつける方法は、大きく3つ。
- 香りのある他の入浴剤を混ぜる
- エッセンシャルオイル(精油)を加える(合計3~5滴)
- アロマキャンドルを焚く
どれも簡単に香りをプラスすることができますが、
以下の注意点も理解したうえで実践してみてください。
- 異なった入浴剤・オイルを混ぜることは、身体に害を及ぼすことはありません。しかし、各々の入浴剤の特性を損ねたり、効果効能が低下する可能性がある。
- 余分な成分が入ることで、浴槽や追い炊き機の汚れ、肌への刺激が増す可能性がある。
- キャンドルは火に注意。
②「色付け(着色)」
こちらも、香りづけと同様に
入浴剤に楽しさを求める人に向いている方法で、
特にお子さんは無色透明の入浴剤よりも
色のついた入浴剤を好むもの。
そういった『色』による楽しさをプラスする方法は大きく2つ。
- 色のついた別の入浴剤を入れる
- 食用色素(食紅)を加える
色のついた別の入浴剤を加えれば
簡単に色と香りをプラスすることができますが、
入浴剤の種類によっては
お湯のpH(酸・アルカリ度)が変化してしまう可能性があります。
pHが変わると、
BARTHの強みである中性重炭酸イオンの発生量が少なくなってしまうため
効果効能の低下が起こることが予想されます。
そのため、お風呂のお湯に色を付ける”だけ”なら「食用色素」がオススメ。
食用色素は100均やネット通販などで簡単に手に入るため
その日その日で色々な色に調節することが可能です。
液体の食用色素であれば
浴槽をキャンバスにして入浴中にどんどん色を変化させて楽しむこともできます。
こちらの方法も注意点があるので理解の上、実践してみてください。
- 異なった入浴剤を混ぜることは、身体に害を及ぼすようなことはありませんが、各々の入浴剤の特性を損ねたり、効果効能が低下する可能性がある。
- 余分な成分が入ることで、浴槽や追い炊き機の汚れ、肌への刺激が増す可能性がある。
- 食用色素には石油成分から作られたものもあるため、気になる方は天然成分由来の食用色素を使ってください。
入浴剤BARTHの効果的な使い方
入浴剤BARTHの低評価は
- 価格が高いこと
- 短期間で効果を実感できなかったこと
の2つがほとんど。
効果があると聞いて
せっかく高い入浴剤を買ったのに
他の入浴剤と大差ない
そんな風に感じるのは
効果的な使い方をできていないからかもしれません。
ここで入浴剤BARTHの効果をより実感する使用方法についてもご紹介していきますので
ぜひ参考にしてみてください。
併せて、管理人が実際にBARTHを使用したレビュー記事も参考になると思いますので
興味のある方はご覧下さい。
①「一回の使用量をかえる」
BARTHは発泡しているときに効果があるのではなく
重炭酸がお湯に十分溶け込んでいるときに
入浴すると様々な効果が期待できます。
しかし、1回で効果を実感できない方も多いのは事実。
期待値が高すぎたため
短期間で効果を実感できなかったとき
その落差が低評価の口コミとして現れます。
そういった時、
もう少し使い続けたら効果を実感できる可能性があるのですが、
何分、BARTHの価格が高いため
使い続けるの難しい方もいるでしょう。
そんな時は、
「一回の使用量を減らし、入浴回数を増やす」のもの一つの手です。
BARTHの使用方法として、
ぬるめのお湯(37~40℃)160リットルに3錠を使用。
となっていますが、これはあくまで目安。
中性重炭酸入浴剤BARTHは体に優しい原材料で作られているため
一回量を増やしても減らしても
成分による身体への悪影響はないといっていいでしょう。
さすがに1錠だと効果は期待できないですし
目安の3錠で効果が実感できないなら
一回量を増やしてもそんなに効果は変わらないでしょう。
そのため、一回で効果を期待するのではなく
一回の使用量を2錠にして
反復して使うことで効果を実感できるようにする方法です。
この方法であれば、多少ですが
使用する期間を延ばすことができ
費用も抑えることができます。
②「入浴方法を変える」
次に、入浴方法から変えていく方法です。
BARTHの効果は、お湯の水圧・温度に加え
有効成分である重曹とクエン酸、ビタミンCを配合することで
肌に潤いと毛穴の汚れを取り除き、つるつるの美肌へと導き、
発生する重炭酸イオン(HCO³⁻)によって
血流が改善、身体全体を温めることで、様々な効果効能が期待できます。
引用:BARTH公式サイト
これらの効果は、重炭酸イオンが浴槽にいっぱいになった状態から
ゆっくり15分以上の入浴によって効果が表れる始めるのですが、
どうしても個人差があるので
皆が皆、効果を実感できるわけではありません。
ですが、
入浴方法を変えることによって「変化」が出る可能性もあります。
基本的なBARTHの入浴方法は、
ぬるめのお湯(37~40℃)160リットルに3錠を使用し、ゆったりと15分以上の入浴をオススメします。
となっており、
15分以上の入浴とはなっていますが
BARTHの公式サイトを見ても、
全身浴・半身浴のどちらがいいとは書かれていません。
そのため、
普段の入浴方法でBARTHを試して
効果に実感できなかったのなら入浴方法を変えて、
- 半身浴から全身浴へ(全身浴から半身浴へ)
- 入浴時間を5~10分ほど延ばす
- お湯につかり続けるのがキツイなら、一時的にお湯から上がり、休みながら計15分以上入浴する。
- 一回で効果を期待せず、数日にわたって反復して入浴する
など、変化をつけることで
効果が表れるかもしれません。
③「追い炊きも可能」
BARTHの効果の要である重炭酸イオンは24時間持続することが
公式から発表されており、
さらに、
BARTHにはお風呂設備を痛める
硫黄や着色料・香料等が含まれていないため
『追い炊き』をすることが可能です。
そのため、
翌朝お風呂に入る場合など
もう一度追い炊きをしてBARTHの効果を得ることができます。
お湯の汚れが気にならないのであれば、
一回量のbarthで2日間入浴することもでき、
費用を抑えることも可能です。
(入浴例)
一日目:20時にBARTHを使って入浴。
二日目(朝):追い炊きをして入浴。
二日目(夜):19時に再び追い炊きをして入浴。
④「洗顔・洗髪に使う」
BARTHは他の入浴剤や天然温泉のように
泡立ちを悪くする成分は含まれていないため
お湯を洗顔・洗髪に使うことができます。
BARTHには重曹とクエン酸・ビタミンCが配合されているので
肌に潤いを与え、毛穴の汚れを取り除くことができるほか、
頭皮まで浸かって揉みほぐすことで、
毛穴ポケットが開き、髪や頭皮の汚れ・ニオイの元を洗い流し
髪にハリ・コシを与え、フケ・かゆみも抑える効果も期待されます。
そのため、
BARTHを1錠セットして使用するシャワーヘッドも販売されています。
また、
BARTHの洗顔パウダー(泡立たないタイプのマッサージ洗顔料)も販売されているので
お顔の毛穴の汚れや肌の乾燥が気になる方はぜひお試しください。
⑤「洗濯に使う」
BARTHは入浴時の効果だけでなく
お風呂後の残り湯も有効活用することができます。
残り湯は、前述したように
追い炊きをしてもう一度入浴に使えるほか
洗濯にも問題なく使用することができます。
ただし、残り湯には人の皮脂等の汚れが浮かんでいるため
柔軟仕上げの際には清水(水道水)を使うことをオススメします。
⑥入浴中にお湯の温度が下がってしまう場合
賃貸のアパートのように、
風呂釜(お湯の温度を一定に保つ機器)や追い炊き機がついていない場合、
気温(室温)が低下してしまう冬場だと
浴室だけでなくお風呂のお湯もすぐに冷めてしまうでしょう。
そのような場合、
いくらBARTHによって
中性重炭酸イオンが豊富に発生したとしても
身体を温める熱源(お湯)が体温より低くなってしまうので
BARTHの効果を実感できません。
そのため、お湯の温度を下げることなく入浴できるように、
- 風呂蓋
- アルミの保温シート
を使用すると、
BARTHの効果をより実感できる可能性があります。
入浴剤barthの効果的な使い方と入浴方法まとめ
ご覧いただきありがとうございました。
入浴剤BARTHには、
- 3回分(9錠入り)
- 10回分(30錠入り)
- 30回分(90錠入り)
の3種類が販売されていますので、
もし、ご興味のある方は
初回は3回分(9錠入り)からお試しすることをオススメします。
こちらであれば、1000円以内で購入することができるので
効果のほどをご自身の体で体感してみてください。