こんにちは!管理人のクラゲです
- 足の臭いの種類と原因
- 足の臭いを落とす方法
- 足湯での足の臭い対策
足のキツイ臭いにお悩みではありませんか?
仕事の後の足の臭いは
それだけ頑張った証拠かもしれませんが、
やっぱり足の臭いは気になってしまいますよね
この記事ではそんな足の臭いに焦点を当て
足湯でできる足の臭い対策についてご紹介していきます。
この記事があなたの疑問の解消のお役に立てたら幸いです。
- 足の臭いをにお悩みの人
- 足湯での足の臭い対策を知りたい人
足湯に「お酢・重曹・ミョウバン・クエン酸」を使えば足の臭いは落ちる
まずこの記事の結論からお話してしまうと、
足の臭いは
- お酢
- クエン酸
- 重曹
- ミョウバン
を入れた足湯に足を浸すことで
臭いを抑えることができいます。
ただし、
臭いの種類によっては
足湯で抑えることのできないものもある他、
一度抑えることができた臭いも
時間が経てば元に戻ってしまうので
定期的に臭い対策をする必要があります。
足の臭いの種類と原因を知り
それに合った臭い対策をしていきましょう!
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足の臭いの種類と原因
その種類も原因も様々。
ここで足の臭いの種類と原因について見ていきましょう。
細菌による臭い
足の臭いでまず一番に考えられる原因が
細菌が生み出す「イソ吉草酸(いそきちそうさん)」というニオイ物質です。
別名「3-メチルブタン酸」とも呼ばれ
悪臭防止法で特定悪臭物質に指定され
”規制対象”に含まれるほど
不快感を伴う刺激臭を放ちます。
イソ吉草酸は体内から出る臭いではなく
足の皮膚上に存在する「皮膚常在菌」が
汗・皮脂・垢を分解するときに発生するニオイ物質であるため、
皮膚常在菌が増えないように
足を清潔にすることで臭いを抑えることができます。
ストレスや疲労による臭い
次に考えられる足の臭いの原因は
ストレスや疲労からくる臭いです。
いわゆるストレス臭・疲労臭と呼ばれる臭いで
原因となるニオイ物質やメカニズムは異なりますが、
そのどちらもストレスが大きく関係してきます。
臭いの種類 | メカニズム | 臭い物質 |
ストレス臭 | ストレスにより皮膚上から放出される 気体(皮膚ガス)からの臭い | ジメチルトリスルフィド アリルメルカプタン |
疲労臭 | 過度な疲労やストレスから肝臓機能が低下。 体内で発生したアンモニアが処理できず 汗や皮脂に混ざって出てくる | アンモニア |
この2つの臭いは足に限った臭いではなく
全身から出る臭いで
根本の原因となるストレスや疲労を
なくさない限り、臭いは抑えられません。
ストレス社会である現代では
なかなか対策しづらいのが現状です
病気・感染症による臭い
足から出る臭いの原因には
「病気や感染症」もあります。
足の臭いとなる病気・感染症 | 臭いの原因・メカニズム |
水虫 | 白癬菌による感染 |
点状角質融解症 (てんじょうかくしつようかいしょう) | 皮膚の浅い部分で細菌感染症 角質に穴をあけそこで細菌が繁殖する |
掌蹠膿疱症 (しょうせきのうほうしょう) | ウミが溜まった膿疱が手のひらや足の裏に できる病気 |
陥入爪 (かんにゅうそう) | 爪の角が軟部組織(皮膚と皮下組織)に 刺さって炎症を起こした状態。 巻き爪とは異なる |
蜂窩織炎 (ほうかしきえん) | 皮下組織で細菌が増殖して起こる急性感染症 |
ひょう疽 (ひょうそ) | 手や足の爪の周囲に急性の炎症が起こった状態。 (指趾末節の蜂窩織炎(ほうかしきえん)) |
糖尿病足壊疽 (とうにょうびょうえそしょう) | 糖尿病にみられる合併症のひとつ。 血液循環の障害、免疫力の低下などにより 足の裏にできた傷が治らず、細菌感染を起こし 壊死していく病気 |
多汗症 (たかんしょう) | 過剰な汗が分泌される病気 明確な発症メカニズムは不明だが、 緊張によって症状が悪化する |
※表にかかれている病気・感染症以外でも足の臭いとなるものもあります。
このような病気や感染症からくる足の臭いは
原因を解決しないことにはいつまでたっても
臭いは収まりません。
足や足の爪の状態が明らかにおかしい場合は
まずは皮膚科に受診し
必要な診察・治療を受けてください。
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足の臭いを落とし予防する方法
「足の臭いの種類と原因」で解説したとおり
足の臭いの原因は大きく3種
- 細菌による臭い
- ストレス・疲労からくる臭い
- 病気からくる臭い
このうち②と③は
根本の原因を解決しないことには
足の臭いは収まらないので省略し、
ここからは①の「細菌による臭い」を予防する方法をご紹介していきます。
足を清潔に保つ
まず、足自体を清潔に保つことを心がけてください。
足から出る汗や皮脂・垢は
細菌が繁殖するためのエサとなってしまいます
細菌が繁殖すればするだけ
汗や皮脂・垢が分解され
臭い物質が作られてしまうので
足を清潔にし
細菌が繁殖しにくい環境を作れれば
おのずと足の臭いは落ちつきます。
足の爪も整え清潔にする
足の爪もキレイに整えておきましょう。
爪の間には汚れが溜まりやすく
水虫の原因となる白癬菌も感染しやすくなってしまいます。
巻き爪や陥入爪場合は
無理に切る必要はありませんが
伸びた爪は怪我の元にもなるので
痛みが出ない程度に整えるか
形成外科や皮膚科、整形外科を受診し
治療を行うことをオススメします。
角質ケアをする
足の裏やかかとなどの角質ケアもしましょう。
足の裏やかかとは
体重がかかるため角質が分厚くなる傾向にあります。
角質が分厚くなれば
それだけ細菌のエサが増え
細菌の繁殖とともにニオイ物質も作られる他、
ガサガサ・ゴワゴワの”かかと”は見た目も悪く
もしひび割れてしまうと
歩くだけで痛みが出てしまうので、
定期的な角質ケアを行うことをオススメします。
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通気性の良い靴・靴下をはく
汗で蒸れた足は細菌が繁殖しやすい環境です。
特に仕事に使う革靴は通気性が悪く
一日はき通しであるので非常に蒸れやすいため
足が汗で蒸れないためにも
通気性の良い靴や靴下をはくようにしましょう。
↓のような見た目にわからない
通気性の良い革靴はオススメです。
靴や靴箱を乾燥させる
靴の中は乾燥しにくい密閉空間と考えて下さい。
足から出た汗や垢、皮脂は靴の中に溜まりやすく
ニオイ物質ができやすい環境なので
毎日同じ靴をはかず
2~3つの靴でローテションを組んで
”その日使う靴”と”その日は使わない靴”に分け
臭いが出にくいように靴を乾燥させましょう。
足湯をする
足湯をすることも足の臭い対策に効果的です。
後述する「足湯でできる臭い対策」を行えば
足の皮膚にいる細菌の数をコントロールできるため
すぐに足の臭いを落とすことも可能。
しかも、足湯には
疲労回復やストレス軽減の効果もあるので
仕事や家事のパフォーマンス向上にも役立ちます。
足湯でできる足の臭い対策
最後に具体的な足湯での臭い対策を
- お酢やクエン酸を使う
- 重曹を使う
- ミョウバンを使う
3つの方法でご紹介しますね。
お酢やクエン酸を使う
殺菌作用のあるクエン酸を足湯に使うことで
細菌由来の足の臭いを抑えるができます。
お酢にもクエン酸が含まれているので
同様に殺菌効果があり足の臭いを抑えることができます。
- お酢:コップ一杯(200ml程度)で10~15分の足湯
- クエン酸:大さじ2~3杯で10~15分の足湯
※足湯に使う濃度は低いですが、長時間クエン酸と接していると
肌のタンパク質が壊れ、肌荒れを起こす可能性があります
足湯とする際、クエン酸は不純物の少ない
食品グレード以上を使うようにしましょう。
また、お酢の場合は
食品用のお酢でもいいですが、
足湯には「木酢液(竹酢液)」がオススメ!
普段のお風呂の入浴剤代わりに使うこともできます。
重曹を使う
足の臭いを抑えるのに
足湯に重曹を加える方法もあります。
ただ、重曹は殺菌ではなく「静菌」
細菌の繁殖を抑える予防には効果的ですが、
すでに足が臭うという場合は
重曹での足湯では臭いが収まらないこともあります。
そんな時は、一度足をキレイに洗うか
殺菌効果のあるクエン酸などを使った後に
重曹で足湯をするといいでしょう。
- 重曹を小さじ1~2杯程度を入れ10~15分ほどで足湯をする
※重曹には皮脂を落とす作用もあるので長時間の足湯は注意
重曹は掃除や料理など
いろいろな場面で使う機会があるので
一袋持っておくと便利ですよ。
また、食品グレード以上の重曹をオススメします。
ミョウバンを使う
ミョウバンと呼ばれる「硫酸アルミニウムカリウム」は
食品添加物であり殺菌作用もあるので
足湯に混ぜて使うと
足の臭いを抑えることができます。
- 粉末のミョウバンを1~3つまみ程度(1.5g~4.5gほど)を入れ10~15分足湯をする
※ミョウバンは水に溶けにくいがお湯には溶ける
※ミョウバンは金属アレルギーの原因となるので注意
ミョウバンは漬物を浸けたり
煮崩れや食材の変色を防ぐのに役立つので
一袋おいておくと便利ですよ。
足湯でできる足の臭い対策まとめ
ご覧いただきありがとうございました。
この記事のポイントをまとめると以下のようになります。
- 足の臭いは「細菌によるもの」「ストレスや疲労によるもの」「病気からくるもの」の3つがある
- 細菌からくる臭いは足湯で抑えられる
- 足湯にお酢・クエン酸・重曹・ミョウバンのどれかを使えば足の臭いは落とせる
今回は足湯での臭い対策をご紹介しましたが、
細菌由来の体臭であれば
毎日のお風呂にお酢やクエン酸
重曹やミョウバンを加えることで抑えることができます。
あなたの生活スタイルに合わせて
足の臭い対策をしてみてください。