こんにちは!管理人のクラゲです。
私の好きなお笑い芸人のトップ3に入るサンドウィッチマン。
その一人である「富澤たけし」さんが膝の痛みを受け、水を抜いたそうだ。
そのことを相方の「伊達みきお」さんが、ブログで『富澤の膝水』を受注生産し始めたと紹介していました。只今、1年待ちなのだそう(笑)
その価格も1リットル1万円とかなり高額⁉
たしかに、富澤さんの膝で作られる天然?の水なので大量生産はでいないので希少価値はありますね(あるのかな・・・?)
私は膝の水を抜いたことがないため、何のために痛い思いまでして水を抜くのかなんとなくでしかわかっていませんでした。
そんな時に富澤さんが膝の水を抜いたということを知って、ちょうどいい機会と思い、今回「膝の水を抜く理由」について調べたので記事にします。
この記事があなたのちょっとした疑問を解決するのに役立てば幸いです。
話題沸騰の「富澤の膝水」とは?
日本のお笑いコンビであるサンドウィッチマン。
その一人である富澤たけしさんの膝から「富澤の膝水」がとれたそうだ。その価格は相方の伊達さん曰く1リットル1万円とすごく高価!
日本で売られているミネラルウフォーターの価格は1リットル150円ほどなので、その値段の高さがよくわかるでしょう。
ちなみに、今回取れた「富澤の膝水」。片方の膝から22ccほどとれているのが写真からわかる。
もう片足からも同じくらいとれるとすると、両足で約50ccほどとれると考えると、今回だけで500円相当の膝水が取れたと予想できる。
富澤さんがどれくらいのペースで膝から水を抜いているかわからないが、1リットルためるにはかなりの期間が必要そうですね。
膝にたまる水の正体は?
膝に水が溜まって痛いという声はちらほらと聞こえてきますが、そもそも「膝に水?」と言われて疑問に思った方もおられるのではないだろうか?
膝の関節は、関節包(かんせつほう)という1つの袋に包まれおり、この袋の内側は滑膜という、滑りやすい膜で内張されています。
関節包の内部を関節腔(かんせつくう)といい、その中に”とろみのある水”(今回の富澤の膝水)が入っていて、ヒアルロン酸やタンパク質を含み、膝関節の潤滑剤と栄養補給の役割をしています。
この水のことを「関節液」と言い、通常、1~2mlほどが関節腔内を満たしているのだが、何かしらの原因で、この関節液が過剰に関節腔に溜まると違和感や痛みといった症状が出てくるのだ。
そもそも、なぜ膝に水がたまるの?
今回、富澤さんは「私はヒザの痛みが強くなってきたので、水がたまってきたのだろうと思って病院にGO!」したそうですが、そもそも、なぜ膝に水がたまるのでしょうか?
整形外科の先生曰く、腫れて水が溜まっている関節を見ると、そこに何らかの異常が発生したと考えるそうだ。
確かに、通常1~2mlほどしかない関節液が、膝関節が腫れるくらいたまるのは異常ですね。
ではどんな異常が関節に起こっているかというと、
膝に関節液が溜まるときの原因は、大まかに3つ。
- 軟骨に傷がついている
- 関節内に炎症が起きている
- 骨を含めて関節のどこかに傷がついて内出血している
このどれかを整形外科の先生は疑うそうだ。
そしてその疑いを確信にもっていくために、実際に膝関節から水(関節液)を抜いて異常を確かめるのだ。
①の軟骨に傷がつくのは、主に変形性関節症というお年寄りが鳴りやすい病気や外傷、運動のし過ぎで起きます。
②の関節内の炎症は、慢性関節リウマチや痛風、細菌感染などが考えられ、
③の関節内の傷による内出血は、骨折や靭帯(じんたい)損傷などの大きな外傷、血友病などの特殊な病気でみられるそうだ。
またお年寄りの場合、大きくない外傷でも内出血していることがあるようです。
そのため原因がわかっていても、きちんと膝の異常が治るまでは、水がたまり続けるので、痛みや違和感を取り除くために定期的に水を抜くのだ。
一度膝の水を抜くと再発しやすいの?
今回、膝に水がたまる原因をいろいろ調べていると、
という疑問の声を見かけましたが、よくよく調べてみると、
膝に水がたまるのは必ず原因があるからで、水を抜いたから膝に水がたまりやすくなるわけじゃなく、「もともとの原因が治っていないから何度でもたまるだけ」ということでした。
同じように、ただ膝の関節軟骨が傷ついたり、関節の病気になった結果、膝に水がたまるので、お年寄りだから膝に水がたまりやすいわけでもないわけです。
とはいっても、年を取ってくると、体のあちこちに不調は出やすくなるもの。その不調が膝に出てきた場合、膝に水がたまることは予想されます。
膝に水がたまるとどれくらい痛いの?
わざわざ注射器で痛い思いをしてまで、膝の水抜きをするくらいだから、さぞ痛いんでしょうね。
私も後々のことを考えて事前に調べてみました。
膝の痛みは大きく2つ
膝に痛みが出るのは、大まかに慢性と急性のどちらかの症状が出ているときです。
慢性の症状は、主にお年寄りに多く見られ、
- 動作をすると痛い
- じっとしていても痛い
といった2パターンが主です。
また
- 年とともに徐々に痛みが進行している
- 痛みの程度は軽度だが長期間改善されない
- 無理な動きをした際に突然痛くなる
といったケースも多いようです。
一方、急性の症状は年齢問わず急激に発生するもので、
- スポーツ等による怪我
- 痛風性の関節炎
が考えられます。特にスポーツ時に靭帯や半月板の損傷を受けたことが原因になりやすい。
膝に水が溜まっているときの痛み
良く膝に水がたまると痛いという声を耳にしますが、
実際のところ、膝に水がたまるから痛いのではなくて、膝に痛みのある一部の方に「水がたまる」という症状が出ているだけです。
もちろん、膝に水がたまり関節内を圧迫することで違和感や痛みが出ることも考えられますが、膝の水と痛みは直接的に関係はないそうです。
つまりもともとの膝の痛みが、水がたまることでぶり返している状態を多くの方が水が溜まって痛みが出ていると勘違いしているのだ。
膝の水は肥満と関係あるの?
膝に水がたまる原因の一つに「変形性関節症」というお年寄りに多い病気がある。
実はこの病気、お年寄り以外にもなりやすい方がいて、
- 女性
- O脚
- 肥満
の方は特に注意が必要なのだ。
というのも変形性関節症は、筋肉量とホルモンバランス、さらに膝への負荷量が関係してくるので、筋肉量が少ない女性や膝に負担のかかりやすいO脚や肥満の方はなりやすい傾向がある。
今回、富澤さんが膝から水を抜いたというブログを見て、ファンの方から
膝水は肥満が原因ですからトミザワさん痩せましょう…
という声が出たのは至極当然の結果でしたね。
まとめ:【サンド富澤】膝から抜いた”富澤の膝水”にファン驚愕
今回片方の膝から22ccもの関節液(富澤の膝水)をぬいた富澤たけしさん。
お菓子やアイスクリームを食べるようになって太りだしたことを相方の伊達みきおさんがブログでおっしゃっていましたが、
「肥満は万病のもと」と言われるくらい、いろんな病気を併発するので、膝の痛みから解放されるにはまずは痩せる必要があるでしょうね。
サンドウィッチマンの人柄やコントは私も大好きなので、ぜひ長く健康でいていただきたいものです!