こんにちは!管理人のクラゲです。
そんな疑問を解消できるように
温泉や銭湯でタオル巻き入浴が基本NGな理由をご紹介していきます。
- 温泉・銭湯でタオル巻き入浴(湯船にタオルを浸ける)のがダメな理由
- テレビではタオル巻き入浴がOKな理由
- 温泉・銭湯でのタオルマナー
日本は火山列島。
温められた地下水が多く
源泉総数が約2万8,000と世界有数の温泉大国です
昨今の温泉・サウナブームもあり
若い方でも温泉・銭湯に行く方が増えていますが
皆が皆マナー良く利用しているというわけではありません。
特にタオルは何気なく湯船に付けてしまっている方も。
知らず知らずマナー違反をしてしまわないように
入浴時のタオルマナーについて知ってみてください。
温泉・銭湯でタオルを湯船に入れるのはルール・マナー違反
まず管理人のクラゲが
銭湯や温泉での「タオル着用入浴」について
調べた限りの結論から言うと
温泉や銭湯でタオルを体に巻いたまま入浴するのはマナー・ルール違反
でした。
タオルを浸けたまま湯船に浸かってしまうと
- 入浴マナーを違反する
- 温浴施設が設定したルールを違反する
- お湯を汚す
- 利用者間でのトラブル
につながる可能性があり、
他の利用者や温泉施設側に迷惑がかかるため
タオルを体に巻いたままの入浴はやめましょう。
入浴時のタオルの扱いについては順番に解説していきますね。
タオルの持ち込みは全く問題なし
洗い場にタオルを持ち込むこと自体はなんら問題ありません。
タオルは体を洗うのにも、
入浴後、体についた水分をふき取るにも
移動時に体を隠すのにも使うので
タオルの持ち込み自体はマナー違反ではありません。
ではどんなタオルの使い方がマナーやルールに違反するのでしょうか?
タオルを湯船に付けることがマナーとルールに違反している
温泉や銭湯にタオルを持ち込むこと自体は全く問題ないですが、
タオルを湯船に浸ける・入れることはマナー違反。
温浴施設によっては
タオルを湯船に入れることを
明確に禁止しているところもあります。
わかりやすいお風呂マナーのイラスト| 野天湯元 湯快爽快 ざま https://t.co/vKGXXOkHvp
— くらげ@お風呂系ブロガー (@kurage_diary) February 15, 2022
ただいろいろな理由で体を隠して
温泉や銭湯に入りたいという人もいるでしょう。
そんな方たちはどうすればいいのでしょうか?
タオルの代わりに「湯あみ着」のレンタルがあることも
温浴施設によっては混浴などの理由から
体を隠すために「湯あみ着」をレンタルしているところもあります。
酸ヶ湯の湯あみ着の日とは。 pic.twitter.com/jYrlcGt9if
— まんぞう (@yan_man_zo) November 26, 2021
すべての温浴施設にあるわけではないですが、
事故や手術の傷があって
体を隠したいという人は「湯あみ着」をレンタルするといいでしょう。
テレビでタオル巻き入浴するのは「事前の許可取り+放送倫理」による例外
温泉や銭湯が登場するテレビ番組だと
タオルを体や腰に巻いて入浴していますが、あれは例外。
- 放送倫理的に局部(胸や陰部)が映るのがNG
- モザイクをかけると温泉や銭湯の良さが出ない・映らない
等の理由で
例外的に温浴施設側が許可を出している形になります。
そのため、
誰でもタオル巻き入浴が許可されるわけではないのでご注意下さい。
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湯船にタオルを浸けるのはなんでダメなの?
そもそも温泉や銭湯などの温浴施設で
タオルを湯船に浸けるのはなぜダメなのでしょうか?
その理由をここで解説していきますね。
タオルに付いた汚れでお湯を汚さないため
タオルをお湯に浸けるのが禁止されているのは
衛生的な理由に尽きます。
温泉や銭湯は不特定多数の人が利用するため
他の方の迷惑にならないよう
お湯を汚さずに利用する必要があるのです。
湯船に体を浸けるため
汗や垢など人由来の汚れはある程度仕方ないですが、
タオルについてくる汚れは
- 洗剤や柔軟剤といった科学物質
- タオルの繊維
- 色付きのタオルの着色料
- 体を洗った際についた石鹸・ボディソープ
など、人の体から出る汚れとは違い
お湯に本来入っていない成分であるため
衛生面からみると「汚いもの」と判断されてしまいます。
そのため、
他の利用者が気持ちよくお湯に入れるように
お湯を汚さないために
湯船にタオルを入れるのが禁止されているのです。
見た目だけではタオルの状態がわからないから
お湯を汚さないために
湯船にタオルを浸けるのが禁止されているのですが、
人によっては
と考える方もいるかもしれません。
しかし、タオルがキレイか汚れているかは
見た目から判断するのは難しく
「タオルを湯船に浸けないのがマナー」
と広まっているため
どんなにキレイなタオルだろうと
湯船に浸けてしまうと
利用者間でトラブルが起きる可能性があります。
そのため、
タオルの状態で例外を作らないため
タオルは新品・未使用関係なく
湯船に浸けることがNGなのです。
多くの温浴施設は水着もNG
タオルを湯船に浸けるのはマナー違反なので
代わりに水着はどうなの?っと思うかもしれません。
しかし、日本の多くの温泉・銭湯では
水着を着用しての入浴も禁止されています。
詳しくは「日本の温泉・銭湯で水着がダメな理由」
で紹介していますが、
やはりタオルと同じく
利用者が持ち込む水着がキレイ
見た目で判断できないなどの理由で禁止されています。
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温泉・銭湯でのタオルマナーと注意点
最後に温泉や銭湯での
タオルマナーをまとめていきます。
ここで紹介するタオルマナーは
体を拭くバスタオルではなく
洗い場に持ち込めるフェイスタオル程度のものとお考え下さい。
タオルを湯船に浸けるのはNG
ここまで何度も紹介しているように
- 体を洗う
- 体を拭く
- 体を隠す
目的でタオルを持ち込むのはOKですが、
タオルを湯船に浸けてはいけません。
お湯を汚してしまう他
他の利用者の方に不快な思いをさせてしまうからです。
では体を洗った後のタオルは
入浴中どこにおいておけばいいのでしょうか?
入浴中は「頭の上」もしくは「浴槽の縁」に置いておく
入浴中はタオルは折りたたんで
- 頭の上
- 浴槽の縁
など、他の利用者の邪魔にならない所に置いておきましょう。
頭の上に置いておくと
湯船に落ちてしまうこともあるとは思います。
もし落ちてしまったらすぐに回収し
浴槽の外で良く絞っておきましょう。
「お風呂でのぼせるメカニズム」については
↓の記事をご覧ください。
洗い場に持ち込めむタオルは「色・サイズ・状態」が適切なものを
温泉や銭湯の洗い場に持ち込むタオルは
お湯を汚さず、他人の迷惑にならないためにも
適切なものを選びましょう。
- 色:無地のもの、色落ちしないもの
- サイズ:手ぬぐい、フェイスタオル程度の大きさ
- 状態:洗濯してキレイなモノ、新品のもの、汚れてもいいもの
温泉や銭湯はそこまで広くはなく
他の利用者との距離もちかいため、
持ち込むタオルは邪魔にならないよう
「フェイスタオル」程度の大きさのものがベスト。
また温泉を利用する場合、
お湯にはいろいろな温泉成分を含み
強酸性・強アルカリ性であることも考えられるため、
色落ちするような派手な色合いのものは避け
温泉成分によって着色しても問題ないものを選びましょう。
体を洗った・拭いたタオルは良く絞っておく
洗い場に持ち込んで
体を洗ったり体を拭いたタオルは
水滴が滴らない程度に適度に絞っておきましょう。
体を洗った場合、すすいだとしても
石鹸やボディソープがタオルに残っているため
タオルから滴る水分に交じって
そういった化学物質が湯船に入らないとも限りません。
湯船を汚さないためにも
使用後のタオルは良く絞ってから
お風呂に入るようにしてください。
温泉・銭湯でのタオルマナーまとめ・関連記事
ご覧いただきありがとうございました。
この記事のポイントをまとめると以下の通りです。
- 温泉や銭湯にタオルを持ち込むのはOKだが、湯船にタオルを浸けるのはNG
- 湯船にタオルを浸けるのがNGなのは、お湯が汚れて衛生的に汚くなることが理由。
- 温泉や銭湯に入るとき、体を隠したい人は、湯あみ着をレンタルするのがオススメ。水着はタオルと同様の理由でNG
- 温泉や銭湯の洗い場に持ち込むタオルは「色・サイズ・状態」が適切なものを選ぶ
タオルは入浴時に必要なものであるため
持ち込んだとしてもマナー違反にはなりません。
ただ湯船に浸けるのは行為ですし、
タオルサイズや色、状態によっては
洗い場に持ち込むのを禁止される場合も考えられます。
いろいろな人が利用する温泉・銭湯では
- 自分だけが良ければいい
- 後からスタッフが清掃するだろう
と考えてはいけません。
後から利用する人が気持ちよく利用できるように
迷惑になるような行為は避けましょう。