スナネズミが実はカラーバリエーションが豊富だということを知っていますか?
日本では人気のゴールデンハムスターもカラーバリエーションは豊富ですが、実はスナネズミもたくさんの毛色があるんです。
こちらの記事では、主に日本でよく見かけるスナネズミの毛色についてご紹介します。
スナネズミの毛色は4タイプ
①アグーチカラー
アグーチカラーは背中とお腹の毛色が違う2色で、お腹の毛は白いです。
主にアグーチ、チンチラ、アージェントゴールデン、ダークアイドハニー、レッドフォックスなどが当てはまります。
②セルフカラー
セルフカラーは毛が1色のみで統一されている毛色になります。
主にブラック、ライラック、ナツメグ、アルビノ、スレート、ダヴなどが当てはまります。
③カラーポイント
カラーポイントはシャム猫のように、鼻回りや尾などの一部が濃くなっている毛色で、成長とともに濃くなっていきます。
主に、サイアミーズ、バーミーズ、ヒマラヤンなどが当てはまります。
④パイド
パイドは、上記の3種類の毛色のタイプにパイド模様(柄)がついた毛色のことを指します。
パイド模様の部分は基本的には白色で、入り方は個体によって差があり少しだけ白いパイド模様が入った仔もいれば大きくパイド模様が入った仔もいます。
パイド模様の個体はブラックパイドやアグーチパイドなど、毛色名の最後にパイドとつけて呼ばれることが多いです。
日本でもよく見かける有名なスナネズミの毛色
①アグーチ
野生色と呼ばれるカラーで、茶色がベースになったアグーチカラーで、目の色はブラックです。
野生下で生息している個体はこのカラーになります。
②ブラック
日本ではアグーチに次いでよく見かける毛色で、全身が黒一色に統一されたセルフカラーで、目の色はブラックです。
③ライラック
全身が灰色をしたセルフカラーで、目の色はルビーアイになります。
よく似た毛色にダヴやサファイヤなどがありますがそれらよりも濃い灰色をしています。
④ナツメグ
生まれたばかりの頃は黄色みがかった毛色をしており、目の色はブラックです。
幼少期はダークアイドハニーと類似していますがナツメグの大きな特徴として、成長とともに体の色が褐色になります。セルフカラーになります。
⑤ダークアイドハニー
全体が黄褐色をした明るい色のアグーチカラーで、目の色はブラックです。
幼少期はナツメグと類似していますが、ナツメグと違いアグーチカラーで、幼少期の毛色からほとんど変化がなく大人になります。
時々見られる珍しいスナネズミの毛色
①サイアミーズ
シャム猫のスナネズミバージョンのような毛色が特徴で、目の色はブラックのカラーポイントになります。
美しいカラーグラデーションから、日本では最近見かけるようになり、人気がある毛色になります。
②バーミーズ
サイアミーズよりも色が少し黒みがかった毛色で、目の色はブラックのカラーポイントです。
③アルビノ
体が白一色で統一されており、目の色がルビーアイのアルビノはセルフカラーです。
まとめ:スナネズミの毛色は種類がいっぱい!
スナネズミの毛色についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
今回の記事のポイントは、
- 毛色のタイプはまず4つに分けられる
- 野生色はアグーチ
- 日本でもたくさんの毛色を見かける
- サイアミーズなどの珍しい毛色も最近では見かける機会が増えた
になります。
スナネズミはここでご紹介出来ていない毛色が実はまだまだたくさんあり、海外では、スナネズミの品評会が行われるほど人気な動物なんです。
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