季節湯

赤ちゃんも大丈夫!刺激の少ないみかん風呂のやり方は?刺激の原因や注意点を紹介

こんにちは!管理人のクラゲです。

冬至に旬を迎える”みかん”
そのみかんを柚子風呂のように使って入浴するお風呂が「みかん風呂」。

みかん風呂も柚子と同じく柑橘系の果物であるため
水溶性成分の「ビタミンC」や香り成分である「リモネン」などによって、

  • 乾燥肌の予防や老化予防
  • リラックス効果
  • 血流改善効果
  • 湯冷め防止

といった効果が期待できますが、

肌の弱い人によっては刺激を感じ、痛みやかゆみが出ることも。。。

柚子風呂で肌がヒリヒリしたから、みかん風呂に変えてみたんだけど同じだったわ。。。

一年を健康で過ごしてもらいたいと、
赤ちゃんやお子さんをみかん風呂に入れてあげたいと
お考えの親御さんもおられるでしょう。

ですが、

何の対策もせず、みかん風呂に入れてしまうと
デリケートな肌の赤ちゃんやお子さんだと
肌がピリピリ・ヒリヒリするかもしれません。

そこでこの記事では、

みかんの刺激の原因に焦点を絞り
刺激のないみかん風呂の作り方をご紹介していきます。

この記事でわかること
  • みかん風呂とは
  • みかん風呂の刺激の原因
  • 刺激の少ないみかん風呂の作り方

この記事が参考となりましたら幸いです。

みかん風呂とは?どんな意味があるの?

みかん風呂とは、冬至の日に入る柚子風呂と同じく
柑橘系の果物である「オレンジやみかん」をお湯に浮かべたお風呂です。

古くからみかん風呂に入ると
身体がよく温まり風邪を引かない」と言われ、

柚子風呂と似たような意味合いで
寒くなる季節によく入られていたそうです。

みかん(果実)に含まれている栄養は以下のとおり。

ミカンの栄養成分
ビタミンビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE
ミネラルカリウム、ミネラル類
有機酸クエン酸
ポリフェノール類フラボノイド化合物(ヘスペリジン)、ヘスペリジン
炭水化物セルロース
その他オーラプテン(香り成分)、シネフリン(酸味成分)、テルペノイド(香り成分)、ナリンジン(苦み)、β−カロチン、β−クリプトキサンチン、ペクチン、ノミリン、リモネン(香り成分)

みかんには、健康や美容によい成分が色々と含まれているため、
みかんの栄養を肌から吸収することができる
みかん風呂には様々な効果が期待できます。

みかん風呂は肌の弱い赤ちゃんや子供だと刺激となることも

みかん風呂には健康や美容にいい成分が含まれているのですが、

赤ちゃんやお子さん・乾燥肌の方など
肌の弱い人がみかん風呂に入ると

ヒリヒリ・ピリピリと刺激を感じ
皮膚に痛みやかゆみといった症状が現れることもあります。

詳しくは後述しますが、

みかんの成分の一つに
酸化すると皮膚に刺激を生んでしまう成分」があるため

みかん風呂をやる際は、

  • みかんの個数
  • みかんの下処理
  • 入浴する人の肌質

上記の3点を考慮しないと、
肌に痛みやかゆみが出る可能性が高くなってしまいます。

みかん風呂デビューはいつから?

赤ちゃんやお子さんが一年中健康でいられるようにと、
験を担ぐために、みかん風呂に入れてあげようと
お考えの親御さんも多いでしょう。

ただ、前述したように、

みかんには「酸化すると肌に刺激となる成分」が含まれる他、

赤ちゃんの皮膚は、大人の1/2~1/3ほどの厚みしかなく
皮脂の分泌量も少ないため、
刺激に弱く、傷つきやすい状態です。

一般的に10~14歳の間に皮膚バリアー機能が成熟すると考えられているので
それ以前の年齢だと、せっかくみかん風呂をしてあげても
肌がピリピリ・ヒリヒリとして嫌がってしまうかもしれません。

そのため、みかん風呂デビューに関して
「生後何か月頃からならOK」とははっきりとはお答えすることができません。

一般的な入浴剤は生後3~4か月ほどになれば使用できるそうです。

とは言え、

赤ちゃんによっても肌質や体質などの個人差はあるので

”おむつかぶれ”や”あせも”ができにくい子であれば
みかん風呂に挑戦してみてもいいのではないか」と考えます。

また、デリケートな肌を守る意味も込めて
後述する「刺激の少ないみかん風呂の作り方」で紹介している方法もお試し下さい。

クラゲさん
クラゲさん
個人的にみかん風呂に入れるのは、ある程度言葉を理解し、「痛い・かゆい」といった意思疎通ができるようになってからの方がいいと思うな。

みかん風呂で肌がピリピリ・ヒリヒリとなる刺激の原因は?

みかん風呂で肌がピリピリ・ヒリヒリとして
痛みやかゆみを感じてしまうのは、

皮に多量に含まれる
香り成分の一つリモネンが酸化してできる
ヒドロペロキシド」が原因である可能性が高いです。

ヒドロペロキシドには皮膚刺激性がある他、
リモネン自体に皮脂を落とす作用があるため刺激を感じやすくなります。

みかん風呂で刺激を感じる原因や対処法については
以下の記事で解説していますので興味ある方はご覧ください。

みかん風呂で肌がピリピリ!痛み・かゆみの原因と対処法を調査こんにちは!管理人のクラゲです。 冬の12月ごろに旬を迎える「みかん」。 そんな”みかん”をお風呂に浮かべて作る「みかん風呂...

注意!みかん風呂でしてはいけない行為

みかん風呂で刺激を感じるような肌の弱い方は
以下の行為をすると、さらに刺激が強くなってしまうので注意が必要です。

以下の行為をしてしまうと、みかん風呂の入浴中に刺激が強くなるので注意

  • みかん風呂に入浴中、みかんを揉んで成分を出そうとする
  • みかんを搾った果汁でみかん風呂を作る
  • みかんの皮を傷つける(刺激成分がですぎてしまう)
  • ケガや傷があるときにみかん風呂に入浴する

赤ちゃんでも大丈夫!刺激の少ないみかん風呂の作り方

肌の弱い赤ちゃんやお子さんにも
安心してみかん風呂に入れてあげたい場合は、

刺激成分である「ヒドロペロキシド」の量を減らすために
みかんに果皮に含まれる「リモネンの量」をコントロールする必要があります。

リモネン自体は、果肉ではなく
果皮にある「油包(ゆほう)」と呼ばれる部屋に詰まっているので、

ひと工夫をするだけで刺激の少ないみかん風呂にすることができます。

刺激を感じにくいみかん風呂を作るには以下の5つの方法があります。

  1. みかんを丸ごと入れる
  2. みかんの中身(果肉)だけ入れる
  3. みかんを蒸す・茹でる
  4. 乾燥させたみかんの皮を使う
  5. みかんを桶に入れて香りだけ楽しむ

それぞれ解説していきますね。

みかんを丸ごと入れる

刺激を感じにくいみかん風呂を作る方法その①は
みかん丸ごと使う」方法です。

いくつか注意点もありますが、やり方は簡単。

みかんの果皮にある油包を傷つけないように
優しく水洗いし、そのまま湯船にみかんを浮かべるだけです。

刺激を感じにくいみかん風呂の作り方その①
  1. みかんの汚れを落とすため、優しく水ですすぐ
  2. 入浴する30分以上前にお風呂に入れる
    (みかんの成分をお湯に溶かすため)
ポイント

皮つきのみかんだと成分が溶け出にくいので5個以上がオススメ
ただし、刺激を感じたことがあるなら個数を減らして下さい。

また、油包を傷つけてしまう可能性があるので、

  • 入浴中にみかんを揉まない
  • 強くみかんを洗わない

の2点に注意してください。

みかんの中身(果肉)だけ入れる

刺激を感じにくいみかん風呂を作る方法その②は
みかんの中身(果肉)だけ使う」方法です。

刺激成分であるヒドロペロキシドは
リモネンが酸化することで生成されます。

そのリモネン自体は果皮に多量に含まれているため
果肉を使うことで
皮膚に刺激を感じることなくみかん風呂を楽しむことができます。

ただし、みかんの香り成分の90%ほどは
油包に含まれるリモネンなので、
果肉だけをお風呂に入れた場合、香りが物足りないかもしれません。

そんな時は、

  • みかんの皮を桶や洗面器に入れてお風呂場に持ち込む
  • みかんの香りの入浴剤を併用する

と香りも楽しむことができますよ。

刺激を感じにくいみかん風呂の作り方その②
  1. みかんの汚れを落とすため、優しく水ですすぐ
  2. みかんの皮を剥き、果肉を取り出す
  3. 果肉に切れ目を入れ、目の細かい洗濯ネットなどに入れてお風呂に入れる
ポイント

皮がない分、成分が出やすいので1~2個でOK

刺激成分の元となるリモネンも出ないので
多少、みかんを揉んでも大丈夫です。

ただし、

揉むと成分が出てきますが
果肉が拡散してしまうので注意して下さい。

みかんを蒸す・茹でる

刺激を感じにくいみかん風呂を作る方法その③は
みかんを蒸す・茹でる」方法です。

刺激成分の元となるリモネンは、みかんの皮に入っているため、

みかん風呂として使う前に、
「蒸す・茹でる」ことでリモネン量を減らせば
酸化してできるヒドロペロキシドの量も減らすことができます。

刺激を感じにくいみかん風呂の作り方その③
  1. みかんの汚れを落とすため、優しく水ですすぐ
  2. みかんの皮に切れ目を入れ、蒸し器などで蒸す or 熱湯でゆでる
  3. みかんを目の細かいネットに入れてお風呂に浮かべる
ポイント

みかんを蒸したり茹でることで、
油包に入っているリモネンが「揮発or溶け出る」ため刺激を感じにくくなります。

ですが、

長く蒸したり茹でるとみかんの他の成分も出て行ってしまうため
茹でたり蒸す時間は5~10分ほどを目安としてください。

乾燥させたみかんの皮を使う

刺激を感じにくいみかん風呂を作る方法その④は
乾燥させたみかんの皮を使う」方法です。

リモネンが含まれるみかんの皮を使う場合は、

事前によく乾燥させておくと、
揮発性成分であるリモネンが揮発していくので、
みかん風呂で刺激を感じにくくなります。

刺激を感じにくいみかん風呂の作り方その④
  1. みかんの汚れを落とすため、優しく水ですすぐ
  2. みかんの皮を剥き、中身は料理などに使う
  3. みかんの皮を天日干しにして、乾燥させる
  4. 乾燥したみかんの皮を、目の細かいネットに入れお風呂に浮かべる
ポイント

みかんの皮は夏場なら1~2日程度。
冬なら4~5日程度で十分乾燥するでしょう。

また、果肉を含めて
みかん自体を薄く輪切りにしたものを天日干ししてもOK。

密封容器に乾燥材と共に入れておけば、常温で1週間ほど保存可能なため
天然の入浴剤としてストックしておくこともできます。

みかんを桶に入れて香りを楽しむ

刺激を感じにくいみかん風呂を作る方法その⑤は
みかんを桶に入れて香りだけ楽しむ」方法です。

みかんを浴槽に入れず、
桶や洗面器に入れたお湯に浮かべることで

肌への刺激を心配することなく
みかん風呂の気分を味わうことができます。

刺激を感じにくいみかん風呂の作り方その⑤
  1. お湯のはった桶や洗面器にみかんを浮かべる
ポイント

桶や洗面器に浮かべるみかんは切っても切らなくてもOK
個数が多いほど香りが楽しめます。

香りが足りないと感じたら、
みかんの香りの入浴剤と併用してもいいでしょう。

赤ちゃんでも大丈夫なみかん風呂まとめ

ご覧いただきありがとうございました。

この記事のポイントは以下の通りです。

  • みかん風呂に入ると「身体がよく温まり風邪を引かない」と古くから言われている
  • 肌の弱い人だと、みかん風呂で刺激を感じることがある
  • 赤ちゃんは大人よりも肌が弱いので、刺激をなくす工夫をしなければ、みかん風呂で肌トラブル(痛み・かゆみ)を起こしてしまう可能性がある
  • みかん風呂の刺激を減らすには、香り成分であるリモネンの量をコントロールすればいい。

手間をかければみかん風呂でも刺激を感じず
赤ちゃんでも安心して入浴させることも可能です。

寒くなり体調を崩しやすい冬に、
みかん風呂に入って健康に過ごしてみませんか?