こんにちは!管理人のクラゲです。
毎日お風呂に入られますか?
毎日ゆっくり体をお湯につけて入浴する人もいれば
普段の生活が忙しく
毎日お風呂に使ることが難しい人もいるでしょう。
では、この入浴方法の違いでどんな”差”が生まれるのか
疑問を持ったことはありませんか?
水道光熱費はもちろん
入浴効果も同じということはないでしょう。
今回は、そんなの入浴方法によってどんな違いが出るのか
詳しく見ていきたいと思います。
- 入浴とシャワー浴の違い
- 水道光熱費、入浴効果の違いを比較
- 入浴とシャワー浴のメリット・デメリット
- 入浴とシャワー浴の使い分けるポイント
この記事が少しでもお役に立てたのなら幸いです。
【結論】入浴とシャワー浴は使い分けると吉
まずは初めに結論を言ってしまうと、
入浴・シャワー浴のどちらもメリット・デメリットがあるので
どちらが優れているかではなく、
- 加齢や病気で身体機能や体力が落ちているときは「シャワー浴」
- 疲労回復など、体の不調を改善したいときは「入浴」
- 寝起きで頭をリフレッシュしたり、集中力を高めたい場合は「シャワー浴」
- 体の芯から冷える時期は体を温める「入浴」
- 一人暮らしで水道光熱費を抑えたいなら「シャワー浴」、大家族なら「入浴」
など条件次第で使い分けるやり方が一番だと考えます。
特にシャワー浴の場合は
- 節水可能
- シャワーの勢いが強い
- 洗浄力高い
- 塩素除去
のできる「シャワーヘッド」を使うことで
シャンプー時間が短くなり
水道代を節約することも可能です。
普段からシャワー浴をしていて
水道代が気になる
シャンプーの泡立ち・泡切れを良くしたいと考えているのでしたら、
「【PR】ミラブルplus(プラス)」という節水シャワーヘッドが適しています。
取り付けも簡単ですし
節水率も約50%と経済的なので
一度公式サイトで商品情報を確認してみてください。
気に入ると思いますよ!
入浴とシャワー浴とは?
まずは入浴・シャワー浴がどんなものか見ていきましょう。
入浴とは
日本大百科全書(ニッポニカ)で入浴の定義を調べると、
身体の清潔、病気の治療を目的として大気以外のものに身体を浸すこと。
とされ、
水やお湯、バスタブや海・川・湖に限らず、
体を清潔にしたり、病気の治療目的で”浸す”のであれば入浴に定義されます。
そのため、
- シャワーを浴びる「シャワー浴」
- 水蒸気を浴びる「蒸気浴」
も入浴の一種に含まれます。
一般的に、欧米人が36~38℃の微温浴を好むのに対し、
日本人は42~43℃熱いお湯を好み、
中には45℃と痛みを感じる温度を好む人もおられます。
シャワー浴とは
シャワー浴とは入浴の一種で
「浴槽に入る代わりにシャワーを使用して清潔にする入浴の方法」のことを指します。
主に、体力低下など湯船に浸かる負担が大きい場合や
お湯にゆっくり浸かる時間がない場合など、
入浴介助や日常生活での時間短縮、
暑い時期に快適に入浴するためにシャワー浴が行われています。
ただ、
シャワー浴は水またはお湯を”浴びる”だけであるため
お湯に浸かる入浴よりも時間を短縮することができますが、
お湯に浸からないため、入浴による健康効果はほとんどなくなってしまいます。
入浴とシャワー浴の意識調査
日本人は世界的に見てもお風呂好きと認知されていますが、
実際の所、お湯に浸かる「入浴」と浴びるだけの「シャワー浴」の
割合はどのくらいなのでしょうか?
ここでは、株式会社プラネットさんの
「意識調査Formプラネット」に記載されていた
入浴による意識調査結果をご紹介。
男女・世代・季節別の入浴意識の結果は
以下のようになっています。
画像引用:意識調査Formプラネット
意識調査Formプラネットの引用画像を見るとわかりますが、
- 男女で入浴とシャワー浴の違いに大きな差はない
- 20~30代と若い人ほどシャワー浴をしている人が多い
- 40代以降はお風呂に浸かる人の方が多くなる
- 冬になるほど湯船に浸かる人は増え、シャワー浴は減る
という結果になっています。
男女での入浴意識にそこまで大きな差がないのは
日本は温泉国であり、昔からお風呂に浸かる文化があったためでしょうか?
働き盛りの20~30代と若い人ほど、
時間を有効活用するためにシャワー浴で済ませる人の割合が多く
身体機能が落ちる40代以降は湯船に浸かる人が増えています。
また、気温の下がる秋~冬は体を温めるために
若い人でも湯船に浸かる傾向にあるようですね。
入浴とシャワー浴の違いを比較
ここまで、入浴とシャワー浴の定義と
男女・世代・季節ごとの入浴の意識調査をご紹介しました。
ここからは、この記事の本題。
「入浴とシャワー浴の違い」について見ていきます。
- 入浴効果
- 水道光熱費
をポイントに両者の違いをご紹介しますね。
入浴効果の違い
まずは入浴効果の違いについて。
お湯に浸かる入浴は、適切なお風呂温度・入浴時間であれば
健康にかかわる「7大健康効果」を得ることができます。
【入浴の7大健康効果】
- 温熱作用:体を温め、一時的に血の巡りをよくする
- 静水圧作用:水圧で体を引き締め、むくみを解消
- 浮力作用:浮力によって筋肉や関節への負荷・緊張を軽減
- 清浄作用:体についた汚れを落とす
- 蒸気・香り作用:免疫力を高め、自律神経を整える
- 粘性・抵抗性作用:水の抵抗を利用し、少ない負荷で運動療法的な効果を得る
- 開放・密室作用:日常から心と体を開放し、リラックスできる
このような健康効果を得ることができるため
お湯に浸かる入浴では、
- 疲労回復
- 体の清浄化
- 体臭予防
- ストレス解消
- 肩こり・腰痛などの症状緩和
- 冷え性・むくみの改善
- 平熱の上昇
などの様々な効果が期待でき、
入浴剤を使えば、上記のような効果は高くなります。
一方、シャワー浴はというと、
お湯に浸かるわけではないので
浴室温度やお湯の温度がダイレクトに効果に反映され、
体を温め、リフレッシュすることはできますが、
入浴ほどの効果を得ることはできません。
例えば、お湯に浸かる入浴の場合
適切な温度・時間お湯に浸かると
体の芯から温めることができるほか
体を洗わなくても汚れが落ち、体臭を予防することができます
しかしシャワー浴の場合はというと、
お湯の温度を高めたりシャワー時間を増やしても
深部体温まで体温を上げることはできず、
また、体の汚れを落とすことはできません。
そのため、
一般的にシャワー浴よりもお湯に浸かる入浴の方が
優れているといわれています。
※入浴とシャワー浴の詳しいメリット・デメリットは後述
水道光熱費の違い
簡単にですが、
入浴とシャワー浴でどの程度、水道光熱費が変わってくるのか見ていきましょう。
まず入浴の時の水道光熱費はというと、
- 湯量:200ℓ
- 発熱量①:都市ガス「1万750kcal/m³」
- 発熱量②:プロパンガス「2万4000kcal/m³」
- 水温:25℃上昇(20℃から45℃へ)
- 温度上昇に使うエネルギー: 90%(追い炊きは70%)
を条件とした場合、
200ℓの水道代は約40円
お風呂を1回沸かすのにかかるガス代は
都市ガスで約55円、プロパンガスで約137円ですので、
一回の入浴で最低100~180円ほどはかかります。
※家族の人数、季節やお住いの自治体、入浴方法次第で水道光熱費は前後します。
さらに体や頭を洗えば、その分水道光熱費がかかるため
一回の入浴で200~300円ほどかかると予想されます。
参考:yahooニュース
一方、シャワー浴の場合はというと、
- シャワーは一分間で10~12ℓほど水道を使用する
- 都市ガスボイラー:熱効率80%
- 都市ガスの燃焼量:11,000kcal/㎥
- 水温を15℃から40℃に上昇
を条件とした場合、
シャワー1分のガス代は約6円、水道代は約2円かかります。
つまり、
シャワー5分:約40円
シャワー10分:約80円
となり、
シャワーにかける時間次第ですが
お風呂に浸かる入浴よりも費用を安くすることは可能です。
※家族の人数、季節やお住いの自治体、シャワー時間次第で水道光熱費は前後します。
参考:エネチェンジ
そのため、
入浴条件次第ではありますが、
一般的にシャワー浴の方が水道光熱費は安くすむ傾向があります。
入浴とシャワー浴のメリット・デメリット
最後に、入浴とシャワー浴のメリット・デメリットも確認していきましょう。
入浴のメリット・デメリット
まず湯船に浸かる入浴のメリット・デメリットです。
健康な人であれば入浴のメリットが強いですが
加齢によって体力が衰えたり持病を持つ人だと
入浴リスクを考える必要が出てきます。
- 入浴による7大健康効果を得られ、シャワー浴よりも様々な効果が期待できる
- 入浴剤を使い入浴効果を高めたり、「楽しさ」を追加できる
- 子どもと入れば、家族コミュニケーションもできる
- 体を洗わずとも入浴すれば、ある程度の汚れを落とすことができる
- 疲労回復など、体への不調を改善する効果が期待できる。
- 平熱を上げたり、ダイエットの補助に使える
- シャワー浴に比べ、水道光熱費がかかる
- 長湯や高温のお湯は、のぼせや脱水、肌の乾燥、寝つきがわるくなるなど悪影響を及ぼす可能性がある
- お湯に浸かると、心臓や肺など、体に負担となる
- 筋肉量が落ちたり体力の低下している人だと入浴リスクが大きくなる
シャワー浴のメリット・デメリット
次にシャワー浴のメリット・デメリットです。
シャワー浴は、体に負担をかけないため
体力や身体機能の落ちてしまった人でも問題なく行え
体を清潔にし、代謝を上げることができます。
ただ、お湯に浸かる入浴と比べると
入浴効果が劣ってしまうので
可能ならお湯にゆったりと使った方がいいでしょう。
- お湯に浸かる入浴よりも水道光熱費が安く済む場合が多い。
- 夏の暑い時期に簡易的な入浴方法として使える
- 高齢者や持病があり、身体機能が落ちている人でも体に負担をかけない
- シャワー浴によって体を清潔に保て、睡眠、食欲、便通が促進される
- シャワー浴には筋肉疲労が回復し、リラクゼーション効果もある
- シャワー温度・時間次第で入浴より水道光熱費がかかる可能性がある
- お湯に浸かる入浴と比べると、入浴効果は低い
- 毛穴に詰まった汚れまで落ちず、体臭の原因になることもある
入浴とシャワー浴の違いまとめ
ご覧いただきありがとうございました。
この記事のポイントは以下の通りです。
- 入浴は体を清潔にしたり、病気の治療をする目的で大気以外のものに浸かることを言う。そのためシャワー浴も入浴の一種。
- 入浴には7大健康効果や入浴剤を使うことで様々な効果が期待できるが、シャワー浴はお湯を浴びるだけなので入浴効果は劣る
- シャワー浴は体に負担をかけない入浴方法なので、高齢者や病気を持つ人など身体機能や体力が落ちているも問題なく行える
- 入浴もシャワー浴もメリット・デメリットがあるので、条件次第で使い分けるとよい
入浴とシャワー浴を比較した時、
メリット・デメリットのどちらかを注視してしまいがちですが、
その人の生活環境や時期、お住いの自治体など
条件次第でどちらが適しているかは変わってきます。
そのため、
「どちらが優れている、どちらが劣っている」と考えるのではなく
上手に使い分けるのが正しい考え方です。