入浴雑学

頻繁に起こるお風呂での立ちくらみ│原因やメカニズム・対処法を紹介

こんにちは!管理人のクラゲです。

お風呂に入った時、
「立ちくらみ」をしたことありませんか?

長湯してのぼせたわけでもないのに
いきなり目の前が真っ暗になって立っていられない

なんでいきなり立ちくらみがおこるの?これって何かの病気のサイン?え?なんで自分が?

いきなり立ちくらみが起こると
病気を心配する人もいるでしょうが、

お風呂から出るときに立ちくらみがでるなら
それは起立性の低血圧が原因かもしれません。

健康な人でも起こる立ちくらみ。
その原因と対処法・予防法について
この記事でご紹介していきます。

この記事でわかること
  • お風呂で起こる立ちくらみの原因
  • 立ちくらみが起こるタイミング
  • 立ちくらみと一緒に出る症状
  • 立ちくらみを起こす可能性のある病気
  • 立ちくらみが起きた時の対処法と予防方法

この記事があなたの疑問・不安の解消にお役に立てたのなら幸いです。

お風呂で起こる「立ちくらみ」とは?

健康な人でも
お風呂で立ちくらみが起こりえますが、
病気の可能性もゼロではありません。

ここでお風呂で起こる立ちくらみの

  • 原因やそのメカニズム
  • 立ちくらみと一緒に起こる症状
  • 立ちくらみを起こす可能性のある病気

について見ていきましょう。

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急激な血圧の低下が原因

立ちくらみとは、医学用語に直すと
起立性低血圧」と呼ばれ、

立ち上がったときに
ふらっとめまいを感じたり
目の前が真っ暗になる症状が一時的に起こります。

立ちくらみはその名の通り、
起立時に起こる低血圧

  • 症状が軽いと「立ちくらみ
  • 症状が重いと「起立性低血圧

と使い分けられます。

立ちくらみは何かの原因で
急激な血圧の低下が起こった結果、

重力に従って足に血液が溜まり、
脳へ必要となる血液が一時的に不足。

「脳貧血」という状態になったことで
立ちくらみが起こります。

お風呂に入ると、

温熱性の血管拡張や
副交感神経の刺激があるので、

  • 血管の弛緩
  • 心拍数の減少
  • 心臓の収縮力低下

が起こり、血圧が下がっています。
※病的な変化ではありません。

だからこそ、お風呂に入った時は
健康な人でも立ちくらみがしやすい状態なのです。

お風呂で立ちくらみが起こるタイミング

お風呂に入った時に
立ちくらみが起こるタイミングというと

湯船に浸かっている座位の状態から
勢いをつけて立ち上がった時に、
立ちくらみが起こります。

このように、
座位→起立」を急に勢いよくやってしまうと

座位の状態で安定していた血圧では
立った時に重力に抗いながら
脳まで
十分な血液を送ることができず、

下半身に血液が溜まってしまうため
脳貧血の状態になり立ちくらみが起こります。

特に、お風呂に入ると

血管は弛緩し血圧や心拍数が落ちているので
血圧に異常のない健康な人でも
簡単に立ちくらみが起こってしまいます。

入浴以外で立ちくらみが起こる原因・病気

気を付けていても
毎回のように立ちくらみが起こったり、

立ちくらみ以外の症状が一緒に出る場合は
病気が隠れている可能性があります。

ここで、立ちくらみを起こす可能性のある
病気を見ていきましょう。

症状病名
めまいのみ起立性低血圧(脳性貧血)、脳梗塞
良性発作性頭位めまい症、前庭神経炎
手足のしびれ、強い頭痛、
視覚障害、ろれつが回らない
動脈硬化、一過性脳虚血発作、脳梗塞、脳出血
耳鳴り、難聴、吐き気メニエール病、突発性難聴
息切れ、頭痛、胸の痛み貧血
体のだるさ・便秘や下痢・
頭痛・ほてり・動悸・しびれなど
自律神経失調症
下痢、便秘、胃のもたれ、
頻尿、失禁、尿のきれの異常、
勃起障害、発汗異常など
糖尿病の神経症状
降圧剤、向精神薬、心臓病の薬
を服用している時の立ちくらみ
薬による副作用

上記の表で書かれている原因はすべてではありません。

お風呂から出る際、
毎回のように立ちくらみが起こる場合や
日常生活で立ちくらみが頻発するような場合は

起立性低血圧以外の原因を疑い
病院で検査してもらうことをオススメします。

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立ちくらみが起きた時の対処法

ここからは、実際に立ちくらみが起きた時の
対処法についてご紹介します。

と言っても、
お風呂場でできることは限られますし

立ちくらみ自体、
脳への血液・酸素不足による症状なので
安静にして症状が落ち着くのを待つのが最優先です。

座ったり横になったりして安静にする

実際に立ちくらみが起きたら、
転倒して体や頭をぶつけて怪我をしないために

ゆっくりと膝を曲げて屈み、
座ったり、横になったりして
症状が落ち着くまで安静にしましょう。

無理をせずゆっくりと立ち上がる

立ちくらみは、数秒~数分間で収まりますが、

安静にして症状が落ち着いたとしても
油断してはいけません。

お風呂に入った時に起こった立ちくらみだと、

温熱性の血管拡張や副交感神経の刺激による
血圧の低下も起きているので
立ちくらみが再発する可能性もあります。

入浴による血圧の低下自体は
病的なものではありませんが、

安静にしていた数秒~数分で
血管拡張や心拍・心拍出量が
入浴前の元の水準に戻るとは言い切れません。

そのため、

一度立ちくらみが起きた後は
再発させないためにも
ゆっくりと立ち上がるようにしてください。

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お風呂での立ちくらみを予防する方法は?

お風呂から上がる際、
よく立ちくらみが起こるのでしたら
ここで紹介する「立ちくらみ予防法」をお試しください。

湯船から出るときは「ゆっくり立ち上がる」

急な起立による血圧の低下で起こる
立ちくらみを防ぐために、

湯船から出る際は、
ゆっくりと立ち上がるようにしましょう。

これだけで、
立ちくらみが起こる可能性はかなり低くなります。

足に冷水をかけ足の血管を収縮させる

お風呂に入ると、
全身の血管が拡張するため、血圧が低下しています。

その時に立ち上がると血圧が足りず、
重力に従い血液が下半身に集中してしまうので

脳に十分な血液が回らないため立ちくらみが起こります。

であれば、

下半身に溜まる血液を減らし
その分の血液を脳へ回すことができれば
立ちくらみは予防可能。

その予防法が足に冷水をかけて
”血管を収縮させる”方法です。

足に冷水をかけるだけなので
心臓に負担になりませんし、
血管が収縮することで
下半身に過剰な血液が溜まることもなくなります。

のぼせ対策をする

熱いお風呂に入ったり長湯すると

血圧の変化が起こる他
体温が上昇するので、立ちくらみだけでなく
”のぼせ”も起きる可能性があります。

のぼせてしまうと、
倦怠感や頭痛、吐き気、動悸など
立ちくらみだけでは起きない症状も出るので
病気と区別するのが難しくなってしまいます。

そのため、

立ちくらみを予防するときは
のぼせの予防対策も同時にすると効果的です。

のぼせの予防対策としては

  • 入浴前の水分補給
  • かぶり湯(かけ湯)
  • 水で濡らしたタオルを頭にのせる
  • 高温のお風呂・長湯を避ける
  • 入浴中のクールダウン休憩をはさむ

が有効。

詳しい理由やのぼせのメカニズム等について
詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

お風呂でのぼせるのはなぜ?原因や症状・対処法を解説こんにちは!管理人のクラゲです。 お風呂で”のぼせ”たことってありますか? 自宅の浴槽とは違い、温泉や銭湯は ...

病気の治療・薬の変更

立ちくらみを起こす病気を持っていたり
薬の副作用で立ちくらみが起こるのなら、

病気の治療と薬の変更のために
お医者さんに相談するようにしてください。

お風呂で起こる立ちくらみの原因・対処法まとめ

ご覧いただきありがとうございました。

この記事のポイントをまとめると以下のようになります。

  • 立ちくらみは、医学用語で「起立性低血圧」と呼ばれる起立時に起こる血圧の低下で、脳貧血が起きた時の症状。通常、数秒~数分で症状は落ち着く。
  • 立ちくらみが起きたときは、眩暈や目のかすみ、視界のぼやけだけで、頭痛や吐き気など他の症状が出たときは、別の原因(病気やのぼせ)が関係してくる。
  • 立ちくらみが起きたときは、安静にして症状が落ち付くのを待つ。
  • 立ちくらみの予防は、「ゆっくり立ち上がる」「足に冷水をかける」「のぼせ対策をする」「病気の治療」「薬の変更」が有効

お風呂での立ちくらみは
年齢・性別・季節・持病の有無など関係なく
健康な人でも十分起こりえます。

特に、温泉や銭湯などで
熱いお湯に長湯してしまう場合は、

のぼせや熱中症も
併発するリスクがあるので注意が必要です。

 

最後までありがとうございました

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