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薬湯

柚子風呂で肌がピリピリする原因は?痛み・かゆみの対処法を調査

こんにちは!管理人のクラゲです。

日照時間が短くなる冬至に柚子風呂に入ると
「風邪をひかずに冬を越せる」とも言われ
江戸時代から習慣となっていますが、

人によっては、柚子風呂に入ると
肌がピリピリ・ヒリヒリとして痛みやかゆみを感じることも。。。

柚子風呂の香りは好きなんだけど、肌がヒリヒリしちゃうから入りづらいんだよね。。。

そんな柚子風呂で刺激を感じてしまう方のために、
ヒリヒリとする原因やその対処法をご紹介していきます。

この記事でわかること
  • 柚子風呂でヒリヒリする原因
  • 痛みかゆみが出たときの対処法

この記事が参考となりましたら幸いです。

柚子風呂で肌に刺激が出る原因

柚子風呂に入って肌にピリピリ・ヒリヒリと刺激を感じる原因は
柚子などの柑橘系の果物に含まれる香り成分「リモネン」です。

リモネン自体はさわやかで甘酸っぱい香りがする”非毒性”の成分

  • 血行促進
  • 保湿効果
  • 保温効果

など、肌にいい効果もあるのですが、

問題となるのは、

  • リモネンが酸化しやすい成分であること
  • 酸化してできる「ヒドロペロキシド」という成分に刺激性があること
  • リモネンは油を落とす作用があるので使い方次第で乾燥肌になってしまうこと

の3点です。

特に、リモネンは温度が上がるほどに酸化されやすいため

お風呂の温度と相まって、
刺激性のあるヒドロペロキシドができてしまい
柚子風呂でピリピリ・ヒリヒリとした刺激を感じてしまうのです。

柚子風呂で痛みやかゆみが出たときの対処法

柚子自体は、香りがよく、健康や美容に良い成分が含まれているのですが、
前述した通り、香り成分であるリモネンは酸化しやすく
酸化してできるヒドロペロキシドには皮膚に刺激を生んでしまいます。

そのため、

肌が弱い赤ちゃんやお子さん、乾燥肌・敏感肌の方だと
柚子風呂に入ってピリピリ・ヒリヒリとした刺激を感じ
肌に痛みやかゆみの症状が出てしまう可能性があります。

そんな時の対処法としては、

  1. すぐにシャワーを浴び、リモネンが酸化してできた「ヒドロペロキシド」を洗い流す。(温度の高いシャワーだと刺激を感じる可能性があるので、水またはぬるま湯で)
  2. 湯上り後、肌のコンディションを整えるためにボディークリームなどを使う
  3. 次回からの柚子風呂では、刺激を感じにくくする工夫を行う

柚子風呂で肌に刺激を感じ、痛みやかゆみが出たとき
浴室内でできることは限られます。

まずは、ヒリヒリとした刺激を取るために、
水もしくはぬるま湯で刺激成分を洗い流して下さい。

一度刺激を感じたのなら、お風呂に入り直しても結果は同じなので

シャワーで洗い流した後はすぐにお風呂から上がり
ボディクリームなどで肌のコンディションを整えてください。

併せて、刺激を感じたときの柚子風呂のやり方を覚えておき

  • 柚子の個数
  • 柚子の形(丸ごと or 切っていた or 搾ったなど)

次回以降は「刺激を感じにくい柚子風呂」にする工夫を行ってください。
※「刺激を感じにくい柚子風呂」は後述します。

もし、湯上り後に赤みや発疹等の肌トラブルが起きたときは
アレルギーの可能性がありますので
その時は皮膚科を受診することをオススメします。

痛み・かゆみの出ない柚子風呂は可能?

刺激を感じる方の多い柚子風呂ですが、
ひと工夫するだけで刺激を感じにくくすることは可能です。

というのも、

柚子風呂で刺激を感じるのは
香り成分であるリモネンが酸化してできる
ヒドロペロキシドが皮膚に付いてしまうから。

そのため、柚子から出てくるリモネンの量をコントロールすることができれば
おのずと柚子風呂に入浴しても刺激を感じにくくなります。

刺激成分の元となる「リモネン」の量をコントロールする方法

香り成分であるリモネンは果肉ではなく
果皮にある「油包(ゆほう)」呼ばれる部屋に詰まっています。

画像引用:MeCan(吉見農園)

黒くぶつぶつしたところが油包です。
上記画像はミカンのものですが、柚子にも同様の油包があります。

この油包に詰まっているリモネンは香り成分。つまり揮発性成分なので
そのままの状態でも徐々に揮発したり、お湯に溶け込んでいきます。

しかし、リモネンは酸化されやすく、
温度によって酸化されるスピードも速くなることから

油包に傷をつけたり、柚子の成分を出そうと揉んでしまうと
一度に多くのリモネンが出てしまい
お風呂の温度と相まって大量のヒドロペロキシドができてしまいます。

そのため、リモネンの量をコントロールし
刺激を感じにくい柚子風呂を作る方法としては以下の5つの方法があります。

  1. 柚子を丸ごと入れる
  2. 柚子の中身(果肉)だけ入れる
  3. 柚子を蒸す・茹でる
  4. 乾燥させた柚子の皮を使う
  5. 柚子を桶に入れて香りだけ楽しむ

上記5つの方法は、以下の記事で詳しく解説していますので
興味のある方はご覧ください。

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柚子風呂の痛み・痒みの原因と対処法まとめ

ご覧いただきありがとうございました。

この記事のポイントは以下の通りです。

  • 柚子風呂で刺激を感じる原因は、香り成分であるリモネンが酸化してできる「ヒドロペロキシド」が皮膚に付くため。
  • 柚子風呂で痛みやかゆみを感じたら、すぐに湯船から上がりシャワーで刺激成分を落とす。
  • 肌に赤みや発疹が残った場合は、皮膚科を受診する。
  • ひと工夫すれば、刺激を感じにくい柚子風呂にすることも可能。

刺激のない柚子風呂に入って
免疫力を高め、1年中風邪を引かない丈夫な体にしましょう。

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クラゲさん
お風呂・温泉・入浴剤が大好きなクラゲ│ 過去100種を超える入浴剤を体験。│2022年1月「温泉ソムリエ」取得│ ブログ収益を使って温泉巡りの旅を発信するのが目標│Twitter・YouTubeでもお風呂・入浴剤情報を発信しています。興味のある方は下のアイコンからフォローよろしくお願いします!!