こんにちは!管理人のクラゲです
今回はカラフルバスボムの作り方とレシピを
画像と動画を使ってご紹介します。
- 色・香り付きのカラフルバスボムレシピ
- カラフルバスボム作りのコツ・ポイント・注意点
色・香り・模様付き!アロマ香る「カラフルバスボム」のレシピ・情報
使う道具と材料
【バスボム1~2個分の材料】
- 重曹:大さじ2杯
- クエン酸:大さじ1杯
- 水または無水エタノール:適量
- 着色料(食紅):付属スプーン1杯を目安に調整
- 精油(エッセンシャルオイル):10滴以内
- キャリアオイル:小さじ1
※道具は省略
バスボム生地材料
色付け・香り付け材料
使いやすいバスボム型(モールド)
そのほかバスボム材料(食紅・精油など)の注意点・バスボム作りで失敗しやすいポイント
- 食紅や精油などのバスボム材料の注意点
- バスボム作りで失敗しやすいポイント
については⇓の記事で詳しく解説しているのでそちらをご覧ください。
>>>「バスボム作りの失敗しやすいポイント」
【画像・動画解説】カラフルバスボムの作り方とポイント
カラフルバスボムの作り方を
動画と画像を使って解説していきます
細かなコツ・ポイント・注意点もあるので
一緒にバスボムを作ってみてください。
- 重曹とクエン酸を2:1の割合で混ぜる
(「重曹大さじ2、クエン酸大さじ1」でバスボム1~2個分) - ①のバスボム生地に着色料(食紅)を加える
(食紅に付属しているスプーン1杯を目安に適宜調整) - ②の生地にキャリアオイルで希釈した精油を混ぜる
(キャリアオイル小さじ1に対し精油10滴以内、適宜調整)
- 使いたい色の数だけ③までのバスボム生地を用意する
- 霧吹き等で適度に湿らせる
(握ったときに形が残る程度)
(放置時間が長いと乾燥してうまく成形できなくなるので、1度湿らせたら10分以内(できれば5分以内)に成形する。) - バスボム型に入れて乾燥させる
(半日~1日程度)
香りを最大限楽しみたいなら
バスボムに精油を加えず
入浴時に精油をお湯に垂らす方が香り豊かになります。
①重曹とクエン酸を2:1の割合で混ぜる
まずは「バスボム生地」を作るために
食品グレード以上の重曹とクエン酸を「2:1」の割合で混ぜましょう
動画・画像では
1色あたり重曹大さじ山盛り4杯、クエン酸大さじ山盛り2杯を使っていますが
作りたいバスボムの
「サイズ・個数・色の種類・バスボムの型枠」
に合わせて適宜調節してください。
>>>「入浴剤に適した重曹について」
>>>「入浴剤に適したクエン酸について」
②粉末の塊(ダマ)をほぐす
重曹とクエン酸を混ぜるときは
できるだけ粉末の塊(ダマ)をほぐしましょう
今回は食紅で着色するので
上記画像のようなダマが残っていると
その部分は着色されず「白飛び」してしまい
バスボムの見た目が悪くなります(まだらに染まる)
なので
キレイなバスボムを作りたいなら
可能な限り塊(ダマ)をつぶして
生地全体を均しておきましょう
⇑スプーンの背中側を使って塊(ダマ)をつぶしている
③【色付け】着色料(食紅)を混ぜる
バスボム生地の塊(ダマ)を均したなら
次は着色していきましょう。
今回は「粉末タイプの合成着色料」を使いましたが
食用色素(食紅)なら
以下のどれを使っても大丈夫です
- 合成着色料
- 天然着色料
- 粉末タイプの着色料
- 液体タイプの着色料
粉末タイプなら付属スプーン山盛り1杯
液体タイプなら1~2滴を目安に調節してください。
少し薄い色合いの方が見た目キレイなバスボムに仕上がりますよ。
粉末タイプの着色料を混ぜた段階ではほとんど発色しませんが
水を加えるときれいに色付きます
(水を加えるのはこの後の工程)
スポンサーリンク
④【香り付け】精油とキャリアオイルを混ぜる
着色料で色付けした後は
精油を使って香りを付けていきましょう
※香り付けと色付けは順番を逆にしても同時に行っても大丈夫です
基本的には精油をただバスボム生地に垂らすだけでいいのですが
精油は常温で揮発しますし
原液は肌を刺激するので
精油の刺激と揮発速度を抑え
香り持ちをよくするために
ここでは
キャリアオイルに精油を混ぜてから
バスボムに加える方法をとっています
紙コップなど別の容器に
精油とキャリアオイルを混ぜてからバスボム生地にくわえる
⇓の動画のように
「キャリアオイル+精油+着色料」で
色と香りを付ける溶液を作っても構いません。
⑤水または無水エタノールでバスボム生地を湿らせる
水または無水エタノールで生地全体を湿らせていきましょう
握って形が残る程度に湿ったら次の工程へ
ただし、今回のように複数色のバスボム生地を準備した場合
湿らせた後の放置時間が長いほど
生地が乾燥して大小さまざまな硬い塊(ダマ)ができてしまうので
「生地を湿らせる⇒型枠で成形」は時間との勝負です
⇓水分不足・時間経過で乾燥した時はうまく固まらない
⑥バスボムの型枠に入れて成形する
バスボム生地が適度に湿ったら
型枠(モールド)に入れて成形していきましょう
型枠に入れる際のポイントは以下の通りです
- 一度湿らせたバスボム生地は10分程度で乾燥しはじめ、大小さまざまな塊になるので手際よく型枠に入れていく
(乾燥してくると成形しづらくなって、バスボムの強度も落ちる) - 型枠(モールド)はなんでもOK
- 圧力をかけるほど、隙間なく頑丈なバスボムができる
- 色を重ねる順番次第でいろんな模様になる
(マーブル・縞模様など) - 2個一対のバスボム型を使う場合は、山盛りにしてから2つの型を合わせる
- バスボムにヒビ割れがあった場合は、生地を追加する
ある程度生地を型枠に詰めたら
スプーンの背を使って押し固めましょう。
2個一対の型枠は
山盛りにして型枠同士を合わせて圧着しましょう。
バスボムにひび割れがある場合は
生地を追加して割れ目をふさぎましょう
型枠からはみ出ている生地はスプーンなどで削りましょう
※削った分の生地はまたバスボムを圧着させるときに使います
スポンサーリンク
⑦乾燥前のひと手間
型枠で成形した後は乾燥させて完成なのですが
いくつか注意点とコツがあります
- バスボム型から外して乾燥させると形が歪むことがある
(底面が平たいバスボムを除く)
(水平を保って乾燥させるとよい) - バスボムを乾燥中、湿気を吸収すると多少膨張し、型枠にバスボムが張り付く
- 金型やプラスチック型などの硬い型枠に入れたまま乾燥させると、型枠から外すのが困難(シリコン型を除く)
なので、
金型・プラ型で成形したバスボムは
一度ラップに包んで型枠に戻してから乾燥させましょう
後はバスボムが歪まないように
水平を保って乾燥させましょう。
※底の丸いモールドなら小さい紙コップなどの上に置くと水平を保てる
柔らかいシリコン型の場合は
型枠の底を押して取り出すことができるので
ラップに包む必要はありません。
⇑は無着色・無香料・材料は3つだけのシンプルバスボム
⑧半日~1日程度乾燥させる
バスボムのサイズにもよりますが
風の通る乾燥した場所で
半日~1日程度しっかりと乾燥させましょう。
短時間で乾燥させたいなら
冷蔵庫や冷凍庫に入れて固めることも可能ですが
どれも一長一短があるので
それを理解したうえで乾燥場所を決めてください
【冷蔵庫で乾燥させる場合】
- 湿度が低いので短時間でバスボムが固まる
- バスボム型内で結露が起こり発泡してしまう可能性がある
- バスボムが冷蔵庫内の臭いを吸着してしまう
- 冷蔵庫内の場所を占領してしまう
【冷凍庫で乾燥させる場合】
- 湿度が低いので短時間でバスボムが固まる
- バスボムが乾燥する前に水分が凍ってしまい、室温に戻した時に氷が溶けて発泡する可能性がある
- 冷凍庫内の場所を占領してしまう
【室内で乾燥させる場合】
- 乾燥場所には困らない
- 季節や場所で湿度は変動する
- お部屋の湿度によってはバスボムが膨張し形が崩れる
- バスボムサイズとお部屋湿度次第で乾燥時間が伸びる
スポンサーリンク
⑨型枠からバスボムを取り出す(完成)
しっかりと乾燥させたら
バスボムを型枠から取り出しましょう
シリコン型は
型枠の底をゆっくり押して
バスボムの端は崩れないよう
慎重に取り出しましょう。
金型やプラスチック型の場合は
ラップを間にかませていても
型枠にすっぽりはまって
取れなくなっている場合もあります
その時は型枠の底をたたいたり
ラップをまとめて持って何とか取り出しましょう。
⇑ラップのシワがバスボムについてしまったが崩れることなく取り出せた
⇑こんなバスボム型を自作できれば「乾燥前のひと手間」は不要になるかも
⑩密閉容器に保管&自作バスボムでお風呂を満喫
完成したバスボムは
- キャニスター
- フリーザーパック
などの密閉容器に保管しましょう。
密閉容器に入れて保管しないと
以下のデメリットが発生する点にご注意ください
- バスボムが湿気を吸収し発泡してしまう
- お部屋の中の臭いを吸着してしまう
- 香りが時間経過ですべて揮発してしまう
>>>「手作りバスボムの注意点」
今回は「赤・青・黄・緑」に染めたから
お湯はメロンソーダのような「緑色」に染まりました。
バスボムの見た目だけでなく
お湯に溶かした時の色も想像して
バスボム作ってみてください。
色・香り・模様付きのカラフルバスボムの作り方まとめ
ご覧いただきありがとうございました
今回は香り付きのカラフルバスボムの作り方をご紹介しましたが
上手に作れましたか?
もしかしたら
バスボム型で成形中に
「生地が乾燥してしまって上手く固まらない」
という失敗をした方もいると思います。
そんなときは
色の数を3色以内にするとうまくいきやすいですよ。
色と香りのつけ方を今回マスターしたのなら
次はトッピング入りバスボムに挑戦してみて下さい
>>>「トッピング入りバスボムの作り方」