こんにちは!管理人のクラゲです。
あなたは、心身に疲労がたまっているとき
それをどのように解消していますか?
栄養価の高い食事をとるのもいいですし
泥のように眠るのでもいいでしょう。
管理人なら入浴で溜まった疲労を洗い流してしまいます。
というのも、
入浴には疲労を解消する効果があり
入浴剤を使えば、その疲労解消効果はさらに高まります。
そんな疲労解消効果を高める入浴剤に着目し
- 疲労回復にオススメの入浴剤
- 疲労の原因とメカニズム
- 疲労が回復しない原因
- 入用剤で回復が期待できる「疲労の種類」
- 入浴剤が疲労回復に効果的な理由
などを調査し、この記事で紹介していきます。
この記事が少しでもお役に立てたのなら幸いです。
疲労回復にオススメの入浴剤
まずは、この記事の結論。
疲労回復にオススメの入浴剤についてご紹介していきます。
詳しくは後述しますが、
疲労回復が期待できるのは、
- 血流改善効果がある
- 疲労回復成分が含まれている
- リラックスできる香りがある
- 睡眠の質を上げることができる
と言った条件に当てはまる入浴剤です。
お風呂に浸かる入浴には、元々疲労回復効果があるため
その効果を高めてくれる
- 炭酸ガス系入浴剤
- 薬用植物系入浴剤
- 無機塩類系入浴剤(バスソルト)
の3種類が特に疲労回復にオススメの入浴剤です。
BARTH
BARTHは、その効果の高さから
SNSや各メディアで取り上げられ
最も注目されている入浴剤の一つです。
香りこそないものの
血管拡張作用のある「重炭酸イオン」の発生量を重視し
血流を改善し、新陳代謝を促進することで
溜まった疲労物質を取り除き
全身の疲れや痛みを軽減させる効果が期待されます。
また、
BARTHは睡眠の質を上げる入浴剤と言われるくらい
泥のように眠れるため
疲労の回復に適していると考えます。
管理人がBARTHを体験した時の記事もありますので
興味のある方はご覧になってみてください。
にほんのおふろ 気合い入れちゃう?
「にほんのおふろ 気合入れちゃう?」という
少し変わった商品名のこちらは
色々な入浴剤を製造・販売する
「五洲薬品株式会社」さんで作られた入浴剤です。
マイナーどころの入浴剤ですが、
他の入浴剤と違うのがその成分。
「にほんのおふろ 気合入れちゃう?」の成分一覧
【有効成分】
乾燥硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム
【その他の成分】
ニンニクエキス、ニンジンエキス、ローヤルゼリーエキス、リボフラビン、タウリン、BG、無水エタノール、無水ケイ酸、水、エタノール、DPG、香料、黄5、赤106、青1
情報元:五洲薬品株式会社
上記の成分一覧を見てもらえばわかりますが、
- ニンニクエキス
- ニンジンエキス
- ローヤルゼリー
- リボフラビン(ビタミンB2)
- タウリン
といった、滋養強壮にいい成分を配合しており
商品説明にも「栄養ドリンク風入浴剤」と記載されている一風変わった入浴剤です。
と思うかもしれませんが、
経皮吸収ができるか否かの指標の一つ「分子量」で見れば、
十分に皮膚から吸収されるサイズですので
疲労回復に効果が期待できます。
ただ、香りがきつめなのが唯一の難点。
香りを気にしないという方にはオススメの入浴剤です。
DAYTWO EpsomSalt(デイトゥーエプソムソルト)
DAY TWO EpsomSaltは
ホットヨガスタジオ「LAVA」のトップインストラクターが監修した
「エッセンシャルオイル」と、
専門セラピストが厳選した「成分」を調合した入浴剤です。
エプソムソルトは、いろいろなメーカーが販売していますが、
このDAY TWO EpsomSaltが疲労回復に特におすすめな理由として
- 様々な香りがありリラックス効果が期待できること
- 公式サイトで生活習慣に関する10の質問(ストレス分析)に答えると、その状態に合わせた香りのパーソナライズ入浴剤をおすすめしてくれる
と言った点にあります。
自分では気づかなかった疲労も
たった1分のバスタイム診断をするだけで
自分の体の状態に適した入浴剤を「調合」してくれるため
その人の疲労状態に効果的な入浴剤となります。
Amazonや楽天市場にも、既定の香りのものが販売されていますが
自分の状態を把握するためにも、
DAY TWO EpsomSaltの公式サイトで
一度診断をしてみてはいかがでしょうか。
疲労の原因とメカニズム
入浴剤がなぜ疲労回復にオススメなのか
その理由を知るために、
まずは「疲労」について知っていきましょう。
疲労とは以下のように定義されています。
「過度の肉体的および精神的活動、または疾病によって生じた独特の不快感と休養の願望を伴う身体の活動能力の減退状態」
引用:ヤクルト
つまり、
運動や仕事、病気などで原因となって
体や精神に「不快感・休みたい・もうやりたくない」っていう思いが出て
人の生産活動が低下している状態を「疲労」というみたいですね。
では実際に疲労が起こるメカニズムはというと、
以下のような流れで起こります。
疲労のメカニズム | 疲労回復のメカニズム | |
① | 運動・デスクワークなどの日常活動 | ー |
② | 細胞での大量の酸素を消費 | ー |
③ | 活性酸素の発生 | ー |
④ | 活性酸素が細胞を傷つける | ー |
⑤ | 傷ついた細胞から老廃物が排出。その一部に誘発され「疲労因子FF」が発生 | 活性酵素によって傷ついた細胞から 疲労因子FFが発生 |
⑥ | ・疲労因子FFが炎症性サイトカイン産生を誘導。 ・疲労因子FFによりヒトヘルペスウイルスが活性化し唾液中のウイルス量が増加 | 疲労因子FFの作用を中和・抑制するため 「疲労回復因子FR」が発生 |
⑦ | 炎症性サイトカインが脳に作用し疲労感が発生。 | 疲労回復因子FRの作用で細胞が修復。 |
⑧ | 組織の機能低下(疲労) | 組織の機能回復(疲労の回復) |
画像引用:ヤクルト
そのため、疲労の原因は何かと言われたら、
人の活動によって、
大量の酸素を消費したことで発生する
「活性酸素」が疲労の原因となります。
疲労が回復しない理由とその要因
通常、疲労は一時的。
体内で消費された大量の酸素から活性酸素が発生し、
疲労因子FFが誘導されることで疲労は起こり、
疲労因子FFを検知することで
その作用を中和・抑制する疲労回復因子FRが働き
心身の疲労は回復していきます。
しかし、
疲労回復因子FRの作用よりも
誘導される疲労因子FFが多い場合には
心身の疲労が残り続けます。
では、どういった理由で
疲労が回復しない状態となってしまうのでしょうか?
その要因について見ていきましょう。
疲労の「種類・原因」に「休息・回復方法」が適していない
疲労と一口に言っても、種類やその原因は様々。
細かく分けると、7種類の疲労があり、
疲労の種類と原因に対して
回復方法が適していなかったり
休息が不十分だと、いつまでも疲労が残ってしまいます。
疲労の種類 | どんな疲労か |
中枢性疲労 | 脳が長時間の緊張状態を強いられることで、調整能力が十分に機能しなくなった状態 |
生理的疲労 | 中枢性疲労の1つ。過労・ストレスや、食生活の乱れ・睡眠休養不足・運動不足など生活習慣の乱れによって起こる疲労 |
病的疲労 | 中枢性疲労の1つ。病気を原因とした疲労のことを指し、原因となる病気が治癒しない限り、疲労は続き、悪化してしまう可能性がある |
末梢性疲労 | 脳以外の部分(末梢)が原因となる疲労。 |
筋肉疲労 | 末梢性疲労の一つ。運動に伴って起こる筋肉のパフォーマンスの低下や痛みを指し、運動後、数時間後から数日後というように遅れて起きる「遅発性筋痛」のことを「筋肉痛」と呼ぶ。 |
眼精疲労 | 末梢性疲労の一つ。目の使い過ぎによって、目だけでなく全身に疲れを感じる状態 |
精神疲労 | 人間関係や悩み事などの精神にかかるストレスを原因とする疲れ。 |
疲労が慢性化している
前述したように、
疲労にも種類があり
その原因や回復・休息方法は様々。
人によっては疲労が回復しきる前に
新たな疲労が積み重なってしまうこともあるでしょう。
元々疲労とは、痛み・発熱と並んで
人が感じ取れる「体の異常や変調を知らせる3大アラーム(警報)の一つ」です。
その体から出る疲労アラームを
無視し続けたり
疲労が回復しきる前に活動し続けていると、
疲労が慢性化してしまい
神経伝達物質による脳内の情報交換がうまくいかなくなり
疲労感を自覚できなくなってしまいます。
そうなってくると、
自覚のないまま体の活動能力は低下し
最悪の場合、過労死といった体の機能が急激な破綻してしまう
可能性も考えられます。
入浴剤で回復が期待できる「疲労の種類」
入浴には、
- 全身を温め血流改善
- 血流が改善されると、疲労物質が肝臓に流れ処理される
- 血流が改善されると、全身の組織に必要な酸素と栄養が運ばれる
- 自律神経の一つ「副交感神経」を刺激して、心身をリラックス状態にできる(40℃ほどのぬるま湯の場合)
- 入浴によって深部体温が上がると、深部体温が下がるときに体が休息状態となり眠気が出る。
- 入浴でスムーズに体が休息状態となると良質な睡眠がとれる
と言った作用があるため
全身が温まり、血管が拡張して血流が改善します。
そうして血流が改善されると
全身に溜まった疲労の原因となる老廃物を流し
肝臓での処理を促すことができるため疲労の回復に効果的です。
さらに入浴剤を使えば、
体の温まるスピードが速まり、
湯冷め防止ができるので、改善疲労解消効果は高まります。
しかし、
入浴や入浴剤による疲労回復効果にも
期待できるものと、期待できないものがあります。
それは、
- 病的疲労
- 精神疲労
- 生理的疲労
といった、原因を取り除かないと
「解消できない or すぐに疲れがたまってしまう」
疲労には入浴や入浴剤を使っても効果はあまり期待できません。
このような疲労の場合は
まずは食事や生活習慣の改善、ストレス発散などによって
原因を取り除くことから始めるといいでしょう。
入浴剤が疲労回復に効果的な理由
ここまで、入浴剤は「入浴の疲労回復効果を高める」
とは言ってきましたが
詳しいことはまだお話していませんでしたね。
では、どんな作用があって
入浴剤が疲労回復に効果的かというと、
以下の4つが考えられます
- 入浴による血流改善効果を高める
- 疲労回復成分が含まれている
- 香りによるリラックス効果
- 睡眠の導入をスムーズにする
一つ一つ解説していきますね。
血流改善効果を高める
入浴をすると、
以下の2つの作用によって血流が改善されます。
- 体が温まり皮膚の毛細血管が広がる(温熱作用)
- 水圧が身体にかかり、手足などの末端に溜まった血液が心臓へと押し戻される(静水圧作用)
静水圧作用は入浴剤の有無で変わりませんが、
温熱作用は入浴剤の種類・タイプによって高まります。
例えば炭酸ガス系入浴剤の場合、
炭酸ガス(二酸化炭素)や
炭酸ガスから発生した重炭酸イオンが
皮膚から吸収され血管に作用すると、
血管内皮細胞から一酸化窒素(NO)が産生され
この一酸化窒素によって血管が拡張され、血流が改善します。
他にも
薬用植物系入浴剤なら「配合されている植物成分」が
無機塩類系入浴剤なら「無機塩類が作る熱放散を防ぐ保護膜」によって、
温熱作用を高めるため
入浴剤で血流改善効果が期待できるのです。
疲労回復成分が含まれている
一般的に、疲労回復には有効な成分として
- 炭水化物
- ビタミンB1
- マグネシウム
- ビタミンC
- クエン酸
- タウリン
参考:日本クリニック株式会社
などがいいといわれています。
この疲労回復が期待できる成分の内、
入浴剤にもよりますが、
- マグネシウム
- ビタミンC
- クエン酸
- タウリン
は、入浴剤に配合されているため
皮膚を通して吸収でき
疲労回復に効果が期待できます。
香りによるリラックス効果
入浴剤には、様々な香料や植物エキスや
エッセンシャルオイルが使われ
多種多様な香りを楽しむことができます。
そういった香りも疲労回復に関わっています。
香り成分が呼吸によって体に入ると
鼻にあるセンサーで検知され
その信号を脳へ伝えます。
香りの信号が脳へ伝わると、視床下部に作用し、
自律神経のバランスが整い、副交感神経が優位になると
身体の緊張がほぐれ、気持ちが落ち着き、
心身ともにリラックスすることができるようになります。
そのため、
ストレスからくる疲労には
リラックスできる香りの入浴剤が効果的と考えられます。
睡眠の導入をスムーズにする
入浴によって全身が温まると、
上がりすぎた体温を下げようと
体の表面(特に手足)の血管が拡張し熱放散が起こります。
その時、一緒に深部体温も下がり
体が休息モードに切り替わるときに眠気が起こるのですが、
体温を上げるには
お風呂の温度を高くするか
体温が上がるまで長湯しなければなりません。
しかし、
42℃以上のお湯や長湯をすると
交感神経が刺激され、眠気が飛んでしまいます。
そのため、
ぬるめのお湯でも効率よく体が温まる入浴剤は
眠気を呼び起こし、すぐに眠れる状態にすることができ、
入浴によって睡眠の質が上がれば
夜中に目覚めることもなく
夢を見ないほど泥のように眠れるため
疲労回復に期待できるのです。
詳しくは以下の記事で解説していますので
興味のある方はご覧になってみてください。
疲労回復の条件に当てはまる管理人イチ押し入浴剤が「BARTH」
ここまで「疲労のメカニズム」や
「入浴剤が疲労に効果的な理由」について解説してきました。
そして、疲労回復にオススメの入浴剤として、
初めに3つご紹介してきましたが、
その中で、特におすすめの入浴剤が
中性重炭酸入浴剤「BARTH」です。
香りこそないものの
疲労回復成分であるクエン酸やビタミンCが入っているほか
血流改善効果のある重炭酸イオンが有効性分となっているため
入浴後には自然と眠気がおこり
夢を見ることのないくらい泥のように眠ることができます。
BARTHは1回3錠を使うため
決してお安い入浴剤ではありませんが
体の疲れでお悩みの方にはぜひお試ししていただきたい
上手く体に合えば、その効果に驚くと思いますよ。
疲労回復に入浴剤がオススメな理由まとめ
ご覧いただきありがとうございました。
この記事のポイントは以下の通りです。
- 疲労回復には入浴剤が効果的
- 特に炭酸ガス系入浴剤、薬用植物系入浴剤、無機塩類系入浴剤(バスソルト)がオススメ
- 疲労とは、体内で大量に酸素が消費されたときに発生する「活性酸素」による細胞ダメージの蓄積
- 通常、疲労は一時的。しかし疲労回復因子FRよりも疲労因子FFの方が多い場合には疲労が残り続ける
- 疲労にも種類があり、入浴剤で効果が期待できない疲労もある
入浴は、疲労回復に効果的な手段の一つです。
さらに入浴剤を使えば
入浴による疲労回復効果は高まるので
なかなか抜けない体の疲労にお悩みの方は
入浴剤を使って効率よく疲労を解消してみて下さい。