こんにちは!管理人のクラゲです
- 足湯マナー
- 足湯の迷惑行為
公共の足湯を利用するとき
どんなことに注意すればいいか知っていますか?
銭湯や温泉と同じく
足湯にもマナーがあるのですが、
キチンと理解している人は少ないと思います。
これから公共の足湯を利用しようとしている方で
どんなことをしていいのか
どんなことをしたら悪いのか
その辺の足湯マナーを事前に知りたいという方に向けて
この記事では
「足湯マナーと迷惑行為」についてご紹介しています。
この記事があなたの疑問の解消のお役に立てたら幸いです。
- これから公共の足湯を利用しようと考えている方
- 足湯マナーを知りたい方
足湯前の準備と注意点
まず公共の足湯を利用する前の
- 足湯での準備物
- 簡単な注意点
についてご紹介しますね
①タオルを準備する
足湯を利用した後、
足を拭くためのタオルを必ず準備しておきましょう。
足が濡れたままだと不衛生ですし
足湯施設を濡れたまま移動するのは
他の人の迷惑になるのでマナー違反です。
最近では靴下を脱がなくても足湯ができる
「ビニールソックス」なんてものもあるので
お好みに合わせて使うといいでしょう。
②ペットを足湯施設に入れない
旅行でペットと足湯に訪れる方もいますが
基本的に公共の足湯や足湯施設はペット同伴NGです
例えお湯にペットを入れないとしても
足湯の近くにペットがいることを
心よく思わない人もいるので
足湯を利用することが分かっているなら
ペットを連れて行かない方がいいでしょう。
③厚手のズボンの時は注意
足湯をする際、靴・靴下を脱ぎ
ズボンをまくり上げる必要があります。
厚手のズボンの場合
裾をまくり上げると足を締め付けてしまうので
足湯の入浴効果を得られない上
血行を悪くしてしまいます。
足湯を利用するときは裾をまくりやすい
柔らかく余裕のあるズボンを用意しましょう。
スポンサーリンク
④足が汚れているときは事前に洗っておく
足湯は銭湯や温泉とは違い
体をキレイにする場所ではありません。
足に溜まった疲労をとり
リラックスする場所であるため、
泥やホコリなど
明らかに足が汚れている場合は
事前に足を洗ってきれいにしておきましょう。
⑤感染症をもっているなら足湯を利用しない
足湯を利用する際、
水虫など人に移る可能性のある
感染症を持っているなら足湯の利用は控えて下さい
人の迷惑にしかなりません。
⑥足に傷がある時は注意
足湯を利用する際、
体は健康でも足に傷がある場合は要注意。
足湯で浸かる位置に傷がある場合
水虫などの感染症にかかりやすくなります。
- 足の表・裏の傷
- 足の爪周囲の傷(巻き爪や陥入爪)
- かかとのひび割れ
など、”足~ふくらはぎ”までのどこかに
傷があるなら足湯は控えた方がいいと思います。
足湯マナーは3つに分けられる
足湯のマナーはいくつかありますが、
大きく分けると、
- 足湯に入るときのマナー
- 足湯中のマナー
- 足湯からでるときのマナー
の3つのポイントにわかることができます。
そのどれも一般常識を持っている方なら
ごく自然にできていることがほとんどですが、
中には、意外と人の迷惑になったり
マナー違反となることもあるので注意する必要があります。
ここからは、具体的な足湯のマナーを
上記3つのポイントでご紹介していきますね
スポンサーリンク
足湯に入るときのマナー
まずは足湯に入るときのマナーについて見ていきましょう。
ごく当たり前のことばかりですが、
大人数で利用するときはマナーは意識外になりがちです。
人の”迷惑になるかも”と念頭に置き
足湯を利用するようにしてくださいね。
そんな足湯に入るときのマナーは以下の通りです。
- 騒がない
- 靴や靴下を脱ぎすてない
- 他の人が利用しやすいように詰めて座る
- 順番を守り、混雑時は長湯をしない
①騒がない
足湯に入るとき、
必要以上に騒ぐことをしないでください。
足湯をしている人は
- 足の疲れを癒したい人
- リラックスしたい人
など、体を労わる目的で利用しており
そこに、騒がしい人たちが来たら
ゆっくり足湯に入ることができず
逆にストレスを感じてしまいます。
と思っていても、
他の人には不快に感じることもあるので
足湯を利用する際は、必要以上に騒がしくならないようにして下さい。
②靴や靴下を脱ぎ捨てない
自宅以外で足湯する場合は
いろんな人が利用する公共の場所ですので
靴や靴下をそこらへんに脱ぎ捨てないようにしてください。
人の迷惑になることはもちろん
- 靴はそろえる
- 脱いだ靴下は靴の中に入れる
など、そろえておかないと
いざ足湯から出るとき
靴や靴下がどこかに行ってしまう可能性もあります。
③他の人が利用しやすいように詰めて座る
足湯には座るスペースに限りがあり
一度に利用できる人数は
4人程度~20人以上と色々です
他の利用者が座りやすいように
足湯の入り口からなるべく遠い所に
詰めて座るようにしましょう。
④順番を守り、混雑時は長湯を控える
温泉地の足湯施設など利用者が多いと
一時的に人数制限が敷かれることもあります。
そういった混雑時は、
- 順番を守る
- 足湯の利用を控える
- 長湯を避ける
など、他の人にも配慮するようにしてください。
スポンサーリンク
足湯中のマナーと気を付けること
次に足湯の利用中に気を付けるマナーを見ていきましょう。
以下に足湯中のマナーをまとめます。
- 足をバタバタしてお湯を飛ばさない
- 足湯に体ごと入るのはマナー違反
- 足湯で子どもを一人にしない・遊ばせない・泳がせない
- 足湯中の飲食・飲酒・喫煙はNG
- 飲酒後の利用も避ける
- 足湯で足を洗わない(石鹸利用もNG)
- 椅子や腰掛を汚さない・濡らさない
- お湯の中にゴミを捨てない
- 公衆衛生上問題となることをしない
①足をバタバタしてお湯を飛ばさない
足湯はプールではありません。
足をバタつかせてお湯を飛ばすと
他の利用者の迷惑になりますし
水虫やレジオネラ症などの
感染症のリスクにもなりかねません
足湯をするときは
お湯に静かに足を浸けるようにして下さい。
②足湯に体ごと入るのはマナー違反
足湯に全身を浸けるのはマナー違反です。
そもそも足湯は
- 全身を浸かるためのお風呂ではない
- 利用者も足を洗っていない
- 屋外にあるのでゴミが入る
- 公衆浴場法の対象外
という理由で
キチンと衛生管理をしていない所も多く
感染症にかかるリスクもあるので
基本的に足湯は汚いものと考えてください。
足湯には足以外を浸けないようにしましょう。
③足湯で子どもを1人にしない・遊ばせない・泳がせない
子どもを連れて足湯を利用するのであれば、
お子さんが足湯で遊んだり
泳いだりしないように
お子さんの行動をよく注意しておきましょう。
と言う、身勝手な親もいますが、
お子さんの行動を監視して
制限するのも親の務めです。
他の利用者の迷惑になるようなら
足湯施設から出禁になったり
罰金を科せられることも十分考えられます。
まだ分別がつかない子どもが
一人で足湯を利用することのないように注意しましょう
スポンサーリンク
④足湯中の飲食・飲酒・喫煙はNG
足湯中の飲食・飲酒・喫煙は
お湯の中にゴミが入る可能性のある明らかなマナー違反です。
足湯カフェなどを除き、
公共の足湯にはルールが決められているので
そのルールを守るようにしてください。
⑤飲酒後の利用も避ける
飲酒後の足湯は
血液の流れをよくする代わりに
全身にアルコールが回り悪酔いしてしまいます。
嘔吐してしまう可能性もあるので
飲酒後の足湯は控えるようにして下さい。
⑥足湯で足を洗わない(石鹸利用もNG)
足湯は足を洗うための所ではありません。
他の利用者もいるので
石鹸など泡立つものを使って足湯するのはNGです。
⑦椅子や腰掛を汚さない・濡らさない
足湯中に椅子や腰掛を
汚したり濡らしたりするのもマナー違反です。
後に利用する人のことも考え
足湯施設を汚さないようにしてください
⑧お湯の中にゴミを捨てない
足湯は屋外に作られていることも多く
荷物などを持ったまま利用することができますが
お湯の中にゴミを落としたり
捨てたりしないようにしてください。
かけ流しの足湯なら
汚れやごみは流れていきますが、
循環式の足湯や
加温しているだけの足湯なら
ゴミは残り続けてしまいます。
お湯を汚さないように
ゴミを捨てたり落としたりしないようにして下さい
⑨公衆衛生上問題となることをしない
屋外に設置されている足湯の場合
24時間利用できると思いますが、
人の目がなくても
公衆衛生上問題となるような行為はしてはいけません
- 足湯に全身を入れる
- トイレ代わりに使う
- 性行為をする
など
スポンサーリンク
足湯から出るときのマナーと注意点
最後に足湯から出るときのマナーを見ていきましょう。
以下に足湯から出るときのマナーをまとめます。
- 静かに出る
- タオルで足を拭き、濡れたまま移動しない
- 足湯後は小休憩をとる
①静かに出る
足湯からでる際は
静かに出るようにして下さい。
勢いよく上がると
お湯が周りに飛び散る他
足湯から出る際、
お湯の中を移動する必要が出る場合もあります。
他の利用者の迷惑にならないように
静かに上がりましょう。
②タオルで足をふき、濡れたまま移動しない
足湯から出るときは濡れたまま移動せず
お湯から足を出した段階で
足についた水分をタオルでキレイに
ふき取るようにしてください。
その際、椅子や腰掛など
足湯施設を濡らさないように気を付けましょう。
③足湯後は小休憩をとる
足湯マナーではありませんが、
足湯後に小休憩をとることをオススメします。
というのも足湯をすると
体温の上昇や血圧の増加が起こり
勢いよく立ち上がれば
立ちくらみを起こすリスクはゼロではありません。
汗で水分が出ていくことも考えられるので
足湯後は、体を落ち着かせ
水分を補給するために小休憩をとるといいでしょう。
足湯マナーまとめ・関連記事
ご覧いただきありがとうございました。
この記事のポイントをまとめると以下のようになります。
- 足湯のマナーは「足湯に入る時」「足湯中」「足湯から出る時」の3つに分けられる
- 足湯のマナーに特別なことはなく、他の人や施設の迷惑にならないようにすることを心がければOK
- 自分は大丈夫と考えず、「他の利用者が迷惑に感じるかも」と考えておくことが大切
世の中には理解できないトンデモマナーもありますが、
足湯でのマナーは、
「人の迷惑にならないようにする」の一点に
気を付けておけば基本的に大丈夫です。
後は、足湯施設ごとにルールがあると思うので
それを守るようにして下さいね。