こんにちは!管理人のクラゲです
今回は
- 無着色・無香料
- 材料は3つだけ
- トッピングなし
- 片栗粉・コーンスターチなし
- 面倒くさい水分調節も不要
のシンプルバスボムの作り方とレシピを
画像と動画を使ってご紹介します。
- 材料は3つだけの簡単バスボムレシピ
- バスボム作りのコツ&ポイント
材料は3つだけ!一番簡単な「無着色・無香料バスボム」のレシピ・情報
使う道具と材料
【バスボム1~2個分の材料】
- 重曹:大さじ2(30g)
- クエン酸:大さじ1(15g)
- 水または無水エタノール:適量
※道具は省略
バスボム生地材料
そのほかバスボム材料(食紅・精油など)の注意点・バスボム作りで失敗しやすいポイント
- 食紅や精油などのバスボム材料の注意点
- バスボム作りで失敗しやすいポイント
については⇓の記事で詳しく解説しているのでそちらをご覧ください。
【画像・動画解説】材料3つだけの簡単バスボムの作り方とポイント
実際の簡単バスボムの作り方を
動画と画像を使って解説していきます
細かなコツ・ポイント・注意点も説明するので
一緒にバスボムを作ってみてください。
- 重曹とクエン酸を2:1の割合で混ぜる
(「重曹大さじ2、クエン酸大さじ1」でバスボム1~2個分) - 霧吹き等で適度に湿らせる
(握ったときに形が残る程度) - バスボム型に入れて乾燥させる
(半日~1日程度)
①重曹とクエン酸を2:1の割合で混ぜる
まずは「バスボム生地」を作るために
食品グレード以上の重曹とクエン酸を「2:1」の割合で混ぜましょう
動画・画像では
重曹大さじ20、クエン酸大さじ10を使っていますが
作りたいバスボムサイズ、個数に合わせて
使う量を適宜調節してください。
>>>「入浴剤に適した重曹について」
>>>「入浴剤に適したクエン酸について」
②粉末の塊(ダマ)をほぐす
重曹とクエン酸を混ぜるときは
できるだけ粉末の塊(ダマ)をほぐしましょう
今回のレシピは無着色・無香料なので
あまり関係してきませんが
⇓のような粉末の塊が残っていると
- 着色した時にその塊部分に色がつかず「白飛び」する
- バスボムの型枠に入れてもうまく成形できない
- バスボム自体の見た目が悪くなる
- 重曹またはクエン酸と接していないので、泡立ちが悪くなる
といったデメリットが出るので
できる限り、粉末の塊はほぐしておきましょう
③水または無水エタノールでバスボム生地を湿らせる
バスボム生地をよく混ぜたら
水または無水エタノールで生地全体を湿らせていきます。
バスボム生地を湿らせるのは
重曹の持つ「水分を含むと固まる」という
性質を利用してバスボムの形を固定するためです
ただし、
重曹とクエン酸が混ざった状態なので
水分量が多すぎると中和反応が進んで
発泡してしまうので注意です。
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④バスボムの型枠に入れて成形する
バスボム生地が適度に湿ったら
型枠(モールド)に入れて形を作っていきましょう。
型枠に入れる際のポイントは以下の通りです
- 一度湿らせたバスボム生地は10分程度で乾燥しはじめ、大小さまざまな塊になるので手際よく型枠に入れていく
(乾燥してくると成形しづらくなって、バスボムの強度も落ちる) - 型枠(モールド)はなんでもOK
- 圧力をかけるほど、隙間なく頑丈なバスボムができる
- 2個一対のバスボム型を使う場合は、山盛りに盛ってから2つの型を合わせる
⇑スプーンの背を使ってバスボム生地を押し固める
着色していないからこそ
いろんな形のバスボム型(モールド)を使おう
2個一対のバスボム型は
「山盛り」に生地をもってから
型枠同士を合わせるとキレイなバスボムが出来上がる
⑤乾燥前のひと手間
キレイにバスボム型に入れて成形したら
後は乾燥させると完成なのですが
キレイなバスボムに仕上げるためにひと工夫する必要があります
特に金型やプラスチック型を使って成形し
型枠に収めたまま乾燥させる場合
そのままではバスボムが膨張し型枠に張り付くので
取り出すときにバスボムが高確率で壊れてしまいます
なので
柔らかいシリコン型などを除いた
硬い型枠に入れたまま乾燥させるのなら
「ラップ」を間にかませておきましょう
ラップでくるんだら型枠に戻して
乾燥しやすいようにラップの口を開けておきましょう。
(底の平らなバスボムなら型枠に戻す必要はありません)
こうすることで
乾燥後も型枠から取り出しやすくなりますし
バスボムの自重で形が崩れることもなくなります。
⑥半日~1日程度乾燥させる
バスボムのサイズにもよりますが
風の通る乾燥した場所で
半日~1日程度しっかりと乾燥させましょう。
短時間で乾燥させたいなら
冷蔵庫や冷凍庫に入れて固めることも可能ですが
どれも一長一短があるので
それを理解したうえで乾燥場所を決めましょう
【冷蔵庫で乾燥させる場合】
- 湿度が低いので短時間でバスボムが固まる
- バスボム型内で結露が起こり発泡してしまう可能性がある
- バスボムが冷蔵庫内の臭いを吸着してしまう
- 冷蔵庫内の場所を占領してしまう
【冷凍庫で乾燥させる場合】
- 湿度が低いので短時間でバスボムが固まる
- バスボムが乾燥する前に水分が凍ってしまい、室温に戻した時に氷が溶けて発泡する可能性がある
- 冷凍庫内の場所を占領してしまう
【室内で乾燥させる場合】
- 乾燥場所には困らない
- 季節や場所で湿度は変動する
- お部屋の湿度によってはバスボムが膨張し形が崩れる
- バスボムサイズとお部屋湿度次第で乾燥時間が伸びる
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⑦型枠からバスボムを取り出す(完成)
しっかりと乾燥させたら
バスボムを型枠から取り出しましょう
シリコン型であれば
型枠の底をゆっくり押して
バスボムの端は崩れないよう
慎重に取り出しましょう。
金型やプラスチック型の場合であれば
ラップを間にかませていても
型枠にすっぽりはまって
取れなくなっている場合もあります
その時は型枠の底をたたいたり
ラップをまとめて持って
何とか取り出しましょう。
⑧密閉容器に保管&自作バスボムでお風呂を満喫
完成したバスボムは
- キャニスター
- フリーザーパック
などの密閉容器に保管しましょう。
密閉容器に入れて保管しないと
以下のデメリットが発生するので注意です
- バスボムが湿気を吸収し発泡してしまう
- お部屋の中の臭いを吸着してしまう
- 精油で香りを付けた場合、香りが時間経過ですべて揮発してしまう
>>>「手作りバスボムの注意点」
あとは、自作したバスボムで
お風呂時間を満足いくまで満喫しましょう。
目をつぶって炭酸のはじける音を聞けば
リラックスできますし
お湯に溶け込んだ炭酸ガスが体の芯まで温めて
日々の疲れを癒してくれますよ。
無着色無香料のシンプルバスボムの作り方まとめ
ご覧いただきありがとうございました
今回は無着色・無香料・材料は3つだけの
一番簡単なバスボムの作り方を紹介しましたが
上手に作れましたか?
シンプルな作りですが
いくつか失敗しやすいポイントがあるので
もしかしたら「うまく作れなかった」
という人もいるかもしれませんが
このシンプルバスボムが作れるなら
いろんなアレンジができるようになるので
あきらめず何度もトライしてみてください。
このシンプルバスボムが作れるようになったら
次は「アロマ香るカラフルバスボム」の作り方を紹介するので
よければ次の記事・動画をご覧になってみてください。
>>>「アロマ香るカラフルバスボムの作り方」