こんにちは!管理人のクラゲです。
そんな疑問・お悩みを解決するために
「お風呂場の上手な換気方法」について解説していきます
- お風呂場の換気のポイント
- お風呂場の作りで変わる換気方法
- お風呂場の換気に役立つアイテム
【結論】換気方法はお風呂場の作り(窓・換気扇の有無)で変わる
まず結論から言ってしまうと
お風呂場の作り(構造)次第だが、空気の流れを作れば湿気はとれる
となります。
お風呂場の作りは
物件によっていろいろありますが、
こと換気に関して言えば
お風呂場(浴室)にある
- 扉
- 窓
- 換気扇
の3点に注目して、
「空気の流れ」さえ作ることができれば
基本的にはどんなお風呂場でも換気できるのです。
>>>「換気方法の具体例」
お風呂場の換気は「空気の流れ」を意識しよう
お風呂場を上手に換気したいなら
「空気の流れ」を意識するのが最重要ポイントです。
ですが、
ただ窓や扉を開けたり
換気扇を作るだけでは
空気を入れ替えることはできません。
お風呂場の換気のために
空気の流れを作りたいなら
「給気と排気」の両方を機能させる必要があります。
※給気:空気を室内に入れること
※排気:空気を室外に出すこと
空気の流れができないとカビ・悪臭の原因に
一晩中、窓を開けていても
換気扇をつけていても
空気の流れがうまく作れていないと
お風呂場だけでなくお部屋全体に湿気がこもって
- カビや微生物の繁殖
- 悪臭の発生
- 湿気の不快感がお部屋(お家)に広がる
などの原因になってしまいます。
お風呂場の湿気にお困りなら
お住まいの物件(家)の
お風呂場の作りから適切な換気方法を知りましょう。
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お風呂場の作りで変わる換気方法
以下の4つに分けられます。
- 窓も換気扇もある場合
- 換気扇だけある場合(窓なし)
- 窓だけある場合(換気扇なし)
- 窓も換気扇もない場合(入口の扉だけ)
ここからは
それぞれのお風呂場の作りに合わせた
適切な換気方法を紹介していきますね。
①窓・換気扇がある場合
お風呂場に「扉・窓・換気扇」がそろっている場合は、
赤丸:換気扇、緑四角:窓、青矢印:空気の流れ
- 換気扇:排気口
- 窓と扉:給気口
となります。
お風呂場に扉・窓・換気扇がそろっている場合は
たいてい一晩もあれば湿気は取れて床や壁も乾きます。
以下のようにして換気しましょう。
- 排気口となる換気扇は一晩つけっぱなし
- 給気口となる扉・窓は少しだけ開ける
※強い風が外から入る場合は給気口となる窓は大きく開けてOK
お風呂場が乾燥するまで時間がかかるが
換気扇をつけず
窓を排気口に、扉を給気口にしてもOK
②換気扇だけ(窓がない)の場合
お風呂場に窓がなく「扉と換気扇」がある場合は、
赤丸:換気扇、青矢印:空気の流れ
- 換気扇:排気口
- 扉:給気口
となります。
お風呂場に窓がない場合は
扉を開けただけでは換気できないので
以下のようにして換気しましょう。
- 排気口となる換気扇はつけっぱなし
- 給気口となる扉は少しだけ開ける
気温や湿度によって乾燥スピードは変わるので、
基本的に換気扇はつけっぱなしがよい
③窓のみ(換気扇ない)の場合
お風呂場に換気扇がなく「扉と窓」がある場合は、
緑四角:窓、青矢印:空気の流れ
- 窓:排気口
- 扉:給気口
となります。
給気口と排気口を逆にしてしまうと
お部屋の中に湿気や熱気が入ってしまうので
以下のように換気しましょう。
- 排気口となる窓は大きく開ける
- 給気口となる扉は少しだけ開ける
お風呂の扉の前or浴室内に
扇風機やサーキュレーターをおいて
窓に向かって風を送っても空気の流れができる
③窓も換気扇もない場合
お風呂場に窓も換気扇もなく「扉だけ」の場合は、
赤丸:換気扇、青矢印:空気の流れ、橙ファン:扇風機・サーキュレーター
- 扉:排気口
- お風呂場(浴室)に給気口がない
となります。
一人暮らしの物件のように
お風呂場に窓も換気扇もない場合は
空気の流れ作ることが難しく
お風呂場の湿気は
脱衣所や廊下、お部屋の中を通して
排気するしかないので
以下のように換気しましょう。
- お風呂場(浴室の扉)を大きく開ける
- 台所orトイレの換気扇をつけっぱなしにする
- 扇風機やサーキュレーターの風でお風呂場の湿気を逃がす
この際、空気の流れがなるべく一方向
(お風呂→台所orトイレの換気扇)となるように
お部屋内の扉や窓は閉めると効率よく換気できる
お風呂場の換気にサーキュレーターを使うなら
以下のタイプがオススメ
- 浴室の壁に貼り付けるマグネットタイプ
- バッテリー式or電池式のコードレスタイプ
- 首振り機能はなくてもOK
短時間でお風呂場を乾燥させたいなら「スクイージー(水切りワイパー)」
空気の通り道を作って上手に換気していても
季節によってはなかなか湿気が取れない場合もあります。
そんな時でもなるべく短時間で
お風呂場の湿気を取りたいなら
スクイージー(水切りワイパー)で
お風呂場の壁や床についた水分をかき集めて排水しましょう。
お風呂場の速乾用にスクイージーを使うなら
以下のタイプがオススメ
- 水切りブレードが柔らかいタイプ
(浴槽のカーブにも対応できる) - ハンドルが伸びるタイプ
(壁や天井の隅々までカバーできる)
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一人暮らしのお風呂なら「台所の換気扇や扇風機」を活用しよう
お風呂場の換気方法に悩みがあるという方は
窓や換気扇がない一人暮らし物件にお住まいの方だと思います。
窓・換気扇のどちらか片方でも
ついているなら換気はまだ簡単なのですが、
窓も換気扇もついていないお風呂の場合は
- 台所・トイレの換気扇
- 扇風機やサーキュレーター
- スクイージー(水切りワイパー)
を活用する他ありません。
サーキュレーター・スクイージー合わせても
5000円はいきませんし、
サーキュレーターは
小型の扇風機代わりにもなるので
夏の暑さや湿気に困る前に一台持っておくことをオススメします。
お風呂場の換気方法まとめ
ご覧いただきありがとうございました
この記事のポイントは以下の通りです
- お風呂場の換気方法はお風呂場の作り(窓・換気扇の有無)次第
- 上手に換気するなら「空気の流れ」をつくる
- 空気の流れを作るには「給気口と換気口」が重要
- 「給気口は隙間を小さく、換気側は大きく開ける」が基本
- 窓も換気扇もないお風呂の場合、扇風機やサーキュレーター、台所やトイレの換気扇を活用する
お風呂場の湿気がお部屋の中に入ってしまうと
不快に感じ、夜寝にくくなる可能性もあります。
お風呂場の換気はカビの発生だけでなく
睡眠の質や生活の質(QOL)にもかかわるので
空気の流れを作って上手に換気をしましょう。