こんにちは!管理人のクラゲです
そんな疑問解消のために
お風呂に入らない時に
体・頭に痒みが出るメカニズム・原因をご紹介します
- 体や頭に痒みが出る原因とメカニズム
- お風呂に入らない時に痒みが出る(強くなる)理由
- 痒みが出やすい人の特徴
- お風呂に入れない時の痒み対策
お風呂・温泉・入浴剤が大好きなクラゲ。│ 過去100種を超える入浴剤を体験。│2022年1月「温泉ソムリエ」取得│Twitter・YouTubeでもお風呂・入浴剤情報を発信中│ ブログ収益を使って「温泉巡りの旅」を発信するのを目標にブログ運営をしています 。このブログがちょっとしたライフハックになれば幸いです。
お風呂に入らないほど「アレルギー反応・神経刺激・肌の乾燥・皮膚感染」を起こしやすくなるため、肌状態や痒みが悪化する
まずはこの記事の結論から言ってしまうと
- お風呂に入らない期間が長いほど、体に汗・皮脂・ホコリ・花粉などの汚れがたまる
- 体にたまった汚れがアレルゲンとなる
- 肌が乾燥しているほどアレルゲンが侵入しやすく、また皮膚表面の知覚神経を刺激しやすい
いろいろな理由でお風呂に入れなくとも、
- 濡れタオルやボディ・シャンプーシートで汚れをふき取る
- 衣服・下着を着替える
- 肌を保湿して乾燥を防ぐ
体を清潔に保つことが痒み防止につながる
となります。
痒みの種類を大別すると以下の2種類に分けられ
- ヒスタミン由来の痒み
- ヒスタミンが関与しない痒み
その痒みの原因はさらに以下の10に分類できます。
- 皮膚の乾燥
- 異物による刺激
- 汗腺詰まり
- アレルギー反応(アレルギー疾患)
- 皮膚の炎症
- 神経の興奮
- 細菌や真菌の感染
- 薬物副作用
- 神経疾患
- 温度変化
このように痒みの原因は多岐にわたりますが
このうちの大部分が
「お風呂に入ることで予防できる」ため
お風呂に入らない期間が長くなるほどに
体に汚れがたまって
⇓の痒みの原因となってしまうのです。
- 皮脂や汗、角質などの汚れの蓄積と毛穴・汗腺詰まり
- 肌の乾燥
- アレルゲンの接触と残留
- 雑菌の繁殖と細菌感染などによる皮膚状態の悪化
- 虫刺され
もし、キャンプや登山
断水やうつ病、入院などで
短期~長期にお風呂に入れない場合は
濡れタオルやボディシート等で汚れを拭きとり
体や頭皮を清潔に保つだけで
痒みを予防することができるのでぜひお試しください
>>>「お風呂に入らないメリット・デメリット」
洗顔や湯シャンでもいいのですが
洗顔は洗える場所が限られますし
適当な湯シャンは別のデメリットが生まれるので注意です
>>>「湯シャンのメリット・デメリット」
>>>「正しい湯シャンのやり方」
体や頭に痒みがでる原因とメカニズム
痒みのメカニズムについて
まだわかっていないことも多いですが
大きく以下の2種類に大別でき
- ヒスタミンが関与する痒み
- ヒスタミン以外で起こる痒み
結局のところ
神経が刺激されることで痒みは生まれます。
画像引用:順天堂大学 環境医学研究所
ヒスタミンが分泌される場合の痒みは⇓
- 肥満細胞(マスト細胞)が刺激される
- ヒスタミンが分泌される
- ヒスタミンが知覚神経に刺激する
- 脳で痒みを認識する
ヒスタミンが関与しない場合の痒みは⇓
- 免疫細胞や表皮ケラチノサイトなどから「セロトニン、タンパク質分解酵素、脂質、サイトカイン」などが分泌される
- 知覚神経に刺激する
- 脳で痒みを認識する
また⇑のような化学物質や神経伝達物質が関係しない痒みもある
- 皮膚表面まで「C–線維」と呼ばれる感覚神経が伸びている
- 乾燥肌などで皮膚バリア機能が低下する
- 衣服のこすれなどの外部刺激が皮膚少し内部まで届く
- 知覚神経が刺激されて脳で痒みを認識する
以下に、かゆみの主な原因とそのメカニズムを簡単にまとめますね
- 皮膚の乾燥: 肌が乾燥すると、水分不足により角質層がバリア機能を失い、刺激物質の侵入を許すようになる。乾燥した肌は刺激に対して敏感になり、かゆみを引き起こす可能性が高まる
- 異物による刺激:汗や石鹸など浸透圧やpHなどの刺激性を持つ物質が肌につくと、その異物を取り除こうとかゆみが生じることがある。
- 汗腺詰まり:汗の出る汗腺が汚れなどでつまり、スムーズに汗が排泄されなくなると、汗腺ないで炎症が起こりかゆみが生まれる
- アレルギー反応(アレルギー疾患): 花粉やハウスダストなどのアレルゲンに過剰反応すると、免疫系がアレルギー反応を引き起こすことで免疫系の細胞からヒスタミンが放出され、かゆみや発疹が現れることがある。また、食物アレルギーや接触アレルギー、蕁麻疹(じんましん)、接触性皮膚炎なども該当する
- 皮膚の炎症: 外傷や刺激、異物により皮膚が炎症を起こすことで、かゆみを伴うことがあり、湿疹や虫刺されなどがこれに該当する。
- 神経の興奮: ストレスや不安、緊張などが神経を興奮させ、かゆみの感覚を増幅させることがある。
- 細菌や真菌の感染: 肌の傷口やなどから細菌や真菌の感染を引き起こすことで炎症が生じ、かゆみがでる
- 薬物副作用: 特定の薬物や処方薬の副作用として、かゆみが現れることがある(薬に対するアレルギー反応)
- 神経疾患:神経性皮膚症、振戦性皮膚症など神経系の障害や疾患でかゆみが引き起こされることがある
- 温度変化:お風呂やスポーツ、暖房器具などで冷えていた体が急に温まったり、その逆の温度変化が起こると、血流の変化やヒスタミン誘導が起きてかゆみを感じることがある。温熱性蕁麻疹など
かゆみというと
アレルギーだったり虫刺されで起こる
不快な反応というイメージもありますが、
「刺激に敏感に反応して体(内)を守る」
生体防御反応でもあり
「かゆみ=病気」というわけではありません。
ただ、かゆみが長引く場合や
他の症状を併発する場合は
過剰なかゆみで皮膚バリア機能が破綻して
かゆみがさらに悪化してしまうので
素人判断せず
お医者さんに診てもらった方がいいでしょう。
お風呂に入らないと痒みが出やすくなる理由は大きく4つ
ここからは、お風呂に入らないことで
痒みが出る理由を深堀していきます。
「お風呂に入らない」という条件下で
痒みが出る場合、考えられる理由は以下の5つです
- 皮脂や汗、角質などの汚れの蓄積と毛穴・汗腺詰まり
- 肌の乾燥
- アレルゲンの接触と残留
- 雑菌の繁殖と細菌感染などによる皮膚状態の悪化
- 虫刺され
※皮膚病や持病の有無は除く
①皮脂や汗、角質などの汚れの蓄積と毛穴・汗腺詰まり
お風呂に入らない時に痒みが出る理由その①は
「皮脂や汗、角質の汚れの蓄積&毛穴・汗腺のつまり」です
人は体を動かさなくとも
汗や皮脂が分泌され
皮膚のターンオーバーで角質がどんどん脱落します。
通常、こういった汚れは
お風呂に入らずともある程度は
自然に落ちるのですが、
日本は高温多湿の環境故
汚れが自然に落ちるスピードよりも
新たな汚れが付着するスピードの方が速い傾向にあり
特に夏場は
年齢性別にかかわらず
汗や皮脂の分泌量が多くなるため
汚れが十分に落ちないと
毛穴や汗腺が詰まってしまい
- 毛穴の中で細菌・真菌感染が起こり炎症やニキビができる
- 汗がスムーズに排泄されなくなり、汗腺内で炎症や感染が起きてしまう(汗疹、あせも)
知覚神経を刺激してかゆみが誘発されやすくなるのです。
特に汗や皮脂の出やすい夏場は注意だよ
>>>「夏場お風呂に入らないデメリット」
②肌の乾燥
お風呂に入らない時に痒みが出る理由その②は
「肌の乾燥」です
人の皮膚は
一般的に他の動物(哺乳類)よりも薄く
その厚さは数ミリ程度であるため
ちょっとした変化で
皮膚バリア機能が低下して乾燥しやすくなります。
- 気候や季節: 冬季などの寒冷な気候では、湿度が低下し、乾燥した空気によって皮膚の水分が奪われることがあります。また、暖房や冷房によっても室内の空気が乾燥することがあります。
- 過剰な洗浄: 頻繁に長湯や熱いお湯で洗浄すると、皮脂や皮膚の天然保湿因子が洗い流され、皮膚の水分が失われます。
- 過度な洗顔: 強い洗顔料や洗顔ブラシを使って過度に洗顔すると、皮脂や保湿成分が取り除かれて皮膚が乾燥します。
- 温度の変化: 温度の急な変化や、暖房や冷房の効いた場所と屋外の温度差なども、皮膚の乾燥を促進する要因となります。
- 年齢(加齢): 年齢とともに皮膚の保湿力が低下し、乾燥しやすくなることがあります。特に加齢によって皮脂分泌が減少することが原因となります。
- 皮膚疾患: アトピー性皮膚炎などの慢性的な皮膚疾患の場合、皮膚のバリア機能が低下し、乾燥肌が生じることがあります。
- 保湿不足: 日常的な保湿ケアが不十分な場合、皮膚に水分を保持するための十分な保湿が行われず、乾燥肌が進行することがあります。(入浴も肌の保湿に一役かっている)
一度肌が乾燥してしまうと
皮膚の水分保持能力が低下し
角質層が適切に保湿されない状態となり
その状態が続くと
炎症反応によってかゆみが出てしまうのです
- 皮膚の柔軟性が失われて、肌に微小なひび割れができる
- 外部刺激やアレルゲンが侵入する可能性が高まる
- 刺激物質が侵入すると、免疫系が反応し、炎症反応が引き起こされる
しかも乾燥した肌は刺激に敏感。
後述するアレルゲンがなくとも
普段は無害な刺激(衣服のこすれ・温度変化)
などでもかゆみが誘発されるてしまうので注意しましょう。
③アレルゲンの接触と残留
お風呂に入らない時に痒みが出る理由その③は
「アレルゲンとの接触と残留」です
過剰な免疫反応を起こす物質を
アレルゲンと言いますが
通常、肌が健康な状態では
アレルゲンが体内に侵入しづらく
過剰な免疫反応はほとんど起きません
しかし、
- 肌が乾燥している
- もともとアレルギー体質
- アトピー肌などで肌に傷がある
などの人の場合、お風呂に入らないと
- 花粉
- ホコリやダニなどのハウスダスト
- 汗の成分
- 動物の毛
などのアレルゲンが肌に長時間付着した結果
アレルギーによる炎症と痒みが出る可能性が高くなるのです。
- お風呂に入らないことでアレルゲンが皮膚上に残る
- 肌の傷口などからアレルゲンが体内に侵入しやすくなる
- 長時間アレルゲンにさらされることで免疫系が過剰に反応する
- アレルギー反応が起こり炎症が発生
- 炎症によりヒスタミンやサブスタンスPなどの「かゆみ物質」が放出
- 痒み物質が知覚神経を刺激
- 脳で痒みを認識する
④雑菌の繁殖と細菌感染などによる皮膚状態の悪化(皮膚バリア機能の低下)
お風呂に入らない時に痒みが出る理由その④は
「雑菌の繁殖と細菌感染による皮膚状態の悪化」です
通常、皮膚の常在細菌と競合することで
悪影響のある雑菌や真菌(カビ)が
皮膚上で繁殖することはないのですが
お風呂に入らないほどに
肌が乾燥して汚れもたまり
雑菌が繁殖しやすい環境になった結果、痒みが発生。
かき壊しによる皮膚状態の悪化と
細菌の繁殖、アレルゲンとの暴露によって
痒みの負のスパイラルができてしまうのです。
- 風呂に入らないと保湿不足で皮膚が乾燥して細かい傷・ひび割れが増える
- 汚れがたまると細菌・真菌の栄養源が増え、皮膚表面のpHが変化。より雑菌が増えやすい環境となる
- 肌に炎症ができ”かゆみ”が発生
- 肌を掻くことで、細かな傷ができる
- 肌状態が悪化し痒みも強くなる
- より肌の乾燥が悪化、皮膚バリア機能が低下し、アレルゲンの暴露も増えてかゆみも悪化する
健康な肌であれば
皮膚のpHが常在菌の好む
4.5~6.5の弱酸性に保たれているので
数日お風呂に入らなくとも
皮膚pHが変化し雑菌が繁殖する可能性は低いです
しかし、
もともと乾燥肌・脂性肌だと
肌を健康に保ってくれる皮膚常在菌が少ないため、
お風呂に入らないことをきっかけに
雑菌が繁殖して、かゆみが出やすくなってしまうのです
>>>「お風呂に入らないメリット・デメリット」
⑤体臭の悪化による虫さされ
お風呂に入らない時に痒みが出る理由その⑤は
「体臭の悪化による虫刺され」です
虫に刺されやすい人の特徴として
体臭が強い人が挙げられています。
- 体温が高く汗っかきの人
- 二酸化炭素の排泄が多い人
- 血液型がO型の人
- 体臭が強い人
- 飲酒する人
- 甘いものが好きな人
※国内外の研究で血液型によって、蚊の刺され方に差があるという結果が報告されている。ある研究によるとO>B>AB>Aの順に刺されやすいという結果となったそう
体臭が強いとなぜ虫に刺されやすいかというと
- 体臭のきつい人の皮脂に含まれる複数のカルボン酸化合物
- 乳酸から誘因される17種の脂肪酸
などの臭い物質を
虫(特に蚊)が好む臭いだから
研究協力者の腕にストッキングを着用してもらった後、着用者の臭いがついたストッキングを使って蚊が特に好む人を調べた。蚊にとって最も魅力的な臭いの人は他の人と比べて蚊を誘引する強さが4~100倍だった。数年にわたり実験に参加した人もいたが、蚊に好かれる人は誘引力が強いままだった。
誘引力が強い人と弱い人の臭い成分を比較分析し、蚊が好む人の皮膚で分泌される皮脂には複数のカルボン酸化合物が多いことを特定した。化合物の量や組み合わせは人によって異なり、蚊が好む臭いの成分やパターンが1つでないことも分かった。
カルボン酸化合物は皮膚にすむバクテリアの活動で生じるため、皮膚常在菌の違いが誘引力に関係していると考えられる。食事やスキンケアなどで皮膚の状態が変化すれば、蚊に対する誘引力が下がり、刺されにくくできる可能性もあるという。
引用:日本経済新聞
この辺りはまだわかっていないことも多いですが
皮膚常在菌の種類が多いほど
様々な臭い物質が作られるため
虫に刺されやすいといわれていて
特に、皮膚常在菌のうち「悪玉菌」が多いと
体から出た汗や皮脂、角質を分解し
蚊が好む臭いを発する脂肪酸を複数つくるため
お風呂に入らないほど
虫が寄ってきやすくなり
虫に刺されることで痒みが出やすくなるのです。
体や頭に痒みが出やすい人の特徴
ここまで紹介した内容から
お風呂に入らないことで痒みが出やすい人の特徴をまとめます。
- 乾燥肌
- アレルギー体質
- アトピー性皮膚炎や蕁麻疹などの皮膚病
- ストレスや不安がある人
- ホルモンバランスの異常(妊娠時、更年期、甲状腺異常)
- 虫に刺されやすい特徴のある人
お風呂に入る、入らない関わらず
痒みが出る原因もありますが
お風呂に入らないことで痒みを誘発したり
痒みの強さを増強してしまう可能性があるのが
⇑の特徴に当てはまる人達です。
あえてお風呂に入らない場合
メリットよりデメリットの方が大きいので
⇑の特徴に当てはまる人は
毎日お風呂に入ったほうがいいですよ
>>>「お風呂に入らないメリット・デメリット」
お風呂に入れず体や頭に痒みが出たときの対処法
最後にお風呂に入れない場合で
体や頭に痒みが出たときの対処法・予防法を紹介しますね
- 濡れタオルやボディシートで体を拭く
- 濡れタオルやシャンプーシートで髪や頭皮を拭く
- 服や下着を着替える
- 抗ヒスタミン薬などのかゆみ止めを使う(虫刺されならかゆみ止め)
- 化粧水や乳液、ボディクリームで肌を保湿
- 爪を切る(つけ爪を外す)
①濡れタオルやボディシートで体を拭く
お風呂に入れず体に痒みが出る場合
体についた汚れや肌の乾燥からくる痒みであれば
濡れタオルやボディシートで体を拭くだけでも
痒みが出る頻度を減らし、痒み自体を和らげてくれます
夏場であれば
メントール成分を配合した
サッパリ系のボディシートがオススメ
拭きあがりのさっぱり感が違いますよ
②濡れタオルやシャンプーシートで髪や頭皮を拭く
お風呂に入れず
髪がべたついたり、頭皮に痒みが出る場合も
濡れタオルやシャンプーシートで優しくふき取りましょう。
ドライシャンプーでもいいのですが
よりさっぱり感を得たいなら
シャンプーシートなどでふき取るのがオススメです
ドライシャンプーを使うなら
- 短期間お風呂に入れない場合:スプレー・ミスト・ジェルタイプ
- 長期間お風呂に入れない場合:ムースタイプ
がオススメです
③服や下着を着替える
服や下着を着替えるのも
痒み防止に一役買ってくれます。
何日も履きどおし・着どおしの衣服には
汗や皮脂、ホコリなどの汚れが大量に付着しているため
雑菌の繁殖⇒かゆみの悪化だけでなく
体臭の原因となってしまいます。
なので、できる限り
新しい服に着替えたほうが
体への汚れも抑えられて
痒みや体臭を予防することができますよ
特に陰部・脇・足裏は汗や皮脂が出やすいので
下着類(パンツ・靴下)は毎日替えましょう
④抗ヒスタミン薬などのかゆみ止めを使う
蕁麻疹などの痒みの伴う皮膚病を
持病にもっていて
お風呂に入れないことで痒みが出ているのでしたら
処方されている抗ヒスタミン薬のかゆみ止めを使っても大丈夫です
ひどい痒みの大部分は
ヒスタミンが関係しているので
抗ヒスタミン薬を飲めば大体のかゆみが収まります。
ただし、一部の虫刺されや神経過敏などの
ヒスタミンの関与しない痒みには
流水や保冷剤で患部を冷やしたり
ステロイド系のかゆみ止めを使うといいでしょう
⑤化粧水や乳液、ボディクリームで肌を保湿
⇑4つの方法で痒みを抑えられたなら
痒みが再発しないように
肌の乾燥を防ぐため
化粧水、乳液、ボディクリーム等で肌を保湿しましょう。
ただ、化粧水・乳液も
そのまま体に残り続けると汚れの一部になるので
塗る前に濡れタオルやボディシートで
汚れと一緒にふき取るようにしてください。
⑥爪を切る(付け爪を外す)
痒みや皮膚状態を悪化させないためにも
爪は適度に切っておきましょう。
爪が長いと
痒みが出たときに肌を掻いて
皮膚に多数の傷ができてしまいます。
そのまま傷を放置していると
傷口に雑菌が繁殖したり
アレルゲンが傷口から侵入して
痒みをより悪化させてしまうので
深爪しない程度の
掻いても痛くないくらいに
指の爪を切って調節しておきましょう。
また、つけ爪も同様に
肌を傷つけてしまう可能性があるので
お風呂に入れない期間があるなら
付け爪も外しておくといいでしょう
お風呂に入らないと痒みが出る理由まとめ
ご覧いただきありがとうございました
お風呂に入らない期間が長いほど
体や頭皮に痒みが生まれます。
その痒みを大別すると
- ヒスタミン由来の痒み
- ヒスタミンが関与しない痒み
に分かれますが
基本は体や頭皮を清潔に保つことが
体や頭皮の痒み対策につながります。
あえてお風呂に入らない場合
メリットはほとんどないため
毎日しっかりお風呂に入るのがオススメです。
>>>「お風呂に入らないメリット・デメリット」
もし、
- キャンプ・登山などで短期間お風呂に入れない
- 断水、うつ、入院などで長期間お風呂に入れない
というのでしたら
濡れタオルやボディ・シャンプーシートで
ふき取るだけでもかゆみを抑えることができますよ