入浴剤

エプソムソルトと死海の塩の違いは?入浴剤としての効果や価格を徹底比較!

こんにちは!管理人のクラゲです。

エプソムソルトも死海の塩も入浴剤として使われていますが
その成分や効果、使い方や価格など違いは様々。

女性
女性
エプソムソルトと死海の塩ってどっちも入浴剤につかわれるけど、細かいところどう違うのかしら?

こんな疑問解消のために
エプソムソルトと死海の塩(デッドシーソルト)の違いまとめました。

この記事が少しでもお役に立てたのなら幸いです。

エプソムソルトと死海の塩(デッドシーソルト)を比較

エプソムソルトと死海の塩(デッドシーソルト)は
どちらも「ソルト」と名前がついた入浴剤ですが、
まったく同じというわけではありません。

2つのソルトの違いを紹介する前に
まずはどんな入浴剤なのかについて知っていきましょう。

エプソムソルトとは?

エプソムソルトとは、バスソルトに分類される入浴剤です。

名前に「ソルト」とついていますが
塩(塩化ナトリウム)ではなく、
硫酸マグネシウムという硫酸とマグネシウムが結合した無機塩化物です。

なぜソルトという名前がついているかというと、

もともとエプソムソルトが発見された場所が
イギリス・サリー州にある「エプソム・アンド・ユーエル」という
小さな町でした。

その町で、塩のような白い結晶として発見されたので
町の名前を冠して”エプソムソルト”と呼ばれるようになったのです。

その後、エプソムソルトは
ヨーロッパで「病気に効く万能薬」として使用されるようになり
その使い方の一つとして入浴剤に使用されてきました。

死海の塩(デッドシーソルト)とは?

死海の塩とは、中東にある塩湖から採取される塩の結晶で
バスソルトに分類される入浴剤として使用されます。

死海は西側にイスラエル、東側をヨルダンに接しており
海抜はマイナス430mと地表で最も低い場所にある塩湖で

海水の10倍ほど塩分濃度が濃く、
人の体が浮かんでしまうほどの浮力があるため
観光地としての人気もあります。

塩分濃度が濃すぎるため
魚は生息できないことから「死海」という名前がついていますが

天然のミネラルが豊富
マグネシウム、カルシウム、ナトリウムと言った成分が
海水の約30倍ほど含まれているため
死海の塩は美容品やスキンケアグッズとして使用されます。

また、

”塩”と名前がついていますが、
海水で作られる塩辛い味のする塩化ナトリウムではなく
苦みのある塩化マグネシウムが主成分となっています。

エプソムソルトと死海の塩(デッドシーソルト)の違いは?

ここまで簡単にエプソムソルトと死海の塩についてご紹介しました。

では次に2つのソルトの違いについて見ていきましょう。

成分

前述した通り、2つのソルトは

  • エプソムソルト:高純度の”硫酸マグネシウム”
  • 死海の塩:海水の30倍もの複数の天然ミネラル

で構成されています。

どちらもバスソルトに分類される入浴剤ですが
構成成分の割合が両極端。

エプソムソルトがほぼ100%硫酸マグネシウムで構成されるのに対し
死海の塩は塩化ナトリウム8%、塩化カリウム20%、塩化マグネシウム40%
残りを他のミネラルで構成されています。
※死海の塩の成分バランスは商品によって多少異なる

エプソムソルトを構成する硫酸マグネシウムは
海水にも含まれる成分ですので
死海の塩にも多少は含まれています。

しかし、死海の塩は塩化マグネシウムという「にがり」と同じ成分が
大多数を構成しているのが特徴です。

ちなみに、一般的な海水の構成成分は以下の通りです。

海水:水 96.6 %、塩分 3.4 %

この内、塩分は、

  • 塩化ナトリウム 77.9 %
  • 塩化マグネシウム 9.6 %
  • 硫酸マグネシウム 6.1 %
  • 硫酸カルシウム 4.0 %
  • 塩化カリウム 2.1 %
  • その他

通常、バスソルトとして使用するため
味について知る必要もありませんが
何かの拍子にバスソルトが溶けたお湯が口に入ってしまうかもしれません。

その時、驚かないためにも
エプソムソルトと死海の塩の「味」についての違いも見ていきましょう。

エプソムソルトと死海の塩に含まれている主成分の味を
簡単に表にまとめます。

 成分
エプソムソルト硫酸マグネシウムコクのある苦味
死海の塩(8%)塩化ナトリウム塩辛味
死海の塩(20%)塩化カリウムキレのある酸味
死海の塩(40%)塩化マグネシウムうまい苦味

※味の評価については「海の精精」さんのサイトを参考にしました。

エプソムソルトは硫酸マグネシウム単体ですので
コクのある苦みを感じるでしょう。

一方、死海の塩はというと

複数の天然ミネラルで構成されており
その主成分である3つの塩分だけでも
塩味、酸味、苦みがミックスされています。

成分の割合を考えると
うまい苦みの中に塩味と酸味を感じるという味になります。

クラゲさん
クラゲさん
管理人がそれぞれのソルトの結晶をなめてみた感想は、

エプソムソルトは舌に触れたときは味を感じないけど、すぐに苦みを感じ、ヨダレがどんどん出る。
死海の塩は、苦みの中に塩味と酸味があってこちらもヨダレがどんどん出る。

と、苦みにコクも旨味もない!苦いもんは苦い!という感じでした。

効果効能

エプソムソルトと死海の塩の効果効能の違いはというと、

どちらものバスソルトも天然ミネラルで構成されているため
「無機塩類系入浴剤」と同じ効能が期待できます。

無機塩類系入浴剤の特徴として、
成分の塩類が体表面のタンパク質と結合することで
体温の放散を防ぎ温熱効果を高めます。

そのため、体を温めたり汗をかく目的で使用されるのですが、

死海の塩の方が複数のミネラル含まれるため
温熱効果や発汗効果が高く、

さらに、複数のミネラルによって
肌の保湿や疲労回復効果もあるのが特徴です。

エプソムソルトの場合
温熱効果や発汗効果は死海の塩に一歩劣りますが
皮膚を通してのマグネシウム補給効果が高いため
美肌・美髪効果にも期待されます。

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また、どちらのソルトも低刺激ですが
死海の塩の方が若干刺激が強めです。

使い方・入浴法

2つのソルトの使い方や入浴方法の違いも見ていきましょう。

入浴方法としては以下のとおりです。

入浴法

エプソムソルト:浴槽のお湯150~200Lに対し100~300g
死海の塩:浴槽のお湯150~200Lに対し50~100g

エプソムソルトは0.1~0.2%濃度が適正と言われていますが
死海の塩の場合、何%濃度がいいかは明確には決まっていません。

濃度が濃くなれば、それだけ効果効能は高くなると考えられますが

それに応じて肌にかかる刺激も強くなっていくほか、
ランニングコストも高くなってしまうため
基本的に商品パッケージに書かれている目安量で使用することをオススメします。

また、死海の塩には金属を錆びさせてしまう
塩化ナトリウムも含まれているため

  • 追い炊きや24時間ぶろ
  • 残り湯での洗濯

は、機器に不具合を起こす可能性があるため使用できません。

しかし、

エプソムソルトは錆に原因とならないため
追い炊きも残り湯での洗濯も可能です。

また、エプソムソルトはマグネシウム補給手段として
マグネシウムオイルのような使い方もできます。

価格とランニングコスト

エプソムソルトと死海の塩の価格と1か月使用した場合のランニングコストを
価格ドットコムさんを参考に紹介します。

種類メーカー(2kgサイズ)一回量価格 / 1か月のコスト
エプソムソルト
  1. アースコンシャス
  2. シークリスタルス
  3. MINE
100~300g
  1. 1280円 / 約2000円~
  2. 1200円 / 約2000円~
  3. 2700円  /約4000円~
死海の塩
  1. ラグゼ
  2. デッドシー・ワークス
50~100g
  1. 2860円 / 約2000円~
  2. 3860円 / 約3000円~

※価格.comを参考
※一回量は商品によって異なります。

エプソムソルトと死海の塩を比べると、

エプソムソルトは一回に使用する量が多いが価格が安く
死海の塩は一回に使用する量がエプソムソルトよりも少ないが価格が高い印象です。

なぜこのような違いが起こるかというと、

死海の塩は中東の死海から輸入しなければならないのに対し
エプソムソルトは国内でも生産可能な点にあります。

輸送や製造に費用が掛かるため死海の塩は
エプソムソルトよりも高くなっている一方、

複数の天然ミネラルが含まれるため
エプソムソルトよりも効果が高く、一回量は少なく済みます。

しかし、どちらも同じ量(100g)を一回に使用すると考えると
やはり死海の塩の方がランニングコストは高くなってしまいます。

クラゲさん
クラゲさん
香料や保湿成分を配合したものはさらに価格が高くなるよ。

結晶のサイズ・形

エプソムソルトも死海の塩もミネラルの塊(結晶)ですが
エプソムソルトは主に工場で原材料から製造されるのに対し、
死海の塩は死海の水をプールにため自然乾燥させたものです。

その製造方法の違いのためか、
結晶の形やサイズが
エプソムソルトと死海の塩で異なります。

エプソムソルトが細かな結晶であるのに対し
死海の塩は結晶の塊を砕いたかのような形をしています。

入浴剤の種類

”エプソムソルト”と”死海の塩”は
ミネラルによって温熱効果を高める無機塩類系入浴剤で
法律的にはどちらも「浴用化粧類」に分類されます。

※有効成分を配合し医薬部外品の許可を取った商品もあります。

入浴剤は『医薬品医療機器等法』(旧薬事法)により規制されており、
その使用目的や成分等により

  1. 化粧品(浴用化粧類)
  2. 医薬部外品

2つに分けられ、

いわゆる「薬用」と名の付く医薬部外品の入浴剤は
公式サイトや販売ページ、商品パッケージに

あせも・荒れ性・うちみ(打ち身)・肩のこり(肩の凝り)・くじき・神経痛・しっしん(湿しん)・しもやけ・痔・冷え症・腰痛・リウマチ・疲労回復・ひび・あかぎれ・産前産後の冷え症・にきび

などと効果効能が表示されていますが、

浴用化粧類に分類される入浴剤は
化粧品の効能の範囲に限定された効能」しか許可されていないため
上記のような効果効能の表記がないのが特徴です。

エプソムソルトと死海の塩を体験し比べてみた

実際に、エプソムソルトと死海の塩の入浴剤を使い比べてみました。

今回体験した商品は

  • エプソムソルト:【アースコンシャス】
  • 死海の塩:【ラグゼ】

の2製品です。

使用方法として、
40℃のお湯160Lに対し、両製品とも100gを使用。
入浴時間(お湯につかっている時間)は約30分としました。

入浴中に感じた変化

実際に、エプソムソルトと死海の塩を使い比べてみたところ
両製品ともに体を温める「温熱効果」と汗をかく「発汗効果」がありましたが、
死海の塩の方が温熱効果と発汗効果が高いようでした。

入浴中の変化としては、

お湯につかると、初めの4~5分は変化を感じません。
しかし、5分を過ぎた段階で身体の表面がだんだんと熱くなり
体中から汗が噴き出てきます。

特に頭から顔に流れ落ちる汗の量が多く
汗が目に入るため、何度も顔をぬぐったりお湯で流していました。

クラゲさん
クラゲさん
両製品ともに着色料や香料が入っていないから、入浴時間が5分未満だと入浴剤としての効果は感じられないかも

入浴後に感じた変化

両製品を試した後の入浴後の変化としては

  • 汗は落ち着くが身体の温かさは持続
  • 肌の乾燥(保湿具合)に対して大きな変化はない

のように感じました。

体験したのが「4~5月」でしたので
肌寒いわけでも汗が出るほど暑い時期ではありません。

そのためか、入浴後は身体の温かさは感じますが汗はすぐに落ち着きました。

また、肌の乾燥・保湿具合も冬のように空気が乾燥しているわけではないので
そこまで違いを感じませんでした。

入浴後の変化は使う季節によって変わると思います。

体重の変化

最後に、どの程度汗をかいたのか
入浴前後での体重の変化を目安としてご紹介します。

エプソムソルトの入浴前後の変化

死海の塩の入浴前後の変化

※体重計と連動するFitdaysというアプリを使って測定。
※入浴前はコップ1杯の水分補給をして測定。
※入浴後は身体を拭いた後すぐに測定。

なるべく条件を同じにするために
両製品ともお湯量・温度、使用量、入浴時間は同じにしました。

その結果はというと、

エプソムソルトは入浴前後で1kg、
死海の塩は入浴前後で1.5kgもの体重が減るほど、汗をかきました。

BMI・体水分率・体脂肪率の変化についても
死海の塩の方がエプソムソルトより変化が大きかったです。

結局どっちがオススメ?

もし、エプソムソルトと死海の塩のどちらが
オススメの入浴剤かと聞かれたら、

管理人の場合こう答えます。

クラゲさん
クラゲさん
温熱効果・発汗効果を求めるなら「死海の塩」。価格や使いやすさを求めるなら「エプソムソルト」。

というのも、両製品を比較した時、

死海の塩の方が温熱効果・発汗効果は高いように感じますが、

金属の錆の原因となる塩化ナトリウムが多少含まれていることと
同じ量を使用した場合、死海の塩の方がランニングコストが高いため、

使い勝手の良さを求めるならエプソムソルトの方に軍配が上がると考えます。

また、マグネシウムの補給効果を重視する場合は、

どちらの製品も成分的にマグネシウムを含んでいるため
極端に差はないと思うので
残り湯で洗濯するか、しないかで選んでいいでしょう。

エプソムソルトと死海の塩(デッドシーソルト)の違いまとめ

ご覧いただきありがとうございました。

エプソムソルトと死海の塩を比較すると

  • エプソムソルトも死海の塩も味は苦い
  • 温熱効果・発汗効果は「死海の塩」の方が効果が高いが、錆の原因となるため追い炊きや残り湯での洗濯は不可
  • エプソムソルトは死海の塩よりも効果は多少劣るが、追い炊きや残り湯での洗濯は可能
  • エプソムソルトは安いが一回に使う量が多い。
  • 死海の塩は高いが一回に使う量は少ない

などの違いが判りました。

そのため、

エプソムソルトは普段使いに適しており
死海の塩は寒いときや汗をかきたいとき、
疲労回復などの効果が特にほしいときに使用するのがいいでしょう。

2つともバスソルトではありますが、
効果や使い方を見れば十分使い分けすることも可能です。

毎日のお風呂時間を楽しくリラックスできる時間とするために
エプソムソルトや死海の塩と言ったバスソルトをつかってみませんか?

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