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ハッカ油

ハッカ油(精油)がお湯に混ざらないを解決!精油と水を均一に混ぜ合わせる方法を紹介

こんにちは!管理人のクラゲです。

ハッカ油風呂ってしたことありますか?

といっても、お風呂のお湯にハッカ油を垂らすだけなんですが、

ハッカ油は薄荷の成分を抽出した「精油」であるため
お湯に垂らしても溶け合わず、お湯に浮かんでしまいます。

ハッカ油自体、いろいろな効果があるのですが
原液が肌についてしまうと肌荒れを起こしまいかねません。

そのため、

ハッカ油を上手にお風呂に混ぜ合わせる方法はないのかしら?

と言った疑問を持つ方もおられると思います。

そんな方の疑問を解消するために
この記事ではハッカ油を均一に混ぜ合わせる方法に着目し

  • ハッカ油がお湯に溶けあわない理由
  • ハッカ油を均一に混ぜる方法
  • ハッカ油を混ぜる方法に適していないもの

などをご紹介していきます。

ハッカ油は精油!そのままお湯(お風呂)に入れても分離する

ハッカ油はその名の通り「油」であるため
油が上、水が下というように分離してしまい
お風呂のお湯に溶けることはありません。

しかし、

こういった「水と油の関係」は知識として知っていても
どういった理屈で混ざり合わないのかは知らない方も多いでしょう。

水と油が分離してしまう理由を簡単に説明すると、

  1. 液体の表面をできるだけ小さくしようとする「表面張力」の強さが、水と油で異なる
  2. 水と油で比重(重さ)が異なる

という2つの理由があります。

表面張力は「水 > 油」で、水の方が強く
比重は「水 > 油」で、水の方が重いため、

水と油は溶けあわず、
比重の軽い油が水の上に浮かんでしまうのです。

ハッカ油を分離させず均一にお湯に混ぜるには?

ハッカ油は薄荷の成分を抽出した精油であるため
お風呂のお湯に溶けず、浮かび上がってしまいます。

では、どうすればハッカ油をお湯に溶かせるかというと、

乳化」という原理を使えば
簡単に水と油を混ぜ合わせることができます。

乳化とは、油や水分のように本来混ざり合わないものが均一に混ざり合う状態のこと。

ただし、

水と油を乳化させたとしても
しばらくすると水と油は再び分離し2層に分かれてしまうので、

乳化させた状態を保つためには
乳化剤」と呼ばれる物質を加える必要となります。

 

身近なものを例にすると、マヨネーズがありますね。

マヨネーズは、「油、酢、卵」などからできおり、

酢と油が乳化することで均一に混ざり合い
乳化剤となる「卵」を加えることで、油と酢が分離しない状態に保たれているのです。

 

また、乳化剤以外にも、

  • 水と油に溶けるエタノールに混ぜる
  • 精油を希釈する植物油(キャリアオイル)に混ぜる

などの方法でもお湯に混ぜることができます。

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ハッカ油をお湯に均一に混ぜる・希釈する方法

ハッカ油を含む精油は
高濃度に植物の成分を抽出した液体(油)であるため

そのままお風呂のお湯に垂らしたとしても、
混ざり合うことはなく、お湯に浮かんでしまい
肌に刺激を生んでしまいます。

そのため、肌への刺激を減らすために

ハッカ油を均一にお湯に混ぜたり、希釈するには
以下の3つの方法があります。

  1. 「乳化剤」で、ハッカ油を均一にお湯に混ぜる
  2. 希釈用の植物オイル「キャリアオイル」で、ハッカ油を希釈・拡散させる
  3. 水にも油にも溶ける「エタノール」で、ハッカ油を混ぜる

それぞれ混ぜる割合をご紹介しまうが、
ちょうどいい冷感を感じるハッカ油量は人によって異なります。

以下の記事を参考に、

あなたに合ったハッカ油の「適量」を見つけ
乳化剤・キャリアオイル・エタノールで希釈してからお使いください。

ハッカ油をお風呂に入れるとき何滴がベスト?「入れすぎて寒い」とならない適量を調査暑い夏場にお風呂にハッカ油を入れて清涼感のあるハッカ油風呂をしようとしたとき、ハッカ油を入れすぎて寒い・痛い思いをした方も多いかと思います。この記事でハッカ油を何滴入れるのがベストなのか、体を使って調査しました。お風呂温度など条件次第でハッカ油の冷感の強さは変わりますが、4~10滴未満にするのがちょうどいい塩梅ですよ...

乳化剤に混ぜる

水に溶けない精油やオイルを簡単に乳化させる乳化剤には

  • ポリソルベート20
  • ポリソルベート80

といった植物由来のオイルがあります。

細かい使い方はありますが、どちらを使っても大丈夫です。

また、使う精油の種類によって混ぜる割合は変わってきますが、
「乳化剤:精油 = 1:1 ~ 1:2」くらいの割合で、
50mlほどの水に混ぜて「乳化」させたものをお風呂にご使用ください。

※精油1滴は0.04~0.05ml程度
※ハッカ油量の適量は風呂温度や個人差で
変わりますが、一回の入浴で10滴以内がベスト

入浴に使う量は少量なので
1回1回調合するのは手間だと思います。

そんな時は、アロマオイル用の遮光瓶を使い
ある程度の量を混ぜて作っておくといいかもしれません。

キャリアオイル(希釈用植物油)に混ぜる

キャリアオイルは、乳化させるものというよりも
高濃度の精油を希釈する目的で使われ、

ハッカ油をキャリアオイルに混ぜることによって、

お湯には浮かびますが、
ハッカ油を希釈し拡散させることができます。

ハッカ油風呂に使う際は、

5mlほどのキャリアオイルに
ちょうどいい量のハッカ油(10滴以内)を入れ
よく混ぜてからお風呂にいれてください。

ハッカ油量の適量は風呂温度や個人差で変わりますが、
一回の入浴で10滴以内であれば、
過剰に寒く感じることはないでしょう。

無水エタノールに混ぜる

アルコールは水にも油にも混ざり合う性質があり
人体に害の少ないエタノールを使えば
ハッカ油をお風呂に混ぜることができます。

エタノールを使う方法は、AEAJ(日本アロマ環境協会)の
アロマテラピーの楽しみ方」の中の沐浴法(もくよくほう)に書かれており、

無水エタノールに混ぜた精油を湯に入れ、全身または一部を浸ける方法です。
入浴の効果に精油の効果が加わることで、相乗効果が期待できます。

引用元:日本アロマ環境協会

5ml程度の無水エタノールに精油(ハッカ油)を混ぜ合わせたものを
お風呂に入れよくかき混ぜてからお湯に浸かります。

※ハッカ油の量が増えると肌に刺激となるので、10滴以内をオススメします。

無水エタノールを水で希釈した
「消毒用エタノール」でも代用は可能ですが、
精油がきれいに混ざらない可能性もあります。

【注意】塩や重曹ではハッカ油をお湯に溶かせない

他のブログやサイトを見ると、

ハッカ油を混ぜる方法として
塩や重曹を使った方法を紹介しているところがありますが、

塩や重曹は、入浴剤のベースや有効成分となる材料であって
ハッカ油を乳化したり希釈して混ぜ合わせる成分ではありません。

例え、塩や重曹にハッカ油を混ぜて
手作りの入浴剤を作ったとしても

お湯に溶かすと、ハッカ油はお風呂のお湯に浮かび上がってしまいます。
(多少は拡散するでしょうが・・・)

そのため、

手作り入浴剤を作る際、精油を使うのであれば
キャリアオイルなどと混ぜる必要があります。

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ハッカ油をお湯に混ぜるのが面倒なら入浴剤がオススメ

乳化剤やキャリアオイルに混ぜてまで
ハッカ油でお風呂に入りたくないという方の場合は、

すでにハッカ油の配合された入浴剤がオススメ。

各メーカーからハッカ油を配合した
いろいろな入浴剤が販売されているので
目的に合わせて購入してみてもいいと思います。

ちなみに、

管理人オススメのハッカ油入浴剤は
北見ハッカ通商さんの「Sel de Menthe(セル・デ・メンタ)

ハッカの香りが強すぎず、
お湯に溶かすとエメラルドグリーンの濁り湯になるので
香りや見た目からバスタイムを楽しむことができます。

また、

体を温める効果の高いバスソルトベースであるので
使い方次第で冬場でも問題なくご使用いただけます。

興味がありましたら
Sel de Menthe(セル・デ・メンタ)の体験レビュー記事もご覧になってみて下さい。

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ハッカ油を均一にお湯に混ぜる方法まとめ・関連記事

ご覧いただきありがとうございました。

この記事のポイントは以下の通りです。

  • ハッカ油は油であるため、水と分離する
  • お風呂にハッカ油を使う場合に、均一にハッカ油を混ぜる方法は3つある
  • ハッカ油をお湯に混ぜるには、「乳化剤」「キャリアオイル」「無水エタノール」のどれかを使う
  • 塩や重曹を使ってもハッカ油はお湯に混ざらない

ハッカ油をそのままお風呂のお湯に垂らしたとしても
大きな問題とはなりませんが、

肌の弱い人だと刺激を感じる可能性はあります。

その際は、この記事で紹介したいずれかの方法をお試し下さい。

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