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冬にハッカ油風呂に入っても大丈夫?体への影響や冬に使うメリット・デメリットを解説

こんにちは!管理人のクラゲです。

清涼感があり、サッパリとした湯上りになるハッカ油風呂。

なんとなく、「ハッカ油=夏」のイメージを持つ方もおられるでしょう。

ですが、こんな疑問が浮かんだことありませんか?

冬場にハッカ油風呂に入ると寒くて風邪を引いちゃうのかな?

実際、ハッカ油が肌につくと冷やっとした冷感を感じ、
ハッカ油の量が増えると寒くなるので、
夏の暑さ対策に用いられますが

ハッカ油の使い方次第では
身体を温める」ことも可能なのです。

そこでこの記事では
冬場にこそオススメのハッカ油風呂についてご紹介していきます。

この記事でわかること
  • ハッカ油の冷感の起こる仕組み
  • 冬にこそハッカ油風呂がオススメな理由
  • 寒くならないハッカ油風呂のやり方
  • 冬場にハッカ油風呂に入るメリットとデメリット

この記事が少しでもお役に立てたのなら幸いです。

ハッカ油で冷感が起こる仕組み

まずはハッカ油で冷たい、涼しいと言った
冷感」が起こる仕組みについて解説していきます。

現在わかっているハッカ油の冷感は
薄荷に含まれる「l-メントール」の作用で起こります。

メントールが作用すると、

人の細胞膜上にあるTRPチャネルと呼ばれるセンサーの内、
冷感を感じとる「TRPM8」の活性化温度閾値を高めることで

それほど冷たくも涼しくも感じない
少しの風や水の温度によって、強く冷感を感じるようになります。

メントールによって、25~28℃の温度で活性化する「TRPM8」と呼ばれる温度センサーの「活性化温度閾値」を上げ、30℃ほどでも冷感を感じるようになる

画像引用:マイナビニュース

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冬にハッカ油風呂に入っても大丈夫!逆に冬にこそオススメな理由

ハッカ油風呂は暑い夏に入るイメージですが
実は使い方次第で、寒くなる冬場にもオススメ!

その理由をここで紹介していきますね。

ハッカ油風呂は体を温める効果もある

サッパリとして湯上りになるハッカ油風呂ですが、

ハッカ油には

  • 末梢血管弛緩(拡張)作用
  • 発汗作用

と言った作用もあり
お風呂の温度と相まって体を温めることもできるのです。

ただ、夏場のように

お風呂温度を低めに設定していたり
入浴時間が短いと、

体についた水分の気化熱によって冷感が強く出るため
ハッカ油風呂による温感は感じにくいかもしれません。

ハッカ油は風邪予防にもなる

ハッカ油に含まれる「l-メントール」には
鼻腔粘膜や気管などの気道にある「線毛」の働きを活発にし、
体内へのウイルスの侵入を防御する仕組みがあります。

そのため、

ハッカ油風呂に入れば
体を温めると同時に、
メントールの香りで繊毛の働きを活発化することができるため

乾燥し肌寒くなる冬場にこそ
ハッカ油で風邪予防をすることも可能です。

ハッカ油自体の効果は1~2時間程度

ハッカ油は約100種以上の成分で構成され、

「l-メントール(ハッカ脳)」をはじめとする
15種類前後の特徴成分が「香りや風味」を出していますが、

ハッカ油は常温でも気体に変わる揮発成分。

ハッカ油風呂にするために
お風呂にハッカ油を垂らしたとしても
時間が経てば揮発し、効果はなくなります。

それはお風呂温度が高いほど
揮発するスピードは速まり効果の持続時間も短くなります。

そのため、

夏場の37~39℃ほどのお風呂温度:1~2時間程度
冬場の40~43℃ほどのお風呂温度:30分~1時間未満

くらいしかハッカ油の効果時間は続きません。

なんなら、もっと早く揮発してしまうことも考えられるほか、
前述した通りハッカ油風呂には体を温める作用もあるので

冬場にハッカ油を使ったとしても、
使い方次第で寒いと感じにくいのです。

お風呂温度次第で「冷感と温感」は変わる

ハッカ油風呂で感じる冷感は

メントールによって温度センサーである「TRPM8」の
活性化温度閾値が高まることで、
30℃ほどの温度でも冷感を感じるようになるのですが、

言い換えれば、
30℃以上であれば冷感を感じない・感じにくいということ。

また、

メントールには冷感センサーであるTRPM8の他に

32~39℃以上の温度で活性化する
温刺激受容体「TRPV3を活性化する作用もあるので

TRPV3とTRPV4は約30度以上の温かい温度で活性化する(中略)ケラチノサイトがTRPV3,TRPV4によって温度を感知してATPを介して温度情報を感覚神経に伝えていることを示す実験結果が報告されている

引用元:http://microscopy.or.jp/archive/magazine/46_4/pdf/46-4-222.pdf

ハッカ油を使うお風呂温度によっては
温感の方が強く出てると考えられます。

ハッカ油を使ったクール系以外の入浴剤もある

ハッカ油には清涼感のある香りと
冷感を起こす作用があるため
クール系(清涼系)入浴剤に使われることが多いですが、

市販されている入浴剤の中には、
体を温める効果の高いバスソルトや薬用植物系入浴剤に
配合されている商品もあります。

こういった入浴剤であれば、
ハッカ特有の清涼感のある香りを楽しみながら
冬場でも体を十分に温めることも可能。

寒くならないハッカ油入浴剤として
Sel de Menthe(セル・デ・メンタ)の体験レビュー記事もあるので
興味があればご覧になってみてください。

【北見ハッカバスソルト】使用感・感想レビュー!残り湯での洗濯や追い炊きの注意点も紹介こんにちは!管理人のクラゲです。 私ことクラゲは、 夏の暑さ対策に今年からハッカ油を使うようになったのですが、 ハッカの清涼感...

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冬場こそオススメ!寒くないハッカ油風呂のやり方

ここまで、冬場にハッカ油をお風呂に使ったとしても
寒い思いや風邪を引くこともなく
十分に体を温めることができるとお伝えしてきました。

ですが、

使い方を間違えてしまえば
ハッカ油に含まれるメントールの冷感が勝ってしまいかねません。

ここで冬場にこそオススメしたい「ハッカ油風呂のやり方」をご紹介しますね。

と言ってもそのやり方は簡単。
ただ熱めのお湯に数滴ハッカ油を垂らすだけです。

冬場でも温かいハッカ油風呂のやり方
  1. 40~43℃ほどの熱めのお湯を浴槽に張る
  2. ハッカ油を数滴お湯の中に垂らし、よくかき混ぜて入浴する
ポイント

短時間でお風呂から上がってしまうと
メントールの冷感作用が強く出るので熱めのお湯で長湯がオススメ。

ハッカ油による冷感の感じ方は
個人差や浴室温度によって違いがでるので
1~2滴から始め、適宜調整してください。

また、冬にハッカ油風呂には
後述するメリット・デメリットがあるので
それを理解の上、お試しするようにして下さい。

夏場のお風呂のように39℃以下のぬるめのお湯だと
メントールによって冷感が強く出てしまうので
冬場はオススメしません。

40℃以上のお湯でも

浴室の温度が低かったり、入浴時間が短いと
メントールによる冷感が勝ると思います

そのため、熱めのお湯で長めの入浴がオススメ。

また、植物の薄荷を使っても
ハッカ油風呂(薄荷湯)を体験することが可能です。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

【8月の季節湯】薄荷(ハッカ)湯のやり方は?効能や危険性・注意点を調査8月の季節湯「薄荷(ハッカ)湯」のやり方や効能、副作用等の危険性・注意点をご紹介しています。...

ハッカ油風呂の注意点

ハッカ油風呂は手軽にできますがいくつか注意点があります。

  • ハッカ油の入れすぎによる強い冷感・痛み
  • ハッカ油風呂の残り湯で洗濯し、乾燥器を使うと発火する可能性
  • 妊婦さんや赤ちゃん、小さいお子さんだとリスクがある
  • ペット(特に猫)がいるとハッカ油が毒になる

ハッカ油風呂の注意点は以下の2つの記事で解説しています。
興味のある方はご覧ください。

【8月の季節湯】薄荷(ハッカ)湯のやり方は?効能や危険性・注意点を調査8月の季節湯「薄荷(ハッカ)湯」のやり方や効能、副作用等の危険性・注意点をご紹介しています。...

https://suguruafi.com/about-the-danger-of-mint-oil-bath/

ハッカ油と入浴剤を混ぜてもいい?

ハッカ油にはメントールによる冷感作用がありますが、

メントールの冷感は入れるハッカ油量や
お風呂温度・浴室温度に左右されるほか、
ハッカ油には血管拡張作用や発汗作用があるので

ハッカ油と入浴剤を混ぜたり併用しても特別問題はありません。

それどころか入浴効果を高めることもできると考えます。

詳しは以下の記事で解説しているので
興味のある方はご覧になってみて下さい。

ハッカ油と入浴剤を混ぜても大丈夫?入浴効果や体にどんな影響があるか調査こんにちは!管理人のクラゲです。 夏の暑さを乗り切るアイテムとして よく使われる『ハッカ油』 お風呂に数滴垂らしたハッカ油...

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冬にハッカ油風呂に入るメリット・デメリット

ここからは、冬にハッカ油風呂に入る
メリット・デメリットをご紹介していきます。

メリット

ハッカ油風呂のメリットは以下の通り。

  • 冬でも汗をかける
  • 価格が安い
  • 香りで風邪予防もできる

ハッカ油には発汗作用がある他、
鼻腔や気管にある繊毛の動きを活発化させることで
風邪予防をすることもできます。

さらに、ハッカ油自体の価格が安いこともメリットの一つ。

20mlほどで500~1500円ほどと
商品によって容量も価格も変わりますが、

一滴はおおよそ0.04mlほどなので

一回の入浴で5滴使ったとしても
20mlあれば500滴。

つまり100回分(3か月ちょっと)の入浴剤代わりになります。

それが高くても1500円なので
入浴剤と考えると市販されているどの商品よりも安く済むのです。

デメリット

冬にハッカ油風呂に入るデメリットとしては

ハッカ油を入れすぎると「寒く」感じたり
寒さを通り過ぎて「痛み」を感じることがある点です。

ハッカ油のメントールの感じ方は

  • 体質
  • お風呂温度
  • 浴室温度
  • 入浴時間

によって左右されるため
人によっては冬のハッカ油風呂は寒さしか感じないかもしれまん

また、

ハッカ油の原液は肌につくと刺激となる他
ペットには毒となるので注意です。

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冬にハッカ油風呂に入る人はいるの?

実際に、冬にハッカ油風呂に入る人がいるのか
SNSで調べてみました。

結構な方が冬にハッカ油を使って入浴したことがあるようです。

ただ、3つ目と5つ目の方のいっている通り
ハッカ油を入れる量は気を付ける必要があります。

夏と同じように使ってしまうと
地獄を見ることになるかもしれませんね。

冬にハッカ油風呂に入った時の体への影響まとめ

ご覧いただきありがとうございました。

この記事のポイントは以下の通りです。

  • ハッカ油の冷感は「l-メントール」の作用でおこる
  • メントールは冷感だけでなく温感も刺激する
  • 冬でもハッカ油風呂をオススメする理由は5つ
  • ハッカ油風呂を冬にするときは、お風呂温度、浴室温度、ハッカ油量、入浴時間が重要。温度が低かったり、ハッカ油量が多かったり、入浴時間が短いと冷感が出てしまい寒く感じる
  • 冬にハッカ油風呂をするなら、40~43℃の熱めのお湯にハッカ湯1~2滴を入れ、長めに入浴するのがオススメ

入れるハッカ油の量や温度次第で
冬にハッカ油風呂に入っても寒さを感じにくいです。

それどころか、ハッカ油には
発汗作用や風邪予防などの効果もあるので
冬場の健康を保つのに役立ちます。

ハッカ油の注意点やメリット・デメリットを理解の上
冬にハッカ油風呂を試してみませんか?