こんにちは!管理人のクラゲです。
お風呂ってどのタイミングで入りますか?
- 通勤や通学前の朝?
- 帰宅してご飯食べた後の夜?
人によってお風呂タイミングはバラバラですが、
中には朝と夜の2回お風呂に入る
お風呂好き・きれい好きな人もいると思います。
ですが、
お風呂は健康・美容効果がある一方、
長湯や高温のお湯、一番風呂など
体に負担となる入浴方法もあるので、
ここでこんな疑問が生まれませんか?
お風呂に複数回入る方で
同じような疑問を持つ方もいると思うので
この記事で、朝夜2回お風呂に入る
メリット・デメリットをご紹介していきます。
- 朝夜2回のお風呂のメリット・デメリット
- 朝夜2回お風呂に入るときのポイントやNG行為
この記事があなたの疑問解消にお役に立てたのなら幸いです。
朝と夜2回お風呂に入ると体にいい?悪い?
まずは、朝と夜の2回お風呂に入った時
体にいいのか悪いのかについて見ていきましょう。
時間帯や回数で入浴効果は変わらない
入浴効果を高めるために
朝と夜の2回お風呂に入る方もいると思いますが、
お風呂に入る時間帯や入る回数で入浴効果は変わりません
入浴効果を変えたい・高めたいのであれば、
入浴回数や入浴時間を増やすのではなく、
一回の入浴の質を高めることが重要。
あなたの体質や肌質。体力などにあわせ
お風呂温度や入浴時間などの条件を
調整する必要があります。
ただ、
季節や浴室環境、個人の体質など
1人1人お風呂環境や条件が違うため、
すべての人に合った入浴方法を紹介することはできません。
そのため、入浴の質を高めるには
基本となる入浴方法をもとに
ご自身で心地いいと感じる条件を探す必要があります。
基本となる入浴方法を知りたい方は、
以下のボタンからどうぞ
何事も”適度”が大事!回数が多いほどデメリットが出やすい
朝晩2回お風呂に入る方は
きれい好きやお風呂好きの方だと思いますが、
こんな”ことわざ”を知っていますか?
湯に入りて湯に入らざれ
(ゆにいりてゆにいらざれ)
同じような意味のことわざに
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」がありますが、
という意味がある
昔から言い伝えられてきた、訓戒・風刺です。
お風呂自体は体をきれいにしたり
お湯による入浴効果があるので
健康や美容にいいものです。
ただし、
それも限度を超えてしまえば
メリットよりもデメリットが強く出るようになり
健康や美容に害となってしまいます。
特に、現在の日本のお風呂では、
洗浄力の高いボディソープやシャンプーを
使うようになっているので
体(肌)に負担となりやすい環境です。
身体の負担とならないように、
- 一日にお風呂に浸かる回数・時間
- 一日に体・頭を洗う回数
など、ご自身の身体に合った「適度・適切」を見つけるようにして下さい。
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朝夜2回のお風呂のメリット・デメリット
ここからは朝夜2回お風呂に入った時の
メリットとデメリットを紹介しますね。
メリット①「体を活動モードにしてパフォーマンスが上がる」
入浴効果はお風呂温度が重要。
40~42℃の熱めのお湯は
自律神経の一つ「交感神経」を刺激し
優位に働かせることができるので、
朝に熱めのお風呂に入ると
眠気覚ましや頭の覚醒ができ
体を活動モードにして
日中のパフォーマンスを上げることにつながります。
メリット②「体を休息モードにして疲労からの回復ができる」
お風呂の温度を38~40℃のぬるま湯にすると
自律神経の一つ「副交感神経」を刺激し
優位に働かせることができるので
夜にぬるめのお湯に入ると、
体を休息モードに切り替え
- 体の緊張やストレスからの解放
- 疲労回復促進
- 自然な眠気を呼ぶ
などの効果が期待できます。
メリット③「その日ついた汚れや体臭を落とすことができる」
朝と夜2回お風呂に入ると、
- 朝:寝汗を落とせる
- 夜:日中に出た汗や体についた汚れを落とせる
2回に分けて汚れを落とすことができるので、
汗や汚れによって増えた
細菌による体臭を減らすことも可能です。
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デメリット①「体(肌・髪・頭皮)に負担がかかる」
朝晩2回お風呂に入ると
体に負担がかかるというデメリットもあります。
- 熱いお風呂であれば、心臓に負担がある
- 何度も体や頭を空えば、肌や頭皮が乾燥
- 長湯でも、肌が乾燥し、心臓に負担となる
体に負担となるかは
その人の肌質や皮脂の分泌量
入浴温度や時間にもよりますが、
一般的に、
- 42℃以上のお風呂
- 30分を超える長湯
- 一日に何回もボディソープやシャンプーで洗う
は、体に負担となりやすいので注意が必要です。
デメリット②「水道光熱費がかかる」
朝夜2回お風呂に入るデメリットその②は
「水道光熱費」がかかることです。
「入浴とシャワー浴の違いはどこ?」という記事で
水道光熱費を比較したことがありますが、
- 200ℓのお湯をためると、100~180円ほど
- 40℃のシャワーを10分使うと、80円ほど
の水道光熱費がかかることが分かっています。
お風呂の設定温度や湯量
家族の人数や季節、地域自治体によって
水道光熱費は前後しますが、
一回の入浴でかかる費用はおおよそ200~300円。
※体や頭を洗うシャワー代も含める
そのため、
一月あたり6000~9000円ほどの
水道光熱費がかかる計算になります。
そんな中、一日2回お風呂に入ってしまえば、
その分、費用がかさむこと予想されます。
デメリット③「時間をとられる」
朝夜2回お風呂に入るデメリットその③は
「時間がとられる」ことですね。
お風呂は入浴効果があるし
体をきれいにしたり
気持ちをリセットすることもできますが、
シャワーを浴びるだけであっても
- 服を脱ぐ
- シャワーを浴びる
- 体を拭く
- 頭皮・髪を乾かす
- 服を着替える
の、最低5つのステップがあり、
髪や頭皮まで乾かすとなると
男性のようにショートヘアの人でも
10~15分は時間がとられるということ。
浴槽にお湯を張って湯船に浸かったり
体や髪も洗うとなると
その分さらに時間がとられます。
しかも、
出勤や通学のため時間のない朝に
お風呂(朝シャン)をすると、
紫外線や頭皮の乾燥から肌を守る
皮脂が落ちすぎてしまったり
髪や頭皮の乾燥が不十分になる可能性があるため
頭皮トラブルが起きるリスクもあります。
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朝夜2回お風呂に入る際のポイントやNG行為
ここからは、朝と夜2回お風呂に入る際の
ポイントやNG行為をご紹介します。
ここのポイントを守らなかった場合
入浴効果が減少するほか、
デメリットが出やすくなるので
できる限り守るようにしてください。
入浴前後の水分補給は必須
1回15分ほどの入浴で
800mlほどの水分が失われるといわれています。
入浴によりなんと、約800mℓもの水分が失われてしまいます(41℃の風呂に15分間入浴後30分間安静時)
引用:ポカリスエット
程度にもよりますが、
体の水分が不足すると、
- 血流の悪化、頭痛が起こる
- 吐き気、全身脱力感、動きが鈍くなる
- めまい、ふらつき
- 失神、筋肉のけいれん
などの”のぼせ”や”熱中症”の症状が起きてしまいます。
そのようなリスクを減らるため
入浴中に失われる水分を補うために
入浴前・中・後の複数回に分けて
水分補給をするようにしてください。
朝はシャワー・夜は湯船に浸かるのがオススメ
お風呂温度や入浴時間からわかる
入浴効果を考えると、
- 朝は40~42℃の熱めのシャワーで短時間
- 夜は38~40℃のぬるめのお湯にゆっくり浸かる
がオススメです。
朝は体がまだ起きていないので、
熱めのシャワーで体や頭を覚まして
パフォーマンスを向上させることができ、
夜は疲労やストレス、体の汚れを落とすために
ぬるめのお湯でゆっくり湯船に浸かると
翌日に疲れを残しません。
ボディソープ・シャンプーは1日1回が基本
朝晩2回お風呂に入るのであれば、
ボディソープやシャンプーを使うのは
1日1回に止めましょう。
極端に汗をかいたり
土埃で汚れたりしないのであれば、
シャワーを浴びたりお風呂に入るだけで大部分の汚れは落ちます。
逆に、体や髪・頭皮を洗いすぎてしまうと、
皮膚や髪にダメージとなる他、
皮膚バリアに必要となる
皮脂を落としすぎるので注意!
乾燥肌を招き、
肌の突っ張りやかゆみなどの原因になるので
ボディソープやシャンプーは1日1回を基本としてください。
入浴後の保湿は必須
一日一回の入浴であっても
- 角質層の膨潤
- 皮脂の脱落
- お湯による熱ダメージ
を受け、
皮膚バリア機能が低下してしまうので
入浴後のスキンケア・保湿は必ず行うようにしてください。
特に、朝と夜2回お風呂に入ると
その分、皮脂が落ちて肌の乾燥を招いてしまうのでご注意を!
42℃を超える高温のお湯での長湯はNG
熱いお湯はそれだけで肌にダメージを与え
皮脂を落としすぎるので
42℃を超えるお湯での長湯はNG
冬場はついついお湯の温度を上げて
長湯してしまいますが、
乾燥肌の原因になるのでご注意ください。
食事直後・飲酒直後の入浴はNG
お風呂に入る際、
食事直後・飲酒直後の入浴は
入浴リスクが高くなるのでNG
- 食事直後の入浴は「消化不良」
- 飲酒直後の入浴は「酔いがひどくなる」、判断力低下による「転倒」
を起こす危険性があるので、
食事や飲酒後は最低30分の休憩をとった後に
お風呂に入るようにしてください。
湯冷めは入浴効果が下がる
入浴後の冷房はすごく気持ちいいし
冷たい飲料はすごく美味しいです。
ですが、
入浴後の身体の保温状態も重要!
すぐに体温を冷やしてしまうと、
湯冷めしてしまい入浴効果がなくなってしまいます。
入浴後、体温を37℃以上に保つことで
体を元気にする力を持つ
「HSP」と呼ばれるたんぱく質が増えるので、
入浴後は10~15分ほど保温するようにしましょう。
朝夜2回のお風呂のメリット・デメリットまとめ・関連記事
ご覧いただきありがとうございました。
この記事のポイントをまとめると以下のようになります。
- 一日2回朝と夜にお風呂に入ったとしても、入浴効果は変わらない
- 入浴効果には、お風呂温度と入浴時間が関係
- 一日2回お風呂に入ると、メリットもあるが、デメリットが強く出る可能性がある
- 朝と夜2回お風呂に入る際は、朝は熱めのシャワー、夜はぬるめのお湯にゆっくり入るのがオススメ
- 一日2回のお風呂のデメリットを減らすために、シャンプーやボディソープは1日1回に止め、入浴後は必ず保湿する
お風呂好き・きれい好きであれば
朝晩2回お風呂に入るのも面倒とは思わないでしょうが、
お風呂温度や体・頭を洗う回数によっては
デメリットの方が強く出てしまうため
入浴後の保湿と髪・頭皮の乾燥は十分に行うようにしてください。