お迎えする予定の仔を見た瞬間、すぐにおうちに連れて帰りたい気持ちでいっぱいになると思います。
しかし、ちょっと待ってください!
お迎えする際には、チェックしてほしい項目がいくつかあります。
★初めてスナネズミを飼う
★スナネズミをお迎え予定の人
チェックポイントを知っておくことで、お迎えの際はスムーズにスナネズミをお迎えできるだけではなく、後々トラブルになることを避けられます。
ぜひ最後までご覧ください。
健康状態を見る
まず、お迎え前に必ず健康状態は確認しましょう。
必ず購入または譲渡先の人と一緒にチェックしておくことで、家に連れて帰ってから異常に気付くなどのトラブルを防ぐことができます。
★目やには出ていないか
★充血したり、閉じたりしていないか
★鼻水やくしゃみが出ていないか
★耳は切れていないか、ピンと立っているか
★歯は不正咬合などもなくかみ合わせは大丈夫か
★脱毛はないか
★おしり周りは濡れていないか、下痢をしていないか
★尾は曲がったり、短くなっていないか
★歩行に問題がないか
★食欲はあるか
たくさんあるように感じますが、基本的には目・鼻・耳・口などの顔回りのチェックと下痢などのお尻のチェック、あとは見た目や動きを見ます。
健康状態はとても大切ですので、手間と感じてもしっかり確認してからお迎えしましょう。
性格を知る
生まれつきの性格は大人になってからもほとんど変わることはありません。
大人しい仔もいれば、やんちゃで活発な仔など、性格はさまざまです。
基本的には自分の好みやフィーリングで選んで構いません。
年齢の確認
スナネズミの平均寿命は3~5年なので、イヌやネコと比べると短命です。
そのため、一緒に過ごす時間をなるべく長くとるためや、懐いてほしい観点から子供のスナネズミを迎える方が多いと思います。
しかし、中にはペットショップで売れ残ってしまい大人になっていたり、里親募集で飼育が難しくなった場合に譲り受けるなどの場合も大人のことがあります。
大人のスナネズミをお迎えすることが決して悪いことではなく、大人のスナネズミでも根気よく接することで人には十分慣れます。
しかし、繁殖を考えている場合や他のスナネズミとの同居を考えている場合はなるべく若いスナネズミの方が成功しやすく、負担も少ないのでその場合は気をつけましょう。
性別のチェック
繁殖を今後考えている場合は、性別はとても重要です。
また、同居を考えている場合でも、性別によっては子供が生まれてしまうため、繁殖を望んでいない場合は同性のスナネズミをお迎えするなどの注意が必要です。
見分け方としては、メスは肛門から生殖器までの距離が短いですが、オスは長く、立派な睾丸がついていますのでコツをつかめば簡単に見分けられます。
しかし、まだ幼いスナネズミは睾丸も小さく、生殖器の距離もわかりにくいため性別の間違えには注意しましょう。
お迎え数は?
スナネズミは群れで飼育できる小動物ですので、同居を考えている方も多いと思います。
スナネズミは大人になってから同居させようとするとなかなか難しく、相性によっては殺し合いのケンカをしてしまいます。
しかし、子供の頃にお迎えすることで同居確率はぐんと上がります。また、一緒に飼育されている仔達をお迎えすることによってそのまま飼育していくことが可能です。
注意点として、ペットショップなどで一緒に飼育されている仔をお迎えする場合は、性別には気をつけましょう。兄弟同士の場合は近親交配になりますので、繁殖はおすすめできません。違う親から生まれたことを確認できない場合は繁殖を避けてください。
まとめ:スナネズミをお迎えの際にチェックする項目は?
スナネズミをお迎えする際のチェックするポイントについてのご紹介でしたが、いかがでしたか?
今回の記事のポイントは以下の通りです。
- 健康状態はお迎え元の人と一緒に確認して後々トラブルが起こらないようにしよう
- 好みの性格のスナネズミを基本的にお迎えしてOK
- 年齢を確認し、繁殖や他のスナネズミと同居を考えている場合はなるべく幼い仔を選ぶ
- 性別を確認し、近親交配をさけよう
- 一緒に飼育されている仔達をお迎えすることでそのまま飼育可能
スナネズミの生態や飼育方法については以下を参考にしてください。