こんにちは!管理人のクラゲです。
入浴剤の入れるベストなタイミングって知っていますか?
入浴剤なんてどれも一緒でしょ?ならお風呂に入りながら入れて溶かしているよ。
なんて方が多いでしょう。
実際、入浴剤の入れるタイミングは
基本的には入浴直前や溶かしながらの入浴でも大丈夫なのですが、
中には例外もあります。
その例外の入浴剤は珍しいタイプのものではなく
人気があり広く一般的に使われているものなので
使ったことのない方は少ないと思います。
そんな入れるタイミングの違う入浴剤をいつも通り使ってしまうと
十分に効果効能を体感する前にお風呂から上がってしまう・・・
そんなことになってしまったら非常にもったいない!
そこでこの記事では、入浴剤を入れるタイミングに焦点を絞りご紹介していきます。
- 入浴剤を入れるタイミングが重要な理由
- 入浴剤の種類・タイプごとの入れるタイミング
この記事があなたの参考となりましたら幸いです。
入浴剤を入れるタイミングは重要?
入浴剤を入れるタイミングなんて
「溶けてしまえば一緒でしょ?」と気にしたことないという方も多いでしょう。
実際、その通りなのですが、
人によって、バスタイムの時間や過ごし方はバラバラ。
- お湯に浸かってもカラスの行水の方
- お湯に浸かっても5~10分程度の方
- しっかり肩まで使って20~30分過ごす方
- 半身浴で長めに浸かる方
- 全身浴と休憩をする高温反復浴をする方
などなど、人によって様々です。
ご家族が多ければ、その分入浴時間も減ってしまうので
入浴剤の入れるタイミング次第で
「十分に効果効能を体感できない」なんてこともありえます。
そのため一番風呂の方は入浴剤をいれるタイミングが重要となってくるのです。
入浴剤の効果はいつまで続く?
入浴剤はその種類やタイプによっていろんなものがありますが、
お風呂に入れた後、お湯の中にいつまで続くのでしょうか?
その疑問について正確に何日までと答えることはできません。
しかし、
どんな種類・タイプの入浴剤でも
お湯に溶かした後、1日や2日置いただけで
入浴剤成分が劣化することはないのだけは確実です。
とは言え、
炭酸ガス系の入浴剤だと
炭酸ガスが発生していなければ
一見、効果はないように思えます。
しかし、炭酸ガス自体は
- 気体となって空気中に飛んでしまうもの
- お湯の中に溶け込んでいるもの
の2つがある他、
炭酸ガス以外の入浴剤成分も溶け込んでいるため
炭酸ガスが発生していなくても
入浴剤としての温熱効果などは翌日でも十分にあるのです。
入浴剤を入れるタイミングはいつがいい?
入浴剤をお風呂に入れるタイミングとしては
基本的にどのタイミングでも大丈夫です。
- 入浴の直前
- お湯を張るタイミング
- 入浴中溶かしながら
しかし例外もあります。
その例外とは、
お湯に入れてから溶けきるまで時間のかかる
炭酸ガス系入浴剤です。
このタイプの入浴剤は溶け切ってしまわないと
有効成分もお湯の中に広がらないので
入浴時間が短いと十分な効果を得られないことも考えられます。
- 花王さんの「バブ」
- アース製薬さんの「温泡」
- バスクリンさんの「きき湯」
- LUSHさんの「バスボム」
- TWOさんの「BARTH」
など、様々な炭酸ガス系の入浴剤がありますが
溶け切るまで大体の製品で約3分。
時間のかかることで有名なBARTHで15分以上
と、他の種類の入浴剤と比べ、
有効成分がお湯に溶けるまで時間がかかります。
特にBARTHの場合、
入浴時間の短い人だと発泡が終わる前に
お風呂から上がってしまう方もいるのではないでしょうか?
そのため、入浴剤を入れるタイミングとしては、
- 効果効能を重視:入浴する前に入れる
- 見た目や発泡を重視:入浴中に入れる
とするのがベストです。
入浴剤の形状タイプ毎の入れるタイミング
入浴剤の形状タイプには大きく以下の5種類があります。
- 液体
- 粉末
- タブレット
- バスボム・バスボール
- バスソルト
それぞれの入浴剤を入れるタイミングを見ていきましょう。
液体入浴剤
保湿系入浴剤や酵素系入浴剤に多い液体入浴剤の場合、
お湯に入れてかき混ぜるだけで、お湯に拡散するので
入れるタイミングとしてはいつでもOK
それこそ、頭や体を洗い終わり
お湯に浸かる直前に入れても大丈夫です。
粉末入浴剤
粉末タイプの入浴剤も
お湯に入れるとすぐに溶けてしまうため
入れるタイミングはいつでも大丈夫です。
タブレット型入浴剤
炭酸ガス系の入浴剤に多いタブレット型の入浴剤の場合は
お湯に入れた後、溶けきるまで少し時間がかかるため
- 入浴時間が長い:溶かしながら
- 入浴時間が短い:事前に溶かしておく
という風に、あなたの入浴時間によって
入れるタイミングを変えるといいでしょう。
バスボム・バスボール型入浴剤
バスボム・バスボール型も炭酸ガス系入浴剤ですが、
バスボム系は溶けるときに見た目も重要となってくるので
入れるタイミングとしては、
見た目の変化と発泡を楽しめる
お湯に浸かりながら入れるといいでしょう。
バスソルト
海のミネラルの結晶やエプソムソルトと言ったバスソルトの場合、
溶けるときの見た目を楽しむものでもなく
また、溶けきるまで時間のかかるものもあるので
お湯を張るタイミングで入れてしまうと溶け残りもないのでオススメです。
入浴剤の種類タイプ毎の入れるタイミング
入浴剤には成分やその効果効能によって以下の7種類に分類されます。
- 無機塩類系入浴剤
- 炭酸ガス系入浴剤
- 薬用植物系入浴剤
- 酵素系入浴剤
- 清涼系(クール系)入浴剤
- スキンケア系入浴剤
- 複合系入浴剤
それぞれの入浴剤を入れるタイミングを見ていきましょう。
無機塩類系入浴剤
温泉成分の入った入浴剤やバスソルト系の入浴剤が該当するのが
無機塩類系入浴剤です。
お湯にその成分が溶け込むことで、
入浴時の「温熱効果・清浄効果」を高めることができますが、
主に粉末や結晶状の入浴剤で
溶けるまで時間はほとんどかからないので
お湯に入れるタイミングとしてはいつでもOK
無色無臭のものもあるので
入れ忘れを防ぐために「お湯を張るタイミング」がベストです。
炭酸ガス系入浴剤
- 炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等の「炭酸塩」
- コハク酸、フマル酸、リンゴ酸等の「有機酸類」
の2つの成分を組み合わせ、
炭酸ガスが発生するようにしたものが炭酸ガス系入浴剤です。
入浴剤としての形状は、タブレット型やバスボム・バスボール型で
お湯に入れてから溶けきるまで3分ほど時間がかかるため
入れるタイミングとしては、
- 見た目や発泡を楽しむ場合:お湯に浸かりながら入れる
- 有効成分や効能を重視する場合:お湯を張るタイミングや体を洗っているタイミングで入れる
となります。
薬用植物系入浴剤
生薬やそのエキスを配合したものが薬用植物系入浴剤です。
主に、粉末や液体タイプのものが多く
お湯に入れるとすぐに溶けてしまうので
このタイプの入浴剤を入れるタイミングはいつでもOK
お湯を張るときや体を洗う前、
お湯に浸かる直前でも大丈夫です。
生薬由来の香りがあるため
入れ忘れるということも少ないでしょう。
酵素系入浴剤
タンパク質分解酵素(パパイン、パンクレアチン等の酵素)を
配合したものが酵素系入浴剤です。
液体もしくは粉末状のものが多く
溶けるスピードも速いので
このタイプの入浴剤も
入れるタイミングとしてはいつでもOKです。
清涼系(クール系)入浴剤
ニホンハッカやペパーミントに多く含まれている
l-メントールという冷感を与える成分を含んでいる入浴剤が
清涼系(クール系)入浴剤です。
この入浴剤にはタブレット、粉末、液体タイプのものがあり
お湯に入れてかき混ぜるだけで
すぐに溶けて混ざりこむため
入れるタイミングとしてはいつでも大丈夫です。
スキンケア系入浴剤
セラミド、米胚芽油、エステル油、スクワラン、
ホホバ油、ミネラルオイル、植物エキス、米発酵エキス等の
保湿成分を配合したものがスキンケア系入浴剤です。
主に液体タイプのものが主流で
お湯に溶かすと、白い濁り湯になるものが多いです。
こちらの入浴剤もすぐにお湯になじんでしまうので
入れるタイミングはいつでもOKです。
複合系入浴剤
- 無機塩類系入浴剤
- 炭酸ガス系入浴剤
- 薬用植物系入浴剤
- 酵素系入浴剤
- 清涼系(クール系)入浴剤
- スキンケア系入浴剤
の複数の成分が含まれているものが複合系入浴剤です。
組み合わせ次第で入浴剤としての形状は変わってくるため
粉末、タブレット、液体タイプなどすべてのタイプがあると思われます。
このタイプの入浴剤の場合、
炭酸ガスが出ないものの場合は
入れるタイミングはいつでもOK
炭酸ガスが出るものは
- 見た目や発泡を楽しむ場合:お湯に浸かりながら入れる
- 有効成分や効能を重視する場合:お湯を張るタイミングや体を洗っているタイミングで入れる
とするといいでしょう。
入浴剤を入れるタイミングまとめ
ご覧いただきありがとうございました。
入浴剤はその種類や形状によっていくつかに分類されますが、
お湯にいれるタイミングとしては基本的にいつでも大丈夫です。
ただし、炭酸ガス系入浴剤の場合は
見た目を楽しむ場合と効果効能を重視する場合で
入れるタイミングを変えた方がいいでしょう。