こんにちは!管理人のクラゲです
今回は「濁り湯バスボム」の作り方とレシピを
画像と動画を使ってご紹介します。
- 濁り湯バスボムレシピ
- 濁り湯バスボム作りのコツ・ポイント・注意点
自宅でできる「濁り湯バスボム」のレシピ・情報
使う道具と材料
【バスボム1~2個分の材料】
- 重曹:大さじ2(粉・スキムミルクの場合は大さじ3)
- クエン酸:大さじ1
- 濁り湯アイテム:酸化チタン(小さじ1/2)、クレイ(大さじ1~2)、粉・スキムミルク(大さじ3)、ココア・コーヒー(大さじ1~2)
- 水または無水エタノール:適量
【以下お好みで】
- 着色料(食紅):付属スプーン1杯を目安に調整
- 精油(エッセンシャルオイル):10滴以内
- キャリアオイル:小さじ1
- トッピングアイテム:ドライハーブ、花びら、ラメ(グリッター)、おもちゃなど
※道具は省略
お湯が白く濁るので、食紅はなくても問題ありません。
濁り湯アイテムによって、お湯の濁り具合(光の散乱強度)は異なる
バスボム生地材料
濁り湯アイテム①「酸化チタン」
濁り湯アイテム②「クレイ」
濁り湯アイテム③「粉・スキムミルク」
濁り湯アイテム④「ココア・コーヒー」
精油・食紅・トッピングアイテム
使いやすいバスボム型(モールド)
そのほかバスボム材料(食紅・精油など)の注意点・バスボム作りで失敗しやすいポイント
- 食紅や精油などのバスボム材料の注意点
- バスボム作りで失敗しやすいポイント
については⇓の記事で詳しく解説しているのでそちらをご覧ください。
>>>「バスボム作りの失敗しやすいポイント」
トッピングのやり方・注意点は⇓で解説しています。
>>>「トッピング入りバスボムの作り方」
【画像・動画解説】濁り湯バスボムの作り方とポイント
濁り湯バスボムの作り方を
動画と画像を使って解説していきます
細かなコツ・ポイント・注意点もあるので
一緒にバスボムを作ってみてください。
- 重曹とクエン酸を2:1の割合で混ぜる
(「重曹大さじ2、クエン酸大さじ1」でバスボムが1~2個分) - 粉末の塊(ダマ)を均す
- 濁り湯材料を加える
(酸化チタンなら小さじ1/2杯、クレイなら大さじ1~2杯、粉・スキムミルクなら大さじ3杯以上) - (お好みで)①のバスボム生地に着色料(食紅)を加える
(食紅に付属しているスプーン1杯を目安に適宜調整) - (お好みで)②の生地にキャリアオイルで希釈した精油を混ぜる
(キャリアオイル小さじ1に対し精油10滴以内、適宜調整) - 霧吹き等で適度に湿らせ、バスボムに型に入れて成形する
(握ったときに形が残る程度、トッピング類はお好みで) - 成形したバスボムを半日~1日程度しっかり乾かす
↑の濁り湯材料は160~180ℓのお湯を濁らせる最低ラインです
濁りが足りないと思ったら
バスボムにまとめられる範囲で量を増やして下さい
①重曹・クエン酸・濁り湯アイテムを混ぜる
まずは「バスボム生地」を作るために
食品グレード以上の重曹とクエン酸を「2:1」の割合で混ぜましょう
※粉・スキムミルクを濁り湯材料にする場合は「重曹大さじ3,クエン酸大さじ1」
この時点ではまだ濁り湯材料を混ぜないほうがいいです。
この記事で紹介している3種の濁り湯材料は
いずれも粒子が細かく軽いため
ちょっとしたことで空気中に飛散してしまいます
ジップロックなどの密閉できる袋で
バスボム生地を作る場合を除き
この段階では濁り湯材料を混ぜないようにしましょう
②粉末の塊(ダマ)をほぐす
重曹とクエン酸を混ぜたら
粉末の塊(ダマ)をできるだけ均しておきましょう
この塊が残っていると
- その部分は着色されず「白飛び」してしまいバスボムの見た目が悪くる(まだらに染まる)
- バスボムを成形しづらくなる(まとまらなくなる)
ので、
キレイなバスボムを作りたいなら
可能な限り塊(ダマ)をつぶして
生地全体を均しておきましょう
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③濁り湯材料を混ぜる
生地の均し作業も終わったら濁り湯材料を加えましょう
この記事で紹介する濁り湯材料は
①酸化チタン②クレイ③粉・スキムミルクの3品です。
それぞれの必要量は異なるので
重曹とクエン酸に対し以下の割合で加えてください。
- 重曹・クエン酸・酸化チタン:「2:1:0.2」
- 重曹・クエン酸・クレイ:「2:1:1~2」
- 重曹・クエン酸・粉(スキム)ミルク:「3:1:3」
160~180ℓのお湯を濁らせるなら以下の量が必要です
- 酸化チタン:小さじ1/2(2.5g)
- クレイ:大さじ1~2(15~30g)
- 粉・スキムミルク:大さじ3杯以上(45g~)
※食紅を加えなくとも素材の色が出る
④お好みで「色・香り」を付ける
解説動画では加えていませんが
色や香りを付けたい場合は食紅と精油を加えてください。
ただ、
クレイは含有成分次第で色が変わるため
食紅を使う必要はないかもしれません。
また、粉・スキムミルクだと
そのままでもミルクの香りがするため
精油の香り次第では”不快な臭い”になる可能性がのでご注意ください。
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⑤水または無水エタノールでバスボム生地を湿らせる
濁り湯材料まで加えたら
水または無水エタノールで生地全体を湿らせていきましょう
一度に水を入れすぎると
重曹とクエン酸が反応して泡立ってしまうので
必ずスプレーや霧吹きで少量ずつ加えてください
この時、濁り湯材料次第で加える水分量が変わります
特にクレイは水分を多く吸い取るため
酸化チタンや粉・スキムミルクより
多くの水を加える必要があります
ただ、水を加えすぎると
泥の労になってしまうので
少し粉っぽいくらいで止めておくことをオススメします。
握って形が残る程度に湿ったら次の工程へ移りましょう。
ちなみに、
加える水分量が多すぎると
型枠に入れて圧縮した時に水が浮き出て
ベチャっとして、生地が膨らんできます
⑥バスボムの型枠に入れて成形する(お好みでトッピング)
バスボム生地が適度に湿ったら
型枠(モールド)に入れて成形していきましょう
- 型枠(モールド)はなんでもOK
- 一度湿らせたバスボム生地は10分程度で乾燥しはじめ、大小さまざまな塊になるので手際よく型枠に入れていく
(乾燥してくると成形しづらくなって、バスボムの強度も落ちる) - 圧力をかけるほど、隙間なく頑丈なバスボムができる
- 2個一対のバスボム型を使う場合は、山盛りにしてから2つの型を合わせる
- バスボムにヒビ割れがあった場合は、生地を追加する
時間をかけすぎると↓のように
生地が乾燥してまとまらなくなります。
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⑦乾燥前のひと手間
型枠で成形した後は乾燥させて完成なのですが
いくつか注意点とコツがあります
- バスボム型から外して乾燥させると形が歪むことがある
(底面が平たいバスボムを除く)
(水平を保って乾燥させるとよい) - バスボムを乾燥中、湿気を吸収すると多少膨張し、型枠にバスボムが張り付く
- 金型やプラスチック型などの硬い型枠に入れたまま乾燥させると、型枠から外すのが困難(シリコン型を除く)
なので、
金型・プラ型で成形したバスボムは
- 一度ラップに包んで型枠に戻してから乾燥させる
- 型枠から取り出した状態で乾燥させる
のどちらかの方法をとることをオススメします
柔らかいシリコン型の場合は
型枠の底を押して取り出すことができるので
ラップに包む必要はありません。
⇑は無着色・無香料・材料は3つだけのシンプルバスボム
⑧半日~1日程度乾燥させる
風の通る乾燥した場所で
半日~1日程度しっかりと乾燥させましょう。
バスボムのサイズ次第で
乾燥時間は調節してください。
もしも短時間で乾燥させたいなら
冷蔵庫や冷凍庫に入れて固めることも可能ですが
どれも一長一短があるので
それを理解したうえで乾燥場所を決めてください
【冷蔵庫で乾燥させる場合】
- 湿度が低いので短時間でバスボムが固まる
- バスボム型内で結露が起こり発泡してしまう可能性がある
- バスボムが冷蔵庫内の臭いを吸着してしまう
- 冷蔵庫内の場所を占領してしまう
【冷凍庫で乾燥させる場合】
- 湿度が低いので短時間でバスボムが固まる
- バスボムが乾燥する前に水分が凍ってしまい、室温に戻した時に氷が溶けて発泡する可能性がある
- 冷凍庫内の場所を占領してしまう
【室内で乾燥させる場合】
- 乾燥場所には困らない
- 季節や場所で湿度は変動する
- お部屋の湿度によってはバスボムが膨張し形が崩れる
- バスボムサイズとお部屋湿度次第で乾燥時間が伸びる
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⑨型枠からバスボムを取り出す(完成)
しっかりと乾燥させたら
バスボムを型枠から取り出しましょう
シリコン型の場合は
型枠の底をゆっくり押して
バスボムの端は崩れないよう
慎重に取り出しましょう。
金型やプラスチック型の場合は
ラップを間にかませていても
型枠にすっぽりはまって
取れなくなっている場合もあります
その時は型枠の底をたたいたり
ラップをまとめて引っ張って何とか取り出しましょう。
⑩密閉容器に保管&自作バスボムでお風呂を満喫
※画像はカラフルバスボム
完成したバスボムは
- キャニスター
- フリーザーパック
などの密閉容器に保管しましょう。
密閉容器に入れて保管しないと
以下のデメリットが発生する点にご注意ください
- バスボムが湿気を吸収し発泡してしまう
- お部屋の中の臭いを吸着してしまう
- 香りが時間経過ですべて揮発してしまう
>>>「手作りバスボムの注意点」
↓酸化チタン入りバスボム
↓クレイ入りバスボム
↓スキムミルク入りバスボム
濁り湯バスボムの作り方まとめ
ご覧いただきありがとうございました
今回は濁り湯バスボムの作り方をご紹介しましたが
上手に作れましたか?
私はクレイ入りバスボムを作る時の
水分量がわからず入れすぎてしまって失敗してしまいました・・・
これまでいろんなバスボム作りの記事を書いていますが
入れる材料が変わるだけで
作り方のコツや注意点も変わってくるんですよね
そのあたりの情報がこの記事で伝われば幸いです
今回で濁り湯バスボムをマスターしたら
クリアな見た目になる
「ソルト入りバスボム」に挑戦してみてください
>>>「ソルト入りバスボムの作り方」