こんにちは!管理人のクラゲです。
突然ですが、あなたは毎日お風呂に入りますか?
お風呂好きの日本人であれば
湯船に浸からずとも、毎日シャワーを浴びるという人もいるでしょう。
ですが、お風呂は何かと面倒くさいと感じやすいもの。
お湯をためて⇒服を脱いで⇒体や頭を洗って⇒お湯に浸かって⇒水分をふき取って⇒髪を乾かして⇒新しい服に着替える
これだけの工程があって10~20分は余裕でかかるので、
お風呂にメリットを感じない忙しい人だと
余計に面倒と思ってしまうかもしれません。
とはいっても、お風呂に入らないでいると
と、人に言われて
しぶしぶお風呂に入っているという人もいるでしょう。
でも、こんな疑問を感じたことないですか?
人は生きていだけで、代謝によって毎日垢ができていきます。
垢を落とさず、そのままにしていると
体臭がきつくなったり、ニキビも増えるでしょう。
ですが、
実際の所、お風呂に入っていないとどうなのでしょうか?
そんな疑問にお答えすべく
お風呂に入らないことで本当にニキビ増えるのか調べてみました。
- お風呂に入らないとニキビが増えるのか
- お風呂とニキビの関係
- お風呂に入らない時のニキビの予防法
この記事があなたの疑問の解消に、
少しでもお役に立てたのなら幸いです。
【結論】お風呂に入らないとニキビが増えやすくなる
忙しくてお風呂に入る時間の無い人にも
わかりやすいように、まずはこの記事の結論をお話ししますね。
結論を言ってしまえば、
お風呂に入らなかったからと言って
”確実に”ニキビが増えるということはありません。
ですが、
お風呂に入らない日数が増えるに従い、
ニキビができやすくなるのは事実。
新陳代謝によって垢が生まれ、
皮脂が分泌されると、毛穴がつまりやすくなり
ニキビの原因となる雑菌が繁殖してしまいます。
しかも、
ニキビのできやすさには
生活習慣や肌質などの個人差も大きくかかわるため
- お風呂に入らなくても、ニキビのできにくい人
- 一日お風呂に入らないだけでも、ニキビがぽつぽつできてしまう人
- ニキビだけでなく体臭もきつくなってくる人
などいろんな人がいます。
お風呂に入っても入らなくてもニキビはできますが、
お風呂に入らないと体臭等の問題も出てくるので
面倒くさくとも毎日お風呂に入ることをオススメします。
お風呂に入らないとニキビは増える?
先に紹介した記事の結論を出すにあたって
調べたことを順番にご紹介するために、
まずは「お風呂に入らないとニキビは増えるのか?」
という疑問についてお答えしていきますね。
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ニキビができる主な原因は3つ
主な原因は3つあります。
- 皮脂分泌の増加
- 毛穴のつまり
- 雑菌の増殖(アクネ菌や黄色ブドウ球菌などの皮膚常在菌)
これら以外にもホルモンのバランスなどの原因はありますが、
お風呂(入浴)が関わってくるニキビとなると、
「皮脂分泌の増加」、「毛穴のつまり」、「アクネ菌の増殖」の3つが原因になります。
お風呂に入れば
新陳代謝によってできる垢や皮脂、
皮膚上にいる雑菌を落とすことができますが
お風呂に入らないと、
垢の自然な脱落でもない限り
どんどん汚れは溜まっていくことになるので、
毛穴を詰まらせたり、
雑菌の増えやすい環境となった結果、ニキビができてしまいます。
ニキビのできやすさは人それぞれ
体に垢などの汚れがたまってしまうので
ニキビができやすくなりますが、
ニキビのできやすさは人それぞれ個人差があります。
というのも、
思春期の少年少女のように
若く新陳代謝が活発で、油っぽい食事を好むと
表皮の生まれ変わりや
皮脂の分泌が盛んになるためニキビができやすくなります。
また思春期以外でも、
40歳を過ぎて代謝機能が落ちたり
ホルモンバランスが崩れるとニキビはできやすため、
お風呂に入る入らないにかかわらず、
ニキビのできやすさには個人差があります。
お風呂に入らない期間が長くなるとニキビができやすくなる
「ニキビができる主な原因は3つ」の所でも言いましたが、
お風呂に入らない期間が長くなるほど
どんな人でも体に汚れは溜まり
ニキビのできやすい皮膚環境になってしまいます。
特に皮脂を分泌する皮脂腺が多い
頭皮や脇、陰部周辺は、臭いもきつくなるので
ご自身で不快に感じるようになるでしょう。
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お風呂に入っていてもニキビは増える
ここまでは、
「お風呂に入らないことで体に汚れは溜まり、
ニキビができやすい環境になる」とお話ししてきましたが、
お風呂に入ってもニキビがゼロになるわけではありません。
その理由を一つずつ説明していますね。
お風呂に入るとニキビの原因は減らせるが・・・
お風呂に入れば、
代謝によってできた垢や皮脂を落とし
皮膚上の細菌の増殖を防ぐことができますが、
それは正しい入浴方法でお風呂に入れている時。
- ただ体を洗った
- ただ湯船に浸かった
それだけではニキビが増えてしまう可能性は十分にあります。
というのも、
入浴方法やお風呂環境には、
人それぞれ適した条件があり
適さない条件(入浴方法)を続けていると
肌にダメージを与えてしまい、ニキビのできやすい体質になってしまいます。
ベストな入浴時間はこちら⇓
適切なお風呂温度はこちら⇓
入浴方法が間違っているとニキビが増えやすくなる
正しい入浴ができているなら
汚れや皮脂は落ち、ニキビのできにくい肌状態にすることができますが、
入浴方法が適していないと
逆に肌にダメージを与えニキビのできやすい肌質・体質になってしまいます。
具体的にいうと、
- 42℃以上の高温のお湯
- 30分を超える長湯
- 入浴後の保湿不足
と言った場合に、
皮膚バリア機能を低下させてしまい
肌の水分を保持できず皮膚の乾燥を招くことになります。
そうなると体は水分の喪失を防ぐため
「皮脂の過剰分泌」を起こし、
皮膚上を油膜で覆うことで水分を保持しようとするため
結果、皮膚状態は悪化。
ニキビができやすくなってしまうのです。
- 入浴方法の間違いによる肌の乾燥・皮膚バリア機能の低下
- 水分を保持するため「皮脂の過剰分泌」が起こる
- 皮膚のターンオーバーが乱れて脱落する角質の量が増えて毛穴が詰まる
- ニキビの原因となる雑菌の繁殖しやすい環境になっている
シャンプーやボディソープが肌にあっていなくてもニキビは増える
体や頭皮を洗うシャンプーやボディソープも
ニキビの原因となりえます。
シャンプーやボディソープなどの
身体の汚れを落とす製品は汚れだけでなく、
皮膚バリア機能に必要な”皮脂”も落とすほど洗浄力があるため
肌に合っていないと
皮膚を刺激してかゆみや肌の乾燥を招くリスクもあります。
痒みによって皮膚をかきむしってしまったり
洗浄成分によって肌の乾燥を招いてしまうと、
皮膚を保護するために、皮脂が過剰に分泌され
ニキビのできやすい肌環境になってしまいます。
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髪や頭皮を十分に乾かさなくてもニキビはできる
お風呂に入りきれいに体や頭を洗ったとしても
入浴後すぐに頭を乾かさないで寝てしまうと、
雑菌が繁殖してしまい
頭皮にニキビができる可能性があります。
特に、皮脂の分泌の多い男性や
髪が長い女性だと注意が必要です。
体質や栄養・ホルモンバランスでもニキビが増える
「ニキビのできやすさは人それぞれ」でも説明しましたが、
ニキビのできやすさは、
体質や栄養・ホルモンバランスが大きく関わっています。
特に、
- 年を重ねた人より「新陳代謝の活発な若い人(特に思春期の人)」
- 野菜や魚を食べる人より「肉や脂っこい食事を好む人」
- ホルモンバランスの崩れやすい「40代以降」
- 生活習慣の乱れからくる「睡眠不足の人」
のような人だと、ニキビができやすい傾向があります。
お風呂に浸からない外国人・ホームレスの方でもニキビのない人はいる
お風呂に入れば体の汚れを落とし
ニキビや体臭予防ができるように感じますが、
YouTubeなどで海外の国の人々を見ても
お風呂に入る習慣がないにも関わらず
肌にニキビがなくお綺麗な人は大勢います。
日本でも
お風呂に毎日入れないホームレスの方を見ても
顔中にニキビができているということもありませんね。
(体臭はキツイかもしれませんが・・・)
そのため、
お風呂は体の汚れを落とし
”ニキビや体臭を抑える方法の一つ”ではあっても
確実にニキビをゼロにできる方法ではないということがわかります。
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お風呂に入らない時にニキビを予防する方法
お風呂に入ったからと言って
新たなニキビがゼロになることはありませんが、
それでも、お風呂に入らないときよりニキビはできにくくなります。
そこでここからは、
お風呂に入らなかった(入れなかった)時の
ニキビ予防法をいくつかご紹介しますね。
シャワーだけでも浴びる
シャワーを浴びるだけでも、
ある程度の汗や垢を落とすことができるので
体の臭いやニキビの予防をすることができます。
ただし、
シャワーを浴びた後は、雑菌が増えないように
体や髪、頭皮を十分に乾かすようにして下さい。
肌に合った石鹸で洗顔をする
顔にできるニキビの場合は
お風呂に入らずとも、肌に合った洗顔料で
顔を洗うだけでニキビ予防をすることは可能です。
ただし、
石鹸(洗顔フォームなど)で洗顔をする際は
肌の乾燥を防ぐためにも、一日一回にとどめてください。
水のみの洗顔なら一日数回しても大丈夫です。
濡れタオルで体や髪を拭いて髪に櫛・ブラシを通す
お風呂に入ったり、シャワーを浴びられない時は
体だけでなく、頭皮や髪がべたついてきます。
そんなときは
濡れタオルで体や顔・髪を拭いた後、
髪に櫛やブラシを通すと汚れが落ちるので
ある程度のニキビ予防ができます。
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キレイな服に着替える
体から出た汗や垢、皮脂を吸収した衣服は
そのままにすると雑菌の温床となっているので
かゆみやニキビの原因となってしまいます。
お風呂に入れずとも
毎日きれいな肌着や衣服に変えると、体臭やニキビの予防につながります。
寝具をきれいにしておく
枕や布団などの寝具には
一日寝るだけで350ml ほどの寝汗が染み込むといわれています。
そのため、
寝具も天日に干したり洗濯して
雑菌が繁殖しないようにしておくと、ニキビや体臭の予防につながります。
油っぽい食事を控えて睡眠時間を確保する
ニキビの原因となる”皮脂の分泌過剰”は
脂っこい食事ととったり、寝不足になることで起こります。
寝不足になると、交感神経が優位に働き、精神的にも身体的にも緊張状態が続いてしまいます。 交感神経には男性ホルモンを活性化する作用があるため、皮脂分泌が増加し、肌荒れをまねく原因となります。
引用:ハイチオール
お風呂に入って皮脂や汚れを落とせない時にニキビを予防したいなら
なるべく脂っこい食事を避けて
十分な睡眠時間を確保することをオススメします。
お風呂に入らないとニキビは増えるかまとめ・関連記事
ご覧いただきありがとうございました。
この記事のポイントをまとめると以下のようになります。
- ニキビができる原因は大きく3つ。「皮脂の過剰分泌」「毛穴のつまり」「雑菌の繁殖」
- 年齢や体質、生活習慣や入浴方法でもニキビのできやすさは変わる
- お風呂に入っても入らなくてもニキビはできる
- お風呂に入れば、簡単にニキビのできにくい状態となる
- 毎日お風呂に入れないホームレスの方やお風呂文化の無い海外の人でも、きれいな肌の人が多い
- お風呂に入れないときは、いくつかの方法を組み合わせて総合的に体をきれいな状態にすると、ニキビはできにくくなる
日本にはお風呂文化が根付いているので
一日お風呂に入らないと気持ち悪く感じる方が多いですが、
人類史全体から見ると、
お風呂に入るようになったの、つい最近のこと。
それまで、お風呂以外の方法で体をきれいにしていれば問題なかったので、
ニキビが増えるようになった根本の原因は
日本人の食生活や生活習慣が一番深く関係しているのかもしれません。