こんにちは!管理人のクラゲです
そんなお悩み解消のために
管理人クラゲも苦しんだ温熱蕁麻疹でも
つらくないお風呂の入り方をご紹介します
- 温熱蕁麻疹になった管理人の経験談
- 温熱蕁麻疹とは?原因・メカニズムについて
- 温熱蕁麻疹に似ている病気
- 温熱蕁麻疹でもつらくないお風呂の入り方(薬を使わない場合)
お風呂・温泉・入浴剤が大好きなクラゲ。│ 過去100種を超える入浴剤を体験。│2022年1月「温泉ソムリエ」取得│Twitter・YouTubeでもお風呂・入浴剤情報を発信中│ ブログ収益を使って「温泉巡りの旅」を発信するのを目標にブログ運営をしています 。このブログがちょっとしたライフハックになれば幸いです。
【体験談】温熱蕁麻疹のせいでお風呂に入れない!運動もできない!外に出るのもつらい!
管理人クラゲが温熱蕁麻疹を発症した時の
体験談を簡単に紹介していきます。
【小学生時代】温熱蕁麻疹の兆候があった
はっきりと温熱蕁麻疹と診断されたのは
大学生時代ですが
思い返せば小学生時分からその兆候がありました
小学生4~5年頃だったと思うのですが
学校から帰って
友達と鬼ごっこ・かくれんぼなど
体を動かして遊んでいる時
体が温まってくると頭を搔いていた記憶があります
ただ、当時そこまで気になっていなかったので
温熱蕁麻疹を発症していたかは不明です。
【中~高校生時代】症状が悪化してきたが、皮膚科を受診しても明確な症状も判明せず、適切な薬すらもらえず、医者に不信感を感じていた
明確にかゆみが悪化しだしたのは中高生時代。
中学生時代は
まだそこまで痒みはひどくなかったのですが
高校生になると体育の授業中に
かゆみを我慢できず頭を掻きむしっていました
痒みが出るのが明らかにおかしいと思ったので
何件かの皮膚科に通ったのですが
- 口頭での問診のみ(検査をほぼしない)
- 明確な病名も上げない
- 使うタイミングのない外用薬(塗り薬)を処方された
- 即効性のない・効果もあるかよくわからない漢方を処方された
- 症状が一向に改善されない。かゆみに耐える日々
という状態で痒みに耐える日々。
このころの私は人見知りするタイプの子どもで
上手く説明もできないし
病気に対しての知識が全然ないため
一時、医者にさえ不信感を抱くようになっていました。
救いだったのはかゆみが出るのが
肌寒くなる季節だけだったため
- 体育の時間
- お風呂の時間
- 寒い外から暖房の効いた室内への移動
の時以外はかゆみが出なかったことです。
医者が頼りにならないからと
自分で調べたこともあるのですが
当時PCは家にありましたが
主に父親の仕事用でしたし
インターネットも発展段階だったので
病名を特定するような情報は見つかりませんでした。
【大学生時代】初めて温熱蕁麻疹と診断され、抗ヒスタミン薬で痒みを抑えることができた
転換期を迎えたのが大学生時代。
大学に通うために地元を離れて
一人暮らしするようになったのですが
地元と違って
冬は氷点下になって雪の降る極寒の場所で
痒みが余計出やすい環境だったため
改めて皮膚科に行くことにしたのです。
このころになると
- インターネット上に情報が増え、自分で調べることができた
- 大学でアレルギ-反応について学ぶ機会もあった
- 一人暮らしを始めて、多少社交的な性格に変化
といった変化があったため
お医者さんにうまく自分の状態を説明できたし
きちんと検査してもらえて
初めて「温熱蕁麻疹」と診断され
痒みを抑える抗ヒスタミン薬をもらえたのです。
【現状】温熱蕁麻疹は完治はしていないが、今は症状が出ないように上手くコントロールできている
それで現在に至るわけなんですが、
温熱蕁麻疹は完治していません。
相変わらず冬場になると痒みが出るので
薬を飲んでいるのですが、
薬を飲むことで
ちょっとしたデメリット(眠気が強く出る)が出ちゃうので
薬を飲まずとも
痒みの発生をコントロールできるように
少しずつシフトチェンジしようとしています。
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温熱蕁麻疹とは?どんな時にかゆみ・チクチクと刺激を感じる?
まずは温熱蕁麻疹とはどういう病気なのか
簡単に説明していきますね
何が原因で発症するの?症状が出るメカニズムは?
温熱蕁麻疹(おんねつじんましん)を簡単に説明すると
珍しいタイプの蕁麻疹で20代から40代の女性が中心に発症。
温熱刺激を受けた直後~数分後に
かゆみを伴う皮膚の赤みや膨疹が現れ
発症後2時間以内に何事もなかったかのように消失します
※重度の場合は呼吸困難や吐き気など重篤な症状を伴うことがある
そんな温熱性蕁麻疹自体は大きく2種類に分かれており
- 温熱刺激を受けた部位だけに症状が出る「局所性温熱蕁麻疹」
- 刺激を受けた部位とは関係のないところに症状が出る「全身性温熱蕁麻疹」
皮膚温度が上がるだけで痒みが出るのが特徴です。
- 深部体温の上昇と発汗刺激はなしに発症
- 皮膚の一部分が温まる刺激だけで蕁麻疹が起こる
ドライヤーやカイロ・日光に当たるだけでも
かゆみが出る可能性があります。
そんな温熱蕁麻疹ですが
温熱刺激で大量のヒスタミンが放出され
かゆみや赤み、皮膚の腫れなどの
蕁麻疹症状を引き起こすことはわかっていても
発症する詳しいメカニズムについてはいまだわかっていません。
しかも、
夏場に痒み出る人もいれば
暖房器具を使う冬場に出る人もいて
- 症状の程度
- かゆみの出るタイミング・季節
- どの程度の温度刺激が引き金となるか
- どの程度の強さの抗ヒスタミン薬が効くか
など人それぞれ違うようです
ブログ管理人のクラゲの場合
- 春は気温が低めだけど日差しが当たる場所で痒みが出やすい
- 夏場はかゆみが出にくい
- 秋になるとかゆみが出やすくなる
- 冬場はいろんなときにかゆみが出やすい
42℃以上の熱いお風呂で入浴や冬場の運動時など「体の内外の温度変化が10℃以上のとき」にかゆみが出るというのが経験則的にわかっている
温熱蕁麻疹は人にうつる(遺伝する)?
温熱蕁麻疹は人にうつったり
子供に遺伝したりするのでしょうか?
その疑問に答えると
- 感染性の皮膚病ではないため、基本的に人にうつることはない
- 温熱蕁麻疹のなかには遺伝するタイプのものも報告されている
となります。
蕁麻疹の原因として
エビ・そばなど特定の物質(アレルゲン)に
免疫が過剰に働く「Ⅰ型(即時型)アレルギー」がよく上げられますが、
温熱蕁麻疹は免疫の働きを介さずに発症する
非アレルギー性蕁麻疹です。
なので、基本的に人にうつることはないのですが
発症するメカニズムについては
まだはっきりとしておらず
「複数の要素が重なって発症する」
といわれていますが
遺伝するタイプの温熱蕁麻疹も報告されているので
アレルギー体質の家族がいる場合は注意しておいた方がいいかもしれません。
発症を防ぐためにも、
充分な休息とストレスの少ない生活を心がけましょう
温熱蕁麻疹に似ている病気
自分では温熱蕁麻疹だと思っていても
病院で調べてみると別の病気だったなんてことも十分ありえます。
ここで温熱蕁麻疹と似ている病気を2つ紹介しますね
- コリン性蕁麻疹:身体の深部体温の上昇と発汗刺激がきっかけで発症。
- 寒冷蕁麻疹:一旦身体が温まった後に、再び身体が冷えることで発症。
コリン性蕁麻疹は特に温熱蕁麻疹と似ている病気で
- 発汗をつかさどる「アセチルコリン」という神経伝達物質が関係
- 発汗する・発汗を促す刺激に伴って小さい膨疹・紅斑が、手のひら、足の裏、腋の下を除く全身に症状が現れる
- かゆみ以外に、ピリピリ・チクチクした痛みを伴う
- 膨疹が出てから数分後~2時間以内に自然に消えるが、再び発汗する状況になると出現する
- 小児から20代の若者に多く、高齢者にはほとんど見られません
- 通常、夏場に出やすいが、冬の入浴時・運動時にも出現する
- 遺伝はしない
といった特徴があります。
対して、寒冷蕁麻疹の特徴は以下。
- 体が急激に冷やされたときにかゆみを伴うブツブツが出現
- 寒冷刺激によってヒスタミンが大量に分泌される詳しいメカニズムは分かっていない。
- 寒い外気・冷房の風に当たったとき、汗をかいたあとに体が冷めたとき、冷たいものを飲んだ時などに発症
- 症状が出てから数時間~24時間以内で痕を残さず消失するが、再び寒冷刺激を受けると、繰り返し現れる
- 「局所性」のものと「全身性」のものに分けられる
- 全身性寒冷蕁麻疹の中には、稀に遺伝性のものある(家族性寒冷誘発自己炎症性症)
温熱蕁麻疹とコリン性蕁麻疹は
見た目の症状が似ていますが、
コリン性蕁麻疹は深部体温の上昇と
発汗刺激がきっかけで発症するのに対し、
温熱蕁麻疹は皮膚の一部が温まる刺激だけで
発症するという違いがあります。
このように温熱蕁麻疹と思っていても
違う病気である可能性もあるので
自己判断せず、皮膚科を受診することをオススメします。
温熱蕁麻疹を発症することで起こるデメリット
ここでは温熱蕁麻疹を発症して感じたデメリットをいくつか紹介しますね。
- 痒みがでるので運動ができなくなる
- 運動ができないので年を取ると太りやすくなる
- 日光に当たってもかゆみが出ると外出するのが嫌いになる
- インドア派に性格が変わる
- 人前で体を掻いている姿が増えてより内向的になる
- お風呂に入るのも苦痛
- 冬場は寝ている時ですらかゆみが出ることもある
- 掻きむしって肌がボロボロ。さらにかゆみがひどくなる
- 抗ヒスタミン薬を飲めば痒みが再発しないが、眠気がひどくなる
- 抗ヒスタミン薬の種類によっては痒みを抑えられない
- 抗ヒスタミン薬に即効性はないので、かゆみが出てから薬を飲んでも意味がない
もともと内気ではあったんですが
温熱蕁麻疹を発症した中高生時代は
運動が嫌い、外に出るのも億劫で
より内向的になってしまったと感じますし、
年を取って体の代謝が落ちてくると
体に脂肪がつきやすく落ちにくくなってきました。
症状の程度にもよると思いますが、
温熱蕁麻疹を発症すると
日常生活にも支障が出てくるので
早めに病院で検査をして
適切な治療と薬をもらうようにしてください。
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温熱蕁麻疹を根治するのは難しい
そう疑問に持つ人もいると思いますが
現状、難しいと言わざるを得ません。
温熱蕁麻疹は人それぞれ症状の重さに程度があり
軽い人だと知らないうちに
治っていることもありますが
そもそも発症するメカニズムすら
詳しくわかっていない状況なので
症状を抑えることはできても
皮膚科を受診したところで
根本的に治す(根治する)ことはできないのです。
かゆみ・チクチクとした刺激が出ないようコントロールすることは可能
温熱蕁麻疹は現在の医療技術では根治はできませんが
- アレルギー・蕁麻疹を専門とする皮膚科を受診する
- 基本は薬(抗ヒスタミン薬)で痒みの発生を抑える
- 痒み・蕁麻疹の出るタイミング・温度変化を把握する
といった対策をすることで
痒みやチクチクとした刺激を抑え
コントロールすることは可能です。
※管理人クラゲの痒みの発生対策は後述
間違っても管理人クラゲのように
外用薬や漢方でごまかそうとする
適当な皮膚科にはいかないようにしましょう。
薬(抗ヒスタミン薬)は眠気を誘発するので日常生活に問題が出ることも
抗ヒスタミン薬を使うのが
一番手っ取り早く簡単な温熱蕁麻疹対策なのですが
抗ヒスタミン薬にもデメリット(副作用)があるので
場合によっては薬を使わず
痒みの発生を予防・コントロールする必要が出てきます。
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温熱蕁麻疹でもつらくないお風呂の入り方(薬を使わない場合)
ここからは抗ヒスタミン薬の副作用で困っている人向けに
管理人クラゲがやっている
薬を使わずゆっくりお風呂に入る方法を紹介しますね。
- お風呂温度と体温の差を縮めておく
- 38~40℃のぬるめのお湯に浸かる
- 体・頭は普通に洗ってOKだが、皮膚状態が悪いなら「タモリ式入浴法」もアリ
- 無理して長湯しない
- 入浴中は体を冷やさない
- お風呂上りは保温したまま保湿・スキンケアをする
①(重要)お風呂温度と体温の差を縮めておく(事前に体を温めておく)
温熱蕁麻疹は皮膚温度の上昇で痒みが誘発されます
これは急激な温度変化が起こるほど
痒みが一気に来るので
あらかじめ少しづつ体を温めておき
温度変化の幅を小さくしておくことで
痒みの発生を抑えることができます。
- 浴室・脱衣所をストーブ・浴室空調で温めておく
- 体を暖房で温めておく(かゆみが出ないくらいのペースでゆっくり)
②38~40℃のぬるめのお風呂に入る(高温のお湯は避ける)
経験則的に42℃以上の熱いお風呂に入ると
浴室温度や体温との差も相まって
痒みが出やすいことがわかっています
なので、
体は十分温まるが熱すぎない
38~40℃くらいのぬるめのお風呂に入りましょう。
ただ、お住まいの物件によっては
なんて場合はあると思います。
そんな時は
- お風呂用蓋
- お風呂用アルミシート
- 入浴剤
- 断熱シート
- すのこ
などでを使って
お風呂場を冷気から守ったり
お湯を保温するようにしましょう。
>>>「お風呂場の寒さ対策」
>>>「お風呂のお湯を冷まさず保温する方法」
>>>「買ってよかった入浴剤(にがり温泉)」
>>>「華密恋体験レビュー」
③体・頭は普通に洗ってOKだが、皮膚状態が悪いなら「タモリ式入浴法」もアリ
温熱蕁麻疹でも体や頭は普通に洗ってOKです
ただし、
肌を掻きむしってしまって
皮膚がボロボロの状態だと
ボディソープやシャンプーが染みて
痛みや刺激を生んでしまうので
皮膚状態が悪い時は無理して体を洗う必要はありません。
管理人クラゲは乾燥肌も持っているので
一時期シャツに血がにじむほど
肌状態が悪い時がありましたが
その時は「タモリ式入浴法」をすることで
皮膚状態が改善するまで体を清潔に保つことができました。
タモリ式入浴法は皮膚科の先生もオススメしている入浴法です
ただ、皮脂や汗の分泌の多い
頭皮・脇・陰部・足裏は体臭が出やすいので
毎日ボディソープ・シャンプーで洗うことをオススメします。
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③無理して長湯しない
温熱蕁麻疹を悪化させないためには
無理して長湯しないことも大切です
人によっては
- 痒みに慣れるため
- 体質を変えるため
- 肌質を改善するため
- 体臭を予防するため
にと、長湯する人もいますが
無理な長湯は
- 皮脂やセラミドを落としてしまい肌を乾燥させる
- 体温が上がって肌を刺激する
- 体力を消耗する
- 心臓・血管に負担がかかる
- のぼせ・立ちくらみ・熱中症などのリスクがある
- 肌状態が悪くなってかゆみを誘発→掻きむしって余計に肌状態が悪化
などのデメリットが生まれてしまいます。
>>>「長湯で起こる14のリスク・デメリット」
健康な人であれば対策をすることで
問題なく長湯することはできるのですが
温熱蕁麻疹を持っていると
長湯で肌状態・かゆみを悪化させる可能性があるので注意。
肌状態が元に戻るまで
痒みをコントロールできるようになるまでは
入浴時間は20分以内にとどめておきましょう。
>>>「長湯のすゝめ!体への負担を減らして無理なくお風呂を楽しむ方法」
④入浴中は体を冷やさない
入浴中に温熱蕁麻疹による
痒み・刺激を生まないためには
入浴中に体を冷やさないことも重要ポイント
我慢できないほどの痒みが出ている時は
患部を冷やすことで
痒みを抑えることはできますが
痒みが出ていない状態でお風呂に入り
温まった体を一時or一部分冷やしてしまうと
痒みが誘発されやすくなってしまいます
- 露天風呂に入っている時に体を湯船からだす
- 入浴の合間の休憩(クールダウン)
- 水風呂後のサウナ
などのときに
体が冷えた部分が再び湯船で温められることで、急激な温度上昇が生まれて痒みが誘発される
なので、痒みの発生をコントロールできるまでは
湯船に浸かったらなるべく頭以外は出さず
十分温まったらすぐにお風呂から上がる
という入浴法をしていると
痒みの発生を防ぐことができます
⑤お風呂あがりは保温したまま保湿・スキンケアをする
お風呂上りに体を冷まさないことも大事です
入浴後は体がポカポカとしているため
扇風機やキーラーにあたったり
冷たい飲み物やアイスを食べたりしてしまいがちですが
それで体が冷えてしまうと
痒みが誘発されやすい状態になってしまいます。
入浴後の肌は過乾燥にもなりやすいので
保湿と保温がとても大事。
入浴後は体を保温したまま
保湿・スキンケアをして肌状態の悪化を防ぎましょう。
入浴中に温熱蕁麻疹で痒みが出たときの対処法・再発防止法
入浴中に温熱蕁麻疹による
痒み・チクチクとした刺激が出たときの
対処法と再発予防の方法もご紹介しますね。
- 湯船から出る
- 患部を冷やす(濡れタオル・冷シャワーなど)
- お風呂温度を下げる
- 抗ヒスタミン薬を飲む
- 爪を切る
- かきむりしで肌状態が悪化した時はステロイド外用剤で治療
- ストレスの少ない健康的な生活をする
- 自己判断せず、病院(皮膚科)で検査してもらう
①湯船から出る
お風呂に入っている時にかゆみが出でしたら
まずは湯船から出ましょう。
皮膚温度の上昇が止まれば
痒みを誘発する刺激も止まるので
少し時間がかかりますが痒み自体も収まります。
ただし、体が冷えると
かゆみを誘発しやすい状態になるので
ぬるめのシャワーを浴びて
皮膚温度を少しずつ上げてから
再び湯船に浸かるようにしましょう。
②患部を冷やす(濡れタオル・冷シャワーなど)
湯船から出た後もかゆみが続いて
我慢できないような場合は
患部を濡れタオルや冷シャワーで冷やしましょう。
冷やすことで
痒みを感知する神経の働きも鈍くなるので
痒み自体はすぐに収まります。
ただ、前述した通り
体が冷えると
かゆみを誘発しやすい状態になるので
ぬるめのシャワーを浴びて
皮膚温度を少しずつ上げてから
再び湯船に浸かるようにしましょう。
③お風呂温度を下げる
お風呂に入ると何度もかゆみが再発する場合は
お風呂(お湯)の温度自体を1~2℃下げましょう。
どの程度の温度変化が痒みを誘発しているかは
その人次第なので
痒みの出るタイミングや温度変化を
把握しておく必要がありますが、
把握できるまでは
お風呂温度を設定温度より
数度下げておくことをオススメします。
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④抗ヒスタミン薬を飲む
抗ヒスタミン薬を飲むことで
一番手っ取り早く簡単に痒みの再発を予防することができます
ただし、抗ヒスタミン薬の効果が出るには
血中の薬の濃度が一定を上回る必要があるため
日頃から定期的に飲み続ける必要があるほか
抗ヒスタミン薬にも
デメリットや副作用があるので
痒みをコントロールできず我慢できない場合に服用しましょう。
- 抗ヒスタミン薬に即効性はない。飲んですぐにかゆみは収まらない
- 抗ヒスタミン薬には眠気・口渇・吐き気・便秘などの副作用がでることがある
- 症状の程度によっては、薬局・ドラッグストアで販売されている花粉症薬では温熱蕁麻疹の痒みを抑えきれないことがある
⑤爪を切る
温熱蕁麻疹のかゆみを悪化させたくないなら
爪を切るようにしてください。
温熱蕁麻疹は言ってしまえば
薬を使わずとも生活習慣を変えることで
簡単に痒みの発生をコントロールできる珍しい蕁麻疹です
ですが、
かゆみに耐えられず肌を掻き壊してしまうと
「温度に関係なく一日中かゆみが出てしまう」
なんて状態になりかねません。
蕁麻疹は
- 強い痒みをともなう
- 肌を掻き壊して皮膚バリア機能を破壊
- 皮膚でアレルゲンや刺激を防ぐことができず痒みが悪化
- ①に戻る
という悪循環に陥りやすいので
定期的に爪を切って
肌を掻き壊すことがないようにしましょう
⑥かきむりしで肌状態が悪化した時はステロイド外用剤で治療
温熱蕁麻疹の痒みに耐え切れず
肌を掻きむしってしまい
肌がボロボロの状態になってしまったときは
皮膚科でステロイドの塗り薬などを
処方してもらって皮膚状態の改善を図ってください。
皮膚状態が悪い期間が長くなるほど
- 抗ヒスタミン薬だけでは痒みを抑えられなくなる
- 感染症のリスクが大きくなる
- 乾燥肌・敏感肌・アトピー肌などの肌質に変化してしまう
- 傷跡が残りやすくなる
などのリスクがあるので注意です
⑦ストレスの少ない健康的な生活をする
ストレスの少ない健康的な生活を心掛けるのも
温熱蕁麻疹の悪化を防止に役立ちます。
今の日本はストレス社会といわれていますが
- 職場や学校での過度なストレス
- 外食・コンビニ弁当中心のバランスの悪い食生活
は心も体も壊してしまいます
ストレスをため込まず発散し
ビタミンやミネラルなどの
栄養素が不足しないような食生活をするようにしましょう。
⑧自己判断せず、病院(皮膚科)で検査してもらう
かゆみの原因を自己判断せず
しっかり病院で検査してもらい
病名をはっきりさせることも大事です
自分で病名を決めつけてしまうと
間違ったセルフケアをすることになって
- いつまでたっても症状が改善・抑えられない
- 症状が悪化してしまう
- 無駄にお金と時間をかけてしまう
- 温熱蕁麻疹とおもっていたら、コリン性蕁麻疹・寒冷蕁麻疹だった
なんてことになりかねません。
明らかにおかしい痒み・刺激を感じ
それが何度も再発するようなら
病院で検査してもらいましょう。
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温熱蕁麻疹でもつらくないお風呂の入り方まとめ
ご覧いただきありがとうございました
私も今はうまくコントロールできていますが
それまで温熱蕁麻疹で10年以上苦しみました
この記事で
私のやってきた対処法を紹介しましたので
同じように温熱蕁麻疹で苦しんでいる方の参考になれば幸いです
ではでは、
この記事をご覧になった方の
お風呂ライフがよきものになるように願って
終わりとさせていただきますね。
また他の記事でお会いしましょう。