こんにちは!管理人のクラゲです。
「エプソムソルト」は
美容意識の高いセレブリティに人気で
赤ちゃんにも使えるほど安全性が高い入浴剤であるため
- 「入れすぎた・飲んだ」など間違った使い方をした
- 心臓や腎臓に持病がある
- お風呂の残り湯をペット(犬・猫)が飲む
などの場合を除けば
デメリットらしいデメリットはありません
※一般的な入浴リスクを除く
とはいっても
注意点やデメリット(危険性・副作用)が
ゼロというわけではないので
この記事でエプソムソルト浴の
注意点やデメリット(副作用・危険性)
さらに効能についてもご紹介していきます。
人・風呂釜(追い炊き機)・ペットに対する
- エプソムソルト(硫酸マグネシウム)風呂の注意点
- エプソムソルト(硫酸マグネシウム)風呂のデメリット(副作用・危険性)
- エプソムソルト(硫酸マグネシウム)風呂の成分・効果効能
- エプソムソルト(硫酸マグネシウム)の入れる量・濃度(適量)
お風呂・温泉・入浴剤が大好きなクラゲ。│ 過去100種を超える入浴剤を体験。│2022年1月「温泉ソムリエ」取得│Twitter・YouTubeでもお風呂・入浴剤情報を発信中│ ブログ収益を使って「温泉巡りの旅」を発信するのを目標にブログ運営をしています 。このブログがちょっとしたライフハックになれば幸いです。
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エプソムソルト(硫酸マグネシウム)は一二を争うほど安全性が高い入浴剤だが、使い方・濃度次第でメリット⇔デメリットに変わる
この記事の結論から言ってしまうと
- エプソムソルトは入浴剤の中で一二を争うほど安全性の高い入浴剤
- 残り湯での洗濯・追い炊きも可能
- 入浴剤と温泉では濃度が異なる
- 入浴剤は安価で毎日続けやすいが1回の入浴効能は低め
- 温泉は1回の入浴での効能は高いが、通うのに費用が掛かる
⇓ ⇓ ⇓
エプソムソルト(硫酸マグネシウム)は赤ちゃんでも安心して使えるほど安全性の高い入浴剤だが、特定条件下ではデメリットが強くでる可能性がある
(使い方・濃度・人によってメリット⇔デメリットに変わる)
コスパ・効能・リスク等を考慮すると
エプソムソルトは0.1%~0.2%濃度がオススメ
となります。
エプソムソルト自体は一二を争うほど
人体・お風呂設備に対して安全な入浴剤です
もしエプソムソルトで異変が起きるとしたら
- 使い方を間違えている
- 飲んだ
- 持病がある
- 便秘薬を服用している
- 長湯をしている
などの特定条件下ですが、その可能性も非常に低い。
一般家庭のお風呂で
入浴剤として使う程度の量であれば
温泉ほど濃度が高くなることはないので
”湯あたり”のリスクもほぼないでしょう。
ちなみに、
エプソムソルトの成分「硫酸マグネシウム」は
金属を錆・劣化させることもないので
残り湯での追い炊き・洗濯も可能。
しかも、炭酸ガスのように
時間経過で抜けてしまうこともないので
一晩経とうが追い炊きしようが
入浴剤の効果は劣化しません。
>>>「追い炊き後のエプソムソルトの効果」
そのうえ、エプソムソルトには
マグネシウムを補給する効果もあるので
しっかり使い続ければ健康・美容効果が期待できますよ
ちなみに管理人クラゲが愛用しているのは
【PR】アースコンシャスさんのエプソムソルトです
エプソムソルト(硫酸マグネシウム)の成分・原材料について
まずはエプソムソルトについて簡単に解説していきます。
エプソムソルトは
バスソルト(無機塩類系入浴剤)に分類される入浴剤で
「ソルト」名前がついていますが
塩(塩化ナトリウム)ではなく
- 硫酸イオン(SO₄²⁻)
- マグネシウムイオン(Mg²⁺)
が結合した無機塩化物「硫酸マグネシウム」です。
なぜソルトという名前がついているかというと、
エプソムソルトが発見された場所が
イギリス・サリー州にある小さな町
「エプソム・アンド・ユーエル」だったため
その町の名前を冠して
”エプソムソルト”と呼ばれるようになったそう。
また、名称に「硫酸」とつくことから
少なからず危険・危ないものという
イメージを持つ人もいるかもしれませんが、
エプソムソルト(硫酸マグネシウム)自体は
中性で水溶性の安全な結晶で
塩のようにお風呂(金属)を傷める心配もありません。
硫酸マグネシウム自体の主な用途は↓で
- 入浴剤の有効成分
- 医薬品(便秘症、胆石症、低マグネシウム血症、子癇、頻脈性不整脈)
主な製造方法は↓を原料に
不純物を取り除いて精製されます。
- 温泉(硫酸塩泉)
- 海水
- 天然の鉱物(瀉利塩、エプソマイト)
エプソムソルト(硫酸マグネシウム))風呂で期待できる効果効能
エプソムソルト(塩化マグネシウム)風呂は
- エプソムソルト入浴剤を使う
- 天然温泉に入る(マグネシウムー硫酸塩泉)
のどちらかの方法で入浴することができ
いろんな健康・美容効果が期待できるのですが、
効果効能については注意点があります。
一般的にエプソムソルト単体の入用剤は
浴用化粧品扱いになるため
症状等に対する明確な効果効能は記載できないため
ここで紹介するエプソムソルト(塩化マグネシウム)風呂の効果効能は
- 成分から期待できる効果
- 温泉の泉質別効果
となります。
使うエプソムソルトの量や濃度次第では
効果を感じられない可能性もある点にご注意ください。
ちなみに、
他の有効成分を配合して
医薬部外品の認可を受けたエプソムソルトももちろんあって
管理人クラゲの愛用する
アースコンシャスさんだと
「エデナ メディカルスポーツ」が
医薬部外品のエプソムソルトになります。
成分から期待できる効果
まずは”エプソムソルト”の成分から期待できる効果について
エプソムソルトで期待できる効果は大きく以下の4つあり
- ミネラルによる保温・温熱効果
- 塩素除去効果
- 毛穴の汚れを落とすスクラブ効果(マッサージをする場合)
- マグネシウム補給効果
>>>「エプソムソルトの効果」
前述したように
エプソムソルトは硫酸マグネシウムという
無機塩類の結晶なので
バスソルトや無機塩類系入浴剤と同様の効果が期待できます。
無機塩類系の入浴剤は
ミネラルが皮膚表面のタンパク質と結合し
体温の放散を防ぐ「保護膜」を作るため
体を温めて冷めにくくするのが特徴。
つまり、
体の芯まで温まり血行が良くなることで
緩和・改善される症状に対して効能が期待できます
肩のこり(肩の凝り)、神経痛、しもやけ、冷え性、腰痛、リウマチ、疲労回復、筋肉痛、産前産後の冷え症、湯冷め、快眠、リラックスなど
さらに、必須ミネラルであり
天然の保湿成分ともいわれる
「マグネシウム」が豊富に含まれている他、
水道水中の残留塩素を除去する作用もあるため
- 新陳代謝を高める
- 肌のハリ・ツヤ・シワの改善、保湿効果
- 乾燥肌・アトピー性皮膚炎の症状の緩和
などの美容効果も期待できますよ
- 温熱作用:体を温め、一時的に血の巡りをよくする
- 静水圧作用:水圧で体を引き締め、むくみを解消
- 浮力作用:浮力によって筋肉や関節への負荷・緊張を軽減
- 清浄作用:体についた汚れを落とす
- 蒸気・香り作用:免疫力を高め、自律神経を整える
- 粘性・抵抗性作用:水の抵抗を利用し、少ない負荷で運動療法的な効果を得る
- 開放・密室作用:日常から心と体を開放し、リラックスできる
泉質別の効果効能
次に温泉の泉質に当てはめた効能についてみていきましょう。
エプソムソルトの成分は「硫酸マグネシウム」であるため
お湯に溶かすと
- 硫酸イオン(SO₄²⁻)
- マグネシウムイオン(Mg²⁺)
の2つのイオンに分かれることが予想できるため
温泉の泉質別効能の内、
「硫酸塩泉(マグネシウムー硫酸塩泉)」と
似た効果効能が期待できると考えます。
この硫酸塩泉。
お湯に溶けている陽イオンによって
効能が若干異なりますが
- 脳卒中の湯
- 傷の湯
- 若返りの湯(肌の蘇生効果)
などと呼ばれ
すべての療養泉に適応される一般適応症以外に
以下の効能があるとされ
硫酸塩泉の効能 | |
浴用 | 一般適応症に加え 「きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症」 |
飲用 | 胆道系機能障害、高コレステロール血症、便秘 |
療養泉の一般適応症 | |
浴用 | 筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり (関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、 打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、 冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、 腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、 軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、 自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、 病後回復期、疲労回復、健康増進 ※ただし「打撲」「捻挫」は、発生直後の熱・腫れがある場合は禁忌 |
特にマグネシウム―硫酸塩泉に限定すると
- 高血圧症の血圧を下げる
- 脳卒中後の麻痺を改善する
- 動脈硬化予防
- 痛みを和らげる鎮静作用
などの効果があるといわれています。
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エプソムソルト(硫酸マグネシウム)風呂の注意点・デメリット(副作用・危険性)について
エプソムソルト(硫酸マグネシウム)風呂に入ることで
- 体の芯まで温まり血行が良くなる
- 湯冷めを防ぐ「保護膜」を作る
- マグネシウムの補給効果
- 水道水中の残留塩素除去効果
- 入浴の7大健康効果
などの作用によって
健康・美容・症状の緩和効果が期待できるのですが、
と疑問に思う方もおられると思います。
なので、ここからは
エプソムソルト(硫酸マグネシウム)風呂の
副作用や危険性について解説していきます。
- 健康な人でも「のぼせ・立ちくらみ・脱水・熱中症」などの一般的な入浴リスクはある
- 人によってピリピリとした刺激を感じることがある
- 下剤と同じ成分なので飲むと消化器症状が起こる(ペットも注意)
- 一部の人では「高マグネシウム血症」になる可能性も
- 心臓に持病がある人も念のため注意
- ペット(犬・猫)は尿石症(尿路結石)にも注意
①健康な人でも「のぼせや立ちくらみ・脱水症状や熱中症」のリスクはある
エプソムソルト(硫酸マグネシウム)風呂のリスクについてですが
健康な人であれば
リスクらしいリスクはありません。
ですが、
エプソムソルト(硫酸マグネシウム)風呂は
さら湯よりも体が温まり
さらに熱を逃がさない効果があるので
入浴時間が長かったり
お風呂温度が高いと
- のぼせ、立ちくらみ
- 脱水、熱中症
- 角質層の膨潤、皮脂の脱落による肌の乾燥
といったリスクはあります。
ただこれは
エプソムソルト(硫酸マグネシウム)風呂に
特異的なリスクというわけではないので
入浴方法や水分補給、
入浴後のスキンケアにさえ気を付けていれば
十分回避可能なので、心配しすぎる必要はないでしょう。
②人によってピリピリとした刺激を感じることがある
エプソムソルト(硫酸マグネシウム)風呂は
健康な人には特別大きなリスクはありませんが、
人によっては
エプソムソルト(硫酸マグネシウム)風呂に入ることで
肌にピリピリとした刺激を感じることがあります。
※基本的にお風呂から出ると刺激は収まり肌に異常は出ない
刺激を感じる原因・理由にはいくつかあり
- 入浴による血行促進で「かゆみ神経」を刺激
- 濃度が高い
- 肌の状態が悪い
- かゆみの出る病気をもっている
- マグネシウム不足のとき
↑の①~④は他の入浴剤でも
肌に刺激を感じる場合がありますが、
⑤に関しては
エプソムソルト(硫酸マグネシウム)に含まれるマグネシウムが原因。
マグネシウム自体は健康・美容にいいミネラルですが
マグネシウムを使った製品の
注意書きに以下のような記述がある場合があります。
マグネシウムが不足していると塗布した直後にピリピリと刺激を感じることがあります。
↑の一文は塩化マグネシウムを使った
マグネシウムオイルの商品ページに記載されていました。
そのため、
元々マグネシウム不足の体の場合
経皮吸収の過程で刺激が生まれるのだと思われます。
>>>「エプソムソルトで肌に刺激を感じる理由」
③下剤と同じ成分なので飲むと消化器症状が起こる(ペットも注意)
エプソムソルト(硫酸マグネシウム)風呂に
入ったときのリスクとは少し違いますが、
エプソムソルト(硫酸マグネシウム)を
大量に摂取した場合
お腹が緩くなって下痢や軟便になることがあります。
これはマグネシウム塩を服用することで
腸内の浸透圧が高まり、
腸管内に水分が移動した結果、便が柔らかくなるため。
- 水分の吸収を増加させる: 硫酸マグネシウムは、腸管内で水分を吸収しにくくする特性を持ち、。これにより、腸管内の水分量が増え、便が軟化し排出しやすくなる
- 腸管の運動を促進する: 硫酸マグネシウムは、腸管の平滑筋を刺激して収縮させる作用があり、この収縮作用により、腸管の蠕動運動が活発化し、便の移動や排出が促される
- 腸内の浸透圧を増加させる: 硫酸マグネシウムは、腸管内の浸透圧を高める作用があり、浸透圧の増加により、水分が腸管内に引き込まれ、便が軟化する
⇓ ⇓ ⇓
エプソムソルト(硫酸マグネシウム)は水分吸収の抑制、腸管運動の促進、浸透圧の増加といった作用によってお腹を緩くする
どの程度の量のエプソムソルトを摂取すると
下痢や軟便になるかについてですが、
硫酸マグネシウムの取り扱い説明書を見ると
便秘症の場合の用法・容量が以下のようになっているため
硫酸マグネシウム水和物として1回5〜15gを多量の水とともに経口投与する。
5g以上のエプソムソルトを
経口摂取することで
お腹が緩くなると考えられます。
エプソムソルトを好んで過剰摂取する人はいないと思いますが
エプソムソルト(硫酸マグネシウム)風呂としたときに
- 風呂のお湯が口に入る
- 子供がお風呂に潜って遊ぶ
- 風呂の残り湯をペット(主に犬・猫)が飲んでしまう
という状況は十分に考えられるので
リスクの1つとして覚えておきましょう。
ちなみに体の小さい犬や猫だと
5g以下のエプソムソルトで下痢を起こす可能性があるので注意です。
④一部条件に当てはまる人だと「高マグネシウム血症」になる可能性も
非常に稀ですが、
マグネシウムを過剰に摂取することで
「高マグネシウム血症」という過剰症になることがあります。
通常マグネシウムは
24時間以内に便や尿として排泄されるので
健康な人が中毒(過剰症)になることはありませんが
一部のリスクある人だと
マグネシウムの排泄が追い付かず
過剰症になる可能性があるので
エプソムソルト(硫酸マグネシウム)風呂の
リスクの一つとして紹介しておきます。
高マグネシウム血症は
以下の条件に当てはまる人が
食事や食事以外から
マグネシウムを摂取してしまうと
排泄と供給量のバランスが崩れてしまい
マグネシウムの過剰となって
体に悪影響が出ている状態で
軽度であれば
- 悪心や嘔吐
- 口渇や血圧低下
- 徐脈や皮膚潮紅
- 筋力低下や傾眠
などで済みますが、
重度になってしまうと
- 呼吸抑制
- 意識障害
- 不整脈
- 心停止
を起こし、
最悪の場合、死亡してしまうこともあります
非常に稀な病気・症状ではありますが、
エプソムソルト(硫酸マグネシウム)風呂でも
念のため注意するようにしてください
⑤心臓に持病がある人は念のため注意
エプソムソルトに含まれるマグネシウムは
血管や神経などの細胞の機能維持に必要不可欠な栄養素で
血圧を下げる効果や心筋梗塞防止に効果があるともいわれます
マグネシウムはあらゆる心疾患、老化の防止に有効ですが、そのことも世間にはそれほど知られていません。
引用:Medical Note
ただし、過剰なマグネシウムは
心機能や中枢神経系を抑制する方向に働き
心臓に持病を持つ人の場合は
心臓の収縮に影響して、
症状が悪化する可能性もあるので
心臓に持病を持つ方も念のため注意した方がいいでしょう。
ただし、
エプソムソルト(硫酸マグネシウム)風呂で
吸収できるマグネシウム量には限りがあるので
よほどのことがない限りは
心臓機能に悪影響が出ることはないと思われます。
⑥ペット(犬・猫)は尿石症(尿路結石)にも注意
お風呂の残り湯を好んで飲む
ペット(犬や猫)もいますが
エプソムソルト(硫酸マグネシウム)風呂の
残り湯にはマグネシウムが含まれるため
「ストラバイト結石」と呼ばれる
ペットの尿石症(尿路結石)の
原因になる可能性があるので注意してください。
ペットの(犬や猫)のマグネシウム摂取量は
基本的なペットフードで十分補給できるので
わざわざエプソムソルトを含む水を飲ませる飼い主はいないでしょうが
猫だと加齢等で腎機能が低下しやすいので
よくよく注意しておきましょう。
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【注意】温泉と入浴剤ではエプソムソルト(硫酸マグネシウム)の濃度が異なる
ここまで簡単に
エプソムソルト(硫酸マグネシウム)風呂の
効能・リスクについて紹介してきましたが
- 家で入浴剤(エプソムソルト)を使う場合
- 温泉(療養泉)に入る場合
では
硫酸マグネシウムの濃度(量)が異なるため
全く同じ強さの効能・リスクがあるわけではないのです。
ここで簡単に療養泉と入浴剤での
エプソムソルト(硫酸マグネシウム)濃度の違いを見ていきましょう
温泉(硫酸塩泉)での濃度
まず温泉(療養泉)の場合の
エプソムソルト(硫酸マグネシウム)の濃度についてですが、
エプソムソルト(硫酸マグネシウム)風呂を
療養泉に当てはめると「硫酸塩泉」に分類されます。
硫酸塩泉の定義は
温泉水1kg中に溶存物質量(ガス性のものを除く)が1,000mg以上あり、陰イオンの主成分が硫化物イオンのもの
となっています。
つまり、
温泉水1kg当たりに1g以上の硫酸マグネシウム等の温泉成分が含まれる
と硫酸塩泉に分類されるということ。
入浴剤の濃度
次にエプソムソルトの入浴剤での
硫酸マグネシウムの濃度についてですが、
メーカーによって多少ばらつきがありますが
150~200ℓのお湯に対し
大体0.05~0.2%になるように加えると記載されています。
お風呂のお湯150ℓと仮定すると
エプソムソルトの入れる量は
- 75gで0.05%濃度
- 150gで0.1%濃度
- 300gで0.2%濃度
となる
- 硫酸塩泉の定義は温泉水1kg中に溶存物質量(ガス性のものを除く)が1,000mg以上あり、陰イオンの主成分が硫化物イオンのもの
- 一般的なエプソムソルト(入浴剤)の使用量は0.05~0.2%となるように加える
つまり
150ℓのお湯に
エプソムソルト150g以上加えたら
硫酸塩泉と同じ効能があると言えなくはないが
硫酸塩泉の定義はあくまで最低ラインなので温泉の方が硫酸マグネシウム量は多くなる
エプソムソルト(硫酸マグネシウム)風呂のやり方・入れる量(適量)はどれくらい?
最後にご家庭でのエプソムソルト
(硫酸マグネシウム)風呂のやり方と入れる量についてですが、
基本的に好きな量のエプソムソルトを入れて大丈夫です。
大量のエプソムソルトを使おうと
入浴時間や経費吸収量には限りがあるので
人体に悪影響らしい悪影響は出ません。
ただ量が少ないほど効能も弱くなってしまうので、
コストパフォーマンス・効能・リスクを考慮するなら
エプソムソルト(硫酸マグネシウム)が0.1~0.2%濃度
となるようにお風呂に入れるといいでしょう。
エプソムソルト濃度 | 湯量 | 使用量 |
0.2%濃度 | 200ℓ | 400g |
180ℓ | 360g | |
160ℓ | 320g | |
0.1%濃度 | 200ℓ | 200g |
180ℓ | 180g | |
160ℓ | 160g |
また烏の行水だと入浴時間が足りず
効能を実感しにくいので
20分程度はしっかり湯船に浸かるようにしてください。
アトピーや肌荒れに効果が期待できる硫酸マグネシウム濃度
エプソムソルトではありませんが、
塩化マグネシウム(にがり)風呂に入ると
マグネシウムの効果で
乾燥肌・アトピー・肌荒れ等が改善するといわれていて、
0.005%のマグネシウムが含まれている
お風呂に1か月入浴するだけで
ステロイドも効果がなかった
アトピーが改善したという報告も上がっています。
私はアトピー性皮膚炎の患者さんに塩化マグネシウム入りの入浴剤を使用していただいたところ、約5割の患者さんで症状の改善がみられました。(中略)
ステロイド以外のいろいろな外用剤を使用しても肌が真っ赤になっています。
この方に約1ヶ月間塩化マグネシウムの入浴剤を使用したところ、かゆみや赤みは全く消失してしまいました(図2)入浴中のマグネシウムの濃度はわずか0.005%です。
引用:青山ヒフ科クリニック
「アトピー性皮膚炎の患者さんに塩化Mg入りの入浴剤を使用して頂いたところ、約5割の患者さんで症状の改善がみられました。
また患者さんの家族の方がMg入りのお風呂に入ると、肌がスベスベになる、しもやけができない、冷え性が改善したという声がきかれました。」
↓必読↓https://t.co/F9wG5iRMs4 pic.twitter.com/Bjzd9o6qHi— Miracle Splash (@miracle_358) March 24, 2021
0.005%のマグネシウムというと
お湯200リットルに対し、マグネシウムが「1g」含まれていればいいだけ
エプソムソルトにもマグネシウム補給効果がありますし
塩化マグネシウム(にがり)風呂よりも
安価に続けられるので
青山ヒフ科クリニックさんの報告通りなら
エプソムソルトを普通に1か月使うだけで
アトピーが改善される可能性があるということ。
アトピーや乾燥肌などの肌荒れにお悩みなら
一か月だけでも試してみる価値は十分ありそうです
エプソムソルト(硫酸マグネシウム)風呂の注意点と効能まとめ
ご覧いただきありがとうございました。
エプソムソルト(硫酸マグネシウム)風呂は
入浴剤の中でも一二を争うほど安全なお風呂・入浴剤です。
ただ、使い方や濃度次第で
メリット⇔デメリットになる点には注意しましょう
あと、入浴剤と温泉でも
メリット・デメリットが変わるため
目的に合わせて入浴剤or温泉を利用するようにしてくださいね。
- 入浴剤なら「濃度は低いが安価で毎日続けられる」
- 温泉なら「費用が掛かって毎日通うことは難しいが一回の入浴での効能が高い」
- 入浴剤・温泉どちらも危険性は薄い(温泉だと湯あたりする可能性はある)
そんなエプソムソルトの中で
管理人イチオシは
【PR】アースコンシャスさんのエプソムソルトです
原材料から製造まで国産100%にこだわりながらも
- 原材料の大量仕入れ
- 中間業者の排除
- 自社生産
によって
1回分のコストは約55円と安価ながら
高品質のエプソムソルトを提供してくれており
さらに他社製品にはない
- 医薬部外品のエプソムソルト
- 濁り湯タイプのエプソムソルト
- 炭酸ガスの出るエプソムソルト
- 水素の出るエプソムソルト
- ラベンダー精油を使ったエプソムソルト
など、いろんなタイプのエプソムソルトがあるのでオススメですよ