こんにちは!管理人のクラゲです
そんな疑問解消のために
「買ってはいけない入浴剤の見極めポイント」
についてご紹介します
- 入浴剤の基本情報と選び方
- 買ってはいけない入浴剤のポイント
- 入浴剤の悪影響が出やすい使い方
- 管理人が厳選したオススメ入浴剤
そこそこ長い記事ですので
目次から知りたいところに飛んでご覧ください
【結論】買ってはいけない入浴剤は「効果・使用頻度・お風呂環境」で変わる
この記事の結論から言ってしまうと
- 入浴剤はもともと「薬」のように体に強い影響が出ないように作られている
- 入浴剤に配合されているどの成分も”健康な人が基本的な使い方をする分”には無害
- 入浴剤はある程度の期間使い続けることで効果の出る商品
- 「値段が高い・配合成分量の種類が多い」は効果が大きいわけではない
- 「雑貨」扱いの入浴剤は製造や販売する際の法律上の制限はないので注意
⇓ ⇓ ⇓
「効果・使用頻度・お風呂環境」次第で
選ぶべき入浴剤・買ってはいけない入浴剤が変わる
となります。
基本的には入浴剤を使っても体に悪影響は出ませんが、
- もともと肌が弱い人
- アレルギー体質の人
- 雑貨の入浴剤を使った
- 間違った入浴剤の使い方をしている
という場合は、
体調やお風呂機器・設備に問題が出ることもあります。
なので、
買ってはいけない入浴剤か
買うのがオススメな入浴剤かは
以下のポイントを参考に選ぶ必要があります。
- 入浴剤にどんな効果を求めているか
- 問題のある肌か、健康肌か
- 入浴剤を使う(お風呂に浸かる)頻度
- 浴槽の材質・追い炊き機の有無・残り湯を再利用するか否か
入浴剤の基本
まずは入浴剤とはどんな商品で
法律上どんな扱いになるのかを簡単に解説していきますね。
①入浴剤は「法律上で4種」「効果・特徴などで8種」に分類される
入浴剤は入浴のときにお湯の中に入れる
芳香成分や有効成分を入れた塩などの浴用の調製品です
そんな入浴剤は法律上、以下の4つに分類されますが、
- 医薬品
- 医薬部外品
- 浴用化粧品
- 雑貨
”医薬品”扱いの入浴剤は
管理人が把握しているのは以下の1種類のみ。
基本的に医薬部外品・浴用化粧品・雑貨の3種が
一般に出回っており、
配合成分や効果・特徴によって
大きく以下の8タイプに分類されます。
- 無機塩類系入浴剤(バスソルト)
- 炭酸ガス系入浴剤(バスボム)
- 薬用植物系入浴剤
- 酵素系入浴剤
- 清涼系(クール系)入浴剤
- スキンケア系入浴剤
- 複合系入浴剤(泡風呂入浴剤など)
- 発汗系入浴剤
無機塩類系・炭酸ガス系・薬用植物系入浴剤の中で
特に発汗効果を高めたものが「発汗系入浴剤」
医薬品・医薬部外品・浴用化粧品は
法律で販売・製造の認可を受ける必要があり
いくつかの検査や検品がされていているので
基本的に問題が起こることはありません。
ただし、
雑貨扱いの入浴剤は
規制される法律が特になく
フリマサイトなどに出品されている
素人の手作り品も該当するため
使用上の安全性は保障できません。
②医薬品と違い「短時間で体に強い影響は出ない」
入浴剤は一部例外を除き
基本は医薬部外品・浴用化粧品・雑貨であるため
薬のような短期間・数回の使用で
体に強い影響が出ないように作られています。
【医薬部外品】
- 効果が認められた有効成分を配合した入浴剤で人体に対する作用は緩やか
- 「肩こり」「腰痛」「疲労回復」など法律で定められている特定の効果効能を表示することができる
- 「医薬品医療機器等法(薬機法)」で規制される
- 厚生労働大臣及び都道府県知事(承認基準の範囲の品目のみ)による「製造販売承認制」
【浴用化粧品】
- 体を清潔にし健やかに保つための入浴剤で人体に対する作用は緩やか
- 特定の症状に対する効果の表示はできず、「皮膚を洗浄する」「皮膚を健康に保つ」など化粧品から逸脱しない効果の範囲に限定される
- 「医薬品医療機器等法(薬機法)」で規制される
【雑貨】
- 効果効能ではなく、形や香り、お湯の色などを楽しむ目的の入浴剤
- 有効成分を配合していたとしても具体的な効果効能の表示はできない
- 特定の法律で規制されていない
③入浴剤は「ある程度の期間使い続けることで効果が出る」もの
上の見出しで紹介したように
入浴剤は医薬品と違い、短期間・数回の使用で
体に強い作用が起きないように作られており
しかも、経口摂取するものでもないため
効果を期待するなら
ある程度の期間(月単位で)使い続ける必要がある製品です
だからと言って、
短期間で効果を得たいからと
一度に大量に入浴剤を使ったり長湯すると
悪影響も出やすいくなるので注意は必要です。
④「配合成分の種類が多い=効果が大きい」というわけではない
入浴剤のパッケージ裏を見てもらうと
基本的に全成分が記載されていますが、
配合成分の種類・数が多ければ
効果が大きいというわけではありません。
入浴剤の効果は主に有効成分によって決まり
効果に直接影響しない成分も多く含まれているほか、
- 保存料やpH調整剤
- 香料や色素
- 保湿剤や分散剤
など
配合成分の種類が多いほど
アレルギーの原因になったり
肌に合わない可能性もあるので注意しましょう。
入浴剤を選ぶ時の6つのポイント
ここからは
実際に入浴剤を選ぶポイントを6つに分けてご紹介します。
- どんな効果・特徴を求めているか
- 「有効成分・配合成分の数・アレルゲンの有無」を見る
- 「メーカー・ブランド」を見る
- 「商品価格・内容量・一回あたりの使用量」を見る
- 「お風呂環境・入浴方法・残り湯の使い道」で選ぶ
- 合成香料・着色料などの添加物は基本気にしなくてよい
①どんな効果・特徴を求めているか
あなたはどんな効果・特徴を入浴剤に求めていますか?
効果を求めるなら
医薬品もしくは医薬部外品の入浴剤が適していますが、
一口に入浴剤といってもその効果はさまざま。
- 血流改善・温熱作用
- 疲労回復・リラックス効果
- 肩こり・筋肉痛の緩和・解消
- 冷え性改善・予防
- 乾燥肌・アトピー肌などの症状緩和・肌質改善
- ニキビ・肌荒れ予防・改善、美肌効果
- 体臭予防・解消
- さっぱりとした湯上がり、夏の暑さ対策
- サウナのような発汗効果
- 睡眠の質の向上・安眠効果
など
どんな効果を求めているのかを明確にすれば
どんな入浴剤があっているのかがわかりますよ。
②「有効成分・配合成分の数・アレルゲン有無」を見る
HPや商品パッケージ裏に
入浴剤の成分が記載されていますが
どんな目的で配合されているのか危険性はないのか
一つ一つ確認していくのは非常に面倒臭いです。
そんな時は商品説明に加えて
以下の3点くらいは確認しておきましょう。
- 有効成分
- 配合成分の種類
- アレルゲンの有無
「有効成分」と記載されていない場合は、
成分欄の最初の方(左上)に記載されている成分
有効成分はその入浴剤の効果に関わるものですが
配合成分の種類が多ければ
効果が高いわけでもなく
逆に使い続けると、アレルゲンになったり
肌が荒れてしまう可能性もあるので注意。
最近は無駄な成分を含まない
「○○フリー」を謳い文句にしている入浴剤も増えています。
個人的な感想ですが、
一部例外を除き、
症状に効果が期待できる医薬部外品の方が
厳選された原材料を使っているので
配合成分の種類が少なく
安っぽい浴用化粧品とか雑貨の入浴剤は
効果がない成分量・種類を増やして
水増ししていイメージがありますね。
また、
配合成分が”天然”か”合成”かは
入浴剤の安全性や効果、危険性に直結しないので
無視しても大丈夫です。
③「メーカー・ブランド」を見る
製造・販売しているメーカーやブランドを見るのも
入浴剤を選ぶ一つのポイントです
有名なメーカー・ブランドというと
- きき湯やソフレなどを販売する「バスクリン」
- バブシリーズを手掛ける「花王」
- バスロマンを販売する「アース製薬」
- BARTHで一躍有名となった「株式会社TWO」
- ロングセラーのパパヤ桃源などを手掛ける「五洲薬品」
- 巨大・高価なバスボムで有名な「LUSH」
etc.
などがあり、
誰もが一度は目に耳にする有名なメーカーであれば
製品にこだわりを持って開発・製造・販売をしているので
大きな問題もなく、一定の安全性と効果が期待できますよ。
④「商品価格・内容量・一回あたりの使用量」を見る
入浴剤はある程度の期間使い続けることで
効果が発揮される製品なので
ランニングコストも入浴剤を選ぶ基準となります。
一袋が高いと思っていても
一日当たりに計算してみれば
”全然高くない”ということもあるので
ランニングコストを知るために
以下の3点は確認しておきましょう。
- 商品価格
- 内容量
- 一回あたりの使用量
基本的に1日当たり
100~200円程度のものがほとんどですが
一回30円程度のバブのように安いものから
一回600円以上のLUSHのような高いものまで
価格帯はいろいろあります。
経済状況などを考慮しながら
毎日or定期的に使い続けられる価格の
入浴剤を選ぶといいでしょう。
⑤「お風呂環境・入浴方法・残り湯の使い道」で選ぶ
ざっくりとあなたのお住まいのお家の
お風呂環境を基準に選ぶ方法もあります。
- 浴槽の材質(FRP・天然石・木製・ステンレスなど)
- 追い炊き機・ジャグジーの有無
- 残り湯を洗濯等に再利用するか
- 入浴温度や入浴時間(熱いお風呂・長湯が好きかどうかなど)
入浴剤には色移りや汚れの原因となる成分だけでなく
金属を錆・劣化させる「塩・イオウ成分」や
研磨剤の作用もある「酸化チタン」などを含む商品もあるので
ステンレス製・木製・天然石の浴槽には
入浴剤を使わないほうがいいですし
残り湯を追い炊きや洗濯に使うのであれば
塩や硫黄成分、酸化チタンはNGです。
たとえ金属や浴槽を傷める成分が
入っていないとしても
機器を定期的に掃除をしないのであれば
黒いモヤっとした汚れが
配管内から出てくるようになるので
配合成分の種類・量の多い
色や香り付きの入浴剤は使わないほうがいいでしょう。
また、入浴方法でも入浴剤の良し悪しが変わります。
例えば、以下のような人であれば
- 長湯や熱いお湯が好きという人
- 毎日のように入浴剤を使うという人
お湯のpHがアルカリ性になるものや
界面活性剤を含む泡風呂入浴剤は
皮膚バリア機能に必要となる
「皮脂」を落としすぎてしまうので
避けたほうがいいでしょう。
対して、
- 半身浴が好き
- ぬるめのお湯が好き(熱いお風呂は入ってられない)
という人であれば
体が十分温まるような
無機塩類系や薬用植物系、炭酸ガス系の入浴剤が向いています。
⑥合成香料・着色料などの添加物は基本的に気にしなくてよい
含まれる添加物の有無や種類で
入浴剤を選ぶ人もいますが、
肌が丈夫で健康な人であれば
添加物については気にしなくても大丈夫です。
- 入浴剤に使われる添加物は検査され化粧品等に使われた実績のあるもの
- 一回分の入浴剤のサイズは基本30~100g程度(LUSHは例外)
- 100ℓ以上の大量のお湯で希釈される
- 添加物の中には「ADI(1日許容量)」が設定されているものもあるが、入浴剤に使う程度の量では致死率に全く届かない
- 入浴剤の溶けたお湯で入浴しても肌から全量が吸収されるわけではない
ADIや半致死量(50%致死量)が
決まっている添加物もありますが
そもそも経口摂取するわけではないですし
入浴剤成分が肌から全量吸収されないですし
1回分の入浴剤は100g未満かつお湯で希釈もされるので
ADI(1日許容量)を超えて
体に悪影響を及ぼすリスクは
ほぼほぼないと考えていいでしょう。
ただ、肌が弱くアレルギー体質の人だと
添加物やほかの成分に体が反応してしまい
かゆみや赤み、湿疹等が出る可能性もあるので
肌が弱い、アレルギー体質とわかっているなら
なるべく配合成分の数が少ない入浴剤を選びましょう。
こんな入浴剤は買ってはいけない!良し悪しを見極めるポイント
次に「買ってはいけない入浴剤」
を見極めるポイントを解説していきます。
ただ、入浴剤はある程度の期間使い続けることで
効果が発揮される製品で
基本的にどの入浴剤を使っても
体への悪影響は少ないので
あなたに合うのか・合わないのかを
見極めるポイントとなります。
- 効果を求める場合
- 見栄え・楽しさを求める場合
- 毎日使う・長湯・熱いお風呂が好きという場合
- 肌が弱く敏感・アレルギー体質の場合
- 豊かな香りを求める場合
- 残り湯を再利用する場合
①効果を求めるなら
疲労回復や血行促進など
求める効果によっては
1回でも効果を実感できるでしょうが、
基本的に入浴剤は
ある程度の期間使い続けることで
効果が発揮される製品です。
入浴剤に効果を求めるなら
医薬品もしくは医薬部外品の入浴剤で
使い続けられる価格帯のものを選びましょう。
なので、
以下の入浴剤は効果はあまり期待できないので
避けたほうが無難です。
- 「浴用化粧品・雑貨」扱いの入浴剤
- 商品価格が高く、使い続けるのが難しいもの
- やたらと配合成分の種類が多いもの
- 安すぎる入浴剤・詰め合わせ商品
※有名メーカーのものは除く
浴用化粧品や雑貨の入浴剤でも
体を温める効果はあるので
体を温めることで緩和できる症状になら
一定の効果は期待できますが、
- 血行促進
- 疲労回復
- 肩こり・筋肉痛の緩和
- 冷え性の緩和
- 睡眠の質の向上
入浴方法や時間、お湯温度なども関係してくるので
「烏の行水」の方だと、
どんな入浴剤を使っても効果が期待できません。
それに安い入浴剤ほど
そもそものサイズが小さく
効果に関係しない合成香料や着色料などが多く、
有効成分量が少ない場合があるため
効果はあまり期待しないほうがいいでしょう。
②「見栄え・楽しさ」を求めるなら
プレゼントやギフトに使えるような
見栄えや楽しさがある入浴剤を求めるなら以下のものがオススメ。
- 泡風呂入浴剤や炭酸ガス系入浴剤
- 見た目もきれいなバスオイル
- バスボムのギフトセット
それ以外、
特に以下に当てはまるものは避けたほうが無難です
- 無色無臭のもの
- お湯に入れても色が染まるだけのもの
- 粉末タイプの入浴剤
- 入浴剤本体も商品パッケージも地味なもの
- 効果効能も期待できない”雑貨”の入浴剤
③「毎日使う・長湯・熱いお風呂が好き」なら
- 毎日入浴剤を使う
- 長湯が好き
- 42℃を超えるような熱いお風呂が好き
という人の場合は
入浴剤が肌に負担となる可能性が高くなるので
皮脂を落としすぎない入浴剤や
肌を保湿・ケアできる入浴剤がオススメ。
なので、
以下にあてはなる入浴剤は買わないほうが無難です。
- 重曹(炭酸水素ナトリウム)を主成分とする入浴剤
(炭酸ガス系入浴剤は除く) - 界面活性剤を含む「泡風呂系入浴剤」
- 安っぽい浴用化粧品・雑貨の入浴剤
- 保湿成分を配合していない入浴剤
- やたらと配合成分の種類が多い入浴剤
- たんぱく質や脂質分解酵素を含む入浴剤
重曹が主成分や効果の要になっている入浴剤は
お湯のpHを弱アルカリ性にすることで
皮脂を落とす効果があるのですが、
皮膚バリア機能もある皮脂を落としすぎると
肌が乾燥して肌トラブルの原因となってしまいます。
同様に界面活性剤を含む泡風呂入浴剤も
頻繁に使うと皮脂を落としすぎてしまうので注意。
ただ、炭酸ガス系入浴剤は毎日使っても問題ありません。
そのほか、
保湿効果を期待できない安い入浴剤や
やたらめったら成分を配合している入浴剤も
頻繁に使ってしまうと
肌に負担がかかるリスクが高いので
注意した方がいいでしょう。
④「肌が弱く敏感・アレルギー体質」なら
もともと乾燥肌や敏感肌、アトピー肌などで
肌が弱かったり、アレルギー体質という方は
健康な人だと全く問題ない成分でも
刺激を感じ、肌トラブルが起きる可能性があるので
肌に負担となる入浴剤は避けたほうがいいでしょう。
- 重曹(炭酸水素ナトリウム)を主成分とする入浴剤
(炭酸ガス系入浴剤は除く) - 界面活性剤を含む「泡風呂系入浴剤」
- 保湿成分を配合していない入浴剤
- やたらと配合成分の種類が多い入浴剤
- 肌トラブルに対しての効果がない浴用化粧品・雑貨の入浴剤
対して、以下の特徴がある入浴剤を選びましょう。
- 無駄な成分を含まない医薬部外品の入浴剤
- 配合成分自体が少ない(厳選された)入浴剤
- 肌荒れの症状や原因に対して効果が期待できる入浴剤
⑤香りを求めるなら
入浴剤に香りを求めるなら
無色無臭のものや
安い入浴剤は買ってはいけません
香りに使われる精油や香料は
使うだけ商品価格が高くなるので
安い入浴剤ほど香り成分をケチっています。
ただ、香料が天然・合成かはあまり気にする必要はありません。
合成香料だけの入浴剤でも
価格がそれなりにするなら豊かな香りがしますし
成分欄に精油成分となる
「○○(花、果物)エキス」が含まれていても
合成香料で香りを調整しています
香料にコストをかけている入浴剤ほど
商品価格は高くなりますが
お風呂から上がっても
体から香るくらい、長く香りを楽しめますよ。
⑥残り湯を再利用するなら
入浴剤使用後のお湯を
追い炊きや洗濯、植物の水やり等に再利用する場合は
以下の成分を含む入浴剤は買ってはいけません。
- 金属を錆・劣化させる塩分(塩化ナトリウム)や硫黄成分
- 濁り湯成分の酸化チタン
(研磨相があるため) - 花びらやラメといったトッピングを含む入浴剤
(配管を詰まらせる) - 泡風呂入浴剤に含まれる「界面活性剤」
(汚れの原因)
着色料や香料ですら
配管や浴槽の汚れの原因となりますが、
定期的に浴槽・風呂釜掃除をするなら
気にしなくてもいいでしょう。
ただ、風呂水を再利用するなら
無色無臭の入浴剤の方がベストです
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悪影響・リスクが出やすい入浴剤の間違った使い方
基本的にどの入浴剤も適切に使う分には
良くも悪くも体に大きな影響は起きません。
しかし、使い方次第で
悪い方向にはいくらでも傾いてしまうので注意ましょう。
ここからは悪影響やリスクの出やすい
入浴剤の間違った使い方を解説していきますね。
- 一度に大量の入浴剤を使う
- 複数種類の入浴剤を混ぜる
- 入浴剤使用後、スキンケアをしない
- 入浴剤の溶けたお湯で洗顔・洗髪
- 「お風呂温度が高すぎるor低すぎる」時の入浴剤の使用
①一度に大量の入浴剤を使う
基本的に一度に大量の入浴剤を使ってはいけません。
目安量を超えて大量に入浴剤を使ったとしても
効果が大きくなるわけではないので
ただ単にコストが増えてしまいますし
入浴剤によっては
体やお風呂設備に悪影響を起こしてしまうので
ご注意ください。
- 炭酸ガス系入浴剤の場合、大量に発生した炭酸ガスで咳き込んだり、体調を崩す可能性がある
- お湯が酸性・アルカリ性になる入浴剤だと、酸アルカリ度が高くなって肌を刺激したり、お風呂設備を劣化させてしまう
- お湯に溶ける入浴剤成分量が増えるほどに、浴槽への色移りや汚れが増える
②複数種類の入浴剤を混ぜる
複数種類の入浴剤を混ぜるのも基本的にNGです
入浴剤を混ぜたところで
効果が大きくなるわけでもなく
コストも増えてしまいますし
体やお風呂設備に対して悪い影響が出やすくなってしまいます。
- 入浴剤の効果や特性が低下する
- 肌への刺激・負担となる
- 不快な香りになる
- 浴槽・配管の汚れ・劣化の原因となる
もちろん、混ぜたところで
全く問題のない入浴剤もあるのでケースバイケースですが
基本的には入浴剤は混ぜないことをオススメします。
③入浴剤使用後にスキンケアをしない
入浴剤使用後にスキンケアをしないこともNGです
たとえ保湿成分が入浴剤に含まれていたとしても
お風呂上りにシャワーを浴びたり
肌についた水分をタオルでふき取るときに
保湿成分は落ちてしまうので肌の乾燥は防げません。
そもそも保湿成分だけでは
肌トラブルは改善できないので
肌が弱い、肌トラブルが起きているなら
スキンケアは必須です。
>>>「にがり入浴剤の効果」
>>>「エプソムソルトの効果」
④入浴剤が溶けたお湯で洗顔・洗髪・すすぎ
入浴剤の溶けたお風呂のお湯で
洗顔・洗髪・すすぎをするのも
基本的にはしないほうがいいでしょう
もちろん洗顔・洗髪・すすぎをしても
全く問題のないどころか
いい効果のある入浴剤もありますが
洗顔をすれば口に入る可能性がありますし
入浴剤は基本的に髪に対しての
効果・リスクは考慮されていないので
髪を傷めてしまうリスクがあります。
製品パッケージやHPのQ&Aを見て
「洗顔や洗髪・すすぎに使える」と明記されていない限り
入浴剤を溶かしたお湯で
洗顔・洗髪・すすぎはしないほうがいいでしょう。
⑤「お風呂温度が高すぎるor低すぎる」ときに入浴剤の使用
お風呂温度が高すぎるor低すぎる場合に
入浴剤を使ってしまうと
入浴剤の効果が弱まる可能性があるのでご注意下さい
お風呂温度が高すぎると
入浴剤の温熱効果も相まって
体が温まりやすいのですが
熱いお湯は肌を刺激し
皮脂を落として肌を乾燥させるほか
深部体温が温まる前に
お風呂から出てしまうので
入浴効果が弱まってしまいます。
一方、お風呂温度が低すぎると
入浴剤の温熱効果が弱くなり
体が十分に温まらないため
入浴効果が期待できなくなります。
なので
入浴剤を使うときのお風呂温度は
38~42℃の範囲にしておきましょう。
入浴剤好きの管理人が厳選!こんな入浴剤がオススメ
ここまで説明した内容から
- 入浴剤を選ぶポイント
- 買ってはいけない入浴剤の特徴
お風呂・入浴剤好きの管理人が厳選した
オススメ入浴剤を以下の項目ごとにご紹介します。
- 効果の高いもの
- 見栄え・楽しさ・プレゼント目的のもの
- 肌への負担が少なく毎日使えるもの
- 入浴後も残る香り豊かなもの
- 残り湯を再利用可能なもの
- 低価格で使い続けやすい
①効果の大きいもの
まずは効果の大きい入浴剤についてですが
その効果は入浴剤の種類によって変わるので
それぞれのオススメ入浴剤についてご紹介します。
- 疲労回復や筋肉痛・コリの解消には「炭酸ガス系入浴剤」
- 肌の乾燥・冷え性改善には「無機塩類系入浴剤」
- 肌荒れ・かゆみには「薬用植物系入浴剤」
- 体ニキビ対策や美肌には「酵素系入浴剤」
- さっぱりとした湯上りには「清涼系入浴剤」
- スリミング・ダイエットには「発汗系入浴剤」
疲労回復・体のコリを解消できるオススメ入浴剤
疲労回復や安眠、筋肉痛や肩こりなどの
症状に適して入浴剤は「炭酸ガス系入浴剤」。
その中でも管理人イチオシなのが
中性重炭酸入浴剤の「BARTH」です。
数年前から話題となっている無色無臭の入浴剤で
使い方に少し癖がありますが、
疲労回復効果が非常に大きく
BARTHを使った後は眠気がすごくて
一度寝てしまうと朝までぐっすり。
眠りが深いので夜中に起きることがなく
朝はすっきりと目覚めることができますよ。
>>>「BARTH体験レビュー」
肌の乾燥・冷え性を改善できるオススメ入浴剤
冷え性改善には「無機塩類系入浴剤」が適しています。
炭酸ガス系入浴剤でも体は温まるのですが
個人的に入浴後の保温効果は
無機塩類系入浴剤の方が高く感じます。
そんな無機塩類系入浴剤の中で
管理人イチオシなのが「亀山堂 にがり温泉」です
医薬部外品ではなく浴用化粧品の入浴剤ですが
管理人も愛用するくらい
使い勝手がよく効果の高い入浴剤です。
にがり温泉は長崎県産の海水を原材料に
「イオン交換膜透析法」という製法を用いて
他社メーカーの15倍濃度の”にがり”を使った入浴剤で
料理やスキンケア用にも使うこともでき
冷え性だけでなく乾燥肌対策もできますよ
かゆみ・肌荒れ対策ができるオススメ入浴剤
かゆみ・肌荒れ対策には「薬用植物系入浴剤」が適しています。
ある程度の期間使い続ける必要はありますが、
薬効のある漢方や植物エキスによって
かゆみが落ち着き
肌荒れがみるみる改善していきますよ。
そんな薬用植物系入浴剤の中で
管理人イチオシなのが「華密恋(カミツレン)」です。
カモミールエキス100%の入浴剤で
カモミールの精油成分「α-ビサボロール」には
抗炎症・抗菌・抗真菌性・消炎
抗アレルギー作用・防腐効果・皮膚への保湿
などの効果があるので
1本使い切るころには
肌の状態がある程度良化していますよ。
>>>「華密恋体験レビュー」
体ニキビ対策や美肌効果が期待できるオススメ入浴剤
体ニキビ対策や美肌目的なら「酵素系入浴剤」が適しています。
一口に”酵素”といっても
入浴剤に使われる酵素は以下の2種
- 体の汚れを落とす「脂質・たんぱく質分解酵素」
- 美容効果が期待できる「米ぬかなどを発酵させてできる酵素」
そんな酵素系入浴剤でオススメなのが、
体ニキビ対策なら「ビコーゲンBN」
発売から20年以上愛されている
ロングセラーの酵素系入浴剤で
毛穴つまりの原因となる
角栓の生成を抑制・除去するだけでなく
美肌に役立つ成分も配合されているので
背中ニキビ対策に効果的です
>>>「体・背中ニキビ対策のできるオススメ入浴剤」
対して、
美容目的なら「つるぽか」がオススメ。
”つるぽか”は米ぬかと昆布を発酵させてできる
ビタミンやアミン酸などの栄養が豊富な
酵素エキスを配合することで
自宅で手軽に酵素風呂ができ
肌の乾燥やぶつぶつ、冷え対策ができると
人気の入浴剤です。
夏場の暑さ対策ができるオススメ入浴剤
茹だるような夏の暑さを軽減し
さっぱりとした湯上りにしたいなら
ハッカ油やメントールを配合した
「清涼(クール)系入浴剤」が適しています。
ただ、入浴剤ベースだと
ハッカ油を配合していても体を温める効果が高く
あまり清涼感を感じない人も多いため
入浴後のクール感を求めるなら
ハッカ油入り入浴剤よりも
ハッカ油単体もしくは
バブ爽快シャワーの方がオススメです。
スリミング・ダイエット目的にオススメの入浴剤
スリミングやダイエット目的に入浴剤を使うなら
「発汗系入浴剤」が適しています。
ただ、入浴剤を入れたお風呂に入るだけで
ダイエットはできません。
発汗系入浴剤を使った後なら
入浴後1kg以上体重は落ちますが、
それは汗で出ただけで
脂肪は燃焼されていないため
水分補給をすればすぐに元の体重に戻ります。
あくまでも他のダイエットの補助として使うことで
「効率よく体重を落とせるようになる」もの
という考えでいて下さい。
そんな発汗系入浴剤でオススメなのが
イルコルポの「ミネラルバスパウダー」
ギネスに認定されるほどミネラル豊富な
宮古島の「雪塩」を使った
1kg以上の発汗効果が期待できるバスソルトです。
お値段が高いのがネックですが
全6種の香りはどれもすごく良く
入浴後も肌から香りくらい持続性があるので
香り目的に購入するの全然アリ。
お試しサイズのものがあるので
そちらを試してから好みの香りのものを選ぶといいですよ。
>>>「ミネラルバスパウダー体験レビュー」
②見栄え・楽しさ・プレゼント目的のもの
見栄えや楽しさを入浴剤に求めるなら
炭酸ガス系入浴剤(バスボム)や泡風呂入浴剤がいいでしょう。
バスボムであれば見た目もかわいいですし
お湯に溶かしてからも映えるものが多いですし
もこもこの泡ができる泡風呂入浴剤なら
お風呂嫌いのお子さんも喜ぶこと間違いなしです。
そんなバスボムや泡風呂入浴剤でオススメなのは
「LSUH」のバスボム・バブルバー。
一つ一つが600円以上とお高く
ラメや花びらといったトッピングを含むので
掃除が面倒かつ残り湯を再利用できませんが
一度使えば80種以上ある入浴剤
すべてを使ってみたくなるくらい
魅力的な入浴剤ですよ。
>>>「インターギャラクティック体験レビュー」
>>>「ブクブクアワー6製品体験レビュー」
③肌への負担が少なく毎日使えるもの
毎日入浴剤を使うという人には
肌への負担が少なく
大容量かつ商品価格が安い入浴剤である
「エプソムソルト」がオススメです。
色や香りこそありませんが
効果や使い勝手が非常によく
毎日使ったとしても肌を傷める心配はありません
また、硫酸マグネシウムが主成分なので
マグネシウム補給による様々な効果に期待できますよ
- 大容量かつ安価
- 肌に優しく入浴効果も高い
- 残り湯を追い炊きや洗濯に再利用可能
- 成分は硫酸マグネシウム
- マグネシウムによる様々な健康美容効果が期待できる
エプソムソルト自体はいろんなメーカーから
販売されていますが、
管理人のオススメは「アースコンシャス」のエプソムソルト。
国産の原料だけを使っているにも関わらず
100回分10kgで3850円(1回あたり38円)と
非常に使いやすい価格で
公式サイトからの購入であれば
30日以内なら全額返金保証もある太っ腹対応。
そのほか、
有効成分や香り、
炭酸ガスが出るようにしたものなど
バリエーション豊かなので
飽きることもありませんよ。
- エデナ メディカルスパ
- エデナ メディカルスポーツ
- アロマエプソムソルト
- エプソムソルトH2ゴールド
- スパークリング・エプソムソルト
④入浴後も残る香り豊かなもの
入浴後も入浴剤の香りが残ってほしいなら
「精油成分」を配合した入浴剤を選びましょう。
ただ、香りの元となる香料や精油は
使用量が増えるほどに製造コストが増えるため
入浴後も香るくらいとなると
入浴剤としては非常に高価。
しかもそんなに香りが濃い入浴剤は数が限られます。
一般的に以下の特徴を持つ入浴剤は
比較的香りが豊かですが
- バスミルク系
- バスオイル系
- 香水も販売しているコスメメーカーの入浴剤
入浴時間や上がり湯(シャワー)の有無等で
香りは弱くなってしまうので注意しましょう。
そんな入浴後も残る香り豊かな入浴剤の
管理人イチオシは
「LUSH」もしくは「ミネラルバスパウダー」です。
どちらもすでに取り上げている入浴剤ですが
価格が高い分、香りが非常に良くて
入浴後も肌に香りが残ります。
香りにプラスして
- 見た目の華やかさや楽しさを求めるなら「LUSH」
- 発汗・美容効果を求めるなら「ミネラルバスパウダー」
がオススメですよ。
>>>「インターギャラクティック体験レビュー」
>>>「ミネラルバスパウダー体験レビュー」
⑤残り湯を再利用可能なもの
残り湯を追い炊きや洗濯、植物の水やり等に
再利用する場合は
- 無着色・無香料
- 塩分・硫黄成分フリー
- 濁り湯成分(酸化チタン)フリー
- 食品カス・植物繊維フリー
の入浴剤が適しています。
上記条件に当てはまる入浴剤はいくつもありますが、
その中で管理人イチオシなのが「フローラバス102」です
天然由来成分(エキス)だけを使った入浴液で
浴用化粧品ではありますが
天然植物エキスの効果で
肌トラブルの緩和やヌメリ軽減効果が期待でき
残り湯を再利用しても問題はありません
- 乾燥肌・肌荒れの緩和
- しっとりすべすべ美肌
- 浴槽のヌルヌル軽減
- 肌の弱い赤ちゃんでも安心して使える
- 洗顔・洗髪・追い炊き・洗濯にも使える
>>>「フローラバス102の効果・特徴」
>>>「フローラバス体験レビュー」
「買ってはいけない入浴剤」まとめ
ご覧いただきありがとうございました。
この記事の内容をまとめると以下のようになります。
- 入浴剤は薬と違い、良くも悪くも短期間で強い影響は出ない
- 入浴剤に含まれる成分は健康な人が普通に使う分には無害
- 入浴剤はある程度の期間使い続けることで効果を発揮する製品(温熱作用による効果は除く)
- 「値段が高い・配合成分数が多い」は効果が大きいというわけではない
- 「雑貨」扱いの入浴剤は製造販売に対する法律がないので注意
- 入浴剤の良し悪しは「使う人の体質や求める効果、お風呂環境」次第で変わる
- 入浴剤を選ぶポイントは6つ
- 買ってはいけない入浴剤を見極めるポイントも6つ
- 間違った使い方をすると入浴剤でも体に悪影響が起こる
買ってはいけない入浴剤といっても
それは使う人の体質やお風呂環境次第です
基本的には入浴剤は良くも悪くも
短期間で大きな影響は出にくい製品なので
効果を期待するなら
ある程度の期間使い続ける必要はありますが
お風呂に入れて入浴するだけなので
手間がかからないのがメリットです。
一口に入浴剤といっても
様々な特徴をもつ入浴剤が
いろんなメーカーから販売されているので
この記事を参考に
あなたに合ったものを見つめて下さい